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2005年03月13日
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テーマ: 文鳥(380)
カテゴリ: 文鳥
ゴマ吉がまた。ディスプレイの裏側に、ティシュ、レシートビニールひもなどをせっせと運びはじめた。うんざりしながらも、つい、かわいいな~、けなげだな~、なんて思って見てしまう。

「ゴマ吉に、手があったらいいだろうね」
と、みんが突然言い出した。
「手?文鳥に手があるの?・・・それ、どこにつけるの?」
「羽根の上じゃ邪魔だろうし、羽根の下かな?」
「何のために手がいるの?」
「あったらいろいろ便利なんじゃない?と思っただけなんだけどね」
ふ~ん、子どもはおかしなことを思いつくものだ。

「そんなもんあったら、ゴマ吉はきっとあじの開き一枚くらい「巣」に運んでいきそうだ。脱ぎかけの服とか、靴下とか、学校のテストとか、プリントとか、そこら中のものを掴んで運び込むよ。だから、手なんていらんわ、そんなもん。」

「しろ、あんたに手があったらどうする?」
しろはまるで考えてるように(見えるだけだが)あたまをちょこっとかしげてこちらを見た。
「こいつだったら、手、といったら載るものと思ってるから、きっと自分で載っかろうとするだけだよ」
みん兄ちゃんがあきれたように言った。

しろの羽根の下から手が伸びて、しかもそれに乗っかってる(自分で自分の手を踏んでいる)と、想像するとおかしかったけど、しろのことだとなぜかリアリティのある話だと思った。






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最終更新日  2005年03月13日 17時41分36秒
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