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今回見た展覧会はJR京都伊勢丹内の美術館「えき」で開催されてる「ブラック・ジャック展」。原作を愛蔵版、単行本版(電子版)で読んだことが見る動機。まずは「ブラックジャック前夜」として、「ブラック・ジャック」連載前に発表した手塚作品を紹介。「新寶島」復刻版(オリジナルは◯百万円と「博士ちゃん」で紹介されていた)、「アラバスター」「きりひと讃歌」「やけっぱちのマリア」が連載されてた当時のチャンピオンを展示。更には73年の虫プロの倒産を伝える新聞記事も展示。手塚氏は医師免許と医学博士号を持っていたということで医学に関した論文、「白い巨塔」(当時の単行本)と医療に関連した資料も登場。会場に設置されているモニターにはブラックジャック連載時の担当の一人・岡本三司氏、手塚氏の息子・眞氏、娘のるみ子さんがコメントしてる映像が映し出されていた。本題の方はテーマに分けて生原稿を展示。生原稿が見られるという経験はやはり貴重。何話かは単行本版・愛蔵版で読んでるので知ってる話は確か…って目で見てましたブラックジャックの華麗な活躍を堪能できる話もあれば、彼が脇役に回る話、奇妙な手術を受けることになった話に、彼の敗北(担当患者が手術以外の要因で死ぬ)を描いていると医者は万能ではないことがわかる。NHKの「アナザーストーリーズ」でブラックジャックが特集された際、出演したお医者さんがある種の敗北を味わったって話をしてたけど、原稿を見てると考えさせられる。 連載されていた時期を反映してか高度成長期の裏側(公害問題)が大体的に取り上げられていたり、戦争をしる人が多数いたので戦争の悲惨さが生々しく映る。ピノコ特集は彼女の一途な所が可愛い。(彼女の誕生を描いた「畸形嚢腫」の原稿も展示)秋田文庫 BLACK JACK 全17巻セット(化粧箱入り) [ 手塚治虫 ]
Sep 11, 2024
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今回行った展覧会は「日本の巨大ロボット群像-鉄人28号、ガンダムロボットアニメの浪漫-」。福岡→横須賀→高松市を経て京都に来た展覧会(京都の後は愛知で開催)。「鉄人28号」を嚆矢として「マジンガーZ」に代表される70’sロボアニメ→80’sロボアニメ・90年代ロボアニメを通じて「巨大ロボ」はなにかを考えていく。圧倒的に男性が多く、女性は少なめ。夏休みってことで親子連れもいた。鉄人28号まずは鉄人28号の移り変わりを紹介。TVアニメの前に作られた実写版→TVアニメ(モノクロ版)→太陽の使者ver.→鉄人28号FX→映画用アニメ→21世紀の実写版と紹介。展示物として文庫版の表紙イラスト、「太陽の使者」版の旧超合金、「太陽の使者」版放送時のアニメージュ、実写映画のプロップを紹介。「太陽の使者」版は「ショタコン」(正太郎コンプレックス)という言葉を生み、スタジオZ5の作画は時折アニメージュで取り上げられたほど神戸市長田区の鉄人28号のモニュメントを見たことがあるが、巨大さは記憶に残るなぁマジンガーZ人が乗り込むロボの元祖ということでロボアニメのパイオニアとなったわけだが、マジンガーZ、ダイアナンA・ジェットスクランダー・パイルダー、グレートマジンガーの設定画、光子力研究所の美術ボードをパネルで紹介。ジェットスクランダーって以降のロボアニメに影響を与えてるよなぁ。ロボのパワーアップで飛行能力追加って多いので(RV、D-シリーズ、エルガイム、ダンクーガ、鉄人28号FX等)。コンバトラーVちゃんとしたギミックを持って合体できるロボの元祖。合体プロセスをパネルで紹介。コンVと言えばスパロボの記憶しかないが25話のガルーダの悲劇は印象深いゲッターロボ合体ロボの元祖だがコンVに代表されるしっかりとしたギミックで合体!ではなくモーフィングで合体する形式。91年に制作された「ゲッターロボ號」はちゃんとしたギミックをもって合体する方式を取ってる(実際合体を再現できる玩具も出てる)アニメ版「ゲッターロボ」の合体プロセス、「ゲッターロボG」のシャインスパークの設定をパネル形式で紹介。「ゲッターロボ」はアニメ版だと敵との交流も書いてたが、石川賢が描いた漫画版は「種の存亡」をかけた生存闘争メインになってるとかライディーンデザインコンセプトはトリコロール(赤、青、白)、善人顔、日本甲冑、接近戦(チャンバラ)というイメージで、大鎧・ツタンカーメン・ベルボトムがモチーフ。全身図のパネルを見ると確かに…旧超合金版も展示されていたが、余剰パーツが見えてる鋼鉄ジーグジーグ、パーンサロイド、ビッグシューター、マッハドリルなどの設定画をパネルで展示。ジーグのデザインコンセプトはプロレスラーとのことでスピンストーム発射口の形ってチャンピオンベルトを思わせるし、ジーグブリーカーなんてまんまプロレス技だもんなぁ超時空要塞マクロス設定画は撮影禁止エリアになっていたが、VF-1(ファイター)の三面図、VFのコックピット設定、デストロイドの設定、ダイダロスアタックの設定などを展示宇宙の戦士海外のSF小説が原作だがパワードスーツのデザインはスタジオぬえが担当。スタジオぬえは小説の僅かな文章を頼りにパワードスーツを描いたとのこと。撮影用のなりきりパネル。当時発表されたイラストの拡大版を展示。メガゾーン23、装甲騎兵ボトムズ、戦闘メカザブングル、太陽の牙ダグラムに関する記事を紹介FSS高校時代からファンやってる漫画だが、展示されているイラストは所持してるムックに載ってたなぁGTMのツインスイング機構は何度見てもわからん。メカの内部構造は玩具にも取り入れられるようになったってことで…メカニックモデル ガンダム、旧1/100 フルアクションエルガイム、旧1/100D-1カスタム、PGガンダム(2.0)を展示。旧D-1カスタムって白とクレーだけという成形色。HG版でもフレーム再現されていたなァ映像コーナーでは合体ロボの印象深い合体シーンを紹介。紹介されてたのはガンバスター、グレートマイトガイン、スカイゴルドラン、ゴッドシルバリオン、パワーダグオン、ガオガイガー、キングゴウザウラーの合体機動戦士ガンダム展示場は3Fの第2展示場へ。床にはガンダムの等身大(18m)に引き伸ばされた画稿が…動くガンダムを見てはいるものの身近で見るとすごいと感じた。決定稿に至るまでのガンダムのデザインの変遷、1話を例に取り今までのロボアニメとどう演出が異なっていたのかを説明。ガンダムの変遷の一部は「超・大河原邦男展」で見てるクローバーの伝説の玩具、旧1/100ガンプラも展示重戦機エルガイムスパロボの影響でファンになって28年経つが、(同時に永野氏とFSSのファンも始めた)MkIの内部構造の設定は細かすぎる。(作画用三面図は永野氏ではなく北爪宏幸氏が担当)作中に登場したコンピュータユニットの配列図も一緒に載ってた。実際プラモデル(当時物ではなくHGの方)を組んでるが、フレーム構造が複雑かつ細かった90年代ロボアニメジャイアントロボ、The・ビッグオー、ガオガイガー、ダイ・ガードを紹介。ジャイアントロボはOVA版の設定画・セル画を展示。ジャイアントロボのセル画は経年劣化のため線が溶けていた。宮武一貴氏が描き下ろした壁画もあり、展覧会前半はマジンガーZ・コンV・ライディーン揃い踏み、後半はゲキ・ガンガー、ビッグオー、ガオガイガーの揃い踏みが展示されていた物販コーナーにも行ったが展覧会オリジナルグッズの他はプラモデルも販売。バンダイ製品は全く無かったが、品薄状態が展覧会の物販にも響いてるのか?
Jul 25, 2024
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今回見に行った展覧会は「空想旅行案内人-ジャン・ミッシェル・フォロン-」。東京駅・丸の内駅舎内にある東京ステーションギャラリーで開催されていた企画展で20世紀後半のベルギーを代表するアーティストのひとり、ジャン=ミッシェル・フォロン(Jean-Michel Folon, 1934-2005)の大回顧展。東京駅の丸の内駅舎は2階・3階を利用してホテルとギャラリーを作ってるがギャラリーは創建当時の東京駅の遺構を見ることができ、作品を見ながら東京駅の構造も見られるのは楽しいフォロンの絵はシンプルかつ淡い色使いが特徴だが、彫刻もシンプルな構造。鳥がミサイルに見えてる絵など戦争・環境問題に対する皮肉はシンプルながら鋭い。世界人権宣言のための挿絵も鋭い切り口で書いてるが時々条文と意味があってないと思われる箇所が。写真はありのままを撮ってるようで意味深と思う箇所も映画・展覧会のポスターは超シンプル。主人公が旅に出てる姿は淡い色調と相まって幻想的で自分が空想の世界を旅してる錯覚を覚える箇所も。フォロン展鑑賞後は、東京駅の復元工事のこと、新札の印刷技術の解説を見てました来年4月に大阪・あべのハルカス美術館に来る予定とのこと。
Jul 18, 2024
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CLAMP展を見終わった後はサントリー美術館で開催された「徳川の至宝展」を見に行った。昼ご飯を済ませた後に展覧会に行ったが、チケットのお釣りとして新札1000円を渡された時はびっくり。現物を見ると今までのものと比べると威厳みたいなのはない。今回の展覧会は名古屋の徳川美術館の収蔵品を紹介。徳川美術館は名古屋旅行で行ってるが時間がなくてうまく回れなかったんだよね。尾張徳川家の至宝を展示って事で珍しい色の当世具足、脇差・打刀の素の状態では村正作の刃文が珍しい形で他の刀の刃も美しい。尾張の当主は能楽を好んでおり、能面、能楽・狂言用の着物を展示。能楽のシテ用の着物で蹴鞠模様は珍しかった。他の大名家同様尾張徳川家も茶道を嗜んでいて、茶道具を展示。天目茶碗等地味な色が多い。侘び寂びを重視する茶道らしいといえばらしいんだけど化粧品セット、お香のセット(香炉など香道に使う道具一式、香木を切る道具等)といった嫁入り道具セットも展示。大名家に嫁ぐってことで豪華かつ繊細ってことがわかる最後は源氏物語絵巻を紹介。今回の展覧会では「横笛」の1シーンを紹介。京都で開催された「国宝展」でも源氏物語絵巻を見てるけど国風文化が興った平安時代中期の貴族の生活風景が見られる。
Jul 17, 2024
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長ったらしくなるので分割。「ADVENTURE」「聖伝」夜叉王が赤子の阿修羅を発見するシーン、龍王との出会い、阿修羅と龍王の誓い、迦楼羅王と妹の迦陵頻伽の1シーン、幼い頃の夜叉王が先代阿修羅王と交わした約束、夜叉王が弟の羅刹と再会するシーン、乾闥婆王の正体は「幻の四天王」持国天だった…ってシーン、蘇摩対持国天、阿修羅の良心が目覚め、夜叉王を守るため修羅刀で自分の胸を突く(=阿修羅と夜叉王の絆が予言を覆した)シーン、「LOVE」コーナーの続きで乾闥婆王が双月で自分の喉を掻き切るシーン、ラストシーンなどを展示登場人物が次々と終盤で死んでいき、六星は帝釈天を倒す鍵ではなかったこと、夜叉王より帝釈天の方が予言のことを理解しており、彼が悪逆非道の王となったのは天界が滅ぶ予言を阻止するためだった…ってどんでん返しは驚いたなぁ「レイアース」1話の三人の出会い、初めて魔法を使うシーン、海がアスコットに事情を聞くシーン(この後海がアスコットにガチの説教をする)、魔神を復活させて魔神搭乗時のコスチュームに変身!ってシーン、ザガートとの戦い、3魔神の合体魔法「閃光の螺旋」を食らったザガートが「エメロード…どうか・・・じゆうに」とつぶやくシーン、1部ラストの「そんなのってないよ!」って光が叫ぶシーンを展示「2」の方は終盤がメイン。柱の試練を受けることになったのは光とイーグル。イーグルも助けようとした光はボロボロで…というシーン、消滅する寸前の光を助けたのは風と海。一緒に帰る!と決めた3人の心が一つになってこの後合体魔神が登場してイーグルを助けることができたって言うシーン、「2」最終回、再びセフィーロを訪れた光が読者に呼びかけるラストシーンの原稿を見ることができた。「レイアース」は夢中になって読んだけど1部のどんでん返し(ザガートが刺客を送り込んだのは魔法騎士の伝説を終わらせるため(刺客として雇われた人も根は悪人じゃなかった)でラスボスはエメロード姫でエメロード姫が光らをセフィーロに呼んだのは自分を殺してもらうためだった…)はびっくりしたもんなぁ「X」「力がほしい」と願った譲刃の前に現れたのは子犬版の犬鬼で…というシーン、嵐が蒼軌と会うシーン、夢の中で神威が牙暁と会い、自分が間違っていても大事な人がいないなんてあり得ない言うシーン、”神威”の意味(地球を守る救世主と地球の破壊者いずれにもなれる)、「地の龍」の神威として目覚めた封真が地球環境を破壊する人類を淘汰すると宣言するシーン、那吒(霞月)が火煉に自分の気持ちのまま行動しなさいと諭されるシーン(この後火煉をかばって負傷し、死ぬ前に丁が怪しいって意味の発言をする)、小鳥の今際のセリフ「未来はまだ決まっていない」について丁と牙暁はどう思ってるのかと論議するシーンなどを展示現実の1999年のXデーは東京の結界が壊れず、恐怖の大王も現れず・・・と何も起こらず終わってしまったが、原作は未完のまま。昨年に新装版が出たがちゃんと完結するのか?映画とTVアニメ版だと原作は未完ということで独自のエンディングが描かれた「東京BABYLON」陰陽師の昴流を主人公にしてるが、中身は90年代初頭の社会問題を扱った社会派ドラマだった本作。エピソードごとに名シーンを紹介「CCさくら」1話のワンシーン(カードゲット、桃矢にからかわれるシーン)、学芸会の最中周りが闇に包まれ、一度は絶望しかけるも、「絶対大丈夫だよ」の魔法の言葉で自分を励ます桜、この後カードの精「光」と「闇」と遭遇するシーン、「月」との最後の審判、「月」と契約するけど「主従じゃなく友達として接したい」と声を掛ける桜、ラストシーン(中学生になった桜と小狼が再会するシーン)等。クリアカード編の原稿も合わせて展示「ツバサ」スターシステムを活用した作品で連載時はリアルタイムで読んでました。(続編の「~ニライカナイ編」は未読)この頃になると線ははっきりとしたスタイルかつシンプルな絵になってるのがわかる「こばと」「GATE7」この頃は「CCさくら」クリアカード編に通じる画風になっている「MAGIC」映像インスタレーションでCLAMP作品を紹介してく形「PHRASE」「xxxHOLiC」の原稿を展示。「ツバサ」とつながってるということもあり、画風も「ツバサ」と同じになってる。漫画作品以外コードギアスの準備稿(スザクのラフ、ゼロのコスチューム、C.Cのラフ)、「R2」エンディングで使われたイラスト、「創竜伝」文庫版イラスト(新書版は天野喜孝が担当)ヴァンガードシリーズのラフ、羽生結弦のエッセイ本のイラストの一部、CCさくら+キティちゃんコラボイラストを見た展覧会鑑賞後は物販へ。展覧会入場時にもらう物販の入場券をもらって、展覧会終了後に入場券を見せることで入場する形式(制限時間は30分)。公式HPで販売されてる商品の情報を掴んだ上で買い物。缶バッヂとレイアースのB5ノートを購入。缶バッヂの中身は本展開催記念のイメージキャラクターで当たったのはオリジナル衣装を着た光。「レイアース」にハマってたので光が当たったのはラッキー。会場を出る段階になっても鑑賞者が行列を作っていたのにはびっくりした。2年前に行ったゴールデンカムイ展(京都)も行列作ってたけど鑑賞後は行列は作ってなかったので。
Jul 17, 2024
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今回は「CLAMP展」に行ってきました。今年の東京旅行はCLAMP展お目当てで計画立てたほどで行く動機は中学時代にCLAMPの作品にハマっていたから。開館は10時だったが、会場に到着したのは開館20分ほど前。それなのに既に行列ができててびっくり。5年前ひらかたパークで開催されたCCさくら展(原作版)も女性が多かったが、今回のも女性が多かった。CLAMPの頭文字をピックアップし、「COLOR」「LOVE」「ADVENTURE」「MAGIC」「PHRASE」、加えて「IMAGINATION」「DREAM」のテーマで原稿・カラーイラストを展示「COLOR」:タイトルの通りカラーイラストのコーナーで撮影禁止エリアに指定されている。メジャーデビュー作の「聖伝-RG VEDA-」からスタート。「リグ・ヴェーダ」の頃から絵が綺麗。「東京BABYLON」のカラーイラストはセル画風の塗り方を多用し、カラートーンを使ってる作品も。「X」旧単行本版の背表紙は「ドラゴンボール(単行本版)」同様背表紙は一つのイラストになる構成だが完全な状態を見るのは初めて「レイアース」は旧単行本版の中表紙イラストは懐かしーと思って見てた。「新・春香伝」「白姫抄」は今までにない表現がある。「Wish」「CCさくら」は淡い色使いが綺麗だし、「xxxHOLIC」は「東京BABYLON」同様ベタ塗り、セル風に戻ってる「LOVE」からモノクロ原稿のコーナー。ここからは作品ごとに感想を「LOVE」のコーナーはいろんな愛の形を紹介「聖伝」終盤・”幻の四天王”持国天の正体を現した乾闥婆王は蘇摩と戦い、ふたりとも虫の息に。蘇摩に「あなたがいない天界で生きてたってしょうがないもの」と蘇摩の双月で乾闥婆王が自分の喉を掻き切って自決してしまうシーン(続きは「ADVENTURE」のコーナーに展示)は悲しい。「魔法騎士レイアース2」回想のランティスが姿を消したシーン、エメロード姫が魔法騎士の召喚を決めるがクレフに「あなたは柱以上に一人の人間だ(大意)。」と言われ…というシーン。を展示。使命故に人並みの恋ができない人の悲しさがわかる「20面相にお願い」「CLAMP学園探偵団」と世界観がつながってる本作は初等部に籍を置く玲とおませな幼稚園児・詠心の恋物語がメインだが、詠心のセリフはキュンとなる。玲と詠心が結ばれて「宇宙で一番大好き」ってシーンも展示「CLAMP学園探偵団」CLAMP学園初等部に籍を置く名物生徒3人が学園の事件を解決するコメディものだけど、「LOVE」のコーナーでは3人の友情を紹介してる「CCさくら」魔法少女モノだけどいろんな愛の形が見える本作。「友達」としての「好き」等いろんな愛の形がわかる「東京BABYLON」星史郎の正体(人を殺しても何とも思わない根っからの殺し屋気質)を知って心を閉ざした昴流を見た北都はある決意をし…「wish」琥珀と秀一郎が結ばれるところはキュンとなる。「X」神威は何としても小鳥と封真を守りたいと思うシーン、お互いの正体を知らずに譲刃は草薙に惹かれてしまい…ってシーン、嵐が本気で空汰を心配するシーンが展示。
Jul 17, 2024
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今回行ってきた展覧会は「倉俣史朗のデザイン-記憶の中の小宇宙-」。『倉俣史朗(1934‒1991)は、銀座のランドマークとなる商業施設「三愛ドリームセンター」の店内設計で注目を集め、1965年にはクラマタデザイン事務所を設立して独立します。高度経済成長とともに変化し続ける都市を舞台に、同時代の美術家たちとも協力して、新たな空間を提示していきます。 一方で、商品化を前提とせず、自主的に制作した家具を発表しています。イメージに合う素材を開発し、画一的な利便性から解放されたデザインは、日常に遊び心と本質的な問いを持ち込みます。1980年代にはイタリアのデザイン運動「メンフィス」に参加し、活躍の場を世界に広げました。倉俣が「言葉で語れない部分を形で言おう」とした家具たちは、今なお能弁なまでに魅力的です。 本展では、倉俣自身の言葉を辿りながら、創作の源泉ともいえるイメージスケッチや夢日記などの資料とともに、彼のデザインが語りかけるメッセージに耳を傾けます。(京都国立近代美術館の案内ページから引用)』・引き出しの家具=椅子に引き出しを仕込んだもの、波打った形の引き出し、市松模様に展開されてても形を保持しているものを展示。設計図も一緒に展示されてたが強度とかどうなってるの?と思った。・プラスチックの家具-洋服ダンス-:めっちゃスケスケ・光の椅子・光のテーブル:半透明の素材を使っていて中に仕込まれたライトで光る構造。ライトって長時間使ってると熱を持つので使ってると大変・ランプ(オバQ):形がオバQに似てるから?・松屋銀座のイッセイミヤケの店の設計図:ルームの間取りについては理解できたが棚の設計図と思われるものは理解できなかった・ガラスの椅子:強度・限界重量は計算されてるんだろうけど、見てると壊れそうな繊細さを持ってる・ハウ・ハイ・ザ・ムーン:カッパーとシルバーカラーのもの2種類が展示されていたが、籐椅子より繊細な作り。・トワイライトタイム:足のところが繊細な作り・ミス・ブランチ:アクリルを流し込む前に造花のバラを入れてるんだろうけど、繊細さが同居してる感じ・香水瓶:イッセイミヤケの香水瓶の試作品が展示されていたが、採用されていたらどんな感じになってたんだろうか?・ハンドバックの試作品:サイドに引き出しが作られていてそこにものを入れるというアイディアは斬新。・椅子の椅子:椅子が2つに分離しそうなデザインで、素材にスポンジのようなものが使われてた。・シング・シング・シング:横から見たら音符のような形になってるんですよね。・アクリルスツール(羽毛入り):「ミス・ブランチ」同様繊細さが同居してる。羽は造花よりも形を保持しづらそうだから・夢日記と題されたスケッチ:かなりラフで理解できなかった<コレクション展>一番目を引いたのは横尾忠則のポスター展示で、何回かポスター関連の展示会で彼の作品を見かけたけど、原色を使ったビビットなポスターは相変わらずインパクトが有る。また、倉俣史朗の展覧会に関連してか器の展示もされていた。金属製のティーセットのデザインはユニークで、ガラスの器も変わった色付けがされてるものが。「印刷/版画/グラフィックデザインの断層 1957–1979」では「東京国際版画ビエンナーレ展」にスポットを当て、PRポスター、出品された作品を展示。PRポスターには横尾忠則だけじゃなく、棟方志功といった大物が…
Jun 25, 2024
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今回行った展覧会は「描く人 安彦良和」。17年前京都伊勢丹で開催されていた展覧会に行ったのでどうしようかな~と思ってたが、「芸術新潮」で紹介されていたのを見て見に行くことに。この日はJRのトラブルで阪急にお客さんが殺到してぎゅうぎゅう詰めになるわ(振替輸送のため)、JR大阪駅に着くと向日駅でトラブルが遭ったため2時間遅刻(本来8時前に到着する電車が10時過ぎに来た)と会場につくまでが散々でしたけどね。<北海道・学生時代>安彦氏は北海道出身。少年時代の写真、授業ノートを紹介「重点整理帳」と銘打ったノートが登場。自作の漫画「はるかなるタホ川の流れ」が公開されていたが、手塚治虫の影響が。<動きを描く-アニメーター黎明期->・宇宙戦艦ヤマトの絵コンテ:古代君・デスラーの絵を見ていると安彦氏のカラーが見え隠れしている・「さらば宇宙戦艦ヤマト-愛の戦士たち」:ポスターアートは安彦氏が担当していたのか。ラフも一緒に展示されているのでレイアウトの変化がわかる。・勇者ライディーン:ロマンアルバムで使用されていたイラストを展示。この絵は「富野由悠季の世界展」でみたなァ・無敵超人ザンボット3:イデオンと並んでトラウマ化必至のアニメ。設定画が紹介されたが、一番目を引いたのは香月の戦闘服姿。勝平と和解してからは神ファミリーと行動を共にするようになるが、共闘する回をもっと書くつもりで戦闘服姿の設定が描かれたのかな?・ルルシアと七匹の妖精たち、わんぱく大昔クムクム:可愛い系の絵が書けることが意外。虫プロに所属していたほどだからなぁ(本人は手塚治虫の絵が嫌いと言ってたらしいが)「宇宙空母ブルーノア」には当初安彦氏が参加する予定だったが、ガンダムの制作に関わるために降板。企画書のみが紹介されている。<機動戦士ガンダム>・ガンダムのアップ:何枚か展示されていたがデザインの変遷が面白い・原画:TV#9、#24話、劇場版「めぐりあい宇宙」でのアムロとシャアの決闘シーンなどを紹介。決闘シーンはすぐセリフが頭の中にでてきたが動きが滑らか。「めぐりあい~」は全体の7割を安彦氏が修正してるからなぁ・キャラ設定のラフ:「富野由悠季の世界展」で見た。・ジャケットアート:映画のポスターアート、サントラのジャケットは感激<機動戦士Zガンダム>・カレンダー用イラスト・ジグソーパズル用イラスト京都伊勢丹で開催された安彦展で見たなぁ・カミーユくんの設定画ラフ:徳間・角川のムックで見たなぁ・キャラクター対比図:これもムックで見たなぁ・エマさんの設定画(決定稿前):決定稿とだいぶ違うが、お姉さんキャラってところは変わってない印象Zガンダムはキャラデザのみだったため版権イラストが少ないし、カミーユくんは北爪カミーユが好きかな?「アムロより美少年」ってのがよく分かるから<ガンダムF91>・セシリー(ベラ)のラフ:最初の案はハマーン様に近いスタイルなのが、だんだん決定稿につながっていくところは面白い安彦氏はガンダムUCの表紙絵・挿絵(表紙絵は最終巻まで書いてるが、挿絵は3巻まで)を担当してるけどUCは展示されず<イラストレーター・安彦良和>・クラッシャージョウ劇場版の原画・小説の挿絵を紹介。小説の挿絵は下絵をコピーしたあと、ベタやトーン貼りをして完成させてるとのこと・ダーティーペア高校時代、原作小説を読んでるが、アニメを先に見てるのでイメージと違うのに幻滅した記憶が…<巨神ゴーグ>・ゴーグの準備稿:ライディーンを思わせるデザインのものが存在。神秘の巨人って感じは準備稿の段階から変わらない・サブメカ:戦車やヘリの設定画を紹介。佐藤元・永野護がデザインした画稿も展示されていたが、サブメカの大半を安彦氏が書いていたのは驚き・原画・セル画:悠宇たちがゴーグに乗ってるシーン、ロッドがレイディとよりを取り戻してオウストラル島を去るシーンなどを展示。<アリオン>安彦氏の漫画家デビュー作。原作漫画の原稿・アニメ映画の絵コンテ・設定画・映画のポスターアートを展示。冒頭のシーン、漫画版とアニメの絵コンテと比較できるが忠実に作られてる事がわかる<ヴィナス戦記>アニメ化した第一部の原稿と劇場アニメの絵コンテ・原画を展示。<幻の企画>「ヴィナス戦記」アニメ版制作終了後、OVA用に考えられた企画が存在し、プロット、原画が展示されていた。原画を見ると「ナムジ」などの古代日本ものに発展していったのか…と思った<古代日本もの>「ナムジ」「神武」「蚤の王」「ヤマトタケル」の原稿を展示・ヤマトタケル:ヤマトタケルが女装して熊襲を討つシーン、弟橘媛の入水、死の間際のヤマトタケルの原稿が展示。弟橘媛の入水シーンでタケルがオトタチバナを止めるところはセリフを強調している箇所があり、あとの漫画作品に繋がってるようだ<西洋もの>「ジャンヌ」「イエス」「わが名はネロ」「アレクサンドロス 世界帝国への夢」の原稿を展示<近代もの>「虹色のトロツキー」「天の血脈」「王道の狗」「乾と巽 -ザバイカル戦記- 」の原稿を紹介虹色のトロツキー:蒙古人と日本人の混血であるウムボルトが遭遇する事件を通じて自分のアイデンティティを確立してく…というものでウムボルトが負傷した恋人と共に逃亡するシーンは戦争の悲惨さが見える<ガンダムThe ORIGIN>漫画版の原稿・漫画版のメカニック設定、OVA版の設定画、映画「ククルス・ドアンの島」の設定画を紹介・悲しみのアルテイシア:母と愛猫の墓参りをしてるアルテイシア。アルテイシアのもとを去るキャスバル・・・というシーンは映画「哀戦士」の「兄さ~ん、キャスバル兄さ~ん。どうして行っちゃうの~」ってシーンを思い出した・OVA版のキャラ設定画:アムロはアニメより設定年齢が引き上げられてる感じがするルックスだし、ララァは神秘的なイメージが少し薄れてる無敵超人ザンボット3 Blu-ray BOX 【Blu-ray】アリオン【Blu-ray】 [ 中原茂 ]虹色のトロツキー(1) (中公文庫コミック版) [ 安彦良和 ]【中古】ナムジ完全版 大國主 1 /角川書店/安彦良和(コミック)
Jun 12, 2024
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今回見に行った展覧会は「ときめきの髪飾り」。『 京都・祇園に生まれて芸妓となり、後に東京で料亭の女将として活躍した岡崎智予(1924-1999)氏は、40余年かけて3,000点以上もの櫛やかんざしを中心とした装身具を収集しました。そして、そのコレクションをもとに、平成10(1998)年、銘酒「澤乃井」で知られる酒造元 小澤酒造株式会社の名誉会長 小澤恒夫氏が、東京・青梅に「澤乃井櫛かんざし美術館」を開館しました。 本展では、岡崎氏の高い審美眼で収集された櫛やかんざしをはじめ、江戸時代のさまざまな髪型の模型や、筥迫(化粧ポーチ)、紅板(リップパレット)、着物、さらには矢立(携帯用筆記用具)や印籠(携帯用薬入れ)など日本工芸の技や粋が凝縮された作品を精選して紹介します。 岡崎智予氏が熱き思いで収集したコレクションを散逸させることなく、見る人にときめきを届け続ける澤乃井櫛かんざし美術館の精華をこの機会にぜひご堪能ください。』(公式HPの案内文)入場料は偶々持ってた高島屋友の会カードのお陰で100円引きで入場券を購入。最初は着物といっしょに髪飾りを紹介。日本の髪型の歴史を紹介しつつ、櫛・簪、笄を展示。垂らすタイプの簪はゴージャス。家紋付きは厳かに見える。櫛・簪・笄は金属製のほか、べっ甲、べっ甲の代用品、セルロイドといった素材で作られたものも展示。セルロイド製は珍しいものだとか… 後半は今で言うところの化粧ポーチにリップパレットといったコスメセット風のものを紹介。更に化粧の仕方をまとめた本も。江戸時代にも化粧の仕方をまとめた本があったのは意外。装身具は細やかな細工が施されているものが多いが、今回の展覧会で展示されていた髪飾り類も繊細な細工がされてて華やかだったなぁ
May 21, 2024
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本日2つ目に行ったのは「上村松園・松篁・淳之-文化勲章三代の系譜-」。ブルーナ絵本展を見に行った後に行ってきました。高島屋で開催されていたのですが、カード会員なのを利用して見に行った日本画の展示会のお約束(?)で見に来ていたのはじいさま・ばあさま方。日本画の展示会はタダ券もらったとき、興味を示したものしか基本行かないからなぁ上村松園は女性画家で初めて文化勲章をもらい、松園の子・松篁・孫の淳之も文化勲章を受賞。三代の作品を振り返る。松園は美人画で知られてて(展示されてないが)「序の舞」は切手にもなったほど。松園の作品は清楚な美人画が多い。松篁は美人画も描くが動物や植物も書く、淳之の作品は鳥と自然の絵がメイン。自然の絵はなんか悟りを得そうな感じ。絵の中には東山魁夷を思わせる色使いのものが。3代にわたって画家で文化勲章をもらうってすごい功績だなぁと思う。
Mar 17, 2024
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今回見に行った展覧会は大丸京都店で開催された「ブルーナ絵本展」。見に行った動機はミッフィーちゃんが好きだから。平日でも盛況だったと聞くが、日曜のためお客さんが多いし、家族で展覧会に訪れる人も見かけた。最初はブルーナ作品のヒストリーを紹介。ミッフィー(うさこ)ちゃんの他はくまのボリス、犬のスナッフィー(くんくん)、豚のうたこさんなどがあり、うたこさんシリーズ等一部の作品は日本語版が存在しないとのこと。 ブルーナ作品で多用されるブルーナカラー。最初は赤・青・黄・緑だけだったがボリスやスナッフィーのために茶色、ゾウさん、ネズミさん用にグレーを追加。「おやゆびこぞう」「しんでれら」「あかずきんちゃん」「しらゆきひめ」「クリスマスってなあに」ではブルーナカラーはあまり使われず絵も知っているものとは異なってて超シンプルに。次はテーマ展示「のりもの」「しぜん」などをテーマにブルーナ作品の原画を紹介。「うさこちゃんひこうきにのる」「ふなのりのやん」「うさこちゃんのゆめ」「うさこちゃんおとまりにいく」「もじのないえほん」「うさこちゃんのさがしもの」「ろってちゃん」などのラフ・原画を展示 ユニクロの商品でミッフィーが採用されることがあるけど、商品に採用されてる絵のラフも見られた。現在販売中のウルトラストレッチセットは「うさこちゃんおとまりにいく」「うさこちゃんのゆめ」から、ベビー用品は「ちいさなうさこちゃん」「うさこちゃんのてんと」「うさこちゃんとあかちゃん」から採用されてた事がわかった絵本ができるまでを「ぼりすそらをとぶ」を一例に紹介。構想ノート、いくつかのラフが展示されてて多いときで1000パターンも書いていたとか。シンプルな絵だから完全に仕上げたいのがわかる。最後は大型の絵を紹介。「うさこちゃんびじゅつかんにいく」等の絵の大型版が展示されてたけどめちゃくちゃ可愛すぎる。物販コーナーも行ってきた。仕事で使ってるマスクケースの色が剥げてきたので、買い替えたいって思ってA5クリアファイルと封筒用クリアファイルを購入。フラットケース、コップ類も可愛かったけど、カップ類は去年嵐山で「うさこちゃんのたんじょうび」をフィーチャーしたマグを購入したのでパス。展覧会の物販で行列に並んだのは初めて。昔同じ会場で開催されたミッフィー展も最高だったけど今回の展覧会も最高でした。ミッフィーちゃん以外のキャラも可愛くて・・・・ちいさな うさこちゃん (ブルーナの絵本) [ ディック・ブルーナ ]うさこちゃんの たんじょうび (ブルーナの絵本) [ ディック・ブルーナ ]うさこちゃん おとまりにいく (ブルーナの絵本) [ ディック・ブルーナ ]
Mar 17, 2024
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今回行った展覧会は「コスチュームジュエリー-美の変革者たち-」。シャネル、クリスチャン・ディオール、スキャパレリ、イヴ・サンローラン等の有名どころからアメリカのコスチュームジュエリーコレクションを紹介。今回のジュエリーコレクションは宝石と同じようにカッティングされたガラス、人造パール、エナメル彩色、ラインストーン等を使った大量生産品がメイン(使用されてる素材がレアだったり、生産数が少ない作品もあるが)。・シャネルの作品:椿を愛でてたということで椿モチーフのアクセサリーを展示。松かさモチーフと言う珍しいアクセサリーが登場。ビザンツ帝国風のアクセサリーは歴史の教科書に載っていたものにそっくり。シャネルのコスチュームジュエリーはメゾン・グリポワという所で制作されてるが、細いフレームにガラスを流し込んで作る仕様で、花びらはこの製法でないと表現できないよなぁと思う。・クリスチャン・ディオールの作品:ディオール初期のコスチュームジュエリーはミッチェル・メイヤーが担当デザイナー。流れ星モチーフのネックレスはダイヤモンド風にカッティングしてるガラスを多用してるが綺麗。ディオールは香水「ディオリッシモ」でスズランを使用してるが、コスチュームジュエリーにもスズランをモチーフにしたものが。・スキャパレリの作品衣装に奇抜なモチーフを用いてたスキャパレリだが、アクセサリーも奇抜なものが。ピエロ、パイナップルと珍しいモチーフが。・リーン・ヴォートラン:ブロンズ、タローセル(セルロースとレジンを掛け合わせた素材)を使ったアクセサリーを展示。ブロンズを使ったアクセサリーは古代の金細工を思わせるデザインも。・リダ・コッポラ/コッポラ・エ・トッポクリスタルガラスをふんだんに盛り込んだアクセサリーが綺麗・シス(シシィ・ゾルトフスカ)クラックガラスを用いたアクサリーがクール・ミリアム・ハスケル新興国のアメリカでは宝石で着飾る習慣(?)はなく、コスチュームジュエリーが発達しセレブ御用達ブランドもあるほど。ミリアム・ハスケルは実際にデザインはしておらず、チーフのフランク・ヘスと後任のロバート・クラークがメインでデザインを行っていて花をモチーフにした繊細なデザインが多数。・トリファリ1910年にイタリアからトリファリがニューヨークに移民し、トリファリ社を設立。もともとはシルバーのヘアーアクセサリーを製作していたが、徐々にコスチュームジュエリーを扱い始め、1930年代にヴァン・クリーフ・アーペルで働いていたアルフレッドフィリップがチーフデザイナーに。ヴァン・クリーフ・アーペルの商品にはバレリーナ等のプローチがあったが、トリファリの作品にも人物を題材にした作品も。最後はユニークな素材を使ったアクセサリーを展示。このエリアは写真撮影可能エリアで数点写真を撮ったが七福神がモチーフになってるアクセサリーは珍しかった。ヴァン・クリーフ・アーペルの展覧会を見に行った時は本物の宝石を使ってるため一ついくらするんだろうか?と思いながら見てたが今回の展覧会のアクセサリーは宝石のようなカッティングをされてるガラス、人工パール等イミテーションを使ってるせいか値段は気にしなかったが、有名ブランドから販売されてたものもあるから名前で売れてたのかな?とか思ってしまったが。
Feb 21, 2024
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今回行ったイベントは「よきかな源氏物語」。開催場所は大河ドラマ「光る君へ」放送記念なのか「源氏物語」題材にした屏風絵、掛け軸を紹介最初は紫式部の肖像画を紹介。有名なやつではなく新しめの肖像画だったが、当時の平安美人の特徴(ぽっちゃり顔、目が細い)が出てる。源氏物語の屏風絵は「桐壷」~「夢浮橋」までの名場面を並べたもので光源氏の華やかな女性遍歴や人生が綴られていて平安時代の華やかさが見える。2階の展示会場では源氏物語の屏風もあったが、掛け軸も展示されてて、珍しいものが登場人物を書かず留守模様と呼ばれる絵、舞台を室町時代に置き換えたパロディ物の「偐紫田舎源氏」の一場面を書いた絵が展示されていた。「偐紫田舎源氏」の絵、作品自体室町時代に置き換えた内容なのに、絵の衣装は江戸時代になってる所はツッコミを入れたくなった昔京都国立博物館で開催されてた「国宝展」で源氏物語絵巻を見てるけど絵だけでも源氏物語って引き込まれる
Feb 9, 2024
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大阪・岸和田に生まれたコシノジュンコは、1960年に新人デザイナーの登竜門とされる装苑賞を最年少で受賞、以後東京を拠点にファッションデザイナーとしての活動をスタートさせます。世界各地でショーを開催し高い評価を得る一方、近年では服飾デザインの領域を超えた新たな境地を切り開いています。本展は、常にモードの先端を走り新たな創造を繰り広げるコシノジュンコの活動の全貌を紹介する過去最大規模の展覧会です。衣装やデザイン画、写真パネルなど約200点からその魅力に迫ります。(あべのハルカス美術館のご案内より)本日はコシノジュンコ展へ行ってきた。雑貨を多用してる森英恵、おしゃれ服として愛用してる三宅一生の作品よりは馴染みが薄いけど本日が最終日ということで。デザイナーになる前は画家志願で静物画、裸婦画をまず紹介。最年少で装苑賞を取ったが、今のハイファッション傾向にある装苑賞受賞作(候補作も含む)よりはシンプル。 1970年大阪万博のパビリオンの服(ペプシ館、生活産業館、タカラ・ビューティリオン)はシンプルさの中に華やかさが同居してる感じ。 資生堂の会報「花椿」のフォトや当時の看板作品「ベネフィーク」のポスターが展示されてるエリアが次に登場。「ベネフィーク」の衣装デザインをコシノさんが担当してたが、モデルさんのルックスと相まってエキゾチック。パリコレなどのファッションショーのパンフも紹介。パリコレの「対極」をテーマとした服、オブジェクトを展示。赤と黒のビビット感が鮮烈。ポスターはモノクロに赤が差し色に使われてるためやはりビビッド感が。 「対極」の次はコンパクトに折り畳める服を紹介。針金を使って折り畳める仕様でコンパクトに畳める服は三宅一生の作品にあったなぁ。 和太鼓チーム「DRAM TAO」の衣装はボンテージ、当世具足等和の要素をふんだんに盛り込んでる 琳派の絵にインスパイアを得た衣装が展示。髪型は奇抜だが、切り絵で燕子花図、紅梅図などを表現してる衣装はシンプル。風のたなびき具合によって衣装の表情に変化がつく服琳派コレクションの服と一緒に金・黒で構成された抽象画も展示オートクチュールメインでしたけど、デザイン関連の展覧会は新しい発見でいっぱい。
Jan 21, 2024
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本日は高島屋京都展で「ときめきトゥナイト展」が行われていたので行ってみた巡回展で東京での展覧会を経て京都に来たという形吸血鬼の父と狼女の母との間に生まれた蘭世は学園の一匹狼・真壁君に恋しちゃった。両親から人間との交際を反対され、同級生の神谷曜子に恋路を邪魔されたりとドタバタラブコメで始まったが、魔界の王子を巡る話からスケールがデカくなり、第2部では鈴世のGF・なるみ、第3部は蘭世と俊の娘・愛良と主人公が変わって恋の試練に挑んでいく…というもの 自分は「なかよし」派だったので全然読んでないんだけど入場料タダにつられて行ったのが本音。恋したら一生懸命な蘭世とぶっきらぼうな俊がすれ違いなどを経て結ばれる胸キュン展開の原稿、なるみ編・愛良編の胸キュン展開もなかなか良い。俊視点で第1部を描いた外伝「~真壁俊の事情」、主人公3人、曜子、卓等サブキャラのその後を描いた「~それから」の原稿、展覧会用の描き下ろし漫画・宣伝イラストの原稿も展示。シリアスな恋物語に路線変更してからの作者の絵が繊細だなぁと思った。
Oct 22, 2023
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今回見た展覧会は「西陣織で綴るゴッホと浮世絵」「エリザベート1878」を見る前に行ってきました。美術館巡りが好きな先輩に紹介されて見に行った。この展覧会は西陣織で名画を再現するというもの。普通の展覧会の場合音声解説は別料金だが、今回の展覧会は無料で借りられる今回のものはゴッホと浮世絵を西陣織で再現ってことでゴッホのコーナーでは「アルルの跳ね橋」「星月夜」「ひまわり」などを展示。帯バージョン、蓄光素材を練り込んだ糸で織った蓄光バージョンも展示されていて繊細かつ力強さが織物で再現されてる。 浮世絵コーナーでは「富嶽三十六景」「東海道五十三次」「見返り美人」などを展示。「富嶽三十六景」の「赤富士」「神奈川沖浪裏」は力強さの中に繊細さが見える。 浮世絵とゴッホの絵以外は琳派・若冲、横山大観等の絵を西陣織で再現されていたものを展示。尾形光琳の紅梅図屏風は大型タスペトリーと額装版の2種類を展示。大型タスペトリー版は5枚の織物を寸分の違い無しにつなぎ合わせて一枚の絵にしたってところがすごかった。
Aug 27, 2023
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今回のお題は京都市京セラ美術館で行われてる「ルーブル美術館展-愛を描く-」ルーブル美術館で展示されている作品のうち「愛」をテーマにした作品を紹介する内容ギリシャ神話・聖書、近世の愛の形を紹介愛がテーマということで愛の神・アモル(キューピッド)の絵が中心。番外編的にアダムとイブ、原罪を犯した2人が楽園を追放される絵を紹介。ギリシャ神話では男の神が好きになった女を略奪する…と言う話がかなりあるが、そういうエピソードをお題にした絵は男の神の力強さが見える「パンとシュリンクス」というタイトルの絵が2つ展示されていたが同じ主題でも視点、解釈が異なるので面白い。「死が2人を分かつまで」は天国で結ばれるカップルだったり、あることから別れるカップルの絵がメイン。キリスト教の宗教画では「聖母子像」「イエスの死」「放蕩息子の帰宅」等をテーマにした展示。展覧会の最初に創世記の絵が展示されていたけど宗教画は男女の愛ではなく家族の愛などの隣人愛を扱ってると思った。キリスト教は詳しくは知らないけど隣人愛を説いてる箇所があるし。18-19世紀になると神話や聖書の伝説よりも写実的な絵が増え、社交界での逢瀬、都会/田舎問わず生活感のある恋愛模様が描かれている。今回の展覧会は男女の恋愛だけじゃなく、様々な愛の形が見られる展覧会だった。
Jul 11, 2023
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本日行ってきたのは『ボークス50周年記念展inHS京都』緊急で有給をもらえたので行ってきました。会員証は持っていたが、「カイゼリンオーナー権」「クレジット付き会員証」がなかったので入場料を払うことに。元は京都の小さな模型屋で独自のプラモデル用ツールを出したり、独自の商売を始めたことから株式会社になり、オリジナルツール、傑作ガレキを出してきた会社を商品・会報の記事を紹介。特撮ヒーロー・怪獣のコーナーからスタート。ゴジラのコーナーでは初代から歴代のゴジラのガレキを紹介。ゴジラってよく見たら時代ごとに造形が変わってるのがわかるガメラ・大魔神・ウルトラマン、仮面ライダー・戦隊、東映、その他の特撮キャラのフィギュアが展示されていて仮面ライダーのコーナーでを見ていると昭和のライダーは見ていて安心する(造形の点で)。平成は龍騎以降は偽物と化して来たからなァ(例外は存在するが)ガンダムコーナーも有り、バンダイのガレキメーカー「B-クラブ」とのコラボでガレキを出しており、ジ・O、バウンド・ドッグ、GP-04ガーベラ等がガンプラ化されるよりも早く立体化していたことが新しい発見。未だにクイン・マンサはガンプラ化してないが。スコープドッグにベルゼルガ、バルディオス、ゴーショーグン等のロボ、鉄人28号も展示されてたが、鉄人の方は複数展示されていて原型師の個性が現れている。ボークスはFSSのガレキを出して注目されてきたが、モーターヘッドのデザインはかっこいい。FSSのガレキ黎明期は荒削りなところが見られ、時代が経つごとに洗練されていく所は他社のプラモデルと同じだけど、永野氏がMHからGTMに登場ロボットを変えたところは今でも納得いかない。IMSはシュペルターとLEDを作ったが、ある意味苦行。とスタッフと喋っていたけど、噛み合わせが完璧なサンプルを見てるとどうやって完成させてるのかが気になるとも喋ってました。今の仕事を始めた際長岡京市の店で研修を受けていたが、仕事帰りに時折長岡の店を見に行くのは楽しみだったし、大阪・日本橋とアキバの支店にも行ったなぁ。エンゲージSR1作りたいが、修行が足りないのでガンプラで全塗装、接着の修行をもっとしなくては。
Mar 2, 2023
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この日は京都水族館へ行ってきました。京都鉄道博物館は2・3回行きましたが水族館は初めてということで有給を利用して行ってきました。 昔行った鳥羽水族館・海遊館よりは規模は小さく、最初の展示が鴨川に生息するオオサンショウウオ。外来種のサンショウウオが入ってきたことで純血種は激減しているとのこと。 ペンギンは海遊館でも見られたものとは種類は違ってるが、かわいい。ペンギンは「クジョウ」等京都の小路にちなんだ名前が付けられていて京都水族館で飼われてるペンギンは写真でも紹介されていました。 海獣はアザラシ・オットセイが飼育されてました。 「京の海」コーナーでは京都北部の海に生息するお魚が。イワシの群れは固まって泳ぐので規則よく動く姿がすごい 「クラゲワンダー」のコーナーではラボのようなスペースが有り、飼育員さんが餌やりなどを行ってるところをリアルに見られるという今までの水族館にはないエリアが。クラゲはいつ見ても幻想的。 「山紫水明」のコーナーはカフェスペースに併設されたコーナーで京都特有の淡水魚がいるエリアイルカのコーナーはイルカショーはコロナのせいで休みになってるが、プールは解放されてるのでイルカの飼育員さんがイルカの面倒を見てるところを見られました EXPO シティにあった「ニフレル」に感覚が近く、地域密着型の水族館って印象。
Feb 9, 2023
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今回見た展覧会は「GRAPHIC CUBE-フィルムポスター-」。右京から烏丸に引っ越しした「dddギャラリー」。今回のお題は映画のポスターってことで行ってきた。・地獄の黙示録衣装デザイナーでも知られる石岡瑛子によるものだが、下手なミリタリーイラストよりもキレイ・ドラキュラ石岡瑛子が衣装デザインを担当したコッポラ監督作。ロゴだけのもの、石岡がデザインした衣装を全面に出したポスターが圧巻・ドグラ・マグラ(日本の)4代奇書を原作とした舞台のポスターということでエロい・利休わび茶を完成させた利休のことを書いた映画ってことでシンプルさの中に奥が深いのを感じる(色の渋さと相まって)・聞け、わだつみの声パッと見たところ戦争をお題にした映画のポスターとは思えない・ファンシィダンス本木雅弘が役者として評価された映画。ポスターアートを担当してるのは横尾忠則だが、絵がシュール・新網走番外地横尾忠則が担当しているが。演劇のポスターのようにちょっと大げさと言える構成・怪盗ルビイキョンキョンがでていた映画だけどディフォルメが聞いていて可愛い・聞け、わだつみの声ぱっと見、戦争を題材にした映画とはわからないデザイン・30年代~40年代の映画(リバイバル上映)文字や絵が単純なポスターだが、奥が深い
Dec 27, 2022
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本日は高荷義之展に行ってきました。京都・岡崎の「みやこメッセ」で開催されていた複製原画の販売会を兼ねた展覧会。ミリタリーモデルのパッケージアートを手掛けることが多いイラストレーターだがロボットアニメのイラストのいくつか手掛けているということで見に行った。けど訪れたお客さんは男ばっかり(ミリタリーイラストで評判のある方だし当然か)。女が見に行くということは異物なんだなぁと思った。巡回展で入場料1000円は展示されていたイラストの点数を考えると割高。デパートの展覧会でちょうどいいくらいと思ってるので・ガンダムシリーズ:ミリタリー要素の強い1stと相性が良いみたいでジャブローに降下したジオンのMS部隊、「コロニーの落ちた地で」のパッケージアートとかは渋い・逆シャア:LD初回版が初出で、Blu-ray 再発盤にも採用されたνガンダムのイラスト、旧1/100フィンファンネル装備型のパッケージアート、Waveのガレキ・サザビーのパッケージを展示。νガンダムの旧1/100のパッケージ、旧1/144はもとより、MG(ノーマル、Ver.Ka)よりもどっしりとしていて背景も付いていてカッコいい。LD初回版(BD再発盤)のνガンダム、頭部に撃墜マークが…・Zガンダムはガレキ版ジ・Oのパッケージアートを展示。発表されたのは90年代とのことで、何故かキュベレイMkII(紺・赤)がいたりするが。ジ・Oのプラモ化は2000年代に入ってからだが、MGを先取りした構図になってる。・F91:公開と前後してリリースされたムックの表紙として書かれたF91を展示。大河原邦男の書いたDVDパッケージよりも丸みを帯びてる・エルガイム:最終決戦でのMkII対オージのシーンを展示。・FSS:Wave版LEDミラージュ(32番騎)とブラックナイトのガレキのパッケージを展示。永野氏の場合は細部まで詳細に書くため繊細だが、高荷氏が書くMHは絵の陰影と相まってずっしりしている。展示されていなかったがWave版1/100ジュノーン(後期型)、LEDミラージュ(ブーメランユニット装備/フレイムランチャー(インフェルノナパーム)装備)のアートも書いている・ザブングル・ボトムズ:泥臭い作品だから高荷氏が書くずっしり感がしっくり来る・ガリアン:サントラ盤2、OVA「鉄の紋章」のイラストが展示されていた。DVD(最初のバージョン)の大河原氏、再発盤・BD版の塩山氏より地についた絵。もともとガリアンに登場するロボットって地上用が多いから…・ダンバイン:当時の雑誌用に書かれたイラスト、LDBOX2巻のボックスアートを展示。DVD(ジュエルケース版)とBD版は湖川氏、DVD再発盤は宮武氏だったがあの二人より太めにABを書いてる。サーバインの絵は珍しくスマートだったがロボットものはリアルロボット物メインで展示されたが、過去にビスマルク、ダンクーガ、飛影、ZZ、マクロス(イマイ版プラモデル用パッケージアート)も書いているもともと旧日本軍の戦艦や戦闘機のアートを描いていた方ということで、戦艦の絵は迫力がある。 この日、会場の向かいであるロームシアター京都にかなりの人だかりができたが、気になって見に行くとこの日は聖飢魔IIの黒ミサ開催日で、物販お目当てに並んでいた事が判明。閣下のコスプレをしていた方を発見したが、お客さんを見るとたくさんの女性信者がいて意外やなぁと思って見てました。ポスターを見るとチケット代は「参拝料」と書いてあった。黒ミサに参加するから?高荷義之 鋼の超絶技巧画報 [ 高荷 義之 ]
Oct 30, 2022
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今回行ってきた展覧会はサンリオ展。先月「アンディ・ウォーホル展」を見に行った際、案内パンフを見てカワイイ~ってなって即チケットを購入。入口はキキとララがお出迎え。 まずはサンリオの前身であるいる「山梨シルクセンター」で作っていた商品を紹介。当初は陶器のカップがメインかつデザインが水森亜土等外注デザイナーによるものだったが、「パティ&ジミー」の原型となるデザインがオリジナルデザインの始まり。 最初のコーナーでは前身会社の商品、雑誌。単行本を紹介。サンリオで出していた雑誌の連載陣が豪華。手塚先生に石ノ森先生、山岸凉子などの大物ばかり。手塚先生の「ユニコ」はサンリオの雑誌で連載されていた事は知っていたが。 サンリオキャラの第一号はくまの「コロちゃん」だが、「パティ&ジミー」を最初に紹介。キティちゃん、マイメロディ、キキララ(リトルツインスターズ)が紹介されていた。マイメロディとキキララは同じデザイナーの作品でコンペでどちらかが採用されれば・・・という気持ちだったそうだが、両方とも採用され、今でもサンリオの人気を牽引するキャラになるとは・・ キキララは幼稚園・小学生時にグッズ使ってたし、キティちゃんは子供の頃はもちろんのこと、ガラケー使ってたときはご当地ストラップを、子供の頃にもらったペンスタンドを筆、ガンダムマーカー入れとして今でも使ってるからなぁ ほか大体的に取り上げられたのは「タキシードサム」「コロピカドン」「マロンクリーム」「ポチャッコ」「ポムポムプリン」「シナモロール」で「マロンクリーム」は小学生時代水着バッグとお箸使ってたし「ポチャッコ」は学生時代サイン帳を使ったことがあるんだよなぁ 大体的に紹介されていなかったが「ザ ボードビルデュオ」「けろけろけろっぴ」「みんなのたあ坊」もグッズ使ってましたよ。 その次はサンリオの直営店、テーマパークのことを写真で紹介。王女様なキティちゃん、王子様なダニエルとテーマパークに出てきそうな人形も展示。 キティちゃんのコーナーだけ独立して展示。キティちゃんの歴史、撮影用スポット、海外でも人気ということで、いろんなキティちゃんのイラスト、カバン、ぬいぐるみが沢山縫い付けられたドレスが展示。キティちゃんコーナーでは年配の方に写真撮ってくださいと言われ、自分も写真を撮ってもらいました。最後は売店へ。よーく見たらグッズをたくさん買ってる人が多数。私も限定デザインのフラットケース、キキララのハンドタオルを購入。
Oct 18, 2022
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本日行った展覧会は「アンディ・ウォーホルKYOTO」。京セラ美術館で開催されたもので京都市美術館が改装してから初めて行った展覧会。行った動機は昨年の「フィンレンソン展」同様UTの柄に採用されているから。最初はブレイク前の作品を紹介。ブレイク前はドローイング・ペン画がメインで金箔を使ったものがまず登場。一旦世界一周旅行に出ていて、旅行先には京都が含まれていたことからアンディとプロデューサーが祇園に滞在していたときのもの、天ぷらを堪能している姿を収めた写真が展示されていた。 UTの柄に採用されたキャンベルスープ缶、花柄、マリリン・モンローのシルクスクリーンの現物をみたけどマリリンの柄については展示されていたものが小さかったのは意外。シルクスクリーンで作られた肖像画は他にも殿下(プリンス)、教授(坂本龍一)、スタローン、毛沢東、ジャクリーン夫人などが…殿下と教授は意外すぎるんだが… 晩年までアンディは肖像画作成の依頼をたくさん受けたが肖像画作成に使うために写真を多数残しており、写真も展示。ブレイク前のシュワちゃん、モデルのグレース・ジョーンズ(「007」シリーズに出演している)の写真も。 最後の展示エリアでは亡くなる前に発表された作品「最後の晩餐」を中心に死に関する作品を展示。電気椅子の版画にソ連を象徴する鎌と槌をいろんなパターンで描かれていたり、骸骨と自画像、影をイメージした抽象画が展示されていたけど電気椅子の版画は色々考えさせられるところも。
Sep 21, 2022
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本日行った展覧会は「ゴールデンカムイ展」。巡回展とのことで東京に次いで京都で開催。京都での開催が終わると福岡・北海道でも行うとのこと。 会場の京都文化博物館は面白い展示があるので何度も行ってますが、京都文化博物館の特別展で行列に並んだのは初めて。前売り券購入しておいてよかった。並んでる人を見たら昔のYJUTのゴールデンカムイ柄を着ている人が… 京都では東京で行われた「鶴見ナイト」「白石ナイト」が「鶴見フライデー」「白石フライデー」の名で午前中から行われるのだが、金曜日に行ってたらもっと人がいたかも?入場者特典のサイン色紙は月島基でした。 まずは各キャラ(杉本一行、土方一派、第7師団)の関連資料、名場面(生原稿か複製原稿かは不明)を紹介。関連資料は熊の剥製、アイヌの小刀、日露戦争時代の軍服、制式銃などを展示 入れ墨の囚人のコーナーは原稿+モデルとなった人物の新聞記事を紹介。作中に登場する囚人らって個性ありすぎ。アイヌ文化を紹介するコーナーではアイヌの生活道具、アイヌ料理が出てくる原稿を紹介。作中ではアシリパがアイヌ料理を振る舞ったり、旅先で捕らえた獲物を使った料理を食べるシーンが結構出てくるが見るからに美味しそう。 第2展示室では最終章の原稿、カラーイラストの複製画を展示。第2展示室はネタバレ防止のためか撮影禁止エリアに設定されている。カラーイラストコーナーの方は単行本表紙イラストの全体図を知ることができた。ラストは本展の広告イラスト(描き下ろし)、入場者特典のサイン色紙のオリジナル、本展開催記念のサインを展示。 京都では大規模なマンガ関連の展覧会がめったにないので(行われるとしたらデパートのギャラリーぐらい)、いい体験。これらの写真は撮影可能エリアで撮ったもの。
Jul 20, 2022
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本日は京都国立近代美術館で開催されていた「MONDO 映画ポスターアートの最前線」とコレクション展に見に行きました。アメリカ・テキサス州オースティンを拠点としているアート集団「MONDO」はレコードのジャケット、「MONDO」独自の映画ポスターを制作。今回は独自の解釈で映画ポスターを紹介した展覧会<MONDO 映画ポスターアートの最前線>・ゴジラ対メカゴジラ(1974年版)1974年版は宇宙人が作ったメカゴジラ相手にゴジラがアンギラス、沖縄出身の怪獣キングシーサーと共闘して…という展開ということで登場怪獣は木版画風の絵で描かれていた。キャッチコピー「宇宙をとびミサイルを撃ち込む! 全身が武器の凄いゴジラが現われた!」、タイトル、登場怪獣は日本語で書かれている・ゴジラ(1954年)プラモデルのパッケージアート風になってる・ゴジラ(2013年)瓦礫がゴジラを形成していて、ゴジラが持つ威圧感を放っている・時計じかけのオレンジアレックスではない別人がポスタービジュアルになってるが肉感のある絵は寺田克也の絵風。・遊星からの物体X(The Thing)南極を舞台に未知の生物の恐怖を描いたこの映画のプロローグ(一匹の犬がアメリカの南極基地に・・・)のワンシーンを切り取ってる・攻殻機動隊冒頭の少佐が光学迷彩を使用するシーンを見事に切り取っている・エイリアン一般に知られてるのは月をエイリアンの卵に見立てたポスターアートだがMONDOのアートではエイリアンの骸骨っぽいところをアピールするような内容。初代エイリアンのマスクには本物の頭蓋骨が使われてるからなぁ。キャッチコピー「宇宙では、あなたの悲鳴は誰にも聞こえない。(In space no one can hear you scream.)」は日本語になっている・スター・ウォーズ-帝国の逆襲-僅かな色しか使われていないが、スター・ウォーズの壮大さが見える内容・メトロポリスアールデコ風の絵にマリアとメトロポリスの景観をうまく取り入れてる・エクソシストメリン神父がクリスの家を訪ねるシーンをビジュアル化したポスターが有名だが、MONDO版はメリン神父が悪魔の像を発見した冒頭のワンシーンを描いている・俺たちに明日はない・博士の異常な愛情・ブルース・ブラザース映画の趣旨をシンプルな絵で理解できる絵が素晴らしい。・13日の金曜日(パート3)本作からジェイソンはホッケーマスクをかぶるようになる・・・ということで白背景に見事に映画の趣旨を引き出している・未知との遭遇UFOをドット絵で再現しており、懐かしのファミコンの画面を思い起こす<コレクション展> 今回の京都国立近代美術館の本命「鏑木清方」展の延長線上にある日本画の展示がまず登場。切手趣味週間にも選ばれた土田麦僊の「舞妓林泉」のラフ版なんかが見られた写真展の方はスペイン内戦~フランコ政権時のスペイン、太平洋戦争の写真を紹介。今ウクライナがロシアに攻められて戦争状態ですけど、戦争は人を悲しくさせるので見ていて戦争はやってはいけないと思った
Jun 26, 2022
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今回見に行ったのは「LOVE LOVE スヌーピー展」。3つの「LOVE」をテーマにパネル展示、原画、映像の展示がメインオープニングは「ピーナッツ」に登場するキャラクターを紹介するパネルからスタート。「ピーナッツ」の作中の名場面を再現したジオラマ風の展示、フォトスポットで構成。名場面再現のジオラマ風展示の横に「ピーナッツ」原作の場面を紹介。原画展メインかと思ったらパネル展示がメインだったのは意外だったが、スヌーピーは相変わらず可愛い。
May 10, 2022
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今日見てきた展覧会は「メゾン・エ・オブジェ・パリ展」。「オブジェ」と付くので本当にオブジェの展覧会と思ったら、インテリアと照明、家具・食器に関する展覧会。今回撮影が可能な展覧会ということでスマホ片手に写真撮影している人もちらほら。ほか作品紹介プレートの隣りにあるQRコードを読み込むと、量産されている商品の説明ページにアクセスできる仕掛けがあって詳細を見ることもできる。デザインチェア・照明がメインということでシンプルだけどきれいな椅子がメインでシンプルな構造なのに引き込まれてしまうデザインが多かったですね。後半は椅子・ライト以外が展示されていてポリパイプを利用した入れ物等身近にあるものが材料の家具や入れ物が展示されていたりと、久しぶりに楽しめる展覧会でした。
May 3, 2022
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本日見た展覧会は「戦後日本のグラフィック」戦後(1950-1980年代)日本で行われたイベントのポスターを集めた小規模の展覧会。 有名な東京オリンピックと大阪万博のポスターはシンプルながら力強いし、ビエンナーレ展(版画の展覧会)は回を重ねるごとに派手になってる印象。・札幌オリンピックのポスターもシンプルなもので日の丸と雪の結晶、五輪マークと「SAPPORO 72」の文字を、それぞれ正方形の中に配したもので、縦一列や横一列、四角にまとめるなど、様々な形にできるように工夫されていたが、ポスターでは縦配置を採用。・「日本舞踊」は三宅一生とコラボした田中一光のデザイン。丸・三角・四角で日舞の踊り子を表現している。・「第5回産経観世能」コラージュを有効利用している・「心中天網島」「草迷宮」「東京三文おぺれった」のポスターは原色が使われているため、シュール。・横尾忠則の作品群はシュールかつ原色が使われていてたまに目がチカチカ。プロデューサーを努めた大阪万博・せんい館のポスターもあったが、あれって敢えて建物を未完成の状態にしていたんだとか・・・ポスターってのはインパクトある表現がキモだと思った。図形・記号だけでイベントを紹介しなければならないときもあるので。
Dec 21, 2021
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本日見た展覧会はフィレンソン展昨年ユニクロがUTと冬のコレクションでコラボしたということで見に行った。フィンレイソンの始まりは、1820年、英国スコットランド出身のジェームズ・フィンレイソンがフィンランドの都市タンペレに紡績工場を設立したことからブランドが誕生。最初は創立時の工場周辺の絵、作っていた布地のサンプルを中心に展示。最初期のブランドは創立者がイギリス系ということでチェック柄が多かった。 1951年、フィンランド初のデザインスタジオを設立してからは自国のデザイナーが活躍するようになり、個性的なデザインが誕生していく。北欧デザインといえばマリメッコなどのように大柄な模様が主流だが、フィンレンソンも大柄な模様を採用。りんご柄に花柄と北欧系のお約束デザインにユニクロとのコラボ商品で採用されたライン柄、ゾウさん柄の図案も。ゾウさん柄とライン柄は結構歴史のある柄であることが判明。 フィンランドつながりでムーミン柄も存在しており、生地の原画、実際の商品を展示。ムーミンも可愛いんだよなぁ。 北欧系テキスタイルは大きなお花柄はフィンレンソンでもあるんですけど小さな花柄、小ぶりな幾何学模様、抽象的な模様も。最後はUTで採用された花柄の原画も見た。売店ではコラボ商品が売ってたが、バスタオル7千円とか高価なものばかり。昨年販売されていたユニクロとのコラボ商品の安さを痛感しますね。フィンレンソン(キッチンマット)50x240cmキッチンの立ち仕事には足元にやさしいふかふかなボリュームがたっぷりのパイルが嬉しいですね。抗菌防臭・吸水速乾・滑りにくい加工・洗濯機洗いOK上質で高級ラグ フィンレンソン190x190cm(国産ナイロンlラグ)ELEFANTTIエレファンティJB1927ナイロン100%・防ダニ・抗菌・防音・手洗い可
Oct 26, 2021
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今回見た展覧会は「香りの器-高砂コレクション-」香水瓶、日本の香炉・香道のセットなど「香り」をお題にした展覧会。古代ではエジプトなど暑い地域で「香り」は発達した・・ということで香油を入れる瓶がまず紹介。ガラスが発明されると色付きガラスの器による香料入れが作られて・・・と進化。 近世~近代にはマイセン、ウェッジウッド、ロイヤル・コペンハーゲン等有名な陶磁器ブランドが香水瓶を製作。陶磁器製の置物同様精巧な絵が書かれた物、カップルや道化師をモチーフにしたものが登場ガラス製の香水瓶のコーナーでアール・ヌーボー、アール・デコ形式のものがあり、アール・ヌーボー期に活躍したガラス職人・ガレ、ドーム等製作の作品が展示。後はコティ、ゲラン等有名香水ブランドのボトルも紹介。シンプルなものが多いが却って人を引きつけるものがあるんでしょうね。 最後は日本の香りにちなんだ物を紹介。香木を焚き、香りを楽しむ香道で使うお香・器具を入れる入れ物が登場。日本は蒔絵、金細工が発達してるから綺麗ですなぁ。陶器製・金属製の香炉は他の展覧会でよく見てますが、珍しいもので香炉付きの枕って物が展示されていた。香りは楽しむものだけじゃなく、見る要素もあるってこともわかる展示会でしたね
Jun 15, 2021
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今回見た展覧会は嵐山にある福田美術館で行われていた「美人のすべて」。コロナのせいで映画はもとより展覧会には行けないという状況が続いていていたのですが、久しぶりに見た展覧会です。昨年に行われた「美人のすべて」。コロナで会期途中で開催中止になり、今回のは仕切り直した展覧会とのこと。日本画のうち美人画に焦点を当てた内容で美人画の第一人者・上村松園の絵を中心に池田蕉園などの絵も展示。日本画の展覧会になるとオジサマ・オバサマ方が来られるのがお約束ですが、若い方もチラホラと・・・女性がどの分野での生きにくい時代に活躍し、女性初の文化勲章受賞者となった上村松園の美人画は女性らしく繊細。浮世絵を自己流に解釈した絵も彼女にかかれば繊細さが増している。池田蕉園幻の絵、久しぶりに公開・・とHPにも載ってたんですが、例の幻の絵は夫との合作とのことで上村松園の絵同様女流作家らしい繊細さが見られた。2階のギャラリーには鏑木清方や浮世絵誕生前、江戸時代後期~末期の日本画を展示鏑木清方の絵も綺麗でした。浮世絵誕生前・江戸時代後期の日本画は浮世絵の「大首絵」をさらにデフォルメ化した絵がユニークでした。
Apr 24, 2021
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本日見た展覧会は「森口邦彦-友禅/デザイン 交差する自由への眼差し-」「友禅の技法で人間国宝の認定を受けている森口邦彦。森口はパリで学んだグラフィック・デザインの思考と幾何学文様を大胆に組み合わせることで、伝統工芸の「友禅」に留まらない新しい創作の可能性を拓いてきました。着物制作から三越のショッピングバッグに代表されるデザインワークまで、森口の創作は、歴史的に積み重ねられてきた技と感性を出発点に社会に友禅・デザインを還元させるための実践であるといえます。本展では、友禅とデザイン、伝統と現代、東洋と西洋などが様々に交差して生まれる森口邦彦の創作活動の全貌をご紹介いたします。 」(京都国立近代美術館のHPより)友禅と言えば、花をあしらったものが多いという印象ですが、今回の展覧会は幾何学模様がメインで常識を打ち破ったスタイルのものがあり、模様が徐々に変化していくというデザインがメイン。それでも古式な感じも捨ててない・・・って感じ。決定に至るまでの図案の習作も展示されており、設計図も興味をそそられるし、制作の過程を紹介するビデオも面白かった内容でした。
Nov 3, 2020
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今回行ってきた展覧会は「氷室京介展-揺るぎなき美学と挑戦-」。今年10月7日で還暦を迎えるということで企画されたもので読売新聞主催。 ファンというわけじゃないけど、学生時代の青春ということで行くことに。大阪はコロナ感染者が結構出てるので感染するのではないかと気にしながらでしたが。男の方ばかりかと思ったら、女性のファンもいたのは意外。与太話ですが、うちの両親の結婚記念日は氷室京介の誕生日と一緒なんです。 耳の不調で半分引退状態の彼。引退(?)宣言までの活動を振り返る内容。 まずはBOΦWY時代の直筆の歌詞が登場。「MEMORY」「PLASTIC BOMB」「季節が君だけを変える」の歌詞で「季節が~」はホテルの便箋に書かれており、ツアー中か何かでホテルに滞在してた時に書いたものか?「PLASTIC~」の方は2パターンあり。意外と達筆。男の方で滅多に達筆な人は見かけないからなぁ ライブでの写真・衣装メインで展示されてて「FLOWER FOR ALGERNON」をフィーチャーしたライブを収めたDVDジャケットに使われたライフマスクという変わった展示も。 氷室京介=黒服のイメージがBOOWY時代からあるが、「NEO FACIO」をフィーチャーしたライブでは作品のコンセプト「独裁者・カリスマ」をイメージしつつもカラフルな衣装を着ていた写真が展示されていた。 次に登場したのは「KISS ME」の直筆歌詞。手書きのものとワープロで出力されたものの2種類があり何度もFAXでやり取りして完成に至ったことが分かる。当初タイトルが「KILL ME」ともう一つ(タイトルは忘れちゃった)の仮タイトルが付いていた歌詞が・・・ ライブで着ていたステージ衣装・アクセサリーがいくつか展示されていて実際に着ている写真も展示。スタッズの付いたパンク風なもの、スカジャン(もちろん黒)は分かるんですが、スケスケの衣装、フリフリの衣装、ラメ入りという意外な物も。氷室さんってあの甘いマスクは稲葉さんに匹敵するほどだけど、ステージ衣装を見ていると「かっこいい男は何を着てもカッコいい」ってのが伝わってくる。 他の展示物としてライブで使用したマイク・メガホン、PVで使用したフルアコも展示。マイクにはイニシャルの”K・H"を組み合わせたデザインのマークが刻まれていて、稲葉さんが使用していた物と同じで特注? 入場料が一般2500円ってのは割高だが彼の美学が垣間見える展覧会だったし、近畿ではアーティストの展覧会って滅多にしないから貴重な体験をしたなぁ
Sep 22, 2020
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本日は高瀬川で行われていた野外展覧会へ行ってきました。コロナの影響で展覧会の中止、行われても入場制限がある・・ってのが多い中、野外ということで開催された展示会で高瀬川で彫刻・オブジェを展示する内容。シュールなものもありましたが、久しぶりに展覧会に行けてよかった。
Sep 1, 2020
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今回のお題は「チェコデザイン100年の旅」。コロナショックで展覧会もお休みってことでこの展覧会も会期が延期に。いつもなら(多い時で)年10回程展覧会巡りをしますが今回は極端に少ないです。 チェコのデザインは機能美を重視している・・ってのはどっかで読んだが、実際見てみると椅子・食器・電化製品は機能美を追求したデザインが多い。本・ポスターはシンプルに徹したつくりの物が多かった。一緒に見た「ポーランドの映画ポスター」では以前同じ会場(京都国立近代美術館)で行われたチェコの映画ポスター展同様世界中で公開された作品は知ってるものとは異なるデザインになっており、「燃えよドラゴン」とか日本の「七人の侍」「用心棒」「日本沈没」等は知ってるものは異なり、写真は使わず、抽象的な絵で表現されてて原色を使用する、設定年代をイメージしたものがあったりして表現が面白い。燃えよドラゴン =Mサイズ ポスター ヴィンテージ 海外ポスター=
Jul 2, 2020
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東京旅行3日目に行ってきたのは六本木・森美術館で開催されていた「未来と芸術展:AI、ロボット、都市、生命――人は明日どう生きるのか」。JTBのオプションとして森美術館と・東京シティービューのタダ券があったので、築地へ行った後に行きました。 AIの時代となりつつある今を通じて人々はどう生きるのかをテーマにした現代アートの展覧会で未来都市の模型・実物の写真を展示。サイバーなオブジェ、未来都市、植物と無機物との共存をテーマとしたオブジェに、おがくずと菌類の特性を利用した家具、Gを食料化するプロジェクト、遺伝子操作、生後すぐに外科手術を施すことで進化した人類を作ろうとするプロジェクトを想像した模型、バイオテクノロジーを駆使して作られたゴッホの耳の複製、人間の器官を合成した昆虫の写真とかも展示。こういう展示を通じ、AIの時代に伴う危険性も垣間見られる内容。いずれはAiが人間の優位に立ち人類はいずれは滅ぶと思いますね。「火の鳥」未来編で描かれた未来の世界のように。東京シティービューでの展望も。この日は雨だったのでかすんでましたが、東京タワーもばっちり見られました。あと東京シティービューでは鉄道関連の展覧会が行われており、ダンボールで作られた蒸気機関車、今でも運転しているSLのヘッドマークと写真、私鉄の写真、子供心をくすぐられるプラレール・シンカリオンそろい踏みに、「トランスフォーマー ザ・ヘッドマスターズ」に登場した日本の列車がモチーフとなったトレインボットの玩具が展示されているスペースなんてのも。鉄道好きが喜ぶイベントでしたね。
Jan 23, 2020
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今回のお題は「日本・オーストリア友好150周年記念 ハプスブルク展 600年にわたる帝国コレクションの歴史」今回の東京旅行のお目当てはこれで、「戦争は他国に任せておけ、幸いなるオーストリアよ。汝は結婚せよ」という家訓通り政略結婚で勢力を拡大し、絶頂期には神聖ローマ帝国の皇帝も兼ねていたほどの名門一族の美術品コレクションを紹介。 10年ほど前に京都で開催された「THE・ハプスブルグ」と展示内容がかぶっていないいうことで行ってきました。展覧会がもうすぐで終わりかけということなのかたくさんのお客さんが・・・ 今回の展覧会では初めて音声解説を借りた。解説を担当するのは梅原裕一郎さんと舞台「エリザベート」に出演した元宝塚の花總まりさん。梅原さんの声イケボすぎ。 音声解説を借りることで美術品の裏を知ることが出来、鑑賞の楽しみが倍に。 西洋の甲冑が数点展示されていたが、全身を覆うタイプでしかも殆ど金属製のため、当世具足よりも重たいってのが見ていて伝わる。当世具足でも鉄砲の伝来を機に西洋甲冑の要素を組み込んだ「南蛮胴」ってものも作られたが。 キリスト教圏の国っていうことで聖書の伝説をお題にした絵画が多数あったり、オーストリアの人々を描いた絵画も存在。 王族の人々の絵画も。西洋での肖像画は王族・貴族の間ではお見合い写真の代わりに使われていた・・・ってことで「THE・ハプスブルグ」でも展示されていたマルガリータ王女の肖像画が登場。(今回のはドレスの色が違うものでした)「the・ハプスブルグ」では若き日のマリア・テレジアの像を見たが、大公となった彼女の肖像画、息子のヨーゼフ2世、マリー・アントワネット、オーストリア(実質上)最後の皇帝フランツ・ヨーゼフ1世(フランツ帝の後にカール1世という皇帝がいて彼が最後の皇帝だが在位期間が短かった)、エリザベート皇后の肖像画が展示されていた。エリザベート皇后の肖像画は今回新婚当時のものを見られた。以前見たのは有名なヴィンターハルター作の全身像だった。 音声解説では展示品の解説の他、プリンセスの逸話も入っており、マリー・アントワネットの逸話を聞いた。 歴代諸侯が美術品コレクターってことでバラエティ豊かな展覧会でした。常設展も見学。常設展では装飾された本の展覧会と聖書の伝説をお題にした絵画が展示されていて、装飾された本は聖書の写しが当時は主流。日本でもお経の写しが結構出回っているというから似たようなものか?装飾された文字、細かく入る絵が見ていて楽しい。装飾された文字が今のカリグラフィの元になったのか?
Jan 22, 2020
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今回行った展覧会は「華めく洋食器-大倉陶園100年の歴史と文化-」。コーヒーセット・ディナーセットの展覧会で、天皇家に献上されたもの、高級ホテルで使用されたお皿も展示。12ヶ月をあしらったプレートが2種類展示されていたが、全面に12ヶ月をイメージしたもの、外周に絵を敷き詰めたものの2種類。制限された場所で絵を敷き詰めるって所がきれいで、全面に12ヶ月を表現しているお皿も綺麗でした。 ホテル用のお皿は外人のお客様に見せるために日本特有の景色(富士山とか)をあしらったものがあったり、アール・デコ風のデザインの物、シンプルなものも存在。シンプルデザインも美しさが引き立っていたなぁ。皇室に献上された食器もシンプル。豪勢なものをイメージしていたが皇室の人々も堅実だったんだ。
Jan 15, 2020
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今年最初の美術館・展覧会巡りは高島屋京都店で開催された「京都の若冲とゆかりの寺-いのちの輝き-」。日本画では人気を集めている若冲の展覧会で、一度京都市美術館での展覧会に行ってますが、タダ券をもらっ行ってきました。日本画の展覧会はオジサマ・オバサマ方が多いが、今回の展覧会もお約束通りにおじさま方・おばさま方が多いこと。以前行った若冲の展覧会同様、鶏の絵が多く、関羽像ってのも。伏見人形をモチーフにした絵は緩くてかわいかった。水墨画も展示。水墨画は墨の濃淡で表現する絵なので以前の展覧会ではお寺に寄贈された天井画を見たのですが、今回の仏さまの絵は意外だったなぁ。後半は若冲の弟子・フォロワーの絵画も展示。
Jan 5, 2020
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もう一つこの日は展覧会に行ってまして・・今度のお題は「みんなのミュシャ」。ミュシャの絵画、ミュシャに影響を受けた画家(漫画家・イラストレーター)の絵を展示。 ミュシャの代表作「ジスモンダ」「黄道12宮」「JOB」「ハムレット」「メディア」「椿姫」「ヒヤシンス姫」は過去に行われていたミュシャ関連の展覧会で散々見てきたが少年時代の絵画、注目される前に発表した雑誌のイラスト、デッサン、作品作成のため撮影した写真、習作イラストは興味を持ちました。チェコの市長の屋敷に飾る絵の習作数点は「スラブ叙事詩」に通じるものも。 ミュシャの絵に影響を受けたアートは第2展示会場で展示。まずはレコード、コンサートのポスター、アメコミを展示。コンサートのポスターには「ピンクフロイド」の名前があったり、レコードジャケットの中にはイエスの「イエスソングス」がありました。 カラーイラストでは松苗あけみ、水野英子、山岸涼子、花郁悠紀子、波津彬子、天野喜孝、出渕裕の絵を展示。山岸涼子の「日出処の天子」にちなんだイラストは神秘性が強い。作中での厩戸皇子が中性的な容姿で超能力者って設定故?花郁悠紀子は夭折の少女漫画家で知られ、短編メインで活躍されていた人。繊細な絵でした。波津彬子は花郁悠紀子の妹。姉の死後にプロデビュー。タッチが姉にそっくりだが、和風のイラストも。出渕さんの絵は「ロードス島戦記」の物がメイン。LD版ジャケットイラストはミュシャの影響が大きく、他の絵でもミュシャの影響が大きい。
Nov 20, 2019
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本日は京都工芸繊維大学の「草の根のアール・ヌーヴォー/ポスターにおける写真表現」へ行ってきました。<草の根のアール・ヌーヴォー>明治時代末期日本の芸術界にアール・ヌーボーがどれだけ浸透していたのかを検証する展覧会。ミュシャの絵などアール・ヌーヴォー期の絵を紹介しつつ幻の画家・一條成美の絵を紹介。1900年代初頭を代表する文芸雑誌「明星」の表紙絵、小説の挿絵メインで、ミュシャの絵の模倣絵も紹介されている。番外編として西陣織で作られたミュシャイメージの着物、タペストリーなどを展示。<ポスターにおける写真表現>1900年代から始まったポスターの写真表現について展示。まずはお酒、石鹸などの広告に始まり、1960年代の映画のポスターを紹介。ポスターによっては原色が使われていたりする。配置、文面が絶妙な作品もちらほらと。有名どころはなかったですが、表現の面白い作品も多かった。 最後は東京オリンピック・札幌オリンピック・長野オリンピックのポスターが展示されていて、東京オリンピック・札幌オリンピックのは本で見ていたが、現物を見られるのは感激したなぁ。
Nov 20, 2019
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本日見に行った展覧会2発目は京都伊勢丹で行われていた「西洋近代美術にみる神話の世界」。創作欲を掻き立てるギリシャ・ローマ神話をお題にした西洋絵画を集めた展覧会。油彩画がほとんどではあったもののドローイングも展示。最初の古代遺跡を描いた絵が精巧に描かれていたり、神話の名場面のドローイングはシンプルながら創作欲が沸く絵。油彩の方がセクシーな裸婦の絵が多く、これまたエロい。ペルセウスの伝説に出てくるアンドロメダ、レダと白鳥の伝説にちなんだ絵もセクシー。20世紀にはいるとラフな絵柄の物が増え、あのピカソが書いた絵も展示。相変わらず何書いているのかわからないけどすごいってのは感じた。ギリシャの陶芸に影響を受けた展覧会のポスターも展示されていて、ギリシャ・ローマ神話って芸術家の創作意欲を掻き立てるお題が満載ってのはよくわかる。
Nov 13, 2019
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チケットが2枚あったので後期に本日見に行きました。展示が変更になり源平合戦の頃のもの、仇討ちをお題にしたものでは有名な曽我兄弟の仇討ちをお題にした屏風なんてものがあり、屏風は構図が独特すぎ。あの尾形光琳・乾山が残した素朴絵、若冲の素朴絵なんてのもあり意外な人物が描いている素朴絵も味がありました。かわいい仏さまが書かれた絵もあり、仏前に供えるためのものとか。地獄で仏さまが現れたので、鬼たちがあわてふためくというコミカルな絵、鬼はある方法で撃退する絵を後期では見ることが出来ましたね。
Nov 13, 2019
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本日行った展覧会は「りぼん-250万りぼんっ子 大増刊号-」「なかよし」と人気を二分する少女漫画雑誌「りぼん」の展覧会で 紹介されていたのは「ときめきトゥナイト」「有閑倶楽部」「ママレード・ボーイ」「ハンサムな彼女」「ご近所物語」「天使なんかじゃない」「赤ずきんチャチャ」「姫ちゃんのリボン」「こどものおもちゃ」など1990年代のヒット作品を中心に紹介。 名場面の原稿、カラーイラストと共に作者所有の私物(代表作のグッズ)、「りぼん」の付録も紹介。自分は「なかよし」派なんですが、「有閑倶楽部」は夢中になっていて読んでいたなぁ。展示されていた原稿の中でも「ご近所物語」のおしゃれな所は綺麗だった。生原稿を拝める漫画関連の展覧会はやっぱりいい。【中古】 ご近所物語(文庫版)(1) 集英社C文庫/矢沢あい(著者) 【中古】afb
Nov 7, 2019
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本日のお題は兵庫県立美術館で開催された「富野由悠季の世界」展。やはり男性のお客さんが多く、おしゃれな人、ヲタクっぽい人と色々で女子はやはり少ない・・自分は真っ黒な格好で出かけましたが。第1部は少年時代~虫プロ時代与圧服の写真、実物が展示されており、少年時代の創作熱を感じる自筆の絵、散文、フォト+詩を組み合わせた作品、富野氏独自の宇宙開発論は興味をそそられる。 雑誌などのインタビューでよく毒舌発言をする富野氏だが、そのルーツは少年時代にみた「ゴジラ」等が薄っぺらいと感じるようになったことから・・というが、なんでもかんでもべた褒めできませんよね。自分自身が好きな音楽・アニメに対してたまに毒舌発言するのは富野氏や永野氏の影響だと思う。 当初から演出家になりたくて虫プロに入社した富野氏はいきなり演出家としてアニメ作家人生をスタート。富野氏が演出を担当した「アトム」の絵コンテ・原画を展示。 ラストの「善悪の逆転」で話題になった「海のトリトン」は脚本・絵コンテを、「勇者ライディーン」のコーナーでは昔見た安彦良和氏の画集でみた洸とシャーキンのイラスト、原画を展示。 「ザンボット3」のコーナーでは企画書が展示されていたが、一緒に劇場版の録音用脚本も展示。(TVの再編集版とは言え)劇場版の企画が上がっていたのは初耳。「ザンボット3」は人間爆弾に特攻はトラウマ物で最終回での問答はぐさりと来る。第2部はファーストガンダム・イデオンガンダムの部はキャラデザのラフ、#1話・劇場版の絵コンテ、安彦氏の原画・劇場版のセル画、劇場版のポスター、MSの設定などを展示。劇場版のポスターは「超・大河原邦男展」で見ているが、今回も感激してしまう。原画シアターはシーンを覚えていたのでどこのシーンなのかすぐわかった。イデオンコーナーでは企画書・原画・メカの設定画・美術ボードなどを展示。企画時のタイトルは「スペースランナウェイ・ガンドロワ」でタイトルが変わって「イデオン」に落ち着いたってことがわかる。キャラのラフではベスが眼鏡をかけている。終盤の構成メモに興味を持った。#39~43の部分をまとめて「発動編」が出来たってことがわかった。第3部はダイターン3・ザブングル。 ダイターン3は企画書・設定画・DVD版のBOXイラストを展示。企画メモに面白い記述があり、メガノイドの首領・ドン・ザウサーは企画段階では親玉らしい風貌だったことが判明 ザブングルコーナーではダグラムとのコラボイラストが展示されていた。映画「ザブングル・グラフティ」と「ドキュメント 太陽の牙ダグラム」は併映だったために実現した絵だった模様第4部は「ダンバイン」「カーゼィの翼」「リーンの翼(OVA)」「エルガイム」を紹介。「ダンバイン」は作品自体「皆殺し」と聞いて尻込みしてしまい、いまだに視聴してませんが企画書には主人公のショウは不良と書かれていて興味深い。登場人物も一部名前が異なっているところはあるものの、実際の映像と大差なし。 OVA「リーンの翼」最終回の映像が流されていたがエイサップとリュクスの別れのシーンが本当にせつない。 「エルガイム」コーナーへ。「エルガイム」は「ダンクーガ」共々スパロボの影響で好きになったこと、永野氏のファンということで思い入れが強い作品。 「エルガイム」のアイディア自体は1979年あたりからあったというのは初耳。紹介されたのはキャラ・メカの設定書き、例のイメージイラスト。アロン(エルガイムの初期ネーム)のイメージイラストはDVD版の解説書で見た。キャラシート(準備稿)には”くりす”のサインが・・・最初意味が分からなかったが”くりす”ってのは永野氏のあだ名。プログレ5大バンド「イエス」のベース・クリス・スクワイアにちなんでる(永野氏はアマチュアバンドを組んでいたことがあり、担当してたのはベースだった)。たまに音楽に関わる人って変わったあだ名を持ってる人がいますよね(脱線しちゃった)永野氏のデザインは独特でセンスに惹かれてファンになったんです(すべて好きってわけじゃないが) 映像も流されていたが最終回でのダバ君のピンチにギャブレーがバッシュで助太刀に現れて・・・って映像が流れたんだけど見ているとDVDが見たくなっちゃう! 第5部はZガンダム、ZZ、逆シャア、F91、Vガンダム、ブレンパワードのコーナー。Zガンダムコーナーの最初は安彦氏によるキャラの準備稿を掲載。配色以外は決定稿とほぼ一緒で安彦氏のカミーユ君は美少年度は微妙だが、北爪氏が書くと美少年度UPなんですよね。ZZコーナーは北爪氏の版権イラスト・セル画を展示(展示されたセル画は終盤でのラサラを失って悲しみに暮れるモンド・・ってシーンだった)。逆シャアコーナーでは宣伝ポスター、高荷義之が書いたイラスト、絵コンテが展示されており「逆シャア」コーナーでは主題歌「Beyond The Time」を流しながら見ていました・「F91」コーナーでは冒頭の絵コンテ、大河原氏によるF91のラフ、サントラ・LD版のジャケットイラストを展示。F91ラフの中にネオガンダムに近いデザインのものが見られた。Vガンダムコーナーでは逢坂氏によるキャラシートを展示。ウッソのキャラシートは少々生意気な表情が・・「ブレンパワード」コーナーではいのまたつみによるLD版特製BOXのイラスト、永野氏によるデザイン画、ブレンチャイルド、ネリーブレンの設定画はFSSの関連書籍(永野氏のヒストリー的な記事も併録されていた)で見た。比瑪など作中に登場する女性キャラが全裸で舞うOPの絵コンテ、EDに使われた写真、企画書を展示。OPは衝撃的でしたもんね。6部は∀ガンダム・キングゲイナー・Gのレコンギスタのコーナーキングゲイナーは最終回の絵コンテ、オーバーマン・キャラ設定、西村キヌによるキャラ原案を展示∀のコーナーではシド・ミードによる宣伝イラストのラフ、設定画、アニメーション用MSデザイン画などを展示。面白かったのがリリのラフ。決定稿ではおしとやかな外見に反して行動力の髙いお嬢様として書かれていたが、ラフではお転婆な印象。Gレコのコーナーでは終盤・最終回の絵コンテメインで展示。絵コンテは貴重すぎです。
Oct 23, 2019
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本日の美術館・展覧巡りのお題は龍谷ミュージアムで行われていた「日本の素朴絵」いわゆる「ゆるかわ」系の絵や彫刻を展示する展覧会。人物画が極端にデフォルメ化したものや頭でっかちな誕生仏(七歩歩き「天上天下唯我独尊」と言ったとされるお釈迦様の姿を模した仏様)、今でも通用するようなデフォルメされた仏様、行者様の絵はほっこり気分に。 彫刻のコーナーでは力士型埴輪が展示されてましたが、珍しい埴輪で他にもゆるゆる系の彫刻は素人が作ったような狛犬、顔だけを彫った仏像とユニークな彫像が展示されていて、こんな芸術の表現があるのかと思いました
Oct 4, 2019
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本日行った展覧会は「百花繚乱ニッポンxビジュツ」。東京富士美術館が所蔵する日本美術の名品を紹介する内容。今回の展覧会は写真撮影可能ということでスマホ片手に写真を撮ってる人が多かったです。VR体験もありましたが、ほとんど機械が壊れていたのでVR体験は出来ず。美術品観賞用の望遠鏡(ミニサイズの)で作品の繊細さは見ることが出来ました。自分、右瞼の筋肉がうまく動かせないんで見えたり、見えなかったりしてましたが。刀は身近で見られるという展示の仕方をされていて、本当に持った感覚が少しわかったかも?一緒に行われていた「ICOM京都大会開催記念 京の歴史をつなぐ」も見に行きました。平安京の中心だった羅生門の復元模型の展示に始まり、江戸時代~現代の京都文化博物館周辺の歴史を紹介。 京都文化博物館の歴史は興味深く、元銀行の建物を当時は本館にしていたが、修復した時の資料、「平安博物館」と呼ばれていたころは京都御所・清涼殿の実物大モデルが置かれていたのだけど、今でも残ってたらいいのに・・と思うほど周辺で見られるレトロ建築の紹介も面白かったなぁ
Sep 13, 2019
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本日見に行った展覧会は京都国立近代美術館で開催された「ドレス・コード?――着る人たちのゲーム」。京都国立近代美術館はファッション関連の展覧会を度々行っているんですが、今回のもその一環。11のテーマを掲げて様々な視点からファッションを紹介していく。 冒頭はスーツがずらりと並んでるところから。ダボダボのスーツに襟の処理が特殊なものが並んでいた。スーツだけずらりと並んでるところは圧巻。レザージャケット、デニムのドレス、チェック地を使った衣装、迷彩柄のドレス、浴衣と言った衣装も展示。軍服が由来のファッションってカッコいいんですよね。 コムデギャルソンの絵を大体的に使用したドレスが奇抜。高橋真琴の絵を大体的に使っているものは特に。 シャネルのスーツそろい踏みも圧巻。シャネルスーツ1号は黒だったようで、スーツの変遷が面白い。 展覧会のテーマに即した写真も展示されていて、今の表現方法の多様さも見られて面白い展示会でした、
Sep 7, 2019
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本日行ってきた展覧会は「メアリー・エインズワース浮世絵コレクション -初期浮世絵から北斎・広重まで」。外国人の浮世絵コレクター・メアリー・エインワーズが収集した浮世絵のコレクションのうち二百数点を展示。黎明期の浮世絵~北斎・広重の時代までを紹介する内容。 黎明期の浮世絵は版画であっても単色か紅が使われてるだけ。美人画は初期の段階からあったこと、全身図が多いことに気付く。昔は「目は小さく、ふっくらした顔」が美人の条件と言われてるが美人画でそれは踏襲されてます。初期では仏教をお題にしたものも 北斎のコーナーでは「富嶽三十六景」が数点展示され、「赤富士」の通称で知られる「凱風快晴」、「尾州不二見原」「甲州三坂水面」「 山下白雨」が展示されていたが、漢詩・和歌を題材にした作品は初めてみた。大首絵では喜多川歌麿を中心に紹介。大首絵でも美人画は昔の美人像を踏襲してる。 広重のコーナーでは「東海道五十三次」をメインに展示。一部の作品はレイアウト違いも展示されており、どれだけ変化したのかを比較しつつ見られるので楽しめた。常設展も見に行きました。こちらもテーマに分けて展示。昔の化粧道具、美人画などを展示。化粧道具はきらびやか。会場の大阪市立美術館は京都市美術館同様レトロな内装の美術館でした。
Aug 22, 2019
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本日は大丸のイベントホールで行われた草間彌生展へ行ってきました。入場料タダだったのですが、他の画家の作品の販売会と言う体の展覧会。草間彌生の方はおなじみの水玉のカボチャの絵・オブジェが展示されていたが、形や色を変えたバリエーション、水玉で景色や小物を表現した絵が展示されており、独特さが際立つ人だと改めて感じた。他のアーティストの絵は遠くで見ると写真にしか見えない絵が展示。度々写真にしか見えない絵は見かけるが、どうやって書いてるのか気になる。【中古】 無限の網 草間彌生自伝 新潮文庫/草間彌生【著】 【中古】afb【中古】 クリストファー男娼窟 角川文庫/草間彌生【著】 【中古】afb
Jun 20, 2019
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