ホームメイドの資材紹介 ~Home Made~

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2012.05.18
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カテゴリ: ドライウォール
横張りされたボード



来週、カナダからレンガ職人がやってきて、外壁のレンガ積みが
始まる岐阜市 N邸。

そうこうしているうちに、全館空調等のダクト配管も終わり
セルロースの断熱材を入れたり、ドライウォールの下地施工が
始まろうとしている。

まあ、そんなタイミングですからドライウォールの施工について
少しおさらいをしてみましょう。

日本の大工は、910mmx2430mmの石膏ボードを縦長に張る
というのが基本です。でも、本来の石膏ボードは、写真のように


石膏ボードを生み出した欧米では、1220mmx2430mmの少し
大きめのボードを横に寝かせて張りますから、縦なんかに張ったら
欧米では大工のボスに大変怒られることとなるでしょう。

日本では、天井までの高さが2.4mというおうちが一般的なので
縦長に張ると上から下まで1枚のボードを張れば、簡単に施工
出来るし、ロスも少ないと考えました。

ただ、石膏ボードが日本に導入された時に、何故一見非効率に
見える横張りの施工が欧米で行われるのかをしっかり考えなかった
のでしょう。また、導入した人が英語が苦手で理解出来なかった
のかも知れませんね。

何がいけないのかと言えば、天井から床まで垂直にボードの

何本も入る訳です。

こうしたジョイント部分は、強度が一番ない部分でクラックが
入る一番の弱点ですから、建物が重量に押されたりして縮もう
とする時、縦のジョイントにクラックが生じます。

ですから、私たちは部屋のコーナー部分など、どうしても

ジョイントを作りません。

でも、横にしたって1枚のボードだけで壁を作らない限り
縦のジョイントは出てしまいますよね。

そこで、欧米や私たちのようなドライウォールのプロは、レンガを
積むように互い違いにボードをレンガ張りするのです。

そうすることで、縦のジョイントが垂直に通ってしまうことが
ないように気を遣って施工しているんですね。
(外壁のレンガ積みでレンガを揃えて積まないのは、そういう理由です)

あと、ボードは出来るだけ1枚で使うようにしますから、写真
のように窓やドアの部分をくり抜くようにしてボードを張ります。
(写真の赤いラインの部分です)

テーパーボードや専用の紙テープ、天然石膏のパテを使って、
ジョイント部分を強化することも忘れてはいけませんよ。

どうか皆さん、手を抜かないで美しいドライウォールを目指して
下さいね。正しい材料、正しい施工の両方が揃ってこそ
長く愛着の持てる輸入住宅になるのですから。


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最終更新日  2012.05.19 17:24:52
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