今回のお題はBLIZARDの「暗黒の聖書-BLIZARD OF WIZARD-」。 1984年7/10にワーナー・パイオニアからリリースされた1st。 BLIZARDは1983年に元東京X-RAYの松川敏也を中心に結成。事務所が若くてルックスのいいメンバーをスカウトして結成・プロデュースしたため「美形バンド」と呼ばれていた。現在の「ビジュアル系バンドのはしり」ともいわれている。 約10年間の活動の中で様々なアプローチを試みたが、美形バンドとして生まれたことが中期になるとネックになり、ルックスの話題が先行したため正当な評価は得られず、メンバーを苦悩させることになった。1992年に活動を凍結。実質上の解散になってる。 解散後、Bsの寺沢功一は、LOUDNESSの二井原実・樋口宗孝、EARTHSHAKERの石原慎一郎らとSLYを結成している。
<曲目>
2.(A-2) Lady Stardust 3.(A-3)Stealer 4.(A-4) Love With The U.S.A. 5.(A-5) Mama 6.(B-1) Dream Of Flower 7.(B-2)Only The Young 8.(B-3)Orion 9.(B-4) Liberty *サウンドPD:ジョージ吾妻 *対応サブスク:Apple・Spotify(2019年リマスター)
本作のジャケットはブラック・サバスの「HEAVEN AND HELL」のパロディ。
ジャケットアートだけじゃなく、音楽性も「HEAVEN AND HELL」、オジー・オズボーンの「Blizzard of Ozz」の影響が見られる。