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ボディーの皮剥ぎも(あっけなく)終わりました所で、今度は塗装です。ラッカーの筆塗りはムラになりやすい(特に夏は)のでニスを使う事にします。手元にある物は全部色付きだったので、再びホームセンターへ行きクリアニスを買ってきました。選んだのは 何の変哲もないニス。あれこれ見比べてるうちにどれを選んでも同じに思えてきたので一番安いのを(笑) クリアなのに乳白色・・・ちょっと不安になりますが、ワックスも乾けば透明になりますのでこれも同じなのでしょう・・・てか樹脂ワックスにそっくり、これ。 ネックの付け根をマスキングし、手っ取り早くハケで塗り広げます。塗っては乾かし塗っては乾かし・・・以下省略。 はい出来上がり、2回塗って終了。もう1回ぐらい塗っておくべきか悩みましたが、厚塗りは良くないし光沢も十分出たのでこれで良しとします。 次にネックからヘッドです。とはいえ事前の点検で手を入れる箇所がほとんど見当たらなかったので、やる事は汚れ落としとニス塗りぐらいです。ネックは丁度良い触り心地だったので、そのまま何も手を加えない事にしました。へたにニスを塗ったら手の滑りが悪くなり、かえって弾き難くなる可能性が高かったので。指板は 年季の入ったいい味が出ていたのですが、ポジションマークが濁っていた(表面に付いた接着剤が濁った?)のと指板の保護を兼ねて塗り直す事にしました。以前「指板は無い」と書きましたが、よく見るとボディー同様薄いマホガニーが貼られている事に数日経ってから気付きました。指板といっていいものかどうか、とっても微妙ですが(笑) 塗料を剥がし、ポジションマークを磨いてから塗ります。 はい、綺麗になりました・・・というか綺麗過ぎて使い込んだ感じが薄れてしまいました。ちょっと勿体ない気もしますがボディーも綺麗になっちゃってる事だし、仕方ない事と割り切ります。 さて、問題はヘッドです。他の箇所と同じように元の塗料を剥がして塗りたい所ですが、ここにはLunaの最大の特徴、エンブレムがあります。塗装の上から貼られていますので、元の塗装を落とすとなくなってしまいます。仕方がないのでここは汚れ落としだけにとどめ、ニスを上塗りする事にしました。エンブレムは艶消しなので、細かい所や周りを細筆でニスがかからないように先塗りし、残った部分をハケ塗りします。 製造時に紛れ込んだゴミや経年劣化のモヤが残りますが、仕方ありません。 以上でLuna No.350の修復は終わりです。ここから先は実際に弾いてからの調整となります。はてさて、弦を張ったらどんな音がするのか・・・あ、どの弦を張ろうかな?外観に合わせてブラックやクリアのオーソドックスなナイロン系にするか、こないだ買ったばかりのライムグリーンフロロカーボンを試すか。いや待て、KALAの赤いナイロン巻き弦なんてのもあったよな・・・ こいつにはまだまだ手が掛かりそうです。
2012.08.28
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補強作業も無事終わったので、ここでボディー内部とはお別れし裏板の接着に入ります・・・と、その前に。このウクレレ、どうもボディーがベトベトします。表面をよく見ると 表面が梨地になり、格子状の型が付いています。長期間ザラ目のビニールに密着していたようですね。可塑剤(樹脂を柔らかく保つための成分)に侵されて仕上げのクリア塗装がすっかり弱ってしまっています。 まずはこれを剥がす事にします・・・が、問題はこの塗料が何なのか。時代的にラッカーかニスあたりだろうと予想して作業にとりかかります。まずは溶解力の弱いプラモデル用の薄め液をハケで塗って様子を見る事にします。端っこの方に少し塗ってティッシュで拭き・・・あれ?簡単に取れちゃった。ではもう少し面積を広げて・・・ あらら、きれいさっぱり取れちゃった(笑)結構厚みがあったのにこうも簡単に取れてしまうとは・・・ラッカーにしては脆すぎます。ニスかな?でもそんないい物使ってるとは思えないし・・・ラッカーが経年劣化でこんなになってしまったのかも。この1面を剥がして拭き取るのに5分ぐらいしかかかりませんでした。 作業前後の比較。 ビニールの表面跡が付いてムラのあった光沢がきれいさっぱり取れて艶消しになりました。同様に側・裏板も簡単に剥がせました。場合によってはペーパー掛けも考えていましたが、あっさり済んじゃいました。 溶剤が完全に蒸発したらいよいよ裏板の貼り付けです。タイトボンドを両面に付けクランプを総動員して固定します。でも手持ちの数では全然足りないので 太目のタコ糸でがんじがらめにします。ネットで見た方法をみようみまねでやってみましたが、うまくいきませんね。つるつる滑って思う所に巻けません。とはいえ手持ちの機材ではこれが限界なので、後は運を天に任せる事にします。 待つ事約1日、 接着できました。表側からですと一見綺麗に見えますが、裏を見ると 縦方向は裏板がはみ出し、横方向はちょっと足りない状態で接着されてしまいました。はみ出す分には削ればいいんですが、足りないのはやりようがない(マホガニーの化粧板が薄すぎてペーパー掛けするとラワンが出てきてしまう)ので妥協する事に。それにしても木肌がいい色してますね。普通の艶消し塗装完成品のようで、このままでもいいような気がします。でもはみ出した背板を削った際ラワンの地色が出てしまっていますので、そのままにはできません。 マホガニー色のニスで タッチアップします。僅かな面積なので筆は使わず綿棒に染み込ませ撫でたりつついたり。背板の白い部分は元から(色付けの前に接着剤か何かが染み込んじゃったんでしょうね)なのでこのまま残す事にします。 全体像です。 これでボディー部は塗装を残すのみとなりました。あとはネックとヘッドです。
2012.08.27
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修復作業は続きます。最初に散々見せつけられたので、もう大抵の事には動じなくなっちゃいましたよ。 裏板が終わったので次は表板のクラック直しに入ります。割れた箇所に木を貼って補強するのですが、手元に適当な材料はありません。楽器に使うような木材扱ってるかな、でもあれ結局ラワンだったし・・・などと思いつつ近所のホームセンターへ。木材コーナーを一回りしましたが見つかったのはパドゥークのみ。それも一番薄い物で3ミリと、ややオーバースケールです。思案しつつ2周目に入り・・・ふと細材のコーナーに目をやると何やら色々な幅や厚みの茶色い木が。 見つけましたマホガニー、それも理想的なサイズ(厚さ1~8ミリ、幅3ミリ~10ミリ)。長さは全部90cmです。気になるお値段は・・・20円~138円と、とってもリーズナブル。必要もないのに全種買って帰っちゃいました(笑)材料が手に入り気分がハイになった勢いを借りてすぐ作業に入ります。まずは表板のクラックから。 以前に書いた通りクラックの周りもかなり弱っているので、幅広の物(2×10ミリ)を貼り付けます。サウンドホール横も忘れずに。 タイトボンドが乾燥したら今度は反対側。 こちらは少し外側を斜めに走っています。サウンドホール横は大丈夫そうでしたが念の為、補強します。なにせ古い楽器なので、強化しておくに越した事はありません。 取り付け完了!直接クランプで押さえたのでくっきり型が残っていますが 表はちゃんと板を当てたので大丈夫。少しクラックのへこみは残りましたが板自体はほぼ平面に戻りました。 次にブリッジ部分を補強します。 ここに使ったのは檜の薄板。マホガニーやローズウッドが理想的ですが、いいサイズの物が無かったのでもうこれでいいや、と(笑) 板が貼り付いたらブリッジを取り付けます。本来は最後の工程ですが、今回は完成品の修復なので先にやっちゃいます。 裏板が無いので容赦なく締め付けられます(笑) これが貼り付いたら ドリルで穴を開けます。何をするかというと、 ブリッジにネジを打ち込んで少しでも強度を上げようと。表側からだと見た目が悪くなるので裏側から。名付けてステルススクリュー! なんて大袈裟なものじゃありません。思ったよりチャチですが、無いよりはましかと。これだけ強化したら次にブリッジが飛ぶ時は表板ごとでしょうね(笑) これで内部の強化補修はおしまいです。明日はいよいよ裏板の再接着です。
2012.08.26
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とんでもない事実を目の当たりにして激しく脱力してしまいましたが、待っていてもウクレレは治りません。気を取り直して修復にとりかかります。まずは剥がれた裏板ブレーシングの補修。 端以外はしっかりとくっついていますので剥がれた箇所のみ接着します。 次は表板の割れです。表から押すと はっきりとクラックが現れます。剥がれた部分のブレーシングの端が欠損していますが、これは元からのようです。つくづく粗い造りだ・・・まずはこの剥がれた部分を接着します。タイトボンドを付けてクランプで圧着させます。 同時にライニング周りに薄めたタイトボンドを塗りました。木の裂け目・隙間には流し込むように。気休めですが、少しは強度が上がるでしょう。本当は板全体に塗ってより強度を上げようかとも思ったのですが、せっかくのヴィンテージサウンド(希望的推測)がなくなってしまっては元も子もないのでライニング周りのみにとどめました。それにしても・・・ブリッジの裏側に何の補強もありませんね。理屈では板を振動させる都合上、何もない方がいいらしいのですが・・・ブリッジ裏に板(ブリッジプレート)を貼ると音が太くなるという話も聞きます。また、最近ではPL法対策としてブリッジが飛ばないようネジ留めしている物も多く、その為にも裏板が貼ってあったりするのですがこいつは見事にな~んもなし。まあ、作った人だって約半世紀後も使われたりPL法なんてものが制定されたりましてや中身を見られたりなんて思いもしなかったでしょうし・・・ね。 タイトボンドが乾いたら、今度は表板の割れです。患部をじっくり見て・・・あれ?なんか変。表と裏で木の模様が違う・・・ これ、合板じゃん!! 今の今まで気が付きませんでした。普通合板は強度を上げる為木目を縦、横、縦と交差させて作られます。手持ちのウクレレで比較してみましょう。Mavisはセンターの白木を挟んで3層構造になっています。私の持っている30年物のLuna No.1も同様の構造です。ですがこのLunaは違いました。一見単板に見えますがそれはほとんどがラワンで、表面に薄いマホガニーの化粧板を貼った2層構造の合板だったのです。おまけに木目の方向も同じ。これでは強度が出るはずもなく、強い力が掛かったら単板同様簡単に割れてしまいます。2層構造で木目が同一方向の合板・・・私は初めて見ました。当時はこんな仕様の物が普通にあったのか、それとも楽器専用に作られていたのか。恐らく後者だろうとは思いますが、謎です。
2012.08.25
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さて、裏板が外れました。各部を見ていきましょう。全体的に木材は切りっ放しでささくれだらけです。まずは背板のブレーシングをチェック。 やっぱり2本とも両端が剥がれています。背板は緩やかに丸みをもたせるため力が掛かり、剥がれやすいのです。それにしてもいい加減な貼り付けです、上下で平行になっていません。ラベル下は両端がだんだん薄くなるよう斜めに削られていますが、それも非対称。 表板に目をやると、 サウンドホール上のは左右に届いていません。しかもここだけ白木の削り無し。何で?材料が足りなくなった? おまけにこっちもずれています。必ずしも平行にする必要はないとはいえ、ぱっと見で分かっちゃうというのも・・・なんだかなあ。 しかぁし!こんなのはまだまだかわいい方だったんですよ、奥さん。 ライニング(縦板と横板の接着強度を上げる為の補強材)に目をやると ・・・・・ ・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ もう、目が点。 すごい、凄まじすぎる。作業中、工房に響いたであろう「バリッ、メキ、メリメリ・・・バキッ!!」 という音が聞こえてくるようです。こんな乱暴な工作、夏休みの宿題以外で見た事ありません。そして。 この荒々しい工作につい目を奪われがちですが、見逃せない点が他にもう1つあります。先程からの写真にもちらほら写っていますが、 この白い物体。弾力があります。木工用ボンドですね。以前裏板を外す時にも見かけました。でもね。これ、表板側なんですよね。 こんなの、よほど器用な人が特殊な機材を使わないと組み立て後に付けられるものじゃありません。付き方を見ても貼り合せ後に塗り付けたのではなく、押し付けた隙間からはみ出たように見えます。 以前にこのような大規模修理を受けた痕跡も見当たりません。何よりそこまでしようって人が木工用ボンドを使うとも思えません。 という事は・・・製造段階で木工用ボンドが使われていた という事になります。普通、楽器にこのような接着剤は使いません。カチカチに固まるニカワが一般的です。 弾力のある物体はゴムと同じで振動を吸収し、弱めてしまいます。薄い木を震わせて音を出す楽器には不適当です。さっきのバキバキライニングといい、この木工用ボンドといい・・・私の想像の遥か斜め上を突っ走っていました。いや~すごいもの見ちゃったわ・・・ ここで、ふと思い出した事があります。ルナ楽器を訪ねた方の記事の中に「最大年間2万本程作った」という社長さんの話がありました。ルナ楽器、決して大きな会社ではなかったでしょう。その会社が年間2万本・・・単純計算で休みなく働いたとしても日産約54本 。ものすごい数です。このウクレレがその時期に作られた物と考えると合点がいきます。とても見えない所まで丁寧に作っている余裕は無かったのではないか・・・。 と、私の勝手な推量で本日はおしまいです。明日は修復作業編に戻ります。
2012.08.24
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オクで落としたLuna No.350。ブリッジの接着面も綺麗になったし、後は貼り合せればおしまい・・・ とはなりませんでした。 理由は サウンドホールの下、ネック横からブリッジにかけて不吉なへこみ。押すとペコペコします。 割れてますね。しかも押した時の感触からして1本の割れではなくその周囲にも幾筋もひびが入っているようです。この分だとブレーシング(横木)も外れて浮いてますね。鏡を入れて確認すると ああやっぱり。割れた部分から外側のブレーシングが剥がれてます。念の為反対側も触診するとそっちも浮いているようです。 更に 裏板も一部、剥がれかかってます。ここまで症状が悪化していてはやるっきゃないですね・・・開腹手術。 まずは下準備。いきなり接着面に刃を入れても思う様には剥がせません。そこで、 接着面に沿って水を流します。こうする事によって接着剤がふやけて剥がれ易くなります。あれ?こんな所にも木工用ボンドが。ここまでする必要あったのかな・・・? 背板の剥がれた所から少しずつ、慎重かつ大胆に刃を入れて剥がしていきます。裏板が一部白っぽくなってますね。これは試しにアイロン掛けをしてみた跡です。濡れタオルの上からやったにもかかわらず見事に変色してしまいました。おかしいな、いくらなんでもヤワすぎる・・・ラッカー塗料じゃないのかもしれません。 ブレーシングの端が綺麗に剥がれちゃってます。この分ですと他の箇所も剥がれている可能性大です。 格闘する事十数分、 剥がれました。初めてにしては綺麗に剥がせたかな? そしてこの後、このウクレレに隠されていた恐るべき事実が次々と明らかになるのです。が・・・続きはまた明日に。
2012.08.23
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それでは昨日の続きを。まずはブリッジから。なにはともあれ、ここを治さない事には音が出せません。 しかしまた、これはなんという・・・調べた所ブリッジとボディーは密着しておらず、接着剤で繋がっている状態でした。そこでカッターで切り離し、奇しくもフュージョンしてしまった弦も取り外します。これがまた固かった・・・ 取れました。次にこの接着剤を取り除くわけですが、これは一体何なのか・・・乳白色で弾力があります。恐らく普通の木工用ボンドだろうと判断し、奴の弱点である水攻めを敢行します。 とはいえいきなり本体に付着した物に試すのは無謀なので、切れ端を水に漬けて様子を見ます。数分後取り出してみると色はさらに白くなり、ゴムのような感触になっていました。やっぱ木工用ボンドっぽいですね。こんなヤワなボンドじゃ何十キロもの力がかかるブリッジを留めておける筈がありません・・・はい、経験済みです(苦笑) 正体がおおよそ分かった所で、水を使って除去します。とはいえ直接水にドボンはさすがにまずいので 水を吸わせたティッシュをかぶせます。頃合いを見てティッシュを取ると ふやけて白味が増しました。こうなってしまえばもうこちらのもの、 爪でカリカリするだけでほとんど剥がせます。同様にブリッジも剥がします。 はい、無事きれいに剥がせました 。こちらはカケラがずれて貼り付けられていたのでその部分の処置にちょっとだけ苦労しました。 剥がした後のティッシュ。 LEDライトの下で撮ったので分かりにくいですが、ボディーに使った上の物よりブリッジに使った下の方が薄汚れています。半世紀の間にじわじわと蓄積され続けた「何か」を吸い取ったのでしょう(笑) ボディーの剥がれ跡に残ったボンドを綺麗に取り除きます。 木肌が剥き出しになりました。これで安心して接着できます。 ブリッジを載せてみました。数十年ぶり(推定)にあるべき位置に戻ってきました(笑) 本来ならここで接着してめでたしめでたし、なのですが。現実はそうそう甘くありませんでした。なぜかというと・・・ この続きはまた後日に。
2012.08.22
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気付けば8月も下旬に入りつつあります。お久しぶりであります。ちっとも残暑に思えない猛暑のお見舞いを申し上げます。 多忙で更新できない期間が続き、やっと時間ができたと思ったら疲れと猛暑にやられておりました。今もまだへばってますがこのままじゃいかん!という事で少しずつでも更新していこうと考えております。 ではまいりましょう。今回のネタは・・・これ! 例によってウクレレです、日本が生み出した名器Lunaですが・・・なんか違いません?といってもウクレレに詳しくない方は弦が外れてる事以外、よく分からないですよね。3弦以外巻きが逆だろ!というツッコミもアリですが・・・ ヒントはペグ。金属じゃありません、プラスティック(大阪のじーちゃんズの多くは『プラッチック』と言います…多分)です。ブッシュもありません。 はい、これは「オールドLuna」と呼ばれている物です 。ネットのあちこちで解説されていますので詳しい事は省きますが、ルナ(もうアルファベットめんどくさいから以後カタカナで)は3回製作会社が変わりながらも存続している珍しいブランドです。それだけ日本のウクレレ愛好者にとっては特別な意味を持つブランドなんですね。 当然、こういった物はなかなか流通していません。じゃあどこで手に入れたかというと・・・ついに手を出してしまいました、オークション。ポイント付かないし基本1品だし品物の良し悪しもなかなか判別つかないし、あまりいい事はないのですがこういった物は通常のショッピングではめったに手に入らないし、何よりお店はお高いです。以前からオールドウクレレに興味があってちょくちょくオクを覗いていたら偶然これが目に留まって、ちょっとがんばって落としちゃいました。 全体像です。ラペルを見るとNo.に「350」とあります。この数字、3ケタもあれば1ケタのもあります。3ケタの物の方が年代が古いようです。今までに私が見かけた数字は160~700、結構バリエーションがあるようです。 ペグはプラ製でヘッド直挿し、フィンガーボードならぬ薄い突板が貼られたネックはボディーと同じ高さ。 今では見られない、ウクレレの原点に近い姿です。 ・・・あれ?なんか変ですね。先ほども書きましたが、弦が外れています。その原因は・・・ ! !! !!!ブリッジが物の見事にふっ飛び、更に修復をマズったせいでとんでもない事になっています。というわけでこれから「オールドルナ再生計画」が始まるのですが・・・続きは後日、前回以降の買い物話などを混ぜつつやっていきたいと思います。
2012.08.21
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