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《発信人》 《台湾レトロ生活雑貨店》店長兼バイヤー:デイゴ〔40歳男性、台北迪化街出身 台湾人〕 台湾を代表する人気のハーバル石鹸「阿原(ユエーン)」 「阿原」は台湾生まれのハーバルケアブランドは、石鹸やシャンプー、アロマオイルなどフェイスケアからボディケアまで出来る商品です。 以前広告業界で活躍するクリエイターの創始者の江榮原氏は、仕事のストレスからアレルギーなどの皮膚トラブルが起こり、市販の石鹸やスキンケアアイテムがほとんど合わない状態になってしまいました。 そんな時、薬草に詳しかった祖父から教わったハーブを使った石鹸を作り、使用してみたら肌のトラブルも収まり、ハーブの香りや効果で強く感じていたストレスも次第に和らぎ、このような自身の経験から、同じように悩む人たちへ、無添加のハーブ石鹸を広めたいと言う気持ちから「阿原」を始めました。 台北に近い陽明山の自社の農園で栽培したハーブを使用し、天然素材を生かしたアイテムを作っています。 ナチュラルな力を生かした商品は、肌にも優しく、使い心地もよく、スキンケアやボディケアアイテムが日本でも台湾土産として人気です。 ※画像のクリックで購入できます! 【おすすめアイテム】 《月桃 (ゲットウ) スカルプシャンプー250ml》月桃(保湿成分)を配合でダメージヘアを補修、乾燥や切れ毛、枝毛を防ぎます。 加水分解ダイズタンパク(ヘアコンディショニング成分)がカーラやパーマにより柔軟性を失った髪につやと滑らかさを与えます。 天然の植物の香りが漂います。 《ヨモギソープ 100g》ユアンソープのロングセラー。新鮮なハーブを練りこんだヨモギせっけんは、気になるニオイやお肌のトラブルでお悩みの方に長く愛用されています。 せっけんの中の小さなつぶつぶには緑茶エキスの栄養がたっぷりと濃縮され、すべすべ美肌に導きます。 《月桃ハンドクリーム 75g》 月桃(保湿成分)は保湿力に優れ、年齢肌をしっとり潤します。 高保湿のシアバター(保湿成分)が、手肌に潤いを与え、カサつきがちな肌をやわらかく保ちます。 ゼラニウム、ラベンダー、ショウガの香りでリラックス。 さらさら感としっとり感のある手元に。 《ソウキッカヘアトリートメント 150g》週1回のスペシャルケア。 ノンシリコン。 ヘアコンディショニング成分やハチミツ由来保湿成分が髪の内部まで浸透し、髪のダメージを補修します。 潤いに満ちたしなやかでツヤ・コシのある髪に導きます。 《ユアンスキンケア ヨモギクレンジングミルク 150ml》 肌を清潔にする目的は不要なもの、皮脂や古くなった角質を取り除くことです。 スキンケアの第一歩として最も大切なのは清潔にすることです。 優しい成分でメイクを落とします。 メイクと同時に余分な皮脂汚れなども落とし、肌を清潔にします。 洗いながら、肌の『守る力』を高めます。 軽い質感で肌に負担をかけません。
2018.06.23
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レポーター兼ライター:ハイビスカス〔女性23歳、沖縄県コザ出身 日本人、趣味 一人旅〕 《台湾ドラマ映画ランキング》 台湾にはたくさんの良い映画やドラマがあります。 私の見た台湾のドラマや映画のランキングをつけてみました。 このランキングは、私の感性で独断で決めたものです。 これから見たものについても、加えてゆきご紹介させていただきます。 ぜひ参考にしてください! 1位 セデック・バレ 第一部:太陽旗/第二部:虹の橋セデック・バレ 第一部:太陽旗/第二部:虹の橋【通常版 2枚組】[DVD] 2位 海角七号/君想う、国境の南 海角七号/君想う、国境の南 [DVD] 3位 KANO~1931海の向こうの甲子園~KANO~1931海の向こうの甲子園~(字幕版) 4位 祝宴! シェフ 祝宴! シェフ [DVD] 5位 若葉のころ 若葉のころ [DVD] 6位 あの頃、君を追いかけたあの頃、君を追いかけた[DVD] 7位 台北の朝、僕は恋をする 台北の朝、僕は恋をする [DVD] 8位 女朋友、男朋友 女朋友。男朋友 (2012) (DVD) (台湾版) 9位 下一站、幸福 下一站,幸福 (秋のコンチェルト) (台湾オリジナル版DVD-BOX2:11-21話完結) [Import] 中国語 10位 敗犬女王 カノジョの恋の秘密 〈台湾オリジナル放送版〉DVD-BOX2 (7枚組) 11位 GTO GTO TAIWAN [DVD]・・・・・
2018.01.08
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恆春は、台湾のハワイと言われる墾丁が近いので、ゲストハウスやオシャレなカフェでアルバイトしている浅黒くサーファーの女性が多い。 ゲストハウスも宿泊客のサーフボードが並べて置いてたり、長期滞在をしてアルバイトをしながらサーフィンを楽しんでいる方も多いと思います。 昨夜、28歳の台湾人の男性と友達になり話をしました。 彼は、台北の調理師でバイクで台湾一周をしているらしく、この後、数日かけて台南、台中そして台北に帰るらしい。 私が台東、緑島、花蓮に行くというと彼がパンフレットをカバンの中から取り出し私に渡した。 さすが、台湾人優しい。 彼と話をしていて、エッて思ったのが沖縄は台湾と同じ民族だというのだ。 台湾の金門島には、沖縄と同じ獅子の魔除けのシーサーを飾る習慣があるそうだ。 だから、尖閣諸島ももともとは台湾だった。 もちろん冗談のように笑い話をするのだ。 中国ではないよって付け加えていたが。 日本と台湾は、友達の国だと当たり前のように言っていた。 台湾は、親日の国と言うことを改めて感じました。 今日は、早朝から台東に向います。 恆春の中心のバス停から6時5分の9188のバスで約45分をかけて枋寮駅に向かいました。 料金は、悠遊卡で127元。 通常は、毎時間25分、55分にバスは出ています。 枋寮駅に着くと、台東までローカル線の電車で向かいます。 枋寮駅 8時2分発、台東駅 10時7分着 特急の指定席で172元。 これぐらいの安さじゃないとローカル線じゃないよね。 少し時間があるので朝食で鶏のハンバーグ、蛋餅、豆乳全部で65元。 駅のホームは、日本のいなかののどかな風景そのもの。 サイクリングを楽しむ為に台東に電車で移動する方も多く、枋寮駅には自転車をホームまで運ぶ為の道路が設けられています。 さすがサイクリングの盛んな台湾ですね。 平日にもかかわらず電車の指定席は満席になっています。 休日なら事前の予約が必要かもしれません。 ちなみに電車に入り乗客室のドアは、横に開けるのでなく、押すと開くので注意しよう(笑)。 電車の外の景色は、広い海岸からトンネルを抜けると山の緑や果物畑に変わる。 昨日、台北を出発したのにもかかわらず、すごく長い時間一人旅をしているようで、時間がゆっくり流れていることを実感します。 海岸を眺めていると台東駅に到着。 台東駅から台東市内行きバスに乗り壹東轉運站に向かうのだが、乗り継ぎが悪く約45分間バス停で待つことになってしまった。 タクシーに乗ればすぐですが、ここはローカル旅行なのでタクシーは禁止。 また、台東駅前にいりタクシーは、どこでも200元と言い呼び込みがあるので、気が進まないのもあります。 バスに乗りいつも思うことは、車内にある時計は全く合ってないってこと、注意してくださいね(笑)。 車内では原住民の歌が流れ、地元の原住民らしき乗客が口づさんでいる。 きっと原住民のヒット曲なんだろう(笑)。 そして車内の音楽は、中国語の五木ひろしの「夜空」と続く(笑) 空を見ると軍隊のジェット機が二機飛んでいる。 今回、台東で宿泊したゲストハウスは、「二魚年旅舎(PISCES)」。 まだ、新しく天井も高く広々としていて、清潔感もあります。 2016年に開業したらしくオーナーがサイクリングが好きな台北人。 年に7回中国の山をサイクリングで横断するらしい。 自転車や写真が飾られていました。 入り口が何もないのでどこが宿なのか分からなかったが、入ると広々とした快適な空間になっていた。 このような作りの宿が多くなっているのですが、周辺の住民に気付かれないようにしているのか、オシャレでしているのかは不明ですが・・・。 昼ご飯は、台東では有名なライスヌードルのお店「榕樹下米苔目」、今回も行列ができていました。 台東の中心街は、台北と変わらない感じであまり特徴がないという印象。 私の勉強不足かもしれない(笑)。
2017.11.29
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台湾の街をぶらぶら歩いていると必ず見かけるのはレトロな感じの鍵のマークの鍵屋さんです。 この鍵屋さんは、日本と比較するとスペアーキーを作る費用はかなり安い! 日本で駅やショッピングセンターにあるような一般的な鍵屋のチェーン店で合鍵をつくると一つ1000円前後はかかりますが、台湾では街角で合鍵を作ると一つ20元(約70円)ほどでつくることができます。 しかも、3分ほどで仕上がります。 日本の鍵を台湾に持って行って作れるか?は、分からないので注意してくださいね。
2017.11.27
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「永興農具工厰(ヨンシンノンジュコンチャン)」 開業から90年の老舗 店名が農具となっていますが農具の専門店ではなくフライパンや包丁などの調理器具や生活雑貨も販売しています。お店の前方には農家で使う「刃物」がディスプレーされていて、店内には農地を耕すクワやスコップが飾られています。 日本に無印良品や東急ハンズ、ロフトなどのおしゃれな生活雑貨店はありますが、90年の老舗がこのアイテムを可愛く品揃えし演出するディスプレー力は日本の生活雑貨店も顔負けです。 店内には竹細工をつくる機械や道具があり作業している様子もみれます。
2017.11.26
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台湾好きのリピーターに台北の次に制覇してほしいのは台南です。 台南は、日本で言うなら京都のような古都。 というのも昔々、オランダ占拠時代(1624年 - 1662年)東アジアにおける貿易・海防の拠点として台湾を占領。 オランダ人は台南を中心地としてゼーランディア城を築きました。 そして明の鄭(てい)統治時代(1662年 - 1683年)初期の鄭氏政権下においても台南は台湾の首都であり、政治・経済・文化の中心地でした。 日本統治時代に台湾の中心地は台北に移ったものの、その後もしばらく台北に次ぐ地方都市として発展した歴史があります。 現在でも台南には、ご利益のある神社(寺廟「じびょう」)がいっぱいあり、強力な縁結びの神様(月下美人)がいるパワースポットもある、食べ物が安くて美味しいグルメ都市でもあります。 神農街 その台南の中で、最もオススメの街は、現在、若いクリエーターが運営するギャラリーやカフェが集まる「神農街」です。 神農街は、五條港地区の中心にある海安路沿い水仙宮から西に300m程続く小さな路地。 清朝時代そのままに保存されている家屋もあり日本統治時代には、正面部分を木造から石づくりに改造した家屋もありますが、清朝の飾りや模様も取り入れました。 このように、中国と日本の影響を受けた時代の流れがこの街には感じられます。 築200年以上の古い街並みはそのままに、路地の両脇にはレトロ感を生かしたカフェやギャラリー、雑貨屋が並びノスタルジックな雰囲気、夜はライトアップにより、神秘的でロマンチックな街になります。 神農街の旧名は北勢街。 この通りの突き当たりに神農氏をまつる「全台開基薬王廟」があるため「神農街」と呼ばれています。 水仙宮付近は、かつては台南の港湾エリアで、そこにあった五つの港のうちの一つが神農街。 神農街は廟につながる参道で、この参道の奥には、3階建ての大きな「神農廟」があります。 五条港は台南で最も重要な商業地区で、かつての北勢街は台湾初の貿易専門街。 家屋は全部二階建てで、一階はお店、二階は倉庫として使われてきました。 これはこの街路がかつては水路で、船への荷下ろしや荷積みを二階から行っていたためです。 一列に繋がっている家屋は壁も共同で使われていました。 『永川大轎』みこし作りの職人の家屋 神農街と海安路の交差点にあるのは、60年以上の歴史を持ち、永川大轎(神輿製作)のみこし作りの家屋です。 台南でみこし作りの第一人者「永川大」は、国宝級の職人で、その製作するみこしは繊細かつ緻密であり、角度や線にも美しさが感じられます。 開いている門から、今も多くの職人さんや弟子たちがノミをふるってみこしの飾り彫刻をしているのを見ることができる。 アートストリートとして知られる海安路をはさんだ向かいは地元の人の生活を見ることができる「水仙宮市場」があります。 二回目の台湾リピーターのみなさん、ぜひ、台南に足を運んでください。 きっと、新しい発見があり、ますます台湾が好きになると思いますよ!
2017.11.24
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《ランタン(天燈)上げ》 台湾の観光スポットといえば九份が定番と思われがちですが、九份の次におすすめしたいスポットは、「十分」という街です。 十分は、外国人観光客が多い九份とは異なり、地元の台湾人にも人気の観光スポットになります。 十分は台北郊外にある願いを書いて空に飛ばします大きなランタン(天燈)上げで有名な町。 天燈上げは、ローカル線の『平渓線(ピンシーシエン)』が通っていて、電車がスレスレで通る線路上で1.5m程の気球状のランタンの下の火種に火をつけて飛ばします。 この十分での天燈は、そもそも年末年始の時期に増える盗賊から身を避けるため山に逃げていた村民に、家の番をしていた使用人たちが、小正月を過ぎた頃、安全を知らせるために飛ばしていたと言われています。 台湾の旧暦で言う『元宵節』を祝う為の行事ですが、現在は1年を通してランタン飛ばしを体験する事ができます。 ちなみにこの飛ばして落ちたランタンのゴミは、地元の方が集めて役所に持っていくとおこずかい程度のお礼金がもらえるということみたいです。 《平渓天燈祭》 最も観光に良い時期は、毎年旧正月に行われる「平渓天燈祭」です。 旧暦1月15日の元宵節は旧正月イベントのクライマックスに当たります。 この日は「小過年(小正月)」と呼ばれ、どの家庭でも家族みんなで賑やかに過ごすのが習慣。 「鬧元宵」とも言われています。 私が是非お勧めしたい場所が、九份と同じく台北市から車で一時間ほどの郊外に位置する町、「十份」と言う街。 世界中から何万という観光客が集まり、願い事を書いた天燈(ランタン)を一斉に飛ばします。 《十分瀑布》 「十分駅」から歩いて約15分のところには、大きな『十分瀑布』という滝もあります。 台湾最大の滝で、幅約40メートルに渡って半円に広がるカーテン型の滝はその姿形から「台湾のナイアガラ」と呼ばれるぐらい迫力満点。 ぜひ、十分に行く際は、この滝にも足を運んでください。 《十分への行き方》 電車は台北駅から台湾国鉄に乗って瑞芳駅へ行き、そこから平渓線に乗り換えて十分駅で下車。 (約90分で1回乗り換え) 電車の中は、台湾人が多く、ローカル線のガヤガヤした雰囲気が味わえ窓から見える景色は最高です! 席に座れない場合も多いので、覚悟して乗車してくださいね(笑)。
2017.11.22
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《台湾のコンビニについて》 台湾旅行に行き街歩きをしているとどこを見てもコンビニが視界に入ってきますよね。 台湾は、「100メートルに一軒あるは必ずコンビニがある」と言われているコンビニ大国で人口あたりのコンビニ軒数も世界一。 台湾のコンビニは主に「セブンイレブン」、「ファミリーマート」、唯一台湾資本の「ハイライフライアーフー」、 アメリカ資本のサークルKを台湾企業が独自に運営している「オーケーマート」の4チェーンが占めています。 九州ぐらいの面積にコンビニが約1万店ってすごいよね! 《各コンビニの店舗数》 1位 セブンイレブン(SEVEN ELEVEN) 5137店(2017年5月現在) 2位 ファミリーマート(全家便利商店) 3084店(2017年5月現在) 3位 ハイライフライアーフー(Hi-Life萊爾富)1272店(2014年) 4位 オーケーマート(OK mart)約850店 《イートインスペース》 台湾のコンビニには必ずと言っていいほど、休憩スペースがあります。 小さい店舗であれば店内にだけ、大きい店舗であれば店内と外に椅子と机が置いているイートインスペースがあり、店内で食事を買ってそのまま食べることができるので非常に便利です。 トイレのあるコンビニは非常に少ないので、台湾では街を歩いていて急にトイレに行きたくなった場合は、マクドナルドなどのファストフード店をまず探すことをおすすめします。 《設置機械》 日本と同様でセブンイレブンであればi-bon、ファミリーマートであればFamiPortという機械が置いてあります。 これにはいろいろな機能があり、印刷や携帯の料金チャージ、チケットの購入、また台鉄高鉄、高速バスのチケットも買うことができます。 また、台湾ではほぼ全てのコンビニにATMが置いてあり、「PLUS」、「Cirrus」のマークがついているクレジットカードもしくはキャッシュカードであれば、お金を引き出すことができます。 しかし、カードによっては100元(=約390円)程度の引き出し手数料をとられてしまうこともあります。 注意して下さいね! 基本、日本円を引き出すのは平日に 「PLUS」、「Cirrus」のマークがついている銀行のATMで引き出すのが一番、手数料が安いです。 《お買い物するときの特徴》 お弁当などは、日本と同じようにレジで温めてくれます! そして日本のコンビニでは当たり前のように品物をレジ袋に入れてくれますが、台湾のコンビニのレジ袋は有料なので欲しいと言わなければくれません。 小さいサイズで1元(=約3.9円)、大きいサイズで2元(=約7.8円)ほど コンビニではクレジットカードは不可。 《台湾のペットボトルのお茶》 台湾のお茶は甘いことが多く、日本人には甘すぎるかもしれません。 紅茶だと思えば砂糖が入っていても飲めますけどね(笑)。 甘いお茶は台湾だけ、アジアだけではありません、外国で無糖の茶を探すのは結構難しいです。 海外でも普通に家庭でお茶を飲む場合は無糖の場合も多いらしい。 海外某飲料メーカーのマーケティング担当者のコメントでは、飲料商品が認知されて日が浅いコンビニなどで売っているペットボトルのお茶は、砂糖が入っていないと売れないというマーケティング上の戦略のようです。 甘いということでお茶に付加価値をつけているということ。 苦手な方は、「無糖」と書かれているものを選びましょう。 お酒類はある程度揃っていてで、日本のビールやチューハイも置いてあります。 値段は台湾ブランドのものより少しだけ高いですが、台湾人は日本のビールを好む人が多いのでよく売れているそうです。 また、今大人気のフルーツビールも置いてあります! 《お買い得感のあるサービス》 コンビニに限らず「買一送一」という言葉を見かけるかと思います。 これは、一つ買えば一つ無料であげますよ、ということで、お得に買い物ができます。 またレジでお会計する際に、点数が書かれたキャラクターのシールをもらうことがあります。 このシールはポイントで、これを集めると店内の商品やオリジナルのキャラクターと交換したり安く買うことができます。 《台湾のコンビニのレジで使う中国語》 袋子 dài zi(ダイズ)有料レジ袋 統編 tǒng biān(トンビェン)領収書 發票 fā piào(ファーピャオ)レシート 加熱 jiā rè(ジャーラー)温め 吸管 xīguǎn(シーグァン)ストロー 糖奶 táng nǎi(タンナイ)砂糖とミルク 値段はモニターに表示されるので問題ないと思います。 悠遊卡(Easy card)で支払う場合は、レシートを印刷するかどうか必ず聞かれるので要 yào(ヤオ)/ 不要 bùyào(ブーヤオ)で答えます。 悠遊卡にチャージする場合はカードとチャージしたい分のキャッシュを見せながら加值 Jiā zhí(ジャーズー)と言えば伝わります。 さあ、台湾のコンビニライフを楽しみましょう!(笑)。
2017.11.21
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《台湾の民族の種類》 台湾人は大きく分けて以下の4つのグループに分かれます。 ■原住民(約2%) ■ホーロー人(約74%) ■客家人(約12%) ■外省人(約12%) 《原住民》 台湾原住民は、17世紀頃に福建人が移民して来る以前から居住していた、台湾の先住民族のこと。 台湾政府の定める中華民国憲法により、「原住民族」の存在がうたわれている。 現在、彼らは自らのことを台湾に昔から住んでいたという意味で「原住民」と呼んでいます。 《原住民の各部族の人口》 台湾政府は以下の16の民族を原住民として認可しています。 東部の山間部に多く居住しています。 原住民の人口は、549,679人(2016年6月現在) ■アミ族(阿美族、アミス族とも、大部分は自称を流用して「パンツァハ族」とも呼ばれる) 204,614人 ■パイワン族(排湾族)98,243人 ■タイヤル族(泰雅族、アタヤル族とも) 87,601人 ■タロコ族(太魯閣族、トゥルク族とも、アタヤル族に含められることもあったセデック族の一部) 30,603人 ■ブヌン族(布農族) 57,086人 ■プユマ族(卑南族) 13,716人 ■ルカイ族(魯凱族) 13,041人 ■ツォウ族(鄒族) 6,617人 ■サイシャット族(賽夏族) 6,507人 ■タオ族(達悟族、雅美族〈ヤミ族〉とも) 4,505人 ■クバラン族(噶瑪蘭族)(カヴァラン族) 1,426人 ■サオ族(邵族) 773人 ■サキザヤ族(撒奇莱雅族) 863人 ■セデック族(賽徳克族) 9,538人 ■カナカナブ族(卡那卡那富族) 284人 ■サアロア族(拉阿魯哇族) 341人 ■申告なし 13,921人 一方、平埔族と総称される原住民の中には政府に認可されていない民族が多くいます。 これは、彼らが低地に住んでいたために、漢族が移住してきた際に漢化され、独自の文化を守ることが難しくなったためだと思われます。 《台湾の原住民の血を引く芸能人たち》 原住民というといろんな山の中で裸に近いかっこでヤリを持ち狩りをしたりして暮らしているイメージがあると思いますが、台湾の原住民は、芸能人や野球選手など有名な方が多く、女性は美人、男性はカッコよくて運動神経を優れているというイメージなんです。 たくさんの原住民の有名人は多いのですが、数人あげるとすると下記になります。 《徐若瑄(ビビアン・スー)》 歌手・女優 母方がタイヤル族。 日本でも活躍し有名。 《言承旭(ジェリー・イェン)》 俳優・歌手・モデル タイヤル族のハーフ。 「流星花園〜花より男子〜」F4のメンバー道明寺役でお馴染み。アジア圏で大人気! 《羅志祥(ショウ・ルオ)》 歌手・俳優・タレント 母方がアミ族。 歌、ダンス、ドラマ、映画、司会と幅広く活動中。 《ホーロー人》 台湾人口の大半を占めるのがホーロー人です。「台湾人」と言った時に指すのが「ホーロー人」である場合もあります。 彼らは1600年代初頭に中国大陸の福建省からやって来ます。 これは、オランダが台湾を開拓するために労働力として連れてきた男性の人々です。 彼らは原住民の女性と結婚し子孫を残しホーロー人は中国大陸からやってきていましたが、その子孫は原住民との混血になります。 現在は台湾全土に居住していますが、特に南部の嘉義、屏東などに多くホーロー人は中国大陸を起源としていますが、「台湾人」意識が強く台湾は中国の一部ではないと主張する人が多いと言われています。 台湾語は、福建省で使用されている閩南語(びんなんご)から派生した言語で、ホーロー語とも言われています。 《客家人》 客家人は、中国大陸だけでなく東南アジアの各地に居住している。。 各地に散在しているにもかかわらず、彼らは独自の文化や慣習を守り続けています。 台湾には18世紀初頭に定住しました。 すでにホーロー人の移住によって良好な土地は残っていなかったため、僻地への定住が多くなりました。 客家人は勤勉で、学問や商業で成功を収める人が多いのが特徴です。 《外省人》 国民党が中国大陸を追われて台湾に逃げたためにやって来た人々を外省人と言います。 1949年以降、約60万人の兵士と約100万人の市民が台湾へ渡ったとされています。 外省人は、眷村(けんそん)という集団で生活する地区に居住。 眷村は特に台北市、嘉義市、台南市、高雄市などに集中していました。
2017.11.20
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台湾の懐かしの風景シリーズのノートの表紙にもなっています台南の「林百貨店」は台湾好きの方には有名はパワースポットですね。 この林百貨店の復活によって、現在の台湾の三越やSOGOなどの百貨店というイメージを大きく変えて「こんな百貨店もあってもいいんだ!」と思った方も多いと思います。 台湾の最古の百貨店が、現在の百貨店に衝撃を与えています。 台湾の方は、日本のものや外国製品には興味があり街にもコンビニやデパートの出店ラッシュが続いてきたのですが、現在は懐かしい台湾の商品にも人気が高まり、MIT(メイドイン台湾)雑貨が見直されています。 そのようなマーケットの変化や高まりもあり、日本統治時代の懐かしい日本建築をリノベーションして演出したりと台湾独自のブランドも誕生し、街歩きも楽しくなってきています。 台湾は日系百貨店が多く、今までは新しいデパートを中心とした街が形成されてきました。 しかし、どこのデパートも同じブランドのお店が並び同質化し、それに加えてファストファッションのユニクロも100店舗を目指し出店を続け、それを追ってZARA、H&Mもお店を増やしています。 このような環境の中、ここ数年日本と同様で台湾も衣料品を扱う小売業の売上は決してよくはないです。 台南で1932年に日本統治時代に唯一近代的なエレベーターを備え日本の百貨店として「林百貨店」が創立しました。 しかし、1945年に連合軍の大規模の空爆で損傷し台湾製塩工場や空軍および警官の派出所などに使われたが1980年代より空きビルになっていました。 2014年6月14日に特産品販売施設「林百貨」として開業し、文化創作の新しいスタイルの百貨店として再活用され、今までにない台湾独自の台湾レトロな品揃えで話題のデパートになっています。 また、ここ数年で富錦街のように路面店を中心に新しいエリアができたり、迪化街のように古い街をリノベーションして台湾独自の歴史や文化をモチーフにして街づくりが行われました。 台湾人が日本旅行に行った時には、百貨店やデパートでのショッピングにはあまり興味がない傾向になっています。 東京ではなく地方の文化に触れるような観光コースに人気が集まり、台湾人の日本旅行における観光コースにおいても変化が起きています。 今までは日本の新しいお店やブランドを台湾にオープンさせることでお客が喜んでいましたが、これからは台湾の歴史や文化をどのようにして新しくクリエイトするのか?が重要です。 今後ますます、台湾ではワクワクするようなエリアが誕生してくると思いますよ。
2017.11.19
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台湾の台南の合成帆布行:1956年開業の老舗の布バック屋さんです。 台南には頑丈な帆布を使用した布バッグの店が数軒ありますが、中でも使いやすさと色合い、デザイン、そして、価格面でも日本人に人気なのがここ「合成 帆布行」。
2017.11.15
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民楽旗魚米粉湯(ミンラーチーユーミーフェンタン) 創業80年の老舗の食堂で営業時間6時〜12時30分で朝の早い時間からお客さんで賑わっています。 こちらのお店の名物は「米粉湯(スープビーフン)」で、小ぶりなお椀に、とあっさりスープ、ニラ、旗魚(カジキ)、揚げネギが入っています。 1杯35元(約100円)ととてもリーズナブルです。 先ほど紹介させていただきました「民楽旗魚米粉湯」の隣のお店の看板とテントが2016年5月末に新しくなっていました。 そこには、以前とは異なり「台南魠焿」「臭豆腐」と書かれていてメイン料理がしっかり打ち出されています。 老舗の看板やテントを新しくするというのも勇気のいることだと思います。 何か戦略的な思いがあるに違いありません。 機会があれば、その理由を聞いてみたいです。 雨もりがあったのでテントを替え、そのついでに看板も替えたというようにあまり理由がないかもしれませんが。(笑)
2017.11.14
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台湾で暮らしているとなくてはならないのがナイトマーケットの夜市(イエシー)です。 迪化街から徒歩10分ほどで行くことができる地元の名店が集まる「寧夏夜市」があります。 台湾では夫婦共稼ぎが一般的で晩食は夜市で家族で食べたり、屋台の料理を家に持ち帰って食べるのです。 また、小さい子供がいる家庭では小学校が終わると塾の先生が子供を学校まで迎えに行き、親の会社が終わり迎えに来るまで塾で宿題や英語などの勉強を教えます。 そんな生活習慣がある中で親子のコミュニケーションがとれるのが「夜市」です。 夜市に行くと日本の夏の盆踊りの時にあるような夜店がならびオモチャの鉄砲で景品を倒すゲームであったり、金魚すくいなど昭和初期の古き良い時代にタイムスリップしてしまいます。 私も昭和生まれなので、幼い頃に親に盆踊りの夜店に連れて行ってもらい子供ながらワクワクしていました。 下町エリアには通常、日本で言うと居酒屋のようなお酒を飲みながら食事をするようなお店は非常に少なくビールを飲みながら食事をしていると「日本人だ!」というような目で見られることもあります。 最近はコンビニでもたくさんの種類のビールが売られていることもあり台湾の方もビールを飲まれる方が増えてきたように思いますが、基本的に台湾の方はお酒を飲みながら食事をする習慣がありません。 食事は食べるのみ、その後お酒が飲みたければスナックやバーに行きます。 「迪化街」や「寧夏夜市」についもビールなどのお酒を置いているお店は少なく健全で健康的なエリアです。
2017.11.13
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台湾にはいくつかの問屋街がありますが、その中でも「迪化街」は、19世紀中頃から貿易の拠点として栄えた中国からの移民が淡水街の水運を利用して形成した台北で最も古い問屋街です。 この街は経済、社会、文化の台湾の発展の中心地であったばかりか、人文などの芸術の中心地でもありました。 直木賞受賞作「流」の舞台にもなった街です。 もとは「大稻埕(台湾語:トアティューディア)(中国語:ダーダイチョン)」と呼ばれていましたが戦後になって「迪化街(ディーファージェ)」となりました。 日本統治時代に漢方薬やお茶、布類の集まる問屋街が完成し、今も当時の豪商たちが建てた日本建築のバロック様式の建物が残っています。 台湾下町レトロな気分を味わえるのも迪化街の特徴で19世紀末期に建造、1920年代(大正9年〜昭和4年)に改装されたクラシックな洋館が残る街並みもこの街の魅力です。 日本同様でここ数年で台湾を訪れる外国人観光客が多く台湾においても「歴史的に価値のあるものを大切にする」という風潮になり、今では築100年超の建物を改装した店やギャラリー、カフェが続々とオープンしています。 リノベーションされた建物には、この迪化街のある大同区を良い街にしようとクリエイターが集まるスペースもできており、若者のアートに対する関心の深さのあらわれです。 また、この街では台湾旅行で欠かせない地元密着の台湾料理の食堂ついても創業120年、80年、50年という老舗が今も現役で行列を作りお客さんで賑わっています。 この台湾の古い街並みを背景に映画やドラマなどの撮影もよく行われていて、街を歩いていると台湾人、日本人などの芸能人とバッタリ会うことも少なくありません。 台北はデパートが建ち並ぶ「信義エリア」や郊外の「林口のアウトレットモール」、そしてセンスの良い路面店がある「富錦街」などおしゃれな街が次々にできています。 しかしこの迪化街の場合は本当に歴史のある古い街と台湾の若い世代のクリーエーターたちのアートや文化が融合したとても魅力的な街ができつつあるのです。 まさしくこれこそ本物の「台湾らしい街」が誕生しています。 街並みを見ながら散策しているときっと古き良き時代の台湾と新しい時代が融合した「台湾の国を感じる迫力がある街」を体感することができます。 現在も古い建物をリノベーションするため街のあらゆるところでブルーのシートが取り付けられ改装工事が行われていています。 今後この街がどのように進化するのかを想像するとワクワクしてきます。 数日後また、リノベーションではなく古い建物を建て替えるケースもあり、工事の様子はとても男らしく観光客が賑わうメイン道路でもブルドウザーでどんどん建物を崩してゆきます。 日本のように囲いをしっかり頑丈に作ることもなく通行している人から丸見えなので台湾の工事現場はいつ見ても迫力があり、事故が起きないか心配になるのですが、短期間で終了するので気持ちが良いです。 数日経つとあっという間にきれいになっているのも台湾らしいよく見る風景です。(笑)
2017.11.12
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五分埔について「韓国製の安い服が売っている街」のイメージを持たれている方も多いと思います。確かに中国大陸の広州の問屋街と同じようにビニール袋に商品が詰め込まれ販売しているお店もたくさんあります。 台湾はインターネットで売っているような安価な洋服の販売も多く、一般の台湾顧客が購入する商品です。現在、ユニクロをはじめZARAやH&Mなどの安価なファストファッションが増える中で、今後、五分埔がどのように進化していくのか?楽しみです。 五分埔の歴史は、清の時代(1636年から1912年)、この地域には「平埔族(へいほぞく)」という台湾の原住民が住んでいました。1769年に福建省から「何、周、沈、杜、李」の5つの姓を持った一族がこの地域に移住しました。このようなことから「五分埔(5つの姓に分けられた福建人家族と平埔族が住む場所)」という名が名づけられたそうです。 当時は貧しい地域だったため、人々は経済発展のために、下着や子供服、作業服などの衣料を縫製して販売していました。それが、今では1000軒以上にも及ぶ洋服店が集まる台湾で最大の服飾問屋街になり、香港やタイ、韓国、シンガポールなどアジア各地からの最新流行ファッションの商品が品揃えされるようになったそうです。 台湾に行くと観光で欠かせないのが夜市(よいち)という昼間の暑さを避けて一般庶民が集まるナイトマーケットです。地元の下町グルメの屋台が並び午後18時ぐらいから始まり午後22時にピークになり深夜24時ぐらいまで多くの人で賑わいます。 食べ物以外にも安価な洋服やアクセサリーも販売されていて一般的なファッションを楽しむ一般的な若い世代の欲しいアイテムが品揃えされTシャツで約290元(約1000円)で百貨店と比較すると約3分の1ほどの安価なプライスで流行りの洋服が販売されています。 その夜市のお店と同様「五分埔」も一般の若い台湾人に人気です。 以前は海外ブランドの洋服は新光三越や太平洋SOGOなどの日系百貨店に高価な商品として展開されていて、少し敷居が高く夜市で売られている安価な洋服と明確に差別化されていました。 現在、台湾ではNETやGIORDANO、MANGOに加えてH&M、ZARA、ユニクロ、GU、FOREVER21、韓国のE-LANDなどのファストファッションが続々と台湾に進出。 この数年で韓国のアパレルメーカーも本格的に台湾に参入してきており、日本と同様に台湾全体の一般の台湾顧客の求める衣料品の価格の値崩れが起きています。 また、逆に海外の流行が日本と同じスピードで一般の台湾顧客に手軽に手に入る環境になってきており、ファッションに対する意識も高まってきていると感じます。 今回ご紹介する五分埔(ウーフェンプー)は、1000軒以上もの衣料品店がひしめき合っている台湾で最大の服飾街です。 一般の台湾の若者は「どのようなスタイリングを好むのか?」「どのようなトレンドアイテムが売れるのか?」情報の発信基地でもあります。 五分埔の営業時間については12時〜24時ですがいっせいではなくバラバラと14時ぐらいまでに各お店が開いていくという感じです。また、旧正月については叩き売りの目玉商品が出ることもあり多くの人で賑わいます。 買い物をするときに注意しなければならない点は、必ず袋や箱から商品を出して一点一点の傷や不良品がないか細かく確認する必要です。洋服や靴などの袋や箱への入れ間違いがないか確かめ、ほとんどのお店で試着はできないことになっていますが、できる限り試着して商品と体のフィット感を確認して下さい。 五分埔は、お買い上げ枚数などにより値段交渉が可能です。言い値ではなく、ダメモトで値段交渉を行って下さい。 日本語が通じるお店はほとんどありませんが、普通にお買い物をするにはほとんど支障にはなりません。 珍しくほとんどのお店でクレジットカードの支払いが可能となっています。 「歡迎零售」は個人への販売OK、「謝絶零售」は卸売りのみという意味になります。 トイレは近くのお寺の中に一つと、そのお寺の隣の公園にある地下駐車場の中に一つ、五分埔商圏の中に一つありますが混んでいて汚いので、MRTの駅で済ませて来たほうがいいです。(笑) 五分埔に行くと買い物以外の楽しみが台湾の屋台グルメです。 ショッピングで歩き疲れた時についつい立ち寄ってしまうのが「阿家大腸蚵麵線」という屋台で、お椀で大60元(約210円)、小40元(約140円)で味のしみた豚の大腸と柔らかな日本のそうめんのような麺をとろみとコクのあるピリ辛ソースの麵線の台湾の屋台グルメを味わえます。(笑)
2017.11.11
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《台湾の鬼月とは》 旧暦の7月は、鬼月 (クィユェ)と言って、婚礼や旅行などの非日常的な行事一般を控える人が多いです。 台湾や香港などのいわゆる中華文化圏では、旧暦の7月はあの世から先祖などの霊(「鬼子(クィツ)」、台湾では「鬼」という言葉を避けるため「好兄弟(ハォションティ)」と呼んだりもする)がこの世に舞い戻ってきて巷を徘徊する月とされており、7月のことを特に「鬼月」と呼びます。 また「鬼月」のクライマックスは旧暦7月14日であり、この日を特に「盂蘭盆」あるいは「中元節」と呼ぶ(日本のお盆にあたる)。 鬼門が開いた当日(旧暦7月1日)には、豆腐と卵を食べてはいけない(霊の頭と脳みそみたいだから)、赤い服を着てはいけない(霊にとっては血の色なので抓交替されるから)、などたくさんの禁忌があります この時期中華文化圏では巷にあふれている「鬼子」を刺激しないようにと、婚礼や旅行などの非日常的な行事一般を控える人が多い。 このため、この時期には台湾や香港などから日本を訪れる人もぐっと少なくなり、台湾や香港の観光客が数多く訪れるテーマパークなどでは、他の時期に比べて来場者が大幅に減少するなどの影響が出ることもあります。 鬼月とは、「死者の霊(鬼)が霊界から人間界に戻ってくる1カ月間」の事です。 《鬼月にやってはいけない禁忌(タブー)》 ◼︎夜、洗濯物を干す 服の形を人だと思って霊が寄ってくるから、霊界はとても寒く、暖をとるため服を探していることが理由。 ◼︎壁側を歩く、壁にもたれる 音もなく突如現れ人を驚かせる人の事を「摸壁鬼」と言いますが、鬼月には本物の摸壁鬼が壁側を歩いていることが理由。 ◼︎夜遊び・水遊びをする 水遊びをすると「水鬼(水難で亡くなった人の霊)」に連れていかれることが理由。 ◼︎フルネームを呼ばれて振り返る・肩を叩かれて振り返る 自分のエネルギーがすり減り、霊に捕まりやすいことが理由。 ◼︎夜、口笛を吹く・何かを叩いて音を出す 音を出すと霊が寄ってくることが理由。 普段から「夜に口笛を吹くべきではない」とされていますが、鬼月には「絶対に吹いてはいけない」。 ◼︎不動産を買う この時期に買うのは不吉とされているほか、「買った不動産に幽霊が出る」と言われています。 ほかにも、引っ越しもダメ、車を買うのもダメ、結婚するのもダメ。 ◼︎最終便に乗る バスや電車の最終便は夜11時~深夜1時頃の時間帯が多い。 この時間帯は最も霊界の気が強い時間帯なので、もしかしたら霊を連れて帰ってしまう。 ◼︎目立つ事をやる 霊は常に「抓交替」をしています。抓交替とは、「自分がまた人間界に戻るために、替わりに死者となる者を探す」こと。 目立つ事をやると霊に目をつけられます。 ◼︎病院に行く 病院とは生死が同じ空間で行われているため、陰の気が強い場所です。 そのため、できるだけ病院には行かないほうがいいとのこと。 ◼︎夜、写真を撮る 写真を撮ったら、霊が映り込むことがある。
2017.11.10
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7時46分台北発 、9時45分左営着の新幹線に乗り込んだ。 今回は、平日月曜日ということもあり、自由席で行くことにしました。 自由席でも車内はパラパラとお客さんが座っている程度で、全く混み合ったりはしていない。 久しぶりの台湾の新幹線、日本の新幹線とほぼ同じで台湾と思えないほど静かな空間です。 あえて違いを言えば、車内販売でビールが売られていないことだろうか。 それと窓のガラスが汚れていて、外の景色が鮮明に見えないのが、少しストレスになっている(笑)。 サラリーマンの台湾駐在員のときは、気にしなかったのだが、台北から左営の値段が自由席で1445元(約5500円)がかなり高く感じた。 日頃の台湾ローカル暮らしが一般の台湾人が感じるお金の価値観に近づいてきているのかな。 台北から約二時間、あっという間に左營駅(高雄)に到着。 左營から墾丁は、約二時間ほど、バス片道392元。 台北以外の地域で使っている悠遊卡が使えないというケースがあり、現金で切符をかったので少し割高。 今使っている悠遊卡が使えなかったり、持ってない方は是非、現地のコンビニで、100元の保証金は必要ですが、悠遊卡を買った方が便利でお得です。 バスに乗るとエビの養殖、アヒルの飼育場などが見え、まさに南部という感じになってきます。 そして12時過ぎに目的地に到着。 恆春という街にゲストハウスは多く、レンタルバイク屋もたくさんあります。 この街にもオシャレなカフェなども多く、調べればお気に入りのカフやレストラン、バーなどが見つかりそうです。 レンタルバイクは、1日400元で午後だと300元にまけてくれます。 バイクを借りる時は、台湾のバイク免許が必要で、日本の原付きではなくて自動二輪の免許になります。 バイクで10分ほどで、海水浴場に行くことができ、バイクが一番便利。 決してオシャレなビーチじゃないけど、ファミリー感があっていいです。 で、スコールが降ることもあるけど30分もすればまた、晴れるので雨宿りして待機。 ビーチ沿いには、オシャレなホテルが並び、カフェが隣接してるので、日本の湘南に似てる感じですね。 10年前に来た時に比べて、たくさん若者向けのゲストハウスやホテル、カフェなどができていました。 また、台北に負けないぐらいに古い歴史的な建物をリノベーションしてカッコよく演出しています。 南部のこんな地方都市にここまで、オシャレな街ができているとは感動ものです。 台湾のハワイといわれる墾丁エリアなので、サーファーも多いし、これからもっとオシャレになっていく予感がします。 さあ、明日は、台東エリアに移動し、新しい情報を発信させていただきますので、お楽しみに! また、私が通常利用しているエクスペリアで、飛行機と宿泊を同時に予約すれば、かなり格安になります。 ぜひ、週末に台湾小旅行でお越しください!
2017.11.09
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はじめての台湾旅行でまずおさえて欲しいのが、九份ですね。 観光地化されていますが、行くまでの過程や街の雰囲気、ローカル料理など台湾のレトロ感が体験できると思います。 九份は、台湾北部、台北県瑞芳鎮にある山あいの町です。 2001年に公開された「千と千尋の神隠し」モデルと噂されて、日本人観光客が急増。 台湾人観光客と一緒に大盛り上がりしている観光地。 でも昔は、金鉱の町なんです。 九份は台湾の一寒村に過ぎなかったが、19世紀末に金の採掘が開始されたことに伴い徐々に町が発展し、日本統治時代に藤田組によりその最盛期を迎えました。 九份の街並みは、日本統治時代の面影を色濃くとどめており、路地や石段は当時に造られたもので、料理店などの建物が多数残されています。 しかし、第二次世界大戦後に金の採掘量が減り、1971年に金鉱が閉山されてから町は急速に衰退し、一時人々から忘れ去られた存在となっていました。 そして観光地化されたきっかけは、1989年、それまでタブー視されてきた二・二八事件を正面から取り上げ、台湾で空前のヒットとなった映画『悲情城市(A City of Sadness)』(侯孝賢監督)のロケ地となったことにより、九份は再び脚光を浴びるようになりました。 《九份への行き方は大きく分けて2つ》 一つ目は、台北駅(台北火車站)から台鉄に乗って「瑞芳」駅で下車、そこからバスやタクシーに乗って行く方法。 「瑞芳」まで1時間弱、バスの乗車時間は20分くらいです。 二つ目は、MRT「忠孝復興」駅のバス停から直通バス(1062番バス)に乗る方法です。 渋滞していなければ1時間半で到着。 台北から九份行きのバスは、平日でも10分~15分おきに出発しますが、注意したいのが帰りの時間。 九份から台北行きの帰りの時刻表をみるとほぼ10分間隔で運行していたバスの本数が、18時を過ぎると20分間隔になり本数が減っていきます。 また、中距離を走るバスなので、夕方の渋滞ラッシュに巻き込まれ、大幅に到着が遅れることも。時刻表どおりに運行しないこともよくあります。 帰りに手っ取り早いのは、タクシーを利用すること。 九份から台北市内までは1台1,000元ほどが相場。 4人の相乗りとなるので、一人250元(750円)ほどで戻ることが出来ます。 夜は渋滞するので、事前に料金の確認は忘れずに。 人数が集まらないと出発しないこともあるので、周りにいる人に声をかけてみるのがよいかもしれません。 鉄道を利用して九份から台北へ戻る方法として、九份の最寄の鉄道は瑞芳(ルイファン)。 「九份老街」から「瑞芳火車站」までは急な坂道を下ってすぐ。 バスを利用する場合は、15元。タクシーを利用する場合は、180元です。 どちらも10分ほどで到着します。 「瑞芳火車站」で下車すれば、台湾鉄道(台鉄)の駅舎はすぐ目の前。 EasyCard(悠遊カード)があればそのまま改札を通ることが出来ますが、席の指定が出来ないので注意。 確実に座りたい人は窓口でチケットの購入が必要です。 特急(自強号)であれば台北(台北)までは約40分(76元)。 ただし、鉄道の本数は1時間に1~2本程度のため、日本語でネット予約も出来るので、時間をチェックして計画的に。
2017.11.08
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老竹子三發包子1985年開業の老舗永楽市場の1階にある中華まんのお店 人気は竹筍肉包(タケノコ入り肉まん)、蔥花捲(ネギまん)、奶油起司捲(チーズまん)、紅綠豆千層派(アズキと緑豆の蒸しパン) 季節によっては、秋冬限定の蘿蔔糕(ダイコン餅)、旧正月限定の年糕(お餅)や芋泥(タロイモペースト)もあります。 5~6個ずつパック詰めされていますが、1個から購入も可能です。 どれも防腐剤無添加、そのため保存は冷蔵で1週間が期限なので注意して下さい。
2017.11.07
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迪化街は「台北の台所」とも呼ばれ漢方薬、お茶、乾物、ドライフルーツや高級食品のからすみ、フカヒレ、アワビ、ツバメの巣などが売られ、毎年台湾の春節(旧正月)前には買い出して街全体は身動きが出来ないほどに混雑します。 日本ではあまり馴染みのなり食材が多いですが、中華料理には欠かせない食材が品揃えされていて台湾の食べ物が美味しさの素が見えてきます。 もちろん食材を仕入れに来ている飲食店のバイヤーも多いのですが、台湾の一般の顧客も買い物をすることが可能です。 最近は観光地にもなっているのでお土産を探されている海外からの旅行者も多くなり賑わっています。 アズキ(紅豆)や大豆(黄豆)などの豆類も豊富で溶かして飲むだけの健康食品には、杏仁粉や五穀粉、十穀粉などが、一袋80元(320円)程度~です。 量り売りの基本単位は1斤(イージン)と言い600gです。 もし1斤で多ければ半斤(バンジン)。 ほとんどのお店では少量の量り売りもしてくれます。 台湾の方はとても体のことについて気を使います。 毎日たくさんの常温のお水を飲んだり、寒い日は体を冷やさないように温かいものを食べたり、そして漢方薬で体の調整をおこなう方が多いです。 風邪の初期やのどが痛くなった時はみかんに似た果物の晩白柚(ばんぺいゆ)で作った八仙果(バァシェングオ)を口に入れて舐めると効き目があります。 私ものどが痛くなったら薬局で買って舐めています。 漢方薬は症状を伝えれば調合してもらうことも可能で、体質改善などにも効果的です。いろんな症状をもとにすでにパックになっているものもあり購入し易くなっているものもあります。 もちろん商人の街なので中国、東南アジアなどの国々からの輸入品が多く台湾生産の商品だけではないので原産地を注意して確認しなければなりません。 台湾では漢方薬を扱う漢方の病院がたくさんあるため、漢方薬について一般の方も知識があり日常の健康的な体質を維持するために漢方薬を飲む習慣があります。 迪化街で売られている漢方薬を見て、日本人が健康食品を見ている感覚でお買い物ができるのです。 この機会に漢方薬の知識をつけるのも良いかもしれませんね。(笑) 台湾では漢方薬を扱う病院に全民健康保険(日本での健康保険)を使い通院することが可能です。 通常の通院では一回150元(約510円)で診察代と漢方薬の費用ですみます。 台湾で風邪を引いたときは漢方の病院に行き診断後、日本の病院でもらう粉薬と同じように一回分が分けられた漢方薬をもらい、朝、昼、晩の食後と寝る前に常温のお水と一緒に飲みます。 漢方薬は非常に飲みやすく体に優しい感じです。(笑) 診察では病院の先生が私の手首を1分ほで触れ医療器具もなしに脈拍を数えたり口を開けて喉を見たり、首に手を当てて「痛いですか?」と聞いたりと症状を確認します。 その質問が「体は冷えますか?」「体は痛いですか?」「鼻水はお水のようにサラサラですか?ネバネバですか?」などあたかも私の症状が分かっているかのごとく的確です。 台湾は「漢方の国」と言われるほど、漢方薬で体の調子を整える習慣があります。
2017.11.06
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《台北の下町「迪化街」のスィーツ》 台北の下町「迪化街」には、女子が大好きな懐かしい味のスィーツのお店もたくさん並んでいます。 迪化街は、地下鉄の北門駅から大橋頭駅の間にある街です。 北門駅からスタートすると永楽市場がありますが、その周辺は、布生地や洋服のボタンなど副資材を扱うお店が中心で道沿いを歩いて行くと乾物、ドライフルーツ、漢方薬などのお店が多くあります。 スィーツのお店は、そこか歩いて15分ほど奥になるのですが、地下鉄の大橋頭駅からから迪化街に向かった方が良いかもしれませんね。 《夏樹甜品 大稻埕店》 杏仁豆腐専門店で杏仁豆腐以外に杏仁豆花、杏仁かき氷などがあります。 小豆や緑豆は台湾国内の農家から素材の良いものを直接買い付けています。 いつも若い世代の女子で賑わっています。 《茂豐杏仁露(マオフォンシンレンルー)》杏仁デザート専門店 やわらかく煮込んだピーナッツのあったか花生湯や夏は店前のカウンターで売っているかき氷がのせたスィーツも甘くて美味しいです。 《李亭香(リーティンシャン)》創業1894年の老舗 台湾のローカルから懐かしのお菓子です。
2017.11.05
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台湾の方とお話ししていると時々、神様や占い、そして香港ほどではないが風水を信じ、仕事を変える時や引越しや結婚など人生の節目に当たるときは、神様にアドバイスをもらう方が多いです。 日本人からすると神様ってどこにいるのか。 どこで、占いや風水を見てもらうのかなど、疑問を持たれている方も少なくないと思います。 旧正月過ぎになるといろいろな地域でお祭りが開かれ、この一年が無病息災でありますようにと神様にお祈りをします。 台南の市長もかけつけあいさつをしていました。 台南のお祭りで、その村の住民がおみこしをかつぎ、一晩かけて山から下りてくるという行事があり、その時、その地域にある神社の住職さんが、それぞれの神様にふん装。 一年に一回、神様がこの世に現れるということで、住職さんに乗り移ります。 神様が乗り移った住職さんは、声も仕草もすべて神様になり、その神様に地域の住民は、お布施を渡したり歓迎するのです。 そして神様は、あらかじめお布施を用意している家に入り、家族一人一人にアドバイスを行い、家の中に悪るい霊がいた場合は、追い払ってくれます。 その追い払いかたも、凄まじいもので、自分の持っている剣で自分の背中を切り出血したり迫力があり、子供が泣き出したりすることもしばしばです。 おみこしが家の前に止まると、爆竹を鳴らし商売繁盛を祈ります。 私がお会いしたのは、済公(済公活仏)という神様で、ボロボロの僧衣と袈裟(けさ)という仏教僧侶が身にまとっていた布を付け、大きな破れた団扇(うちわ)を持っており、ぼさぼさの髪に山なりの形をした帽子をかぶりいつも笑っています。 いつもお酒を飲んで酔っ払い、肉も魚も食い放題、娼妓の館(売春婦の店)に平気で出入りするような神様です。 よく、台湾のお祭りで、トラックの荷台で女性がダンスをするようなパフォーマンスがパレードで行いますが、それは神様に喜んでもらうという意味らしい。 そして、神様を待っていると順番に今の悩み事や心配していることを神様に聞きアドバイスをしてくれます。 もちろん、済公という神様はお酒飲みですから、一日中、本物のお酒を飲んでいて、私にもお酒をすすめてきました。 もちろん一気飲みしました(笑)。 飲んでみると本物のアルコール度数が高い白酒です。 いろいろと聞きましたが、初対面にもかかわらず的確な内容のアドバイスをいただきました。 このアドバイスを受けれる人は、日頃、神社との関係が深いことが必要だと思います。 お布施は、いくらでも良いが一般的には500元(約2000円)ほどです。 そして、地域の神様やみこしが通る道路には、それぞれの家の門の前に食べ物が並べられ、お祭りなので、誰でも食べることが可能です。 おみこしの下をくぐることで1年間の無病息災が叶うということで、住民はおみこしに並びます。 台湾には、今も神様へたいする信仰心が高く、地域のお祭りなどで住民同士のつながりがとれることで住みやすい環境になっているのだと思いました。 台湾の良さを改めて感じた有意義な日を体験できましたことを感謝します。
2017.11.04
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台北の下町、迪化街の老舗の食堂で台湾人の若いクリエイターや会社帰りのカップルの姿をよく目にするようになりました。 新しい流行のカフェやイタリアンレストランなどがオープンしている中で、若い世代が気取らずに昔ながらの老舗の食堂で食事をしている風景をみるとまさしく「台湾らしさ」を感じます。 「古いものと新しいものの融合」がまさに台湾らしさの象徴だと思います。 台北の雨季のシーズン真っ盛り、すごい大雨にも関わらず老舗の食堂はいつもどおりにオープンし朝食を食べるお客で賑わっています。 地域に密着して美味しい朝食を提供し続けてきた50年〜100年の「老舗の使命感」とその食堂に大雨の中でも通う「顧客との信頼感」が伝わってくるようです。
2017.11.03
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台湾はえびを冷凍にしない文化だということもありエビ料理がとってもおいしいと評判です。 台湾旅行に行くと小籠包やタンツーメンなど優しい料理がメジャーですが、ディープな台湾好きならチャレンジして欲しいのが、ちょっとイカツイ胡椒エビ料理ですね。 たっぷりのコショウ、塩、酒といった薬味と一緒に、プリップリのエビを黄金色になるまで焼き上げた胡椒蝦(こしょうえび)は、台湾で有名なエビ料理の一つです。 使われたアツアツの壺焼き姿のままテーブルに運ばれるその姿もインパクトがあります。 発祥は台南のエビ釣り場。 その後、これはウマイと南部を中心に胡椒蝦レストランが広がり、1993年には台北初の胡椒蝦レストランが台北初の専門店「百家班」オープン。 その後「百家班」は台北を中心に店舗を持つチェーン店となりました。 たくさんの胡椒蝦レストランの中でも日本人の観光客にも人気があります。 台湾旅行に行った際は、老舗の胡椒蝦レストランでチャレンジしてみてください。 調理に使われたアツアツの壺焼きしたままの胡椒蝦を囲んで食事をするのもエビ話に花が咲き美味しくいただくコトができますよ。 使用するエビはオニテナガエビで、調理には特注の古代中国で使われた、三本足の鉄のかま「鼎(かなえ)」を使用しているお店もあります。 イカツイ大味がたまらないですよ。 台湾では今でこそ大量のうなぎを日本に輸出しているが、かつてはエビ類を多く輸出していたことがあります。 次第にエビは、台湾からだけでなく東南アジア諸国から日本に輸出されるようになり、台湾のエビ輸出量が徐々に減っていくことになりました。 そこで、当時エビの養殖をしていた業者が、地元の人にエビを釣らせる遊びを始めたところ、これがいつの間にか根付いてしまい、現在のようなエビ釣り場という娯楽施設になったそうです。 胡椒エビの内容とは違いますが、台湾のエビの話になると「エビ釣り」が有名です。 室内のエビの釣り堀 焼くと赤くなるオニテナガエビ 釣ったエビはその場でバーベキューにして食べます。 また、エビの釣り堀もたくさんあって、釣ったエビはその場でバーベキューにして食べることができます。 これもなかなかハマっちゃいますよ。 ぜひ、チャレンジしてみてください! 夜市などにも、金魚すくいでなく、エビ釣りがあります。 夜市のエビ釣りで練習して、エビの釣り堀に行くのも良いですね(笑)
2017.11.02
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1908年(明治41年)に台湾ではじめての政府が建設した公営市場の「西門紅樓」は、当時台湾総監府建築科を担当し西洋建築が得意だった日本の建築家「近藤十郎」の設計です。 今では「西門紅樓」を会場にして若者のファッションブランドがプロモーションをすることもあります。 ある大手のアパレルメーカーは、日本で有名な演出家、DJ、映像のスペシャリスト、スタイリスト、ヘアーメイクの方の協力のもとで台湾の雑誌社、テレビ局などマスコミの方々お招きして、この歴史的建造物の西門紅樓を音楽と映像で演出したクラブにしてファッションショーをして大盛況でした。 このようなエリアも「北門」から歩いて行けるほどの距離にあります。 「激動の明治、大正、昭和初期の時代の建物」や「最も西洋文化との影響を受けた日本の古き良き時代の文化」が残ることから、台湾は日本人にとって懐かしく居心地が良い国になっていると思います。
2017.11.01
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台東から花蓮は、ローカル特急で約三時間の電車の旅です。 池上駅ののどかな景色 50分後、高級米で有名な池上駅にも止まり花蓮に向かいます。 花蓮に到着。 久しぶりの花蓮ですが、以前と全く違うイメージに変わっています。 以前は、もっとローカルな風景が広がっていたのですが、現在は道もきれいに整備され地方都市になっています。 今回のゲストハウスは、「小旅行迷你公寓(MINI VOYAGE HOSTEL)」で、オシャレで台湾人や外国人の若い女性に人気があるようで、非常に客層が良い感じです。 部屋も広く、清潔感があり、一階のフリースペースもオシャレなBGMが流れパソコンを広げて作業をするには、十分。 朝食用のカップラーメンやコーヒー、お茶は飲み放題になっています。 この宿も二年前にスタートしたらしく、このようなゲストハウスがここ数年でたくさんオープンしています。 バイクを借りると500元で、緑島や墾丁と比較すると120%から150%値段が高く、レンタルバイクの店員からの説明も台湾の交通ルールや借りるバイクのキズのあるなしなど、日本並みに詳しい手続き。 ちょっと、リゾート地とは言えないかっちりとした感じです。 道路での交通ルールも厳しく、警察官がバイクを止めて交通違反を取り締まっています。 台湾では、バイクで左折するときは、一度右折してバイクの停止線で信号待ちして行きたい方向に進みます。 そして、一番右側のバイクのラインを走るルールです。 バイクでの市内観光は安全に気をつけてくださいね。 花蓮といえば、自然の観光スポットが多く、長期で滞在して名所をツアーで観光したいですね。 その中でも、比較的、市内中心部から近い、おすすめのスポットといえば、ほとんどの若者が「七星潭」をあげます。 台鉄「花蓮」駅からタクシーなら約20分で到着。 どちらかと言えば、台鉄「北埔」駅の方が距離的には近いです。 ここは断層によって形成された海峡で、美しく弧をなした湾があります。 七星潭の朝の景色は、海の色がとても青く、黒い石が透き通って見え本当にきれいです。 また、ここは漁場でもあるので、早朝行けば、引き揚げ網の様子を見ることもできます。 台湾随一の絶景ポイントといえば、台湾八景のひとつとして知られる「太魯閣峡谷」です。 花蓮駅から車で40分ほどで行くことができます。 花蓮県を流れる立霧渓が太魯閣の大理石を侵食して形成された渓谷には高山、断崖、滝など豊かな生態を感じることができます。 見所がたくさんあるので1日かけて十分楽しく散策できますよ。 まだまだ花蓮にはたくさんの観光名所があります・・・。 市内で、やっと見つけたローカル食堂で、虱目魚(ザバヒー)のスープを食べ、幸せ気分になりました。 花蓮発、台北行きは、約二時間(440元)のローカル特急電車で台北に帰ります。 旅の最後は、駅弁の台鐡便當(80元)。
2017.10.30
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台湾は、富士山より高い山もあり高山で栽培される野菜や南部のマンゴーなどの果物、それに加えて島国なので海水魚、そして淡水魚など食材も豊富です。 今回は、日本ではほぼ食べられない台湾の台南名物、サバヒー(虱目魚)という魚を紹介します。 台湾の国民魚とも言うべき存在です。 台湾旅行をしていて台湾料理のお店のメニューに「虱目魚」の漢字をよく見ますが、日本ではあまり使わない漢字なので魚ということは分かるのですが、不気味な魚の印象がある方も多いのではないでしょうか? この機会にサバヒー(虱目魚)を知っていただきたいです。 サバヒーは日本にはいない魚で、虱目魚の読み方は、台湾語でサバヒー、中国語名はシームィユィ、英語名はミルクフィッシュと呼びます。 淡水魚でミルクフィッシュという名の通りかなりジューシーです。 身は淡泊だがぱさぱさしており、小骨が多いといった特徴で、料理するとすごく美味しい。 サバヒーは、台湾(特に中南部)やフィリピン、インドネシアなどの東南アジア諸国ではポピュラーな大衆魚であり、台湾では、サバヒー粥(虱目魚肚粥)やサバヒーの皮(魚皮)、サバヒーの肉団子入りスープ(虱目魚丸)などの台湾料理で親しみのある魚です。 サバヒーがなぜ台南名物かというと、台南に養殖場があるんですね。 台湾では、約三百年以上前から養殖されている大衆魚らしいです。 この魚は鮮度が命なので、輸送中に鮮度が落ちてしまうという理由で以前は台南以外の地域ではあまり販売していませんでした。 現在では年間4万トン以上が養殖されており、その量は単一魚種としては世界一らしいです。 2m近くまで成長するのですが、一番おいしいのは20~30cmぐらいだそうです。 市場へ行くと、ぴっかぴかに身体を輝かせたサバヒーがずらりと並んでいます。 サバヒー粥(虱目魚肚粥) 台南名物「サバヒー粥」は、台南に行った際は絶対に食べておきたい一品です。 地元に愛され続けている「阿憨鹹粥(アーハンシェンジョウ)」は、台南で50年以上続く伝統のある老舗。 オーナーによって、中国・福建省に伝わる伝統の方式で作りあげた「サバヒー粥」は、地元の人々に愛され続けています。 新鮮で美味しいサバヒーを求めて、毎朝のように朝食を食べにくる常連さんもいるらしいです。 サバヒーの肉団子入りスープ(虱目魚丸) サバヒーの皮(魚皮) 台湾では、島国なので魚も豊富なので、その他にも海や川などの魚料理も美味しいですよ。 是非、サバヒー料理をチャレンジして見てください!
2017.10.29
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新竹(しんつー)は、IT関連の工場や企業が集中しているため、「台湾のシリコンバレー」と呼ばれています。 日本の企業も多く、日本の岡山市とは姉妹都市です。 また新竹といえば「ビーフン(米粉)」が特に有名。 新竹は「風」の町とも言われるぐらい強い風がよく吹きます。 そしてこの強い風が有名な新竹ビーフン(米粉)作りに適しているのです。 ビーフンの原料は米なので、おいしい米の産地であることは基本ですが、最も重要なのは、作ったビーフンをしっかり乾燥させる強い風が吹く環境が重要なのです。 新竹の街の中、所々にある大きな建物は、このビーフン工場であることが多く、夜明け前から正午前で作業が行われます。 炒米粉(ビーフン) 炒めたビーフンに、もやしとひき肉とたれがのって、たれのニンニク風味に、ビーフンが薄味がちょうどいい。 ツルッとした食感で、ビーフン自体の長さが結構あり、炒めたプチプチと歯で切れるそうめんのような感じです。 やはり街中にはビーフン屋台が多い。 ビーフンと並んで多いのが、貢丸湯(肉団子スープ)でこの貢丸も新竹の名物です。 新竹の貢丸は、まだ体温が残る新鮮な豚肉を使うので弾力性が強いということ。 貢丸湯(肉団子スープ) セロリのような香る野菜が少し入っている肉団子のスープ。 団子のムチムチぷりぷり感があり、豚肉の美味しさがギュッと詰まった団子で、スープは薄味であっさり系。 台湾には、ローカル食堂や屋台で安価な台湾料理を食べることができますが、その料理の名産地で食べるとさらにおいしいローカル料理のグルメを楽しむことができます。 台北から新竹へは、台湾鉄道で特急「自強車」に乗れば約1時間です。 台湾新幹線なら約35分と近いのですが、無料送迎バスで街中へ乗り換え移動が必要となり、トータル時間はほぼ同じ。 台鉄の新竹駅は現存する台湾最古の駅で、時計台を備えたバロック建築の駅舎は"台湾で最も美しい駅"と称され、1913年に日本人建築家・松ヶ崎萬長により設計されました。 2015年には共に100周年を迎えた新竹駅と東京駅が姉妹駅。 新竹駅から15分ほど歩いて行くと、台湾の中でも他に見ることがない、神様を祭る廟と屋台が一体化された「新竹城隍廟」があります。 新竹城隍廟でビーフンといえば、創業100年の老舗「阿城號米粉(アーチョンハオミーフェン)」が有名。 昔ながらの手作業で作られるビーフンが地元の人にも人気の店です。 ぜひ「ビーフン炒め(炒米粉)」ともう一つの名物「つみれスープ(貢丸湯)」にチャレンジしてみてください。
2017.10.28
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見どころとして迪化街の南側に位置する永楽市場とその周辺は台北最大の布地問屋街です。 以前は台湾にも縫製工場がたくさんありました。 しかし日本と同様に人件費が高くなったことや工場で働く若者が少なくなったこともあり、中国大陸やベトナムなどに移転し台湾内ではほとんど縫製工場はありません。 この永楽市場とその周辺では現在も布地が多く販売されミシンを店内に置きその場で縫製してくれます。 永楽市場の2、3階にはおおよそ100店舗の布地店がぎっしりと並び、トートバックやチャイナドレス用の生地からカーテン用まで、さまざま種類の布地が販売され、仕立が出来る店舗もあるのでオリジナルのバックやドレスなどのオーダーメイドの注文も可能です。 特に台湾の花柄を使ったバックなどをオーダーメイドすればお土産にも最適です。 生地は1ヤード(91.4センチ)もしくは1尺(約30センチ)の単位で購入します。 例えばブラウスを作るなら体型やデザインによって必要な生地の長さは違いますが幅の狭い生地の場合は7尺半から10尺程度が必要です。 生地代以外に縫製代として実費400元を支払えば、通常1週間から10日間で仕上げてくれます。 急ぎの場合は500元の追加料金を払えば3日間で仕上げてくれます。 作りたい服のイメージが伝わりやすく雑誌の切り抜きや写真を持っていくことがおすすめです。 服を作る順番として2階で生地を購入し3階で仕立て屋を選びます。 そしてデザインをお店の方に伝え、採寸し数日後出来上がった服を試着して手直しを行い仕上がりとなります。 永楽市場の1階は市場になっていて果物屋、肉屋、八百屋などが集まっています。 この市場には、一般の方に加えて屋台を含む飲食店の食材の仕入れにも欠かせません。 また、日本のショピングセンターの食料品では、お惣菜なども豊富に品揃えされていますが、台湾の市場ではそれぞれのお店が必要に応じてその場で製造販売し永楽市場は歴史が長いこともあり、それぞれの専門の商品一筋の老舗が存在します。
2017.10.27
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台湾旅行でのお土産は、美味しい台湾料理には欠かせない調味料がオススメ。 この調味料があれば、日本でも簡単に美味しい台湾料理が再現でき、喜ばれるコト間違いなし! コンビニエンスストアーやスーパーマーケットでも売っていて、安価でコンパクト。 台湾の調味料は、たくさんの種類があってどれを選べば良いのか迷われる方も多いと思います。 パッケージには見慣れない中国語の名前が書いてあるのですが、何に使う調味料なのか全く想像がつきません。 そこで、今回は台湾旅行のお土産で絶対に外さないオススメ調味料を紹介します。 この調味料は、ほとんどのスーパーやコンビニエンスストアーには売っていて、コンパクトなタイプから家庭用のサイズまで揃っています。 沙茶醬(サーチャージャン) おそらくどの台湾家庭にもあるであろう常備調味料。 日本の味噌的な感じでしょうか。 沙茶醤はヒラメなどの魚介類をベースに、ニンニク・ゴマ・香辛料・油を加えて煮込んだ調味料です。 魚介のうま味と香辛料が効いた独特の風味があり、牛肉の炒めものや火鍋のつけダレなどに使われています。 広東の潮州地方発祥とされていますが、もともとはインドネシアのサテに使われているソースがルーツだといわれています。 英語ではバーベキューソースとも言われ、台湾や香港では非常にポピュラーな調味料として家庭でも使われているそうです。 使用方法:野菜炒めにバッチリ。 葉物野菜とよく合います。 まず、油、にんにく、鷹の爪を入れてしっかり香りを出したところで、豚肉、野菜そしてこの沙茶を入れて炒めれば完成です。 日本でこの味を食べたことがありませんが、深みがあってとても美味しいです。 日本人は好きな味だと思います。 肉や魚、野菜などほぼすべての食材との相性が良く、ひとさじ加えるだけで料理の味がグンとおいしくなる沙茶醤ですが、自宅で取り入れるにはどのように活用すれば良いのでしょうか。 そこで、沙茶醤を使ったおすすめレシピのなかでも代表的なものをご紹介したいと思います。 インゲンの炒めものです。 熱くしたフライパンに油をひき、強火でインゲンを炒めます。 油が全体に行き渡ったら、塩、砂糖、水を入れ、肉みそとザーサイ、沙茶醤を入れて炒めれば、ご飯もすすむ本格台湾料理の完成です! 女性の方はもちろん、一人暮らしや料理を作る男性にも喜ばれると思います。 この調味料があることで、日本では味わえない美味しい台湾料理が簡単にでき、台湾旅行のお土産には最もオススメしたい一品です!
2017.10.26
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魯肉飯(ルーローファン)、鶏肉飯(チーローファン)、排骨飯(パイグーファン)はいずれも一般の庶民に親しまれているポピュラーな料理で、台湾では多くのローカル食堂や夜市の屋台で食べることができます。 《「魯肉飯(ルーローファン)」(滷肉飯)》 名前の見慣れない感じに「魚」とう字がついているので魚料理と勘違いする方も多いと思いますが豚肉がメインの台湾の煮込み豚肉かけ飯です。 バラ肉など脂身を多く含んだ豚肉を細切れにし、台湾醤油、米酒 (米で作られた酒)、砂糖、油葱酥 (揚げた赤ねぎ) で作った甘辛い煮汁で煮込み、煮汁を白米の上に掛けた丼物である。 器は丼より小ぶりな茶碗で食べます。 100年老舗のローカル食堂によっては「秘伝のタレ」などとも呼ばれるタレにつけ込み、長時間煮込むことで肉から溶け出たゼラチン(コラーゲン)が独特な風味を生み、この風味が特徴となっている。 《「鶏肉飯(チーロウファン)」(雞肉飯(ジーロウファン))》 台湾中南部・嘉義(かぎ)を発祥とする小ぶりな茶碗で食べる丼料理。 細く裂いた鶏の胸肉やササミをご飯にのせ、鶏油と甘口のタレをかけたもの。 本場の嘉義では七面鳥を使う料理ですが、台北では鶏肉を使うのが一般的です。 さっぱりとした鶏肉と脂の絡み合いを味わうのがこの料理のポイントになります。 タレの味付けがおいしさを左右するとてもシンプルな料理で、魯肉飯とくらべると台北で鶏肉飯を取り扱うお店は少なめ。 《「排骨飯(パイクゥファン)」》 台湾では駅弁として売っていたりもするほど人気の高いボリューム満点のパワー飯です。 排骨(パイクゥ、ぱーこー)は、中国語で豚などのスペアリブの意味ですが、そこから派生して、豚のあばら肉に卵と小麦粉の衣をつけて油で揚げた中華の肉料理です。 片栗粉でとろみをつけた醤油味のタレとともに白飯にのせたものが排骨飯です。 カリッと揚げた衣と豚肉のジューシーな脂を楽しむのがこの料理の特徴。 駅弁は、日本特有の文化というイメージが強いかもしれませんが、台湾でも日本同様に駅弁が根付いていて、この排骨飯(パイクゥファン)が定番の駅弁になります。 台湾では、冷めたご飯を食べる習慣がほとんどありません。 そのため駅弁も作り置きで冷めた状態ではなく、作ってからあまり時間の経っていない、温かい状態で売られていることがほとんどです。 台湾の人たちは、駅弁も温かいうちに食べたいと考える人が多いようで、駅で買った駅弁を列車に乗って食べるのではなく、買ってすぐ駅のベンチで食べます。 この三大パワー飯の食べ比べや駅弁にチャレンジするのも楽しいですよね。
2017.10.25
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台南は京都みたいな古都です。 そして、台湾料理の発祥地、その中でも「担仔麺(タンツーメン)」は最も人気があります。 ※「擔仔麺(タンザイメン)」とも呼ぶ。 台南名物の担仔麺といえば太めの麺に、肉そぼろと煮込み卵。 台南と言えば「度小月」の担仔麺と言うくらい誰からも知られている有名なお店があります。 創業100年の老舗で、当時の雰囲気を色濃く残す小さなお店ですが、噂を聞きつけて多くの著名人も訪れ、今ではお客の3割が日本からの旅行客。 担仔麺は台南市の発祥で、度小月担仔麺とも呼ばれています。 担仔麺の誕生の時期は、明の鄭(てい)統治時代(1662年 - 1683年)。 台南には漁師が多くいましたが、夏場は台風が多く、その間は船が出せないため生活がとても苦しかったそうです。 その貧しい月を「小月」と呼んびました。 その人々が小月の間に作って生計を維持したのが度小月担仔麺です。 日本のご飯茶碗ほどの大きさの容器で出されることが多く、担仔麺は一般に価格の割に量が少なく、台湾語で「食巧不食飽」(飽きずに美味しく食べて)を念頭に食べ飽きない量に調整されているということです。 一般に、小麦粉の中細のストレート麺を用い、スープに豚のそぼろ肉と海老、香菜、ニンニクソースなどがのっています。 サイズや具のそぼろ肉は四川省の担担麺と共通しているが、スープの味は異なり、台湾の担仔麺は辛くない。 度小月とならんで人気のあるのは、「赤崁樓」。 この店は、台北にはまだ進出していないので、ここ台南でしか味わうことができません。 赤崁樓は台南でももっとも外国人が集まる有名な旧跡です。 そんな場所にある、昔の歯医者さんを改造し、建物の作りなどいたるところなどでレトロに仕上げています。 このお店のオーナーは女性の方。 非常に有名なある擔仔麵店のオーナーとご結婚されていたそうですが、離婚をきっかけに、莫大な借金を負うはめになり、女手ひとつで借金返済と子供の世話を背負うことになりました。 そんな苦労を解消すべく、開いたのがこのお店。 このお店の従業員占めて50人は、全て離婚したシングルマザー。 アルバイトは雇っていません。 みんなで、一致団結して、子供の世話、そしてお店のサービス、そしてお店の発展に取り組んでいるんだそうです。 そのため、オーナーいわく、従業員同士の団結力が高く、決め細やかなサービスができるようになっているということ。 台湾の女性は、本当にパワーがありますね。 台南に行った際は、「度小月」もしくは「赤崁樓」の担仔麺を食べてみてください! とても美味しいですよ。
2017.10.24
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ちょと早起きして、台東のバスターミナル(臺東轉運站)から富岡漁港に向かい、船で緑島に向かいます。 緑島行きの船の予約は、バスターミナルの旅行センターで出来るので事前に予約しておいたほうが良いですね。 富岡漁港から緑島の往復は、920元。 台東のバスターミナルから富岡漁港の行き方は、 5番乗り場の7時10分発のバスは、富岡站に約20分ほどで着き、そこから歩いて8分。 4番乗り場の7時20分のバスは、市内を回り約40分後富岡漁港に到着。 バスの待ち時間で、ローカル食堂で、朝食90元(海鮮粥60元、蚵仔湯30元)を食べました。 台東のローカル食堂は、台北と比べて一品の量が多い。 海鮮粥は、ただ白ごはんがそのまま入っているだけですが、魚の出汁が美味い。 台東は、早朝ともあって空気がきれい、そしえ夏でも木陰では涼しい。 朝食を食べ終えて、散歩していると、バスターミナルの後ろで、クラシックのハーレルヤの音楽にのせて体操をしていました。 朝早起きすると楽しいことに出会うもので、一般の公園でカンフーの体操ではなくて、体をイー、アー、サン、スーの掛け声でリズムよく動かす感じのもので、初めて見ました。 富岡漁港について、いきなり台東の親近感が湧いた光景に会った。 それは、魚の競りというか直販です。 今日、漁師がとってきた魚を港で販売していて、なんとリアルで新鮮。 そこにローカル食堂もあり、魚料理が盛りだくさん。 刺身150元とビール60元をいただいたのですが、量が多くお得感たっぷりです。 隣の席の料理をみると台東はやはり量が多い。 そんな感じで感動していると緑島に着いてバイクを借りる予定にしていたのにビールを飲んでしまったー。 まぁ、いいか。 難しいことは考えないようにしょう。 それと、なぜかビリヤード台があり、女装した男性がしきっていのだが、これは商売なのかは不明。 緑島行きの船は、富岡漁港9時30分発だが、8時20分ごろには乗船がはじまるので、早めに港に行ったほうが良いですね。 平日の水曜日にもかかわらず、船内は満席状態になってました。 船内に入ると席の取り合い、カバンが席の上に置いてあったり、どこが空いてるのか、わからないけど、座ってしまうのも台湾式ですよね。 何か起きたら後で考えるって感じ。 緑島って、すごい人気ですね。 9時30分の出発予定ですが、なぜか9時15分で出発しました。 なぜ? まぁー、難しいことは考えないようにしよう。 約二時間ほどで緑島に到着。 港でさっそくレンタルバイクを300元で1日借りることにしました。 緑島はバイクで一周一時間もかからないほどの大きさで、バイクがあればどこにでも行け便利です。 島内のバイクはほとんど観光客が運転していると思っていいほど、レンタルバイクが用意されています。 そして半分がヘルメットをかぶっていないし、上半身裸で運転している男性も多い。 海にある温泉で有名な朝日温泉にバイクで向かった、やはり昼間は日差しがキツ過ぎてお客さんはいない。 受付に確認すると「昼間は暑過ぎるから、深夜1時30分までやってるから、夜に来てください」って断られてしまった。 緑島は、台湾の中で一番空気がきれいのではないかと思うぐらいバイクに乗って爽やかな気分になりました。 しかし、日差しはキツく少しバイクを運転しているだけで、顔と腕は真っ赤になった。 海の水もきれいで浜辺から眺めると海底まで見える透明感。 コンビニがある周辺の100メートルほどの通りに飲食店やお土産屋さんが並んでいるが、そのほかの地域には、民宿がポツポツあるぐらいです。 この緑島は、シュノーケリングやダイビングが主なアクティビティで、少数ですが、サイクリングをしている方もいました。 その他の見どころはあまり見つけることが出来なかった。 またも勉強不足か(笑)。 ホテルやゲストハウスには、台南や台北などから学生が夏休みに住込みのアルバイトで働いていました。 このようなところでアルバイトしている学生は、外国人と話すことが好きなので、やたら英語で話しかけてくれます。 帰りの船は、緑島8時30分の始発でしたが、行きと違い一時間前に行って並ぶ必要もなく20分前にポツポツと乗客が現れだしました。 8時30分発なのに、出発時間を過ぎても船が入港してこない。 実際に、船が入港したのが、8時35分そして出発したのが8時43分でした。 行きは、出発時間前に出発し、帰りは出発時間になっても船が現れない。 差が激し過ぎで予想できない。 まー、これが台湾、難しいことは考えないようにしよう。 始発だからかもしれませんが、船内はガラガラ。 富岡漁港に到着して、台東駅に行きたいもののバスの乗り合わせが悪い。 タクシーの呼び込みのおじさんが、「台東駅まで300元でどうだ」とぼったくろうとしてくる。 あまりにシツコイので「100元だったらいいよ」と言うと他の女性二人との相乗りでタクシーで行くことにした。 また、台東のタクシーの印象が悪くなってしまった。 100元だったから良いが、バスの三倍の値段だから、チョットこの一人旅では贅沢で安易なことをしてしまった(反省)。 台東から花蓮は、約三時間(333元)、ローカル特急電車で移動です。 次回に続く…
2017.10.23
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1年を通して温暖な台湾は、南国フルーツの宝庫です。 特に南部のエリアでは、パイナップルやバナナ、グァバなどたくさんの種類のフルーツが栽培されています。 中でも人気のマンゴーは台湾ではとてもリーズナブルな果物。 マンゴーがたっぷり載ったかき氷は、台湾の最も人気デザートです。 台湾に行ったらマンゴーかき氷を一度は食べたいという方も多いのではないでしょうか。 そして街の小さな庶民的なお店から、超有名かき氷店まで、マンゴーかき氷を食べられるお店がたくさんあります。 同じマンゴーかき氷でも、それぞれのお店によって味が異なり、独自のテイストに仕上げていて、食べ歩きする旅行者も少なくないです。 ここでは、台北のいくつかの代表的なおすすめの人気のお店を紹介しますが、味の方は食べる人の好みもあるので、お店の評価はお任せします(笑)。 きっとどのお店も美味しくハズレはないと思うので、ご安心ください。 高雄や台南を中心とした南部エリアには、もっと安くて美味しいマンゴーかき氷のお店があるよって、たくさんの方々からアドバイスをいただいています。 ■アイスモンスター 台湾ファンなら知らない人はいないという定番中の定番のお店。 表参道に日本1号店がオープンし長蛇の列ができたというニュースが流れていましたね。 マンゴーの質が高く比較的甘さののったマンゴーが使われてます。 氷はマンゴー味が付いたスノーアイス。 このお店はあらゆる面においてレベル高いです。 ■芒果恰恰(マンゴーチャチャ) 日本にもお店があり、香港など海外への出店も積極的です。 原宿のお店は閉店してカフェにかわったらしい。 このお店はマンゴーかき氷店ではなく、マンゴー以外の果物はなく「マンゴー専門店」。 マンゴーかき氷だけでなく、マンゴーを使ったさまざまなメニューがあります。 切ったものを急速冷凍して産地の高雄から運んでいるというマンゴーは、新鮮でとてもおいしいです。 ■思慕昔(スムーシー) 永康街にあるフワフワ台湾かき氷の食べれる人気店です。 台鼎泰豊の本店で小籠包を食べた後のデザートで、台湾かき氷という定番の台湾食べ歩きもいいですよね。 マンゴー味が甘過ぎが苦手な方におすすめのさっぱりタイプです。 ■冰讃(ピンザン) 雪花、フワフワ度かなり高めで、食べてるとバランスのとれた絶妙な甘さ加減を実感します。 雙連街魯肉飯を食べた後に、デザートは、向かいの冰讃でマンゴーかき氷というのも最高ですね。 《おすすめ人気店舗》 アイスモンスター 台北市忠孝東路4段297号 MRT国父記念館駅から徒歩5分11:30~23:30 無休 マンゴーチャチャ台北市光復南路562号 MRT信義安和駅から徒歩5分11:00~23:00 無休 思慕昔(スムーシー)台北市永康街15号 MRT東門駅から徒歩3分10:00~23:00 無休 冰讃(ピンザン)台北市雙連街2号 MRT雙連駅から徒歩3分11:00~22:00 4月中旬ごろから10月ごろのみ営業
2017.10.22
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よく台湾の方に「鼎泰豊の小籠包は美味しいですね」って言うと必ずと言っていいほど「台湾にはもっと安くて美味しい小籠包があるよ」という答えが返ってきます。 台湾料理を褒めたつもりだが、台湾の方のリアクションがあまり良くないことってないですか? そこで、その謎を解くために鼎泰豊の歴史を調べてみました。 鼎泰豊は、中華民国台北市に本店を置く、小籠包が看板料理の上海料理レストラン・チェーン店らしい。 知らなかった方も少なくないと思いますが、そう鼎泰豊は、台湾料理ではなくて「上海料理」なんです。 これで、謎が解けました! 台湾以外にも、日本・アメリカ合衆国・中華人民共和国・オーストラリア・インドネシア・タイ王国・マレーシア・シンガポール・大韓民国にも店舗があります。 1958年、中国山西省出身の楊秉彝(ヤン・ピンイー)によって、台湾の中華民国台北市大安区信義路2段(永康街)に第1号店が開かれました。 台北の永康街の本店が一号店なんですね。 鼎泰豐は、食用油を販売する油問屋として開業。 小籠包の販売は、本業の食用油の売り上げが落ち込んだ時期に、副業として開始されたようです。 その後、鼎泰豐の小籠包は地元の人々に評判となり、1980年代には、本業であった食用油の販売を取りやめ、小籠包の専業食堂に商売替えをしました。 当時は近隣住民が利用する地元の食堂に過ぎず、中華民国国外の観光客をターゲットには考えていなかったそうです。 1993年、アメリカ合衆国の『ニューヨーク・タイムズ』紙で「世界の10大レストラン」に選ばれ、同紙の紹介によって一躍知名度が上がり、台湾国外から多くの観光客が、台北の店舗に来店する転機となりました。 その後、台湾国外店舗として、1996年(平成8年)に、初めて東京の『タカシマヤタイムズスクエア』に出店し、その後ロサンゼルスの店舗を開店させ、国外の店舗を次々と開店。 日本においては東京都内の中央区・港区・渋谷区・世田谷区・立川市のほか、仙台、横浜、名古屋、京都、大阪、福岡、熊本の各市に店舗があります。 大半の店は高島屋内への出店です。 また、台湾の鼎泰豊の魅力は、小籠包をはじめ料理が美味しいだけではなくて、サービスレベルが高いことが挙げられます。 店内のウエイトレスやウエイターの給与は、一般の新卒の倍らしい。 本店なら平日平均1500人、休日は2000人~3000人のお客さん(うち日本人は40~50%)が来店するお店ですから、かなりのハードワーク。 また、社内ではサービス、態度、礼儀のテスト以外に英語や日本語、韓国語の研修も行っていて、テストに不合格或いはお客様に失礼があった場合は、即刻クビだということです。 このような厳しい環境の中で最高のサービスを学び、すばらしい人材が育っていっていることが、今の鼎泰豊の人気につながっているのだと思います。
2017.10.21
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《金仙魚丸(ジンシェンユーワン)》 毎朝市場で仕入れた新鮮な食材を使い丼ぶりや麺類が充実しています。魚のすり身団子を入れたスープの魚丸湯が看板メニューです。 「QQ」の愛称の「魚丸湯」は団子が固めでコリコリして美味しいです。 《永楽米苔目(ヨンラーミータイムー)》開業50年の老舗 かなりマニアックなお店で一般の日本人観光客の方は少し入るのに勇気がいるのではないかと思います。台湾人の地元のお客さんで、昼時はいつも満席で行列ができる人気のある老舗の食堂です。 米苔目(ミータイムー)とはライスヌードルのことで、米を粉状にして水で溶いで作った麺をサツマイモの粉と混ぜて麺にして茹でたものです。スープは豚のスジ、ほほ、心臓周辺の肉を別々に煮たダシをブレンドしています。食べ方はスプーンで麺とスープを一緒に食べます。 《永楽雞捲大王(ヨンラージージュアンダーワン)》創業百年の老舗。 地図を見ても探せないほど見つけにくいお店です。メインの道路ではなくて永楽市場裏手細い路地にある4代100年以上にわたり営業する老舗の屋台です。 しかも朝だけ営業して品切れで閉店するときも多く、タイミングよく食事ができることを願っています。 中国・福建省は発祥とされる名物の雞捲をはじめ、蝦捲65元など伝統の台湾小吃が美味しいです。 《妙口四神湯包専賣店》(ミャオコウスーシェンタンロウバオジュアンマイディエン)創業40年の老舗屋台。 肉まんと漢方スープの四神湯を扱う屋台。添加物などは一切使わずデトックス、美肌効果、整腸効果があるらしく女性におすすめです。 まだまだ、たくさんの紹介したい迪化街のお店はあるのですが主な老舗や話題のお店を紹介させていただきました。 この地域に密着してに長年愛され続けたたくさんの老舗が集まる街は迪化街以外ないように感じています。 その理由として商業施設が集まる忠孝復興エリアや信義エリアなどの新興地区に開発が集中し、迪化街のある大同区周辺は開発が遅れ老舗の食堂が長く同じ場所で継続することができたということもあると思います。 台湾は新しいものだけを追求するだけではなく、現在は台湾の歴史や伝統、文化を大切にして街作りを行う風潮になっています。 もちろん、この老舗の食堂もこれからも長く続くことを願っています!
2017.10.20
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《台湾の麺料理の種類》 台湾の麺料理のメニューに「湯」というのは、汁あり、「乾」は汁なしという意味です。 その他、小麦粉や米などの麺の原料や細麺、太麺、ちぢれ麺といった麺の種類や調理法までバリエーションがとても多いです。 台湾の麺料理は奥が深い・・・。 《担仔麺(澹仔麺)タンツーメン》 一般に、小麦粉の中細のストレート麺を用い、スープに豚のそぼろ肉と海老、香菜、ニンニクソースなどがのっています。 台湾語でターアーと読みます。 担仔麺は台南市の発祥で、度小月担仔麺ともいいます。 生まれた時期は清朝期で、台南の臨海地域では漁業を生業とする人が多くいたが、夏場は台風が多く、その間は船が出せないため生活が苦しかった。 その貧しい月を「小月」と呼ばれていました。 その人々が小月の間に作って生計を維持したのが度小月担仔麺です。 担仔麺は一般に価格の割に量が少ない。台湾語のいわゆる「食巧不食飽」(飽きずに美味しく食べて)を念頭に食べ飽きない量に調整されています。 〔台北の度小月(ドゥーシャオイエ)〕 台北忠孝店:台北市忠孝東路四段216巷8弄12號 TEL02-2773-1244 台北永康店:台北市永康街9-1號 TEL02-3393-1325 《麺線(メンシェン)》 短めの極細麺をとろみのあるかつおだしのスープで煮込んだもの。 台湾にはたくさんの麺線を販売する店舗があり、台北や高雄など場所によって味付けも異なり、南に行くにつれ甘みが増す傾向にあります。 具材としては、大腸入りや、牡蠣入り等があり、上には薬味として香菜(パクチー、コリアンダーとも呼ばれる)を乗せる場合もあります。 空腹の一時しのぎとして食事の間に食べられることもよくあります。 日本で販売されている場所はほとんどありません。 日本でのビジネスチャンスがあるかも(笑)。 〔阿宗麺線(アゾンミェンシェン)〕 西門店:台北市峨嵋街8号之1 TEL(02)2388-8808/(02)2388-8182 士林分店:台北市文林路101巷24号1F 東區分店:台北市忠孝東路4段17巷2号 《涼麺(リャンメン)》 夏の定番。 汁なしの台湾式スタミナ麺、ニンニクたっぷりでやみつきになる味です。 〔東區涼麺(トンチーリャンメン)〕 屋台のようなお店ですが有名な老舗。 長年つちかわれてきた伝統の技で作られる涼麺は、行列ができるのも頷ける味です。 オーナーさんの研究によって編み出された胡麻ダレは、絶品ですよ。 東區:台北市忠孝東路4段216巷31號 TEL02-2711-3289 《意麺(イーメン)》 台南を中心に食べられている水を使わず小麦粉と卵で作った平打ちのちぢれ麺。 〔意麺王〕 台北市大同區歸綏街204號 TEL (02)2553-0538 《米粉(ミーフン)》 うるち米で作る麺で、細麺、太麺があり調理法もスープあり、なしの両方があります。 〔民楽旗魚米粉湯(ミンラーチーユーミーフェンタン)〕 台北市民楽街3号(永楽布市場前) 創業80年という老舗。 スープは旗魚、つまりカジキのダシが出ており、魚系のスッキリとした味わいです。 《米荅目(ミートウムー)》 米粉でできた麺で食事だけでなくデザートにも使われている。 〔永楽米苔目 (ミンラーチーユーミーフェンタン)〕 1967年開始の米苔目のお店。 米苔目とは、米をすってねっとりさせたものを、網の目から押し出した麺。 その米苔目でおいしいところは?と聞くとみんなが口をそろえて「永樂!」と答えます。 40年以上に渡って3代も続くこのお店は、2017年に近くですが移転しましたのですが、人気のお店です。 スープのお代わりは無料なので、麺を残しスープの飲み干したらカウンターに自分で器を持って行き「加湯(ジャータン)」とスープを入れてくださいとお願うすればOK。 台湾旅行で麺料理の食べ歩きも楽しいですよ。
2017.10.18
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「寧夏夜市」から「迪化街」に歩いて行く歩道の民生西路189號に二二八事件が起きた場所があります。 台湾と日本、中国との関係においてたくさんの歴史に刻まれるような出来事はあります。 二二八事件はまさしく台湾にとって最大の悲劇的な出来事で台湾を理解するという意味で、旅行される方、ビジネスをされる日本の方は必ず知っておいて欲しいです。 《事件の内容》 二・二八事件(ににはちじけん)は、1947年2月28日に発生しその後台湾全土に広がりました。 国民党政権(外省人(在台中国人))による長期的な民衆(当時まだ日本国籍を有していた本省人(台湾人)と日本人)への弾圧の引き金となった事件です。 タバコを販売していた本省人女性に対し、取締の役人が暴行を加える事件が起き、これが発端となって本省人による市庁舎への抗議デモ行われました。 国民党政府は大陸から援軍を派遣し、武力によりこれを徹底的に鎮圧し多くの市民が殺害され、傷を負い国府軍は台北以外の各地でも台湾人への無差別発砲や処刑を行い裁判官・医師・役人をはじめ日本統治時代に高等教育を受けたエリート層が次々と逮捕・投獄・拷問され、その多くは殺害されました。 この事件によって、約28,000人もの本省人が殺害・処刑され、彼らの財産や研究成果の多くが接収されたと言われている。 実際の被害者の数はさらに多いとの説が今尚根強く存在しており、正確な犠牲者数を確定しようとする試みは、いまも政府・民間双方の間で行なわれています。 事件の際に民党政府が発令された戒厳令は40年後の1987年まで継続し、白色テロと呼ばれる恐怖政治によって、多くの台湾人が投獄、処刑されてきた。 戒厳令を解除した後も、国家安全法によって言論の自由が制限されていた。 今日の台湾に近い形の「民主化」が実現するのは、李登輝総統が1992年に刑法を改正し、言論の自由が認められてからのことです。 このような台湾の歴史を知ることにより、ますますこれからの台湾と日本との親密な友好関係が継続されればよいなと願っています。
2017.10.17
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台湾では、8月上旬になると毎年、台湾では大きな台風がやってきて、南部を中心に洪水や崖崩れなどの災害に襲われます。 今年は、先週末、台風9号がやってきて、8月29日から30日朝にかけて猛烈な風による被害が相次ぎ、これまでに103人がけがをしました。 29日、台風9号が上陸し、北東部の宜蘭県では日本時間の29日午後9時に52.8メートルの最大瞬間風速を観測したそうです。 台風は台湾を東から西に横断しましたが、これに伴い、30日朝にかけて猛烈な風の影響で電柱や街路樹が倒れるなどの被害がでています。 地元の気象当局によりますと、2つの台風が同時に接近するのは、50年ぶりだということです。 ただ、今回の台風については、2つの台風がやってきても通過したという感じです。 最も被害が大きくなるのは、台湾の上空で台風が停滞したときが、洪水などの被害が発生します。 これから、台風本番のシーズンになりますが、台風の大小に関わらず、停滞するとやばいので、台湾を素早く通過することを祈ります! 《2015年8月の台風時の話題》 2015年8月上旬の台風に伴う強風の影響で傾いた郵便ポストが話題になりました。 日本では台風は発生順に番号をつけて呼びますが、台湾では国際名を用いて呼んでいます。 2015年8月上旬の大きな台風では、13号の国際名はSoudelor/ソウデロアという名前で、台湾では当て字で「蘇迪勒」と書きます。 台湾がすっぽり台風に隠れてしまうほどの大きな台風で、数十年に一度の超大型台風でした。 台風13号の強風で飛ばされた看板が直撃して曲がった台北市内の郵便ポストが「かわいい」と大人気。 その郵便ポスト(萌えポスト)の場所が観光スポットになっているというニュースが話題になりました。 さすが台湾、台風の災害も観光スポットにしてしまうとは、(笑) 萌えポストの場所ですが、最寄り駅はMRT南京復興駅です。セブンイレブン龍京店、住所は台北市中山区龍江路104号です。 《台風という名前の由来》 台風という名前の由来は、3つあるそうです。 1.「ギリシャ神話に登場するテュポーン(typhoon)から来た説」 テュポーンというのはギリシャ神話に登場する怪物で、その大きさはギリシャ神話で最大と呼ばれ風の神であるとも言われています。 台風がまるでテュポーンが暴れ回っているように見え、それが東洋に伝わったことから「颱風(たいふう)」と呼ばれるようになった説。 2.「台湾からやってくる強い風という説」 台湾と中国福建省で使われる南語で、台湾のほうからやってくる強い風を風篩(ふうし、白話字だと:Hong-thai)と呼んでいます。 これが日本にも輸入されて、台風という名前で呼ばれるようなったと言う説です。 3.「中国の広東省で使われていた「大風」が由来」 中国の広東省では台風の事を大風(タイフン)と呼んでおり、大風が西洋の方に渡ってきて、タイフーン(typhoon)と呼ばれるようになったという説です。 台風の由来が、台湾からやってくる強い風という説があるように、台湾と台風はとても歴史的につながっているんですね。
2017.10.16
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恆春は、台湾のハワイと言われる墾丁が近いので、ゲストハウスやオシャレなカフェでアルバイトしている浅黒くサーファーの女性が多い。 ゲストハウスも宿泊客のサーフボードが並べて置いてたり、長期滞在をしてアルバイトをしながらサーフィンを楽しんでいる方も多いと思います。 昨夜、28歳の台湾人の男性と友達になり話をしました。 彼は、台北の調理師でバイクで台湾一周をしているらしく、この後、数日かけて台南、台中そして台北に帰るらしい。 私が台東、緑島、花蓮に行くというと彼がパンフレットをカバンの中から取り出し私に渡した。 さすが、台湾人優しい。 彼と話をしていて、エッて思ったのが沖縄は台湾と同じ民族だというのだ。 台湾の金門島には、沖縄と同じ獅子の魔除けのシーサーを飾る習慣があるそうだ。 だから、尖閣諸島ももともとは台湾だった。 もちろん冗談のように笑い話をするのだ。 中国ではないよって付け加えていたが。 日本と台湾は、友達の国だと当たり前のように言っていた。 台湾は、親日の国と言うことを改めて感じました。 今日は、早朝から台東に向います。 恆春の中心のバス停から6時5分の9188のバスで約45分をかけて枋寮駅に向かいました。 料金は、悠遊卡で127元。 通常は、毎時間25分、55分にバスは出ています。 枋寮駅に着くと、台東までローカル線の電車で向かいます。 枋寮駅 8時2分発、台東駅 10時7分着 特急の指定席で172元。 これぐらいの安さじゃないとローカル線じゃないよね。 少し時間があるので朝食で鶏のハンバーグ、蛋餅、豆乳全部で65元。 駅のホームは、日本のいなかののどかな風景そのもの。 サイクリングを楽しむ為に台東に電車で移動する方も多く、枋寮駅には自転車をホームまで運ぶ為の道路が設けられています。 さすがサイクリングの盛んな台湾ですね。 平日にもかかわらず電車の指定席は満席になっています。 休日なら事前の予約が必要かもしれません。 ちなみに電車に入り乗客室のドアは、横に開けるのでなく、押すと開くので注意しよう(笑)。 電車の外の景色は、広い海岸からトンネルを抜けると山の緑や果物畑に変わる。 昨日、台北を出発したのにもかかわらず、すごく長い時間一人旅をしているようで、時間がゆっくり流れていることを実感します。 海岸を眺めていると台東駅に到着。 台東駅から台東市内行きバスに乗り壹東轉運站に向かうのだが、乗り継ぎが悪く約45分間バス停で待つことになってしまった。 タクシーに乗ればすぐですが、ここはローカル旅行なのでタクシーは禁止。 また、台東駅前にいりタクシーは、どこでも200元と言い呼び込みがあるので、気が進まないのもあります。 バスに乗りいつも思うことは、車内にある時計は全く合ってないってこと、注意してくださいね(笑)。 車内では原住民の歌が流れ、地元の原住民らしき乗客が口づさんでいる。 きっと原住民のヒット曲なんだろう(笑)。 そして車内の音楽は、中国語の五木ひろしの「夜空」と続く(笑) 空を見ると軍隊のジェット機が二機飛んでいる。 今回、台東で宿泊したゲストハウスは、「二魚年旅舎(PISCES)」。 まだ、新しく天井も高く広々としていて、清潔感もあります。 2016年に開業したらしくオーナーがサイクリングが好きな台北人。 年に7回中国の山をサイクリングで横断するらしい。 自転車や写真が飾られていました。 入り口が何もないのでどこが宿なのか分からなかったが、入ると広々とした快適な空間になっていた。 このような作りの宿が多くなっているのですが、周辺の住民に気付かれないようにしているのか、オシャレでしているのかは不明ですが・・・。 昼ご飯は、台東では有名なライスヌードルのお店「榕樹下米苔目」、今回も行列ができていました。 台東の中心街は、台北と変わらない感じであまり特徴がないという印象。 私の勉強不足かもしれない(笑)。
2017.10.15
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台湾では、雑貨店などでフクロウの置物や小物、イラストが多く見かけます。 そのモデルになっているのは、「メンフクロウ」というフクロウです。 あまり台湾とフクロウの関係についてあまり知られていません。 フクロウは穀物の中にいるネズミを食べてくれることから、数千年前からずっと農民から守られてきました。 その話を聞くと、台湾の南部地域の農家の方は、牛は農地を耕す時に働いてくれるからだと言うことで牛肉を食べない方が多いことを思い出しました。 台湾では、人々のために働いてくれる動物に感謝し大切にしているのだ! また、フクロウは、ネズミや野ウサギを主食とし、夜中に行動します。 夜行性なので聴力と視力は大変優れていて、先々の事まで見渡せる「世間に明るい」「先見の明」があるということから、「聰明(賢い)」、「智慧(ちえ)」の意味があり縁起の良いものとされています。 家の守り神の効果もあり、フクロウのモチーフを玄関先に備えておくと、家人が寝静まった後でも可愛いフクロウが、外出帰りをいつも迎えてくれるという意味から置物が作られているんですね。 縁起物両親や祖父母、お世話になった方へ、感謝の気持ちを込めた贈り物にもふくろうはたいへん喜ばれます。 日本やヨーロッパ、アメリカでもペットとして飼う人がいるようです。 日本でもフクロウは縁起の良いものとされています。 ふくろうには様々な当て字があります。 「不苦労」...苦労知らずの意味 「福来」...福が来るの意味 「福籠」...福が籠にたくさんつまったようす 「福老」...幸福に年をとるの意味 借金をすると首がまわらなくなるという言葉があります。 ふくろうは首がクルクル回りますので、そういったことがないという意味になるそうです。 どれもとてもおめでたいことが多いですね。 ヨーロッパでは、フクロウは、台湾と同じように「知恵」「賢者」の象徴として愛されています。 英国では、「森の守り神」として知性の象徴とされているそうです。 ただ歴史の中で日本では、フクロウは死の象徴とされ、フクロウを見かけることは不吉なこととされていたそうです。 中国でのフクロウは、古代中国で母親を食う不孝な鳥とされ、冬至にとらえて磔(はりつけ)にし、夏至にはあつものにして、その類を絶やそうとしたといわれています。 『五雑俎(ござっそ)』という歴史上の著作にも、福建などでは、フクロウは人間の魂をとる使者といわれ、その夜鳴きは死の前兆とされたとあります。 台湾の「メンフクロウ」は、表情豊かなフクロウで一度本物をみると愛着が湧いてきますよ。 是非、台湾に行かれる際は、フクロウ見学も体験して欲しいと思います! 可愛いですよ。
2017.10.14
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《縁結びのパワースポット「霞海城隍廟」》 旧暦7月7日に当たる2017年8月28日は、台湾の七夕のバレンタインデー(情人節)です。 恋愛の神様、月下老人が祭られている台北市の霞海城隍廟にはこの日、良縁を求める参拝客がひっきりなしに訪れます。 縁結び有名なパワースポット「霞海城隍廟」。 台湾にはたくさんの廟がありますが、「霞海城隍廟」は日本人女性が行きたい廟のナンバーワンです。 同廟によると、毎年の七夕バレンタインデーの参拝客は、通常の4割増に上るという。 台湾のみならず、日本や韓国、中国大陸からも参拝客が詰めかけます。 月下老人は左手に婚姻簿、右手に杖を持ち、未婚の男女を赤い糸で結ぶとされる。 廟側は、不要な縁を引きつけるのを避けるため、赤い糸を過分に受け取らないよう注意を呼びかけている。 また、同廟は未婚者だけでなく、一家円満や浮気防止を願う既婚者にもご利益があるという。 縁結びに最もご利益がある参拝時間は、バレンタインデー(新暦2月14日)、元宵節(旧暦1月15日)、チャイニーズバレンタインデー(旧暦7月7日)、月下老人の誕生日(旧暦8月15日)だとされている。 《参拝のポイント》 まず3本の線香に火を付け、空に向かって天公にお参りし、自己紹介をします。 その後、カウンターで供え物を受け取り、月下老人に好みのタイプを伝えます。 また、無事結婚できた方は「喜餅」と呼ばれるお菓子を持ってお礼参りに来なければなりません。 《重要な供え物》 廟関係者は「供え物も適当にしてはいけない」と言います。偶数の果物や2枚の鉛銭、赤い糸、「喜」の文字が書かれた砂糖6パックに加え、クコの実やナツメを供えるとさらに良いと言います。それぞれの数字などには縁起結びの意味が込められています。 《参拝方法》 1. カウンターで金紙と線香3本を購入します。 2. 初めての人は、左手の本殿内でお参りセット(鉛銭、紅線、喜糖)を購入します。 3. 線香に火をつけます。 4. 入口にある爐の前で空(天公)に向かってお祈りをします。この時、自分の名前、年齢、住所を念じ、その後、3回お辞儀をする。以後、それぞれの神様に願い事をする時も同様に名前、年齢、住所を念じ、お辞儀を3回します。 5. 線香は爐に刺さず、そのまま左手の建物の入口から中へ入ります。 6. 城隍爺にご利益:無事息災、仕事運などをお参ります。 7. 月下老人にご利益:婚姻祈願をお参ります。 8. 2人の神様に向けて3回お辞儀をします。 9. 廊下を抜けて、右側の部屋に移動。 10.いちばん奥の義勇公にご利益:厄除け祈願をお参ります。 11.城隍夫人にご利益:家庭円満をお参りします。 12.菩薩にご利益:智慧を授かる、心の平和をお参りします。 13.外に出て、爐の前でもう一度お参り 14.線香を3本とも爐に刺す。※灰で火傷をしないように、刺す前に線香を振って、灰を落としてから刺すようにしてください。線香の上の方を持つと安全です。 15.最初にもらったお守りを爐にかざして、時計回りに3回まわします。 16.金紙を回収箱に入れます。 17.平安茶とお菓子をいただきます。 以上です。
2017.10.13
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台湾で生活する上で必要なものは何でもそろう生活雑貨店です。 日本の生活雑貨店にならぶ商品に比べるとレトロ感が満載。 ひとつひとつのものが懐かしいものばかりなので、ついつい掘り出し物探すように見てしまいます。 地元で愛され続けていう老舗の自転車屋さんも、お店の前で天井からたくさんの子供用の自転車を吊るした楽しい演出です。 台湾のお祭りの飾りものを中心に品揃えしている雑貨店。 ローカルのお祭りや一般の家庭でお祭りや年間行事の時の飾り物が品揃えされていて、通常の日でも店内は真っ赤な色です。 たとえば、台湾では旧暦のお正月前になると街全体が真っ赤に飾られます。 赤という色はおめでたいときや安全祈願や魔除けなどとても縁起の良い色です。 台湾でもお正月になると大人が子供にお年玉をあげる習慣があります。 日本と違うのはそのお年玉袋は赤い封筒「紅包(フォンパオ)」にお金を入れて子供にプレゼントします。 また、お正月前になると男性も女性も赤い下着を身につける方が多く、日系の下着メーカーも台湾のお店では赤色の下着を多く品揃えすることで旧暦のお正月に演出をしています。
2017.10.12
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過去、ミスタードーナツなどの飲食チェーンからラーメン屋ブームやお寿司屋のオープンラッシュなど、たくさんの日系の飲食店が台湾に進出してきています。 台湾で飲食店をオープンするとはじめは行列が出来るものの、2店舗目を出店するとアッという間にその行列はなくなります。 そして2、3年で台湾から店舗を閉店させせ引き上げる日系の飲食店も少なくない。 台湾は人口が少ない上に、消費者は新しいもの好きで飽きっぽいという方も多いです。 しかし、台湾のローカルエリアでは、100年の老舗ローカル食堂が存在します。 そのローカル食堂を見習い、流行ではなく一般の台湾人の生活に溶け込み、長年愛される飲食店を目指す時期になってきているように感じます。 台湾と言えば「食」ですが、この街にも地元の人に愛される老舗の食堂がたくさんあります。 台湾旅行で訪れると必ず創業50年以上の老舗の小吃(シャオチー)グルメを楽しみたいものです。 このような老舗のほとんどが家族経営でお店の二階に2世代の家族と同居が一般的です。 50年、100年と先祖代々の味を守り同じ場所で地域に密着してお店を続けていて、おばあさんが朝食の係り、お母さんが昼食と夕食の係りと娘、息子、そして孫の世代も含めて家族全員でお店を運営しています。 繁盛店は家族だけでは人手が足りず若いベトナム人の女の子を住み込みで雇いお店を運営し、晩の19時ぐらいになるとお店の隅の席で従業員が順番に「まかない料理」を食べています。 ゆっくりする時間もなく素早く食べてお皿洗いやテーブルの片付けなどをしている姿を見るといつも「感謝の気持ちと元気」をもらいます。 このような老舗の食堂で食事をしていると「家族の大切さ」「生きる力」を再認識します。 私のよく行く老舗の食堂にはいつも黒い犬がいて、常連客も何も気にしていません。 お店のマスターに「この犬の名前は?」と聞くと「小黒(シャオヘイ)」「黒ちゃん」と教えてくれました。 名前の前に「小(シャオ)」をつけると仲の良い友達で「◯◯ちゃん」という感じになります。 「何歳ですか?」と聞くと、「大きくなってから、このお店にまよいこんで来て住んでいるので分からない」と教えてくれました。 このように台湾の方は、動物をすごくかわいがります。 数年前に日本で起きた大震災の台湾からの義援金の多さでも分かるように、困っている方を見ると助けてあげたり、子供を可愛がったりと台湾は非常に気持ちのこもった方が多いです。 日本人観光客にとって、このような老舗の食堂を見ると全部同じように見えるかもしれません。 しかし、たくさんの料理の種類がありますが、大きく二つに分けて「魚料理」と「肉料理」に分けられます。 まず、今日は魚料理、明日は肉料理という具合にチャレンジしてみてはどうでしょうか。 魚料理の中で「このお店の料理は一番美味しい」、肉料理の中で「このお店の看板メニューは美味い」など、各店舗の味の違いが分かってきます。 この迪化街の老舗の食堂が日本のテレビ番組で撮影に使われることもあります。 歴史のある迪化街には、地元の一般の台湾人に長年愛されてきたくさんの老舗の食堂があります。 毎週のように同じお店に行き顔なじみになると必ずと言っていいほど小さなサービスをしてくれるのが台湾らしいところです。 この前は小皿に入れたお漬物をサービスしていただきました。(笑) このような老舗の食堂にはもちろんポイントカードなどは一切ありません。 しかし、朝昼晩と毎日、常連客で賑わっています。 サービスの本質を教えられているようです。 ある日、お客さんと老舗の食堂のママさんが会話をしていました。 お客さんが「ママさんのサンダル良いね!どこで買ったの?」、ママさんが「新光三越(シンゴンサンユエ)で買ったよ!」と答えてました。 その会話を聞いて、私はこの古い街で暮らす方はこのエリア内で買い物をしたりしていると思っていたのですが、わざわざ日系百貨店に行ってショッピングを楽しんでいるんですね。 失礼しました。(笑)
2017.10.11
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台湾でバイクの免許があれば、リゾート地などではレンタルバイクを借りるとすごく便利ですよね。 台湾では、ヘルメットを着ければ二人乗りは大丈夫です。 三人、四人乗りが多いのは子供なので見逃しているって感じだと思いますよ(笑)。 今から、15年ぐらい前はノーヘルでOKだったんですけど、事故が多くてヘルメットが義務付けになりました。 しかし、地方にいけば、ヘルメットの着用率が低いのが現状。 嘉義縣、屏東縣、台東縣、観光地の屏東縣墾丁、台東縣緑島、台東縣蘭嶼鄉については、ヘルメットの着用率も低く、警察官が取り締まりをしているのを見たことがないですね(笑)。 日本の免許証も交流協会で手続きすれば、台湾での運転も可能になります。 居留証をゲットできたら、台湾免許への切り替えも即日でできます。 台湾で外国人がバイクの免許を取得するには、居留証を持っていることが条件になります。 台湾で運転できる車種について、日本と同等の車になります。 例えばごく一般的な日本の中型免許の場合、台湾では普通小型車という分類になり、台湾の場合は車とバイク2枚にわかれます。 台湾のバイク免許の種類は、「輕型機車(50cc未満のバイク)」「普通重型機車(50cc~250cc未満のバイク)」「大型重型機車(250cc以上のバイク)」に分かれます。 長期滞在者で台湾民国居留証(ARC)を持っている人は、日本の運転免許証を台湾の運転免許証に変更できます。 各地域に運転免許を取得できる場所があるのですが、身体検査を同時に受けれるところと事前に病院で身体検査を受け、書類を持参しなければいけない場所があるので、交流協会にてお聞きください。 台北に住んでいる方は「士林監理站」がおすすめで身体検査も同時にうけることが可能です。 1.免許申請書 免許センター受付などでもらえます。 車とバイク両方の人はそれぞれ1枚ずつ必要です。 2.居留証 3.日本の運転免許証 4.日本の運転免許証の中国語翻訳文 交流協会で650元(平成26年度) 実技試験、筆記試験は必要なし。 居留証を手に入れたら、日本の運転免許で台湾での運転免許を取得することをおすすめします。 5.パスポート 切り替え可能な条件が入境後1年以内なので、入境月日を確認されます。 パスポートを更新した人は新旧2冊必要。 6.写真3枚 士林なら免許センターで撮ることができます。 自動車とバイクが台湾では別免許なので、両方を切り替える場合は写真6枚必要です。 1枚は申請書に貼り付けます。 7.手数料 200元(台北市) 身体検査は別料金。 《身体検査》 1.身長 2.体重 3.聴力検査 4.色覚検査 5.視力検査 6.視野の検査 視野の横幅を調べます。 左右にボールが転がっている半円みたいな台に顔をつけ、両手は台の下置きます。 左右のボールのうちどちらか、もしくは両方が動くので動いた方の手を挙げて視野を確認。 7.動体視力 Cが延々と縦に流れ続けるので指で延々とその方法を指していきます。 8.夜間の視力の検査。 ライトが光ったり消えたりします。 9.運動能力の検査 グーパーなど、検査の人の指示通りの動きをします。 10.検査料を払って検査終了 約200元 《免許証受け取り》 身体検査をすませたら階段を上がって交付の窓口へ行きます。 申請書やパスポートやら用意した書類を提出。 居留証、パスポート、免許証などのコピーはこちらの窓口でやってくれました。 係の人が写真をペタッとのり付けすると、表面だけラミネートでコーティングして、透明なケースに入れてたものです。 日本だといろいろと時間がかかりますが、台湾ではたぶん5分くらいでできました。 身体検査などすべてあわせても30分以内くらいです。
2017.10.10
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台湾の南部は熱帯エリアになりマンゴーやバナナ、パイナップルなど果物が豊富にとれ、日本と比較すると非常に果物の値段も安く種類も多いです。 《台北の下町「迪化街」のフルーツジュース屋さん》 たくさんの種類の果物の中から飲みたいものを選んで注文するとミキサーに入れてで数分でフルーツジュースを作ってくれます。 木陰のベンチに座って飲むとまさに気分は南国トロピカルです。 《ジュース屋台》 山盛りに積んだ何種類かの柑橘系の果物で道具を使って絞って35元(約120円)でジュースを作ってくれます。 《移動式のフルーツ屋台》 台湾のローカルエリアでは小型トラックや自転車を使った移動式の屋台のような販売をしているお店を多く見かけます。 このお店は迪化街から歸绥街に行ったところの大稻埕公園前で車を止めていつもパイナップルを販売しています。 《海中行(ハイチォンハン)》 知る人ぞ知る台湾のフルーツでつくった美味しいジャムを紹介しますね。 台湾の下町「迪化街」あるお店ですが、からすみとお菓子などが売っていますが、この百香果粒(バイシャンゴーリー)はジャムとしてパンにぬって使ったりヨーグルトやかき氷にかけて食べても美味しいです。 おみやげにもいいですよ。
2017.10.09
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「油飯」と聞くと、油でギトギトのご飯をイメージしてしまいがちですが、油飯というときの「油」とは「醤油」を略したものだそうです。 実際はそれほど油っぽくなく、台湾風の「おこわ」なんです。 ご飯の具は椎茸と豚肉がメイン。 これにフライドチキンと煮玉子がつきます。 台湾では生後一ヶ月は「彌月」もしくは「滿月」と呼び、様々な行事があるのですが、その中の一つに、周囲に「油飯」を送ったり、食べたりすることがあります。 殻を食紅で赤く染めたゆで卵が2つと1本の鳥モモ肉。 実はこれぺッ、ペニスを意味し、男の子が生まれた事をメッセージとして伝えているらしい。 このように鶏ももの唐揚とゆで卵は「男子の象徴」という俗説があるようですが、実際は「子沢山」「子孫繁栄」の意味があるそうなので、これらは男女に関係なく油飯に付くそうです。 出産した側は、親戚や友人にこの様な弁当を配って、男の子が生まれた事を伝え、一方、女のこが生れた場合はケーキ。 なぜこのような弁当が出来たという説としては男の子の誕生をより喜ぶため、貧しかった時代に贅沢品だった鶏肉と卵が入れられたと言われています。 一方、女児が生れた場合はお菓子程度のモノだったが、それじゃ男尊女卑だからとケーキになったと言われています。 《下準備の材料》 ・もち米 2合・白米 1合・豚肉(ロースまたはバラ肉) 小さい茶碗1杯ぐらい・干し椎茸 6個・蝦米(干しエビ) 小さじ2杯・油葱酥(玉ねぎのスライスを揚げたもの。なくてもよい) 1/2合・生姜(すりおろし) 小さじ2杯・胡麻油 大さじ2杯 《炊飯ジャーに入れる材料》 ・上記の材料を炒めたもの・醤油 大さじ4杯・料理酒 小さじ2杯・砂糖 小さじ3杯 《作り方》 もち米と白米を洗って30分間水に浸し、ザルに上げて水を切っておく。 豚肉を細切りにする。干し椎茸を水で戻して、石づきを切り落とし、細切りする。大きい干しエビは半分に切る。 フライパンに胡麻油をひき、豚肉と油葱酥とすりおろした生姜を炒める。豚肉に完全に火が通ったら、干し椎茸と干しエビを追加して炒める。 水切りしたもち米&白米を追加して、しっかり混ぜる。 炊飯器の窯に、上記で炒めたものを入れる。 醤油、料理酒、砂糖、水5合を足して、しっかり混ぜてから、「もち米」メニューで炊く。 《油飯の有名なお店》 林合發油飯粿店は迪化街の永樂市場内にあるお店。 朝7:30~売り切れ次第終了。 林合發油飯粿店:台北市大同區迪化街一段21號1F1041號 MRT北門もしくは大橋頭駅徒歩10分 営業時間:AM07:30~PM12:30(売り切れ次第終了) 定休日:月曜
2017.10.08
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バンレイシ(釈迦頭) 仏像の頭部に見えることから釈迦頭とも呼ばれています。 別名を蕃荔枝中国語(ファンリージー)台湾語 (ホワンナイチー) 台湾には17世紀、オランダ人によって持ち込まれた。台湾東部の台東県や花蓮県の名産品。 7月から翌年1月にかけてが収穫期であり、年に2回収穫できる木もあるそうです。 台東地区で栽培に成功した作物の代表格。 7月から翌年1月にかけてが収穫期で果実やアイスクリームの原料としての需要もあります。 このジャリジャリした歯ざわりは、果肉中に梨と同じ石細胞が多く含まれているためでです。 英名のSugar-appleはこの食感から付けられたということ。 流通は完全に熟さない状態で出荷され、固い状態であるが食べごろに熟すと短期間に果肉がシャーベット状からクリーム状になり崩れ易い。 運搬には細心の注意が必要であり、また長期の保存と運搬に向かない理由から、日本にはほとんど輸入されていません。 《池上米》 池上郷はその昔「新開園」と呼ばれていました。 緑豊かな田園や連なる山々、青い空に白い雲、のどかで美しい風景が広がります。 お米の産地として有名な池上郷ですが、そのお米は大波池から水を引き稲作を行っています。 「池上便當弁当」は、ここの名物。 駅前広場と中正路便當街は整備され、ますますたくさんの人が訪れる地となりました。 台湾で最も品質がよいとされているコメと言えば池上米です。 池上・関山地区には工業地帯が無いため、用水の水質が良い上に、気候・地質も稲作に適したことから特に味に優れていて、このコメを使用した池上および関山駅の駅弁も有名。 「飯包」、「便當」の看板を掲げたお店がずらりと並ぶ池上駅前は、台湾を代表する「一大お弁当街」になっています。 《池上三大お弁当》 「池上便當(池上弁当)」と言えば、台湾駅弁界だけでなく、台湾のいたるところにあるお弁当屋さんとして知られた存在です。 家鄉正宗池上飯包住所: 台東縣池上鄉中正路4號営業時間:8:00-20:00 おすすめは、「招牌飯70元(=約230円)」、お野菜は「盛り放題の食べ放題」です。 悟饕池上飯包住所 : 台東縣池上鄉忠孝路259號営業時間:8:00-21:00 おすすめは「蒲燒鯛魚飯包」は、ウナギの蒲焼ならぬ「鯛の蒲焼」85元(=約280円)です。 全美行池上便當住所: 台東縣池上鄉中正路1號営業時間:6:30-21:00 「全美行」のお弁当80元(=約260円) 《胡蝶蘭》 胡蝶蘭は熱帯および亜熱帯を原産とする花であり、台東では蘭嶼で最もはやく栽培された。 現在ではその栽培は台東錢機に及び、春になると胡蝶蘭が一面に開花する光景を見ることが出来ます。 《茶葉》 鹿野地区は台東を代表する茶葉の産地です。 開けた台地に茶畑が広がり、ここで生産される福鹿茶は評価が高い。 最近では太峰茶という新品種も開発されています。 チャノキ(茶樹)とは、主に熱帯及び亜熱帯気候で生育する常緑樹のことを指します。 台東で名産品を巡る旅も楽しいと思います。
2017.10.07
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台湾旅行のお土産で、パイナップケーキに次いでからすみが人気です。 特に日本人には高級な珍味として重宝されています。 からすみは、江戸時代より、肥前国のからすみは、越前国のウニ、三河国のコノワタとともに、日本の三大珍味のひとつ。 塩辛くねっとりとしたチーズのような味わいは、高級な酒肴として珍重されています。 薄く切り分けて炙り、オードブルに供したり、すりおろして酢を混ぜてからすみ酢にしたりして使用します。 「からすみ」の名は、一説には肥前国の名護屋城(現在の佐賀県唐津市)を訪れた豊臣秀吉が、これは何かと長崎代官・鍋島信正に尋ねたところ、洒落で「唐墨」と答えたことに由来するとも言われている。 台湾ではボラのからすみを「烏魚子」(北京語:ウーユーズー、台湾語:オーヒージー)といいます。 台湾での食べ方は表面の薄い膜を剥ぎ取ってから、酒を表面に軽く塗り、弱火で裏表を一、二分ずつ繰り返しあぶり、表面が白くぶつぶつになるまでかりかりに焼き上げる。 出来上がったら、薄くスライスして食べます。 大根またはニンニクの芽と一緒に爪楊枝で刺して食べられることが多い。 夜市の屋台でも焼いたからすみを売っています。 また、アブラソコムツ(北京語:油魚 ヨウユー)を使った「油魚子」(北京語:ヨウユーズー、台湾語:イウヒージー)と呼ばれる食品が屏東県東港鎮で考案され、クロマグロ、サクラエビと合わせて「東港三宝」と称する特産品として販売されている。 ボラのからすみよりも大きいため、塩漬けも乾燥も時間が余計にかかり、技巧を要します。 乾燥は季節や大きさにより異なるが、2週間からひと月はかかる。 ボラは網で捕るため、時にストレスで魚卵に血が入り、色が黒く、臭みのあるものができるが、アブラソコムツは延縄漁で釣るため、血が入ることは少ないという違いがある。 大きいことや製作に手間がかかることから、産地でも一腹数千円とボラのものよりも数倍高価である。 台湾人から教わった現地の食べ方です。 だいこんと一緒に食べても美味しいですが、個人的には生にんにくの方がピリッとして大好き 《材料》 からすみ1袋 酒少量 にんにく 1〜2片 からすみを袋から取り出し、表面の薄い皮を丁寧に剥がす。 はけで、酒を表面に塗る。 トースターにアルミホイルを敷き、焼く。 時々表面の硬さを確認し、少し表面が硬くなってきたら、完成! 5mmから1cmほどにスライス。この時、表面カリっと中はねばっとしているくらいが理想の焼き加減です。 薄くスライスした生にんにくと一緒にいただきます。 カラスミの保存方法として常温で1週間。 冷蔵なら1ヶ月。 冷凍すると1年ほど保存できるそうです。お店では、からすみを長ネギと一緒にタッパーの中に入れて保管していました。 永久號は迪化街にある創業1915年と100年前から営業している老舗のお店。お店の方は日本語もお上手なので、困ったことがあっても質問できるから安心。 気になる永久號のカラスミのお値段は1枚(150g)が500元です。 日本で買うより安い!良心的な値段なので、台湾お土産として買うのに最適。
2017.10.06
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台湾のカキ料理のファンは多いですよね。 台湾旅行に行かれて台湾料理でカキを食べた方は、「台湾のカキは小粒だけどおいしい」と思った方は多いと思います。 この小粒のカキを生かした美味しい料理が台湾にはたくさんあります。 蚵仔煎(オアチェン) 代表的なカキ料理として、蚵仔煎(オアチェン)は台湾と中国の代表的な小吃で、カキ入りのオムレツです。 夜市の屋台料理などに代表されるB級グルメは、味、種類ともに非常に豊富で、台湾旅行の醍醐味の一つ。 牡蠣好きの人ならば当たり前!と言われるほどの絶品です。 半透明のぶよっとしたものと、卵でできたオムレツの中に小さめの牡蠣が入ったオムレツです。 台湾の牡蠣は、割と小さめなんですが、風味は濃厚で美味しい。 台湾のかき養殖は、嘉義県の東石郷や彰化県の王功漁港の海岸ぞいがもっともさかんだそうです。 かきの種類は、「七耳蚵」と呼ばれるもの。 行われている養殖方法は、ロープに連ねたカキ殻をイカダに垂れ下げる垂下式という方法です。 しかし日本のように質の良い幼い小さな貝が集まる水域で採取して養殖地に移し、その後、何度か手をかけるということはしないようです。 話を聞くと最初から収穫まで、カキ殻をつるして幼い小さな貝を付着させて成長させるといいます。 栄養分、水温その他の諸条件がカキの産卵および成長に適した水域であることは間違いないと思いますが、かき養殖としては技術的に初期段階のようです。 このように台湾のカキが小粒なのは、必ずしも種類だけの理由ではないようです。 その小粒のカキをどのような料理にすれば美味しいのか?という台湾の先人の知恵、食文化がすごいでしょうね。 台湾には、蚵仔煎以外にもたくさんの美味しいカキ料理があります!カキの唐揚げ カキの麺線 麺線で有名店といえば西門町の「阿宗麺線」ですが、鰹ダシで大腸も歯ごたえがあり美味しいです。 寧夏夜市の北側の民生西路沿いの「阿川蚵仔麺線」は牡蠣と大腸が入った麺線です。 牡蠣は台湾らしい小ぶりの牡蠣で、プリプリしていて濃厚、大腸は魯肉飯のような味付けで煮こまれており、かなり柔らかく、全体的な味付けとしては、鰹だしがほんのり効いていて、若干薄めです。 テーブルには色々な調味料がのっているので好みで味の調整が可能です。 こちらは牡蠣入りで全体的に優しいお味な感じです。 台湾にはたくさんの美味しいローカル料理がありますが、台湾の小さい牡蠣の料理にもチャレンジしてみてください!
2017.10.05
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