のどがいがいがする。 何か異物があるような感じがある。 なんとなくつまった感じがする。 このような症状を訴えて来院される患者さんは多くいます。 正確な原因は未だ不明といわざるを得ませんが、かつて咽喉頭異常感症研究会という学会があったことでも分かるように、局所的要因、精神的要因、全身的要因などが複雑に絡み合っているというのが現況でしょうか。
最近になって、披裂部粘膜(食道と気管との境界)のむくみや赤みがある場合は、逆流性食道炎が原因という説が急速に広まって、 咽喉頭酸逆流症(LPRD) なる病名も生まれました。 これを正確に診断するためには胃カメラで、胃・食道接合部付近が胃酸で炎症を起こしていることを証明する必要がありますが、耳鼻科医がとりあえず試みる方法として、PPI(胃酸を弱める薬)を2週間ほど飲んでもらって症状の改善がみられるかどうかを調べる治療的診断を推奨する先生もいます。
このため全国の耳鼻科医院で胃潰瘍治療薬が一斉に使われ出したという、奇妙な現象が起きています。 しかし、明らかに胸焼けやげっぷなどがひどい方は別として、保険医療の観点からは問題を含むやり方だと思います。
当院では 咽喉頭酸逆流症 も念頭に置きながら、まずは 慢性副鼻腔炎 などで常に後鼻漏がのどを刺激していないか、 慢性咽頭炎 や 舌根扁桃肥大 などはないか、そしてなによりも 喉頭癌や下咽頭癌 などの重篤な病気が隠れていないかを徹底的に調べることにしています。 全身的な要因としては、 自律神経失調症 を示唆するような他の症状がないか、 貧血 気味ではないかなどを問診で留意します。 精神的要因としては、 うつ病 や極端な 癌不安症 (身内をのどの癌で亡くされたような方は特に)などがあげられます。
一旦異常を感じたら、ついついのどに意識がいき、結果的にさらに異常感を増大させ不安に駆られる悪循環が続きますので、問診や詳細な検査の結果 「今の所悪性な病気は見あたりませんよ」と のどを供覧して説明するだけで、症状が消失する患者さんも多くおられます。
田坂耳鼻咽喉科 ホームページより
逆流性 のことも言われました。まずは様子をみます^^
ご心配 ありがとうございました<m(__)m>
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