PR
カレンダー
カテゴリ
コメント新着
キーワードサーチ
「ねえ、 三島由紀夫のドキュメンタリー 行かん?」 前夜、こういう会話があってという訳で、いつもはノンビリの土曜の朝、映画館へ直行したようです。なんか、気合が入ってましたね。
「エエー、一緒に見るの?なんか、いややなあ。」
「なんでよー?それ、どういう意味?」
「イヤ、意味とかないけど、 三島やろ? まあ、一人で行っといで。」
「なんか、めっちゃ腹立たしい映画やったわ。男ばっかりで何やってんのっていう感じ。まあ、ええとこもあったけど。ああそうや、 橋本治 の三島なんちゃらどこ?」 ぼくの最後の一言は、もちろん口には出さなかったのですが、そういはいってもという訳で、本日は一人で 三島由紀夫 の顔を拝みにやって来た シネリーブル でした。
「 橋本治 の棚は向こうの部屋。とってくる。これやろ。読むの?(ああ、一緒に行かんでよかった。」
「 何見てたん? 三島? 」 そのあとはナレーターの 東出なんちゃら の声がアカンとか、 瀬戸内寂聴 スゴイとか、平和な シマクマ君 家でした。
「うん。 元町映画館 で、もう一本、香港映画。 シネ・リーブル の方は 三島 の笑顔が、なんか、よかった。」
「ええ、二本見てきたん?そうやろ。あれは見てよかったやんな。」
「女の人、一番始めに、前に座ってるの映ってたで。」
「うん、それには気づいてた。でも、なんか、男、男してたやん。」
「まあ、そういう時代やったんちゃうか。ぼく、 三島 が死んだん高一やもん。まあ、ぼくらの大学生の時もあんな感じやったかもな。」
「私は小学生やった。ほんでも、ようタバコ吸うとったね。」
「小学生でか?」
「アホ、映画でや。」
監督 豊島圭介
撮影 月永雄太
録音 小川武
編集 村上雅樹
音楽 遠藤浩二
音楽プロデューサー 溝口大悟
ナレーション 東出昌大
助監督 副島正寛
キャスト
三島由紀夫
芥正彦
木村修
橋爪大三郎
篠原裕
宮澤章友
原昭弘
椎根和
清水寛
小川邦雄
平野啓一郎
内田樹
小熊英二
瀬戸内寂聴
2020
年 108
分 日本
2020
・ 03
・ 31
シネリーブル神戸no50
早川千絵「プラン75」パルシネマno56 2023.04.12
中江功「Dr.コトー診療所」109ハットno18 2022.12.21
平川雄一朗「耳をすませば」109ハットno16 2022.11.06