喜べば喜びが喜んで喜び集めて喜びに来る

Oct 20, 2005
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非常に嬉しいものを頂きました。\(^o^)/
前から欲しいなあと思っていたのですが、作ってもらったら20万ぐらいはするんではないかというシロモノ。

皆さんはこれを見たことがありますか?

有座の器

これは 「宥座の器(ゆうざのき)」 というものです。

この置物にはこういう物語があるのです。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

中国の孔子という人が桓公の廟(おたまや)に参拝したところ、そこに傾いてつるしてある「器」がありました。


宥座の器の廟


孔子は廟守(びょうもり)に
「この器は何というものでしょうか」 「これはたぶん『宥座の器』というものでございましょう」 と答えました。

それを聞いた孔子は、
「宥座の器ならば、 中が空ならば傾き、程ほどならば正常になり、一杯に充満すれば転覆する と聞いています」と言って、傍らのお弟子さんに向って、「器に水をついでごらん」と言った。

孔子と御弟子

御弟子さんが 水を器に注ぎました。
中ほどのところでは正常の位置 になり、
水が一杯になるとガクリと転覆 し、
水がこぼれて空になると、またもとの傾いた状態 になりました。

そこで孔子は言いました。
「世の中の万事、すべてこれと同じだ。結局満ちて覆らないものはない」

虚なれば即ち傾き
中なれば即ち正しく
満なれば即ち覆る


有座の器

何事も 「足るを知る」という事

欲望と言うものは時に本人の中では、「成功の目標」や「成長の目標」である場合がある。それ自体は何の問題もないのだが、(正しいものであるのに)この 「足るを知る」という事を心に養っていないが故に 、失敗してしまう。時にはすべてを失ってしまうものである。

夫婦、男女の恋人同士や、職場の人間関係などすべてにそれはあてはまる。
「相手がもっとこうあってくれたらよいのに」 と思う気持ち。 「何でこんな風にしてくれないのか」 などという気持ちは、同じような事かもしれない。


それよりも、 「他人の欠点我これを補充する」のこころで接してやる事 ができれば、どんな人間関係も結果温かいものとなるのだ。







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Last updated  Oct 20, 2005 08:48:22 AM
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Comments

attsu@ Re:「誇り」とは何か ~自分自身の根っこづくり~(09/24) 20代の者です。 最近講演会で今の日本人は…
とうも@ Re:「誇り」とは何か ~自分自身の根っこづくり~(09/24) ふらふらと生きてきた自分によく聞かせた…
auly@ Re:「誇り」とは何か ~自分自身の根っこづくり~(09/24) こんにちは。 「誇り」で検索してこちらに…
ななし@ Re:「誇り」とは何か ~自分自身の根っこづくり~(09/24) この少年の誇りがどれ程 試されているか、…
通りすがりの人@ いやはや 訳あって「誇り」を検索したら、この少年…

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