草加の爺の親世代へ対するボヤキ

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2021年05月10日
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人の批判を気にするのなら、ものの道理が見通せる人からの批判を気にするべきだ。   仏道を学ぶ人

は人情を捨てるべきだ。これがよい、あれが悪いと考えるのをやめて、仏祖の言われたことにただ従うの

がよい。   人は必ず陰徳(人に知られないようにしてする、よい行い)を修(おさ)めなければならない

い。心のうちに信仰心を持って徳を積めば、必ず目に見える幸せをいただくことができる。   学道の

心得は、先入観を捨てることである。   学道の人は、ものを言う前に三度考えて、自分のためにも他

人のためにも有益となることなら言うのがよい。   たとい自分が道理にかなったことを言って相手が

間違ったことを言ったとしても、理屈で攻め立てて相手に勝つことはよくないこと。相手を言い負かしも

せず、自分が間違いだとも言わず、何事もなかったようにそのままやめるのがよい。   ただなごやか

な顔つきで、すべてのことに接することが大切である。   すべての事象は不変ではないと実感したと



けではない、今この時、急ぎ修学すべきであり、怠ってはならない。   そもそも仏法というものは、

最初に指導者について初めて聞いた事と、究極の成果とが等しいのである、これを終始一貫といい、妙因

妙果(真実が真実になる)仏因仏果(仏が仏になる)という。   諸仏とは天神にようなものだ。天神には

色々あるが天神は諸仏ではない。   衆善(多くの善事)は有でもなく、色でもなく空でもない。ただ奉

行(上の命を承り事を執り行う事)であるのみ。   衆善は因縁によって生じるものでもなく、因縁によ

って消滅するものでもない。   衆善奉行(諸々の善を行う)。この 衆善 は三性(人の性の善性、悪

性、及び膳でも悪でもない中世の無記)のうちの善性である。善性の中に諸々の善はあるが、その最初か

らこれが善だと分かっていても、それを実践してくれる人を待っているような善はない。   善悪因果

のままに修行するのである。因果を動かすでもなく、手を加えるでもない。場合によっては、因果の方が

我々を修行させてくれるのである。   我が心、我が身体を尽くして修行に励めば、機の熟せぬうちに

八、九割の悟りが得られている。それが莫作(まくさ、悪をしてはならない、という意味)の力である。   



と実践する。そうするといつしか諸悪が創られなくなる。そうなるところに修行の力があるのである。こ

の修行の力の実現は、あらゆる場所、あらゆる世界、あらゆる時、あらゆる事物にわたって実現するのだ

が、その力こそが 莫作 の力である。   古仏が言われた、「諸々の悪をなすことなかれ、諸々の善

を行え、自らの意を浄くせよ、これが諸仏のおしえである」と。   死の中に生があり、生の中に死

がある。死者が常に死者であることもあり、生者が常に生者である事もある。これは人間が無理にそうさ



なって現れている時を仏という。仏が無上菩提(最高の悟り)の状態にある時を無上菩提という。   悟

る以前のあれこれの思いを力として悟りが表出するのであれば、その悟りはあまりにも頼もしくない。悟

る以前のものを力としないで、悟りの方からやってくるのであって、悟りはただ一筋に悟りの力によって

成るべきものなのである。迷いはないものと知るべきである、と同時に悟りもないと知るべきである。   

  仏法は人が知ることのできるものではない。   仏性は生きているあいだだけであって、死ねばな

くなると思うのは、理解が足りていないのである。生の時も有仏性であり、無仏性である。死の時も有仏

性である。   師は言った莫妄想と。その言いたいところは何か。妄想するのではないということであ

る。   「仏性の義を知らんと欲(おも)わば」というのは、ただ知るだけではない、行ぜんと思わば、

証せんと思わば、説かんと思わばということである。これらの説・行・証・忘・錯(誤り)、不錯等も仏性

のその時々のあり方である。   仏は言われた、「仏性の義を知らんと欲せば、まさに時節因縁を観ず

べし。時節もし至れば、仏性は現前す」と。   釈迦牟尼仏は言われた。一切の衆生は悉く仏性を有

す、如来は常住にして、変易有ることなし。   仏祖の言葉ですら、あれもこれもと多方面に学ぶべき

ではない。   常に袈裟をかけて坐禅すべきである。袈裟は来々世に得度できるといった先例もある。

袈裟は三世の諸仏の衣であってその功徳は量り知れない。坐禅はこの三界(欲界・色界・無色界。又は、

過去・現在・未来の三世界)の法ではなく、仏祖の法である。   目の前に闇が迫ってきたら、たゆま

ず励みて三帰依(仏と法と僧のこと)を唱えたてまつることを、中有(ちゅうう、中陰ともいう。有情・人

間を含めた一切の動物 が次の世に生を受ける刹那、生有・しょうう までの時期における幽体とでもい

うべきもの が生と死を繰り返し流転する過程を四有・四種の生存に分けて、前世の死の瞬間・死有・し

う から次の世に生をうける刹那・生有・しょうう までの時期における幽体とでもいうべきもの。又

は、そのような状態である期間を言う)になっても次の生になっても怠ってはいけない。   一つの事

に専心する事すら、生れつき劣っている素質のものは、その生きているうちに、窮めるは難しい。悟りの

道を学ぶ者は専心にしなくてはならない。   自分自身はこの世が儚いと考えていると思ってはならな

い。しっかりした覚悟を持ち、仏法を重くし、わが身、わが命を軽くすべし。仏法の為には身も心も惜し

んではならない。   仏道を求めようとすれば、まず道心を持つべきである。しかし道心のあり方を知

っている人は稀である。詳しい人に問うがよい。   言葉や文章はどうであれ、思うままの理を書いた

のであれば、後の人が読んで悪文だと思っても意味が通ずるなら道の為には大切なことだ。   この生

死は即ち仏の御命である。これを捨てんとすれば、即ち仏の御命を失うことになる。   生から死に移

る考えは誤りである。生は一時のあり方であり先があり後がある。   姿が粗末な人であっても、人の

痛みの心を発すれば全ての人の導き手である。   生死の中に仏あれば生死なし。また言う、生死の中

に仏なければ生死に惑わない。   徳のある人は讃えるべき。徳無き人は憐れむべし。敵を説き伏せ、

権力者同士を和解させて争いを回避させるのも、慈愛のことばが根本である。   人は死んだのち再び

生にはならない。だから仏教的な表現において死となったと言ってはいけないのである。それ故に不生と

言う。死が生になると表現しないのが仏教の表現である。それ故に不滅と言う。生も死も一時的な在り方

である。   徳のない人は、他人から少しでも乱暴な言葉でいわれると、すぐにはらを立て、恥をかか

されたと思うものである。徳のある人は、そうではない。たとえ、打たれたとしても、仕返しなどは考え

ない。国中に小人はたくさんいる。気をつけなくてはいけない。   仏の道を学ぶということは自己を

学ぶことである。自己を学ぶということは自己を忘れるということである。自己を忘れるということは悟

りの世界に目覚めさせられることである。悟りの世界に目覚めさせられるということは自己および他己を

脱落させることである。悟りの痕跡を残してはいけない。しかも痕跡なき悟りを長時間にわたって保持し

続けるのだ。   自分から悟りの世界に近づいて行こうとするのは迷いであり、悟りの方から自分を目

覚めさせてくれるのが悟り。   道は無窮、悟っても、なお修行しなくてはならぬ。   仏道はどこ

まで到達すれば合格不合格といったようなものではないが、やはり歩んでいるときには生と死、迷いと悟

り、衆生と仏の差が気になるもの。   道を学ぶ者は、たとえ道心がなくても、立派な人になるべく近

づき、善い機会に巡り合うようにし、同じ事を何度も何度も聞いたり見たりするのが良い。   我々が

仏教を学ぼうとしてこの世を眺めるなら、迷いと悟りがあり、生があり死があり、悟りを開いた仏が居て

衆生がいる。しかし私がこのちっぽけな自我意識を捨ててしまった時、この世界には迷いも衆生もなく、

生もなく死もない。   修行と悟りは別々のものでなく一体である。 自我を自らを縛っているも

のから解き放たれる。

 道元は 入宋伝法沙門道元 と自称した。自分は仏法そのものを伝承し、空手にして鄕へ帰って来たと

いう自覚の表明であると共に、「身心脱落、脱落身心」において現成する 蓋天蓋地の自己本来の面目を

表明している。その仏法を何とかして後人に伝えたい。そうした伝法の使命感から書かれたのが「正法眼

蔵」である。正とは正直、偏邪でないこと。偏邪でないとは、一心一切法と言うことであり、高下平等で

あって、佛にあっても増さず、衆生にあっても減らないという事。法とは法則であり、万代不易である。

眼とは能照であり、正法で全てを照らすという意味。蔵とは含蔵という事。

 要するに正法眼蔵とは、正法・仏法を眼と蔵という仕方で開明しているのだ。「尽十方世界は沙門の

眼」という事であり、仏法の骨髄たる 覚り のことである。





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最終更新日  2021年05月10日 21時25分08秒
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