2004年09月20日
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 心に空白が出来た時、想像するのは恋のこと。
 まだしたことのない恋のこと。
「恋がしたいなあ」と思う。

 恋をすれば、見なくてもすむものがたくさんあらわれる。
 麻薬みたい。
 恋に惑わされ、心を乱され、現実が希薄になり、どんどん先に渡っていける。
 色々乗り越えられる。

 恋さえあれば私は生きていける。

 恋には賞味期限があるから永遠には続かないけれど。
 ということは、常に終わりがあるけれど、新しい恋が見つかれば、古い恋の終わりも大したことないということだ。


 どんな恋も、結局は「恋」でしかないのかも。
 すべてが一つの恋で、どれが一番大切とか、そういうのはないのかも。
 恋が終わった後の、相手との関係によって、恋自体に対する印象が違うだけ。
 切なく、想いを残せば、甘くはかない恋として残り、終わりきっていないように感じてしまう。そう思い込む。
 友情に変われば、平和で安心できる、全うした恋だったと思い込む。
 情に変わり、夫婦にでもなれば、「若かった頃」として箱の中。

 別の形に変わった時に、恋の形も決まる。
 ただそれだけのもの。
 要するに、思い込みや主観のみで成り立っているのが恋であって、どれだけ相手と通じ合えたかなんて、エゴのあらわれなのだろう。

 全部違うだけ。
 まったく違うだけ。


 ぐりとぐらもきっと何も特別なんかじゃない。
 普通にぐりというねずみとぐらというねずみが出会い、惹かれ合い、くっついた。
 好き合っている。

 だから他の何とも比べられやしない。
 勝ったも負けたもない。
 特別もつまらないもない。
 狭い世界で、とち狂って、翻弄されて、見えなくなるものがたくさんできて、走ったり、立ち止まったり。それだけ。
 だからこの恋の行方を作れるのは、ぐりとぐらだけ。



 なーんてぐらが言ったらはたいてやる。
 ぐりとぐらは特別なの。
 ずっとずっと永遠に続く恋なの。
 他の恋に勝ってるの。
 何もすかしたりなんかしないの。
 首ったけなの。
 恋の真っ只中にいるぐりとぐら。

 きっとぐらは仕事から帰ってきたらこう言うわ。
「ぐり、君は僕が今まで出会ったねずみの中で、一番のねずみだ。
 それはこれからも変わることはないだろう。
 僕が今までしてきた恋なんて、恋なんかじゃなかった。
 君だけを愛し続けるよ」







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最終更新日  2004年09月20日 20時54分29秒 コメント(10) | コメントを書く


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