青空と木洩れ日

青空と木洩れ日

2023.08.03
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気が付いたらコロナ禍の中2020年3月に閉店していた、
そしてコロナ禍で全然気が付かなくて
閉店して3年後に知った
東急東横店の事をふと思い出したので書いておきます。

東急東横店は渋谷駅に隣接していて
品揃えも気軽に手にとれるようなものが多く
若者向けのものも多かったので
ついでに寄るのに何かと便利でした。

建物自体老朽化してつぎはぎな感じで、

段差がある伊東屋、
屋根裏のような食堂街や催物場と
迷路のようで、
全体的に、バラックというか倉庫のような
デパートの重厚感がないお店で
渋谷の庶民的な感じがあって
親しまれていた気がします。

1階にはスーツで働く女子の必需品
ストッキングやヘアアクセサリーや小物が
充実していて、
2階か3階には20~30代向けの流行を取り入れつつ

メーカー衣料品が1万円前後で揃っていました。
買いやすい価格だけど
ファストファッションではない、安っぽくない
今はほとんどなくなってしまった品揃えでした。

その奥のほうにはバーバリーとかライセンス国産品の

両方見る事ができるのも便利でした。

5階か6階位の家庭用品売り場には
当時デパートではもう珍しくなっていた
生活家電売り場もあって、
わざわざ大型家電店に行かなくても
必要なものが並んでいて手に取って見やすく、
置いてあるのも安心の国産大手メーカー品で
店員さんもデパートの店員さんなので丁寧で親切で、
配送をしてもらえるのも助かりました。

寝具売り場や食器売り場もあって
生活に必要な良いものが
買いやすい価格で何でも揃っていたんです。

クロワッサンのお店がはいっていたのも
とっても渋谷っぽい感じがしました。

それから、ここのおもちゃ売り場は
私が子供の頃から全然変わっていない感じで、
鉄道模型が常設され
カラフルな海外の知育玩具が所狭しと並んでいました。

ちょっと凝った文房具関係のものが必要な時は
中2階みたいな、1段下がった伊東屋に行けば
一見狭い店舗なのに意外と何でも揃うので
銀座方面まで行かない時には重宝しました。

そして付け足したような
変わった階段で上がる最上階には
食堂街があって、昭和初期からある
馴染みのお店が入っていて、
その中でも気楽に入れて味も良い銀座立田野で
釜飯とみつ豆で一休みするのが
私の定番コース。

店名入りの職人技の磨り硝子でできた壁が
通路とお店を分けていて、
ゆっくり食事が楽しめました。

帰りがけに
老舗のお惣菜屋さんやお菓子屋さんがひしめく
1階ののれん街に寄り
ついでに当時はあまり店舗がなかった
ロクシタンや花屋さんを覗いて
気になった物があったら
ささやかな贅沢な買い物をするのが楽しみでした。

ちょっと先の坂の上の東急本店の方は本店で
また全然違う良さがあり
母は日本橋店が閉店したあとは
本店のほうにバスで行ってましたけど、
私は立ち寄りやすい東横店ばかり行ってました。

楽しい時間をありがとう。



ながの東急は通販で取り寄せができます。

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Last updated  2023.08.29 22:08:33
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