青空と木洩れ日

青空と木洩れ日

2023.11.23
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テーマ: 一人暮らし(1109)
カテゴリ:
このブログでも何度か書いた叔母が急に亡くなりました。
最近はコロナ禍で、静かに送る形が多くなり、
私も離れた所に住んでいるので連絡だけありましたが、
それでも地方の昔ながらの街なので
参列者は多かったようで
少しほっとしました。

まだ若く、と言っても80代ですが、
元気だったので、なんとも言えない気持ちです。
いろいろと苦労もされて


従姉妹によると叔母が住んでいた実家は
叔母が親しくしていた人から購入したいと言われ
早々に実家を片付けることになったとのことです。

その土地は叔父が結婚を機に越したところで、
先祖代々の土地よりは
譲りやすかもしれませんけど、
いろいろ気持ちが動くだろうなあと思いました。

実家を片付ける話はあちこちで聞きますが、
管理コスト、時間、そういうことも考えて
処分する人も多い反面、
両親の物を片付けられない人、


大事なお母様のものは
メモ用紙1枚たりとも残しておきたい、
何も変えたくないと、家をそのままにしていたり、
今でもお母様の物と旅行されている人もいるし、
自分は全く使わないけれど

いらっしゃいます。

私はそれをしてしまうときりがないし、
すぐに物を処分しないと
捨てられなくなると聞いていたので、
母の葬儀後、家に戻った際に、
介護関係の物いろいろ、
母に使ってもらっていたいろいろを
絵本とかパズルとか
字の練習帳(ふにゃっとした線しか書けない)とか
つらいものを振り切る気持ちで捨てました。

でもあとで、早く捨てすぎたと思ったんです。

それからは、母のものがなくなると
母が困るかもしれない気がしたのと、
あまり急に変えたくなくて、
デイサービスのバッグは、中身をいつも前日に準備し
さっと朝、持って行ける場所においていたのですが、
ずっとそのまま2年半かけていましたし、
母の箪笥には、夏物冬物揃えておいてありました。

気持ち的に、母がデイサービスに行きたくなったら
ここに用意してあるからね、
寒くなったら暖かい服があるからね、
安心してね、と思いたかったんだと思います。

今もそうですけど
まだまだ母をサポートしたい気持ちが
強かったからだと思います。

それを少しづつ片付けていき
でも実家にはまだ母の物を沢山残してあり
実家に行くたびに少しづつ片付けてはいますが
大事にして行きたいとも思っています。

だから、叔母の家を頼まれてすぐに売却しなくては
ならなかった従姉妹は大変だと思いますけど
叔母が見守ってくれていると思います。

でもつらいですね。
その人がしっかり生きてきた形がそのままあるのに
大切な人が居なくなってしまうのは。

何もできないけど、
大事に思って行きたいと思います。






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Last updated  2023.12.09 22:55:49
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