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Dec 30, 2021

本日のお題は「007　ゴールデン・アイ（地上波吹替版）」
ムービープラスの007祭りの一つとして放送されてたものを視聴。

＜あらすじ＞
ソビエト連邦の崩壊前。ソ連・アーカンゲルの化学兵器工場を爆破すべく006ことアレック(ショーン・ビーン)と共に侵入したボンド(ピアース・ブロスナン)だったが、責任者のウルモフ大佐(ゴットフリード・ジョン)に見つかりアレックが拘束されてしまう。ボンドはやむなく彼を見捨て工場を爆破し、任務を達成した。

それから9年後。20世紀も終わりに近く、ソ連は既に崩壊していた。ボンドはモナコでロシアの犯罪組織「ヤヌス」のメンバーである元ソ連空軍戦闘機パイロットのゼニア(ファムケ・ヤンセン)をマークしていたが、彼女と将軍になっていたウルモフは、対電磁波装甲を施したNATOの最新鋭戦闘ヘリコプター・タイガーを、デモンストレーションを行っていたフリゲート艦上から奪取・逃走する。

その後ゼニアとウルモフは、そのヘリコプターを用いて隠密でロシアのセヴェルナヤにある秘密宇宙基地を訪れる。そこの職員であったボリス(アラン・カミング)は二人と同じヤヌスの一員であり、かねてより二人を手引きしていた。ゼニアとウルモフはソ連時代に開発された、内蔵した小型核爆弾を用いて発生させた高出力EMPを目標に照射する秘密衛星兵器「ゴールデンアイ」の起動キーを受け取ると、ボリスを除いてそこの兵士と職員を皆殺しにする。また宇宙基地ごと隠滅するために、宇宙空間に存在する「ゴールデンアイ」衛星2機のうち1機を用いてEMPを基地に向けて照射し、宇宙基地は壊滅する。しかしこのとき女性コンピューター技術士のナターリア(イザベラ・スコルプコ)は、奇跡的に生き残り脱出することができていた。この様子をイギリスのMI6から衛星中継を通じて見ていたボンドは、「ゴールデンアイ」とヤヌスの関係の手掛かりを求めてサンクトペテルブルクへと赴く。ボンドの前に現れたのは意外な人物で・・・

吹き替えキャスト（初出：1999年4/11日曜洋画劇場）
ボンド（ピアーズ・ブロスナン）：田中秀幸
ナターリア（イザベラ・スコルプコ）：日野由利加

オナトップ（ファムケ・ヤンセン）：小山茉美
M（ジュディ・デンチ）：森田育代

切られているのは・・・
・OPフィルム
・ボンドとMがお酒を飲みながら会話するシーン
・ナターリアがIBMショップに入ってボリスとコンタクトをとるシーンの一部が切られている

ソフト版と合わせて何度も見てますが、田中秀幸さんのブロスナン、ソフト版の神谷明さんと甲乙つけがたい。神谷さんはさすがシティーハンターな演技だったが、田中さんはスマート。
磯部勉は吹き替えメインの声優さんだけあって渋い。

・冒頭のバンジージャンプのシーンからのアクション、戦車でチェイスはいつ見てもすごい
・本作のボンドガール・ナターリアは事件に巻き込まれたところでボンドと出会う・・・ってところは歴代ボンドガールを踏襲してるが、強気なところを見せたり、コンピューター技師ということでボンドと一緒にヤヌスのアジトに乗り込んでゴールデンアイ発射を阻止する・・ってところは行動的。
・アラン・カミング扮するボリスの最期ってのが爆弾で液体窒素タンクが壊れてしまい、液体窒素を浴びてカチンコチンになってしまうところはコミカル。

・ダムのロケは、スイス、ティチーノ州のヴェルザスカ・ダムで行われた。ここでボンドが決行したバンジージャンプは、実際にスタントマンのウェイン・マイケルズがジャンプを行っている。
・キューバにあるヤヌスの基地は、プエルトリコのアレシボ天文台でロケが行われた。ゴールデンアイをコントロールするパラボラアンテナは、実際は電波望遠鏡である。アレシボ天文台は現在も存続しているが、電波望遠鏡は2020年12月に崩壊してしまった
・主題歌はティナ・ターナーが担当。担当歌手の候補としてエイス・オブ・ベイスがいたが落選している。
・当初、アレック・トレヴェルヤン役にはアンソニー・ホプキンスが考えられていた。また、ショーン・ビーンはボンド役の候補だった。

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