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よく「大豆は畑の肉」と表現されてますよね。これは大豆が肉に匹敵する栄養素を含んでいることに由来するところからきています。実際、大豆の栄養素の約35%がたんぱく質で、この数字は他の豆類と比べても群を抜いています。 しかもそのたんぱく質の「質」の高さも、植物性食品の中ではピカイチです。必須アミノ酸のバランスのよさを示す「アミノ酸スコア」を見ても、以前は86と言われていましたが最新の研究では100となっています。ところで、豆類の栄養素って、たんぱく質以外は何がどのくらい含まれいるかといいますと実は、豆類の多くは、炭水化物が主成分です。なんと50%以上を炭水化物が占めています。例えば、いんげん豆は57.8%、えんどう豆は60.4%、そら豆は55.9%が炭水化物です。しかし大豆は別です。大豆100g中、炭水化物は28.2gで、たんぱく質の35.3gには及びません。つまり、半分以上が炭水化物という他の豆類とは違って、大豆の主成分はたんぱく質なのです。まさに「畑の肉」です!!そんな大豆にもひとつ弱点があります。それは、消化がよくないということです。そして、その弱点を克服しつつ、大豆の素晴らしい栄養を引き継いでいるのが、豆腐・納豆などのいわゆる大豆加工食品です。これらは日本の伝統を支えている食事です。人の食性に合った大豆でタンパク質の摂取が望ましいですね。
2004.10.30
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人が一度の食事で「噛む」回数は、弥生時代には4000回、戦前には1400回、現在600回と激減してきたそうです。しかし、最近その「噛む」事の、健康への効果が見直されてきています。噛むことの効果には、虫歯予防・肥満・ぼけ・視力低下・姿勢悪化解消などなど色々な良い事があります!そのなかの肥満についてですが、よく噛み、味覚が刺激されるとノルアドレナリンという物質が分泌されます。この物質は全身の細胞の活動を活発化させる働きがあります。そのため、熱のエネルギーが出て、肥満予防になります。またよく噛むと、食事の間に栄養分の消化吸収が開始され、血糖値が上昇し始めます。すると大脳から「もう食べたくない」という指令が出るので、少ない量で満腹感が得られ、食べ過ぎていた食事量がうんとすくなくなるんです!痩せるためのダイエット食品もいろいろありますが、お金のかからない方法としてまずはよく噛むことから始めてみるといいですね。
2004.10.29
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今回の新潟での地震で、車の中に非難したお年寄りが、心筋梗塞や脳出血でお亡くなりになっております。その引き金になったのが「ストレス」と専門家の方たちはいっておりました。私たちは、ストレスに対しては、緊急の事態に対処法だけではなく、常日頃からのストレスに対する活用法を身につけておく必要がありますね。「勝利の秘けつは、恐怖を感じることだ」と言った格闘家がいますが、これもストレス反応の一種を活用した考え方といえます。大きな失敗をした時など、ぞっとした経験はあると思います。このような緊急ストレス時に分泌されるものの内、ノルアドレナリンには恐怖や不安などの感覚を強める作用があります。精神状態とストレス反応が関連していることを示す一つの事例といえます。修行を積んだ格闘家なら、ノルアドレナリンをカンフル剤として活用することも簡単なのかもしれません。ストレスと精神-免疫-内分泌の密接な関係をうかがい知ることが出来ます。一般人はまず、こうしたものの仕組みを知ることがストレスを上手に活用していく上での基礎知識です。まずは知ることからスタートですね。
2004.10.28
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高血糖症、高血圧症、高脂血症――いずれも中高年がかかりやすい生活習慣病です。これら3つの病気は、共通の根っこから発症すると考えられています。脂質代謝異常、糖代謝異常、血圧異常、内臓肥満などです。こうした根っこがひとつならまだしも、複数持ち合わせている場合は、病気のリスクは高くなります。最悪の場合は、いくつかの病気が同時多発する可能性もありです。メタボリックシンドローム「代謝異常症候群」は、まさにこうした複数の危険因子を抱えている状態を指します。WHO(世界保健機構)によれば、このシンドロームにかかっている人は、現在、世界的に増え続けているということです。米国では、実に成人の4人に1人が該当するほど。食事が欧米化している日本人も、けして無縁ではありません。 診断のめやすは、次の5項目のうち3つを満たしている場合です。(米国の診断基準による)耐糖能異常(または2型糖尿病)高中性脂肪血症低HDL(善玉)コレステロール血症内臓肥満高血圧 もし該当する場合、糖尿病を発症するリスクは通常の9倍となります。心筋梗塞や脳卒中を発症するリスクは3倍です。また、それぞれの異常度はさほど高くない、という人も含まれるので警戒が必要です。食生活の欧米化(高脂肪・高蛋白)が、根本的な原因にあるわけですからサッサと足を洗うほうが賢明ですね。因果応報の法則を活用しましょう。
2004.10.26
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温かい鍋物などがおいしい季節になってきました。となれば、お酒好きの人には、まずは熱燗で一杯といきたいところですね。飲めばお酒が体にしみわたっていくような…。実はこんな気分には、ちゃんと根拠があります。日本酒には、体を温めるのはもちろん、他のお酒にはないさまざまな健康効果まで期待できます。その秘密は原料と製法にあります。お酒は、製法によって醸造酒、蒸留酒、混成酒の3種類に分けられます。簡単に言えば、醸造酒は原料を発酵させたもので、蒸留酒はその発酵液の蒸気がお酒になります。混成酒はいろいろな酒を混ぜたり、果実などを加えたものです。 醸造酒 日本酒、ワイン、ビールなど蒸留酒 焼酎、ウィスキー、ブランデーなど混成酒 リキュール、梅酒などお酒は嗜好品ですから、基本的に好きなものを飲めばよいのですが、健康効果を期待するなら醸造酒である日本酒がおすすめです。醸造酒には原料や発酵で生じる栄養成分がそのまま含まれているからです。さらに、米と米麹を発酵させて造った日本酒はとりわけその栄養成分が多く、なんと700種類も含まれているという説もあります。アミノ酸、ビタミン、肝臓によいペプチドといった新陳代謝を高めるものや、体に必要な微量栄養素であるミネラルも豊富です。特にアミノ酸はワインの10~20倍もあるということ。お酒のアルコール分は、体内でアルコール脱水素酵素によりアセトアルデヒドに分解されますが、このアセトアルデヒドには血管を拡張させる作用があります。お酒を飲んでしばらく経つと体が熱くなるのは、そのせいです。日本酒には、このほかアデノシンという核酸の一種が他のお酒と比べて圧倒的に多いです。このアデノシンには血管の収縮を阻害させる作用があるため、他のお酒より長く体が温まった状態が続きます。血管が開いて体が温まるということは、血行がよくなるということですね。冷えや肩こり、腰痛、肌の分泌がよくなる美容効果や老化防止も期待できそうです。 酒は、百薬の長といっても飲みすぎは身体に毒になります。何事も、過ぎたるは及ばざるごとしですね。
2004.10.25
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「何を食べても味がしない」「食べ物の味が薄く感じられる」「作った料理が濃すぎると、家族に言われた」―こんな症状を訴える人が最近増えているようです。 これは、味覚障害といわれる症状です。食べている物の味がしないことほど気持ちの悪いことはありません。味覚障害は、知らず知らずのうちに症状が進行し、気がついた時にはかなり症状が進んでいるケースも少なくありません。特に、最近では10代、20代という若い世代でも味覚障害を訴える人が増えているといった状況です。味覚障害に陥る原因は、いくつか考えられています。舌に異常がある場合や風邪をひいて嗅覚が鈍っているケースもありますが、原因のトップは亜鉛不足だと言われています。 味を感じる細胞は、短い周期で新しく生まれ変わっており、そのためにはたくさんの亜鉛を必要とします。つまり、亜鉛が不足すると細胞が生まれ変われなくなってしまい、味覚障害を引き起こしてしまうということです。亜鉛は体内で合成されないので、食品からとらなければなりません。簡単にいえば、亜鉛を含む食品をとればよいのですが、現代は土壌中のミネラルが少なくなった土地が多く、その地で育ったもののミネラルも減少してしまっています。ですから身体から無駄にでていくのを防ぐだけではなく、こういった微量元素はサプリメントで補う積極策が必要でしょう。
2004.10.22
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脳が活動している時、脳細胞は様々なホルモンを分泌しますが、働き過ぎるとホルモンの使いカスのような物質がたまっていきます。このような物質は疲労物質と呼ばれ、そのなかには睡眠物質も含まれています。そして、それらは脳の働き過ぎにフィードバックをかけて休息させる役割があります。頭を使い過ぎて眠くなるのはこのためです。これまでに20種類以上の睡眠物質が発見されています。更に、人間が活動するためにはエネルギーが必要ですが、睡眠は無駄な動きを抑えて新陳代謝を減らし、エネルギーを節約する働きもあります。つまり睡眠は、人間が心身ともに健康な状態を保つために欠かせないというわけです。快食、快便、快眠という健康の三つの柱の1つしっかり睡眠をとることは大切ですね。遅くとも11:00には床に入るようにしましょう!!
2004.10.21
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すでにご存知の方も多いと思いますが、目にいいという事で最近とくに話題になっているのがブルーベリーです。ブルーベリーは昔からあったものではなく、輸入品でジャムやヨーグルトのソースなどに加工されてここ何年かのうちに人気が出てきました。ブルーベリーの特徴はなんといってもあのきれいな青い色です。これは着色したものではなく、天然の色素です。そして、その色素こそ目によいはたらきをする物質です。 その正体は「アントシアニン」という成分で、これがなぜ目にいいのか、簡単に説明します。 <なぜ効く?>目の網膜には光に反応してそれを脳に伝えるはたらきをする「視細胞」があります。この視細胞の中には「ロドプシン」という物質があり、これが分解・再合成をすることで光を信号に変えて脳に送りだし、物が見えるということになります。ロドプシンのはたらきが鈍ると物が見えづらくなったり、視界が曇ったり、チカチカして見える、などの症状が出て眼精疲労も進んでしまいます。そのロドプシンの再合成を助けているのが「アントシアニン」なのです!また、アントシアニンには血行をよくするはたらきがあり、目に十分な栄養素を送り込む役割もあるんです。仕事や趣味、人との交流で、パソコンを使う人が増えてきました。パソコンから発する電磁場は、目に悪い影響を与えてしまいます。最近、目の疲れがひどい人は、ブルーベリーなどをとってみるのもいいかもしれませんね
2004.10.20
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人は20~25歳ぐらいまでの青年期を過ぎると、身体機能が衰え始めます。これは生理的現象だから、いくら文明や科学が発展しても完全に食い止めることはできません。年齢のわりに若く見える人、年齢よりも老けて見える人がいるのは、老化のスピードに個人差があるためです。「若く見える人=老化していない」ではないのです。では、具体的にはどんなことが老化なのだろうか?まず挙げられるのは体力の低下。次いで環境への適応能力の低下、ストレスに対する忍耐力の低下などです。こういった身体機能能力は、何か1つ低下すれば次々といもづる式に低下し、それがさらに身体能力の低下を招いていくという悪循環を起こしていきます。運動不足による体力低下が起こると、体を動かすのが面倒になり外出をしなくなります。外出をしなくなれば人間関係が苦手になり、ちょっとしたトラブルでも、以前より大きなストレスを感じるようになります。それが原因で病気になり、さらに体力の低下を助長することになります。以上のような悪循環、心当たりがないでしょうか?もしあるなら、この循環の環を断ち切ることが必要ですね。お釈迦さんがいっている「生老病死」病気の前に老化という現象があります。「いかに老化のスピードを遅くしていくのか」ということをよく考えて今わかっている栄養の最新の知識を利用していくことがたいせつですね。
2004.10.19
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そしゃくがもつ心身への健康効果は、はかり知れないものがあります。効果1 痴呆を防ぎ、知能を高めるアルツハイマー病を引き起こすとされる、たんぱく質「ベータアミロイド」。脳の神経細胞を壊す、有害な物質です。最近の研究によれば、このベータアミロイドは、口のそしゃく運動が少ないほど多くなります。つまり、よく噛む人ほど痴呆になりにくいというわけです。さらに脳が活発に機能し、反射神経や記憶力、認識力、判断力、集中力なども高まります。効果2 丈夫な歯をつくるそしゃくは歯根に刺激を与えるため、歯を支える骨の細胞の新陳代謝をよくするといわれています。また、唾液中には抗菌作用のある酵素や、カルシウムと結合して歯を強化するたんぱく質など、虫歯を寄せつけない成分が含まれています。しっかり噛めば噛むほど唾液はたくさん分泌されるため、虫歯や歯周病の予防効果は高まるといえます。効果3 胃腸を健康に食べ物をよく噛むと表面積が大きくなり、消化酵素による分解効率がよりアップします。また、アミラーゼなど、唾液に含まれる酵素は、食べ物の消化を助ける大切な成分。よく噛んで食べるほど、胃腸の負担は軽くなります。効果4 がんや生活習慣病を防ぐ唾液に含まれるペルオキシダーゼには、がんの引き金となる活性酸素を抑制する効果があるとされます。がんだけでなく、心筋梗塞、脳卒中、動脈硬化、糖尿病などの生活習慣病にも有効です。効果5 アレルギー性の病気予防にそもそもアレルギー性の病気は、違う生体を体内に入れることによって起こるもの。食べ物をよく噛み、消化吸収を促すことで、抗原抗体反応によって起こる食物アレルギーやアトピー性皮膚炎、小児ぜんそく、花粉症などはある程度、予防することができます。効果6 ダイエット美容効果も食べ物をよく噛むと、エネルギーの生産能力は急上昇します。また、そしゃくするうちに、唾液が多量に分泌され、血糖値が高まるため満腹中枢が刺激されます。そのため、食べ過ぎを防ぎ、効果的にダイエットができるというわけです。さらに、顔の筋肉と骨が鍛えられ、しわを予防。若々しい表情をつくることも可能です。効果7 ここ一番の勝負にも力を入れるときに食いしばるのが奥歯。よく噛んで食べていれば、歯やあごが鍛えられ、ぐっと噛みしめて力を発揮することができます。運動でも仕事でも、ここ一番の勝負では、日ごろのそしゃく力がモノをいいます!昔の人は、食べ物はよくかんで食べるようにといっていましたね。生活習慣病が増えてきた今、早食いや大食いは避けたいものです
2004.10.18
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旧厚生省がまとめたデータによりますと、2000年時点で65歳以上の高齢者は総人口の17.4%を占め、そのうちのほぼ7%の約160万人が痴呆症の患者にあたるということです。総人口に占める高齢者の割合が年々増加していくのと共に、痴呆症の患者の割合も増加し、2010年には226万人、2020年には292万人にまで増えることが予想されています。本格的な超高齢化社会を生きるにあたり、親の、或いは自分自身の問題として、痴呆症という病気について是非知っておきたいものです。それにしても300万人近くの方が痴呆になってしまうとは!痴呆症は、一度獲得した知的能力が脳の後天的な変化により著しく低下した状態のことを言います。病状が進行するにつれて判断力なども低下し、日常生活に支障をきたすようになりますが、一番大事なポイントは痴呆は脳の障害によって生じる「病気」であるということです。もちろん歳をとれば誰にでも起こりうることですし、一般的な病気と同様、適切な治療を受ければ改善される症状も多いと思います。まずはきちんとした知識をもつことが大切ですし、普段からの食生活や生活態度を良くしていくことを心がけていくことですね。痴呆も生活習慣病です。
2004.10.17
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学生のころ、理科の授業で「アミノ酸」という言葉を聞いたことがあると思います。最近はアミノダイエットとかでアミノ酸という言葉をよく聞くようになりました。アミノ酸は、アミノ基とカルボキシル基を持ち、その数は20種類ほどになります。そして体の中で、その20種類で10万種類のたんぱく質を作り出しているのです。例えると、20種類のアミノ酸というブロックから作られる形は、家や車、飛行機などなど無数にあるようなものです。食物として摂取したたんぱく質は、消化酵素によってバラバラに分解され、1個1個のアミノ酸として吸収されます。さらに、人体を構成しているたんぱく質も絶えず分解され、アミノ酸として体内に蓄えられています。その蓄えによって、あるときは髪の毛や爪などを、またあるときは筋肉や臓器などを必要に応じて作っているのです。食物からしかとれないアミノ酸(必須アミノ酸)は、穀物と豆の組み合わせで満点がとれます。動物性蛋白よりも消化の良い植物から摂るようにしましょう。
2004.10.16
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身体を構成しているのは、過去に食べた食べ物から作られたものです。毎日食べる食べ物から栄養素を取り入れて、新陳代謝を繰り返して、生まれ変わっています。つまり、毎日食べる材料によって、どのように生まれ変わるかが決まってきます。良い材料(食べ物)を入れればよい結果(健康)になるわけです。質の良い食べ物を食べたら、質の良い血液が作られ、良い体質になる。質の悪い食べ物を食べたら、質の悪い血液が作られ、悪い体質になる。食べ物を変えれば、体質改善ができるということです。因果応報は、自然の法則ですね。
2004.10.15
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今やすっかり定着してきた「生活習慣病」という言葉です。もともとは「成人病」と言われていましたよね。どんな病気かというとその名の通り、体の負担になるような生活習慣を続けることによって、引き起こされる病気の総称です。以前は、成人がかかりやすかったのですが、食生活や生活習慣の変化によって、病気の低年齢化が進み、今や子供でもかかるほどとなってきました。これらの生活習慣病は、初期段階では自覚症状が出にくいものもあって、気がつかずに放っておくと心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こし、死につながることになってしまいます。生活習慣病の中でも、特に「肥満」「高血圧」「高脂血」「糖尿病」は「死の四重奏」と呼ばれています。それは、これらの病気が互いに合併しやすく、しかも合併することでより加速度的に動脈硬化や心筋梗塞などを引き起こしかねないからです。これらの病気は「サイレントキラー」とも呼ばれていまして、自覚症状がないまま密かに病状が進行し、心疾患や脳血管疾患などの重大な病気を引き起こしてしまう可能性が大きいのです。そうならないためにも、生活習慣病の初期症状とも言える、『死の四重奏』を奏でないようにすることが肝心です。何の痛みもなく、進行していく病気は、普段からの心がけが大切です。
2004.10.14
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人体を構成している元素を調べてみると、ほとんどは酸素、炭素、水素、窒素です。この四つで全体の96%を占めています。残りの4%の元素のうち、9割を占めるのがナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、硫黄、塩素といったミネラル群です。これらを総称して多量元素と呼んでいて、残りの一割はぐんと量の少ない、でも大事な働きをしている微量元素です。ナトリウムやカリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルは、生命現象が海のなかではぐくまれた名残として、体内に持ち込んだ古代海水の成分と考えられています。血液など体液の中で電解質として存在して生命現象のベースとなり、同時に体液の酸・アルカリのバランスを保つ上でも大切な働きをしています。ミネラルは体の中の生化学工場を正常に働かせる上で重要な役割をはたしている物質です。毎日の食事から意識して摂っていくことが大切ですね。
2004.10.13
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目の悪い人が今とても増えていると言われています。その背景には、高齢人口の急増に加えて、食生活をはじめ生活習慣の欧米化、環境汚染、テレビゲームやコンピュータ、車の運転などによる目の酷使など、現代ならではの生活環境・習慣が大きく影響していると指摘されています。その中で特に問題になっているのが黄班変性症、白内障、緑内障など老化が引き金になる目の生活習慣病です。老眼や飛蚊症などを含めて40代、早い人では30代でなる人も増え、白内障では約1000万人、そのうちの30パーセントが40歳代と推定されています。中でも急増しているのが網膜の病気の黄班変性症で、厚生労働省の調査ではここ6年間で患者数は2倍にも増えています。この病気は決定的な治療方法がなく、最悪の場合は失明に至り、欧米では以前から成人後失明原因のトップクラスになっている怖い病気です。高齢化社会やIT革命の進展で、目の果たす役割は今後ますます大きくなっていきますので、若いうちから食生活を始めとして目に良い生活習慣を心がけることが大切ですね。
2004.10.12
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「砂糖の消費量は文化の指標」といわれた時代がありましたが、これは大変な間違いでした。正しくは「砂糖の消費量は成人病の指標」と言わなくてはなりません。純度が99.9%もあり、これはもはや食品と言うよりも化学物質の一つと考えた方が良いのかもしれません。熱帯性のサトウキビを原料とし、さらに極限まで精製されたもので、体内にいれると全身をゆるめてしまう極陰性の食品です。極陰性の性質を持った物質は、日常取り入れると麻薬やアルコールと同じように習慣性がついてしまいます。今朝の新聞の広告にも砂糖は頭を良くするブレインフーズと出ていましたが、私たちは、広告に踊らされることなく自分の頭で考え選択する力を高めていかなければいけませんね。 「砂糖は、近代工業文明が極東やアフリカに投げ込んだ最大の罪悪である。アヘンよりも致命的で死の灰(原爆)より危険な毒である。」(東洋・西洋医学者 桜沢如一氏)
2004.10.10
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地球上で活性酸素の影響を一番強く受けながらも、たくましく生きている生物が植物です。食物は日の出から日没まで、いやおうなしに紫外線を浴びています。このため植物の体内には大量の活性酸素が発生していて、植物の体内では絶えずこれと戦っています。この植物の中にこそ、活性酸素を防ぐ物質がたくさん含まれています。植物には、活性酸素の害から身を守る物質や、薬草のように病気を治す(薬理作用)物質などが含まれています。最近では、このような植物が持っている成分をファイトケミカルとか生理活性物質などと呼んでいますね。 例えば、米の種子の胚芽。胚芽には、代表的な抗酸化物質であるビタミンEが大量に含まれています。種子は絶えず、その内部から生じたり、紫外線に当たることによって発生したりする活性酸素から身を守り、何年後でも発芽できるように準備しています。そのために、体内に強力な抗酸化物質であるビタミンEを蓄えておく必要があります。私たちが、玄米や胚芽米を食べるということは、活性酸素に対抗できる有効な武器を手に入れているということです。この植物が持つ力を食生活の中に上手に摂り入れたいものですね。
2004.10.09
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骨がもろくなる骨粗鬆症では、簡単に骨折しやすくなります。特に、骨粗鬆症の代表的な合併症「大腿骨頸部骨折」は、それがもとで寝たきりになり、ひいては痴呆症を引き起こすケースも多く、高齢化社会を迎えた今大きな問題になっています。高齢者が増えるにつれて、骨粗鬆症や大腿骨頸部骨折も急増し、大腿骨頸部骨折ではこの5年間で1.5倍にも増えています。一方で、日本では昔からカルシウムの摂り方が欧米より少ないのに、大腿骨頸部骨折にかかる率は欧米より少ないことが知られています。その理由として、1 高齢者人口の割合が最近まで比較的低かった事の他に、2 小魚や海藻、大豆や大豆加工食品を多く摂る食生活や、3 立ったり座ったりすることの多い生活様式との関連が推測されていました。こうした中、東京大学の医学部老人科の研究チームは、納豆を良く食べる人ほど骨折しにくく、骨粗鬆症になりにくいことを突き止めています。日本の伝統的な健康食「納豆」など、日本的な食生活の見直しをはかりたいものですね。
2004.10.08
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飛行機など狭い座席での長旅が引き金となって起こる肺塞栓症は、特に狭い座席のエコノミークラスでは良く起こることから、エコノミークラス症候群という名称が使われていました。ところが、エコノミークラスだけでなくファーストクラスやビジネスクラスでも起きることから、最近はロングフライト症候群という名称に呼び改められています。さらに、飛行機に限らず、バスや鉄道、車の運転やデスクワークでの長時間の座行でも発症する恐れがあり、また肺塞栓症は、手術の合併症でも起き、突然死をするケースも問題になっています。サッカー日本代表の高原選手も依然とこの病気になやまされています。病気予防の鍵は、血液をサラサラにしていくことです。食事、栄養量に十分に配慮することがたいせつですね。
2004.10.07
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みずみずしい健康的な皮膚や粘膜を保つには、何といっても、水分を絶やさないことが一番となります。水分を常時チビチビと切らさずに摂取することをこころがけましょう。脱水症状を起こしやすい夜間や入浴時の対策は、寝る前と朝の起床時、入浴前後は必ずコップ一杯のぬるま湯を心がけることです。アルコールやカフェイン飲料は利尿作用があるので、とりすぎは乾燥の元です。逆に果物は肌をみずみずしく若々しくしてくれます。糖分過剰にならないように適量摂取、特に朝はとるといいですね。防御機構を備えている皮膚や口腔や咽喉の粘膜が乾燥すると、風邪はもとよりアトピー性皮膚炎や、さまざまな免疫疾患にもかかりやすくなります。これから寒い季節に入っていきますので、乾燥対策にも十分気をつけていきましょう。
2004.10.06
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アレルギーの原因のハウスダストや食べ物(卵、牛乳、穀物など)、花粉などは、昔から存在していたもので、最近になって急に出てきたものではありませんよね。それなのに、アレルギーが増加しているのは何故でしょう。原因として言われているものには次の2点ほどがあります。1,現在の日本が「清潔になりすぎた」ために、昔はギョウ虫や回虫の 為に働いていた免疫(抗体)の働き場所がなくなり、これまでは相手にもしていなかった、花粉やハウスダストにまで「目くじらを立てる」ようになって、アレルギーが増えたというのがあります。2,「ストレスが非常に多い社会になった」ため「免疫が非常に過敏になった」から、これまで見逃していたものを見逃せなくなったという見方もあります。いずれにしても、何らかの理由により、「免疫寛容」の機能が正常に働かず、本来無害なはずの物質(食物、ハウスダスト、花粉等)に対して、「異物」と誤認してしまい、様々な症状を発症させてしまうのでしょう。アレルギーほうっておくと悪循環(アレルギーマーチ)にはまってしまい、死にもいたるほどの症状になりますので、早急な体質改善が必要です。根本的な食生活の改善が望まれます。
2004.10.05
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強い抗酸化作用で知られている「カテキン」はフラバノールという骨格に、数個の水酸基をもっているフラボノイド系のポリフェノールです。赤ワインにも多く含まれていますが、圧倒的に多いのがお茶です。お茶の効能はいろいろいわれていますが、特にお茶どころには胃がんが少ないという疫学調査で、胃がんの予防効果はよく知られています。他にも、高血圧をさげたり、血中コレステロールを下げたりする働きが知られています。やはり日本人は、コーヒーよりも、日本茶でしょうか。
2004.10.04
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血圧は、心臓から送り出される血液が動脈の血管壁にかけている圧力です。血圧の調節には、交感神経などいくつもの要素が密接に絡んでいますが、特に最近、体内のナトリウムの調節との関係から、腎臓から出されているレニンが引き金を引くレニンアンジオテンシン系という調節システムが注目されています。高血圧改善の鍵は腎臓にあって、腎臓の健康化を図ることが高血圧人口のを大幅に減らしてくれるということは前々からいわれていました。人間の体に最も強力な血管収縮力を持つのがアンジオテンシン2という体内にある物質です。アンジオテンシン2の作用が強ければ血圧は上がるわけですが、それを左右するのがレニンアンジオテンシン系とう一連の流れになります。腎臓にはレニンという蛋白質分解酵素があって、この酵素の働きでアンジオテンシン1がつくられます。この物質にACEという変換酵素が働いて、強力な血管収縮作用のあるアンジトテンシン2がつくられます。ですからACEの働きをさえぎればアンジトテンシン2がくつられずに、血圧の上昇を抑えることができるわけです。死の四重奏の中の1つである高血圧対策には万全の策をとりたいですね。
2004.10.02
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季節の変わり目です。急に寒くなってきましたので体には十分に気をつけたいものです。ということで風邪をひいたなと思ったら、ビタミンCを一日500から100ミリグラム、大量に摂るといいでしょう。ビタミンCは生体の持っているほとんど全ての免疫機能を強化してくれます。風邪をひきますと消化器も弱ってしまいます。こんな時は消化器に負担をかける物はさけるようにし、お粥や煮込みうどんなど温かく消化の良い食べ物をとるといいですね。食欲がなければ無理に食べるのをやめます。高脂肪・高蛋白は弱った消化器系に負担をかけるだけでなく、さらに未消化の栄養素が毒素を産出します。冷気や乾気は風邪のウイルスが付着する粘膜を傷め、免疫力を障害します。粘膜の保護だけでなく、怖い脱水症状を防ぐためにも、風邪をひいたときは温かい飲食物がすすめられます。風邪は万病の元です。十分に注意をしましょうね。
2004.10.01
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