エプスタインは膨大な数の世界の要人を顧客に持ち、未成年の青少年を彼らに性接待させることにより、要人たちの弱みを握り、彼らを思いのままに操っていました。そのなかには王族、富豪、ハリウッドセレブ、学者、政治家、法律関係者らが含まれていたのですが、エプスタインの不祥事が明るみに出ることは彼ら自身の破滅を意味するため、数々の隠蔽工作が繰り広げられる中、渦中のジェフリー・エプスタイン自身までも獄中死を遂げます。
その中でも、被害者たちの声は恐怖やメディアの見えない圧力によってずっと搔き消されてきました。当時中学生や高校生だった彼らが言葉巧みに怪しい島に誘導され、逃げられない状況の中、世界の要人の餌食となってきたのです。
ようやく日本語訳のついた動画が YouTube でも公開され始めましたので、こちらにもシェアさせていただきます。
それぞれ結構な長さの動画になりますが、ざっくりとした内容がわかるので視聴するだけの価値はあると思います。生々しい表現も含まれていますので閲覧注意です。
映像1: 【告発】2019年に刑務所内で自殺した大富豪が行っていた人身売買の闇に迫る!【サバイビング・ジェフリー・エプスタイン -アメリカの闇-】
肝心の要人のリストにも、イスラエルの諜報機関モサドが絡んでいることにも、怪しい地下施設の神殿で行われていた儀式のことにも、人殺しがあったことにも一切触れられていません。
”元”少女たちがエプスタインや顧客にされてきた酷い仕打ちを暴露するだけでも衝撃的とは言えますが、実際はもっと年少の男女の子供も性奴隷としてこき使われていたり、変態プレイ中に殺されていたりしたことは完全にスルーです。
人間の欲望なんて底なしですから、贅の限りを尽くせる立場の人間がやってきた悪事は、こんな生ぬるいレベルで済むわけがないですよ。
ですから、これらの告発者の”元”少女たちは、大金を握らされたうえ、言って良いこと、言ってはならないことの誓約書を書かされた上で告発ドキュメンタリーに参加したと容易に想像できるのです。
人生をめちゃくちゃにされ、生涯癒えることのない傷を負ったたことには心底同情しますが、あの島から生還できただけでも不幸中の幸いだったことでしょう。だからこそ彼女たちはこれまで目立たぬように行動していたのだと思います。
同じ境遇の子たちの中には忽然と姿を消したり、自殺したり、殺されたりした人たちもいたと考えれば、身の危険に晒されながらタダでとんでもない悪事の暴露をする冒険などはまずできないでしょうし、それを大手メディアが許すとは到底思えないのです。なぜなら大手メディアにはエプスタインの顧客もゴロゴロしているであろうと想像できるからです。
いかにもジェフリー・エプスタインと恋人のギレーヌ・マクスウェルを追い詰めるような構成のドキュメンタリー動画になっていますが、単純に彼らを悪者扱いするだけで、彼らがこのリストを使って実際に何をしていたのかについては一切触れられていません。
実際、英国ではアンドリュー王子が顧客としてリストに名を連ねていただけでも、彼らが王室にも入り込んでいたことが明るみとなり大スキャンダルになりました。この後、エリザベス女王はハリー王子とハリウッドの黒人女優メーガン・マークルとの婚姻を認めることにより、このめでたいニュースで国民の意識を逸らそうと工作したものの失敗。後にアンドリュー王子は王室の称号を剥奪されました。
映像:アンドリュー英王子のBBCインタビュー、幕引きになるはずが 批判と嘲笑と
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