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2021年02月08日
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カテゴリ: 社会
女性は…と言わなければある程度は正しいのかもしれません。森喜朗の実感なのでしょう。物事の本質以外のところで話が長引いてしまうことはあります。一つが競争意識です。あいつが発言するなら自分も発言しておこうという流れはよくある風景です。もう一つが会議のメンバーを杓子定規な数合わせで決めてしまうことです。組織の風通しが悪くなります。さらに外野からの視線を気にしているというのもあるでしょう。女性が足りないと何かメンバー選びに配慮が足りないと思われるのではないかと気を回してしまうのです。女性を増やせという掛け声が、女性が優れているという視点とはほとんど関係ないところから出ているのです。人材登用が身分を超えてうまくいったように見えた明治時代でも出身地を優先する藩閥政治が幅を利かせていました。似たようなことはいつの時代でも形を変えて起きています。

 森喜朗の発言は日本の人材の育て方、後進の育て方に決定的な欠陥が生じていることを示しています。女性だから適性があるとは限りません。男女関わりなく人材として大切に育てるということが肝心なのです。重要な責任のあるポジションの人材を育てるにはそれなりの時間と手間がかかります。今の日本、それが全くできなくなってきているのです。特に最終学歴としての大学の風景。受験、講義、卒論、就職、すべてが学生を消耗品としてしか扱っていません。大学院は今、女性の方が数が多いです。男性はちゃんと就職しないとダメだという逆のジェンダー圧力で勉強を続けることが難しくなっているのです。せっかく大学院を卒業してもそれに相応しい仕事はほとんどないのが実情です。

 消費社会の加熱で一億総消費者の状態になったのです。子供もお年寄りもみんな消費者です。育てるとか守るとか感謝とかそんなことを悠長に言っている場合ではありません。お金が全てだと本音で思っている人が圧倒的になりました。偏った経済政策の影響で分け合うパイが減ってきているのに貪り合いが止まらないのです。格差だけが拡大されています。

 育てていなければ人材はやがて枯渇します。男女の数合わせだけではどうしようもないのです。そこに気が付かずに森喜朗は「女性が多い会議は…」とやってしまったのでしょう。特に女性は男性社会の中で時に自分を殺して合わせてきた人が多い。余計なパワーを使わされています。例えば団塊の世代が色々言われているのはその扱われ方の問題です。人数が多過ぎて大変な競争にさらされ、そのストレスから逆に仲間内で固まって社会との距離感がわからなくなり、他人、特に世代間と分かち合うことが難しくなってしまった、それで団塊の世代と煙たがられるのです。女性の中にも男性視点で競争を煽られ社会との距離感がうまく掴めないというのはあるでしょう。自分の実力を認められたと思っていたら単なるお飾りで据えられていると知って怒りを覚えるという場面、ドラマでもよく見ます。

 女性も今それなりの地位にある人の中には実力とは関係ないところで精神をすり減らし無理をしている人が多いと思われます。男女平等など夢のまた夢、根本的に人材を育てていくという風潮が今の日本では失われてしまった、そのことがバレてしまった。それが森喜朗の問題の本質だと私は思います。

Destiny OPDestiny 体験版を遊びつくしてみた。
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↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります!
もう一つのアリとキリギリス
by 倖和(サチナゴム)





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最終更新日  2021年02月08日 08時38分27秒
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