草加の爺の親世代へ対するボヤキ

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2015年08月01日
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 しかし、既に民間療法的な方法として、アートセラピー、アロマセラピー、アニマルセラピー、その他様々な試みが

実行され、それぞれに一定程度の効果を挙げているようであります。それ以上に、差し迫った緊急性が求められる理由

を、私は特別に強調せずにはいられないのであります。当然、ある程度のストレスや違和感などは、対処の仕方次第で

は積極的な、決してネガティブでない効果を引き出すことが可能でありましょう。が、もっともっと本質的な「負のエ

ネルギー」対策を根本的に考えておかないと、私たちの全ての生産的でポジィティブな活動力、根源的な生命力そのも

のを根底から弱体化させ、枯渇させてしまう危険がつい目の前まで迫ってきている。否、私たちの殆どが既に津波に飲

み込まれてアップ、アップしているような緊急事態に直面しているのだと、私・草加の爺は大いなる警鐘を鳴らしたい

と思うのですよ。俗に「百八つの煩悩」と称するように、人間にはこの世に生を享けた瞬間から様々な欲望や苦痛の種

が押し寄せてきては、生涯を終える瞬間まで苦しみを与え続ける。煩悩に悩まされ、いたぶられ、翻弄される。意識す



傍観していることなど到底許されないのですから。


 この様な状況に対して、どのような対策が考えられるでしょうか?私見では、セリフ劇による劇場での治療という、

古代ギリシア人が考案した傑出した手法があるのですが、現状では直ちにその理想を実現するのは不可能に近い。しか

らば、どうするか?ごく手近なところから、一歩を踏み出すこと ― 朗読(大きな声を出して読み上げること)から

始めること。朗読の内容は各自の好みによって、詩、小説、和歌、戯曲など色々と考えられるでしょう。兎に角、行動

を開始すること。落語に「堪忍袋」という演題がありますが、大きな声に出してパートナーへの不平不満をぶつけるこ

とが、非常なストレス解消になるという小噺ですが、効果という点からは大変に参考になる内容ですね。








「もてなし術」の涵養





 「もてなし」とは、相手の状態をそのまま大切に保ちながら、それに対して意図的に働きかけて、処置することを意

味するのが原義でありますよ。ですから、「もてなす」為にはその対象となる相手の現状に対する深く、念入りな「理



ほどには容易な事柄ではありません。もてなしの極意は、見ず知らずの 珍客 に対してこそ十全に発揮されて然るべ

き筈だからでありますね。従って、これは真面目に考えれば考えるほど容易い行為ではありません。それどころか、完

璧を期そうとすればするほど至難な技だと、得心できるのであります、実際は…。又、もてなしも附き合いの一種であ

ることを考慮に入れる時、よく持て成す為には、よく持て成される心得を会得している必要があるでしょう。つまり

は、自己と相手との 阿吽の呼吸 がとても大切だという事が理解できるでしょうし、これは日本人が昔から得意とす



以て貴しとなす」と喝破された厩戸皇子・聖徳太子はまさに偉大なる指導者でありましたし、今後益々その教えの大切

さが「地球村の住人」のひとりひとりに深く、何時までも認識され続けるでありましょう、実際。和とは和合であり、

調和、平和などを意味する本当に素晴らしい言葉でありますから。


 そしてまた、持て成しの真髄は「痒い所に手が届く」、心憎い迄の相手に対する優しい気遣いであり、「痛くもない


腹を探る」様な愚は決して犯さない、真実に情のこもった細やかな愛情の発露なのでありますね。そして又、お互いが

お互いに対して十分に「持て成しの心」を発揮する前提条件として、相互理解ということが必須であります、是非と

も。地球村の構成員が互いに理解を深め合うこと。これも言うべくして、実行はなかなかに困難な仕事であります。何

故ならば、歴史が違っています、宗教、文化、習慣、風俗が異なっていますし、言語も風土も、食べ物の種類などあら

ゆるものが相違している。相互理解が如何に難事業であるかは、人類の長い歴史が如実に私たちに教えてくれていると

ころ。がしかし、それが如何に難しい仕事であっても、私たちは辛抱強く、そして根気よく、その困難に耐えなければ

ならない、石に齧りついても、何が何でも。それ以外に人類全体の繁栄は無く、人間の本当の意味の幸福は実現できな

いからであります、ええ。ですから、ここで言う「持て成し」とは特別な立場にある、特殊な人が発揮する それ で

は無くて、ごく普通の人が、日常生活で当たり前に普段から誰に対しても見せる、また見せなくてはいけないものなの

であり、もてなしとは本来そうあるべき普段着の行動なのでありますね、実に。更に言うならば、そうあってこそ初め

て世界平和の実現が、現実のものとなるでありましょう、はい。







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最終更新日  2015年08月01日 10時03分23秒
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