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相思令 Everlasting Longing第21話「愛と運命の間で」王宮に急報が舞い込んだ。玄烈(ゲンレツ)と孫昭敏(ソンショウビン)の婚礼が中止、君綺羅(クンキラ)が崖から身を投げて死んだという。報告を聞いた北泫(ホクゲン)王・玄旭(ゲンキョク)は驚きを隠せなかったが、2人の婚礼は改めて吉日を選び行うと命じた。その頃、激しい衝撃を受けた玄烈は昏睡していた。羅奇(ラキ)は哀れな少主を見守りながら、ふと別院の火事が綺羅の逃げ出す策ではなかったかと気づく。すると賀機遥(ガキヨウ)が招待客に紛れて冬銀(トウギン)がいたことを思い出し、飛び出して行った。一方、青華(セイカ)殿では病み上がりの玄青蔻(ゲンセイコウ)が青鳴(セイメイ)を探しに行くと騒いでいた。王太后はまるで取り憑かれたような娘に困惑、すると玄旭が邵祈民(ショウキミン)なら戻って来ないと言い放つ。「君綺羅が死んだ!あいつは今頃もう炎南(エンナン)だろう!」「君綺羅が死んだ?…青鳴は戻ってこない…2度と戻ってこないのね…」玄青蔻は呆然、そこで玄旭は寝殿に護衛を増やし、公主を外へ出すなと命じた。その夜、玄烈がようやく目を覚ました。羅奇の報告では綺羅を捜索させたが崖が深く、道もないため、下まで見通せなかったという。すると興奮した玄烈は羅奇が止めるのも聞かず、綺羅を探しに行くと言って部屋を飛び出した。「少主、もう玄羽軍が探しました、少主!少主!君姑娘は死んだんです!」羅奇の言葉で玄烈は我に返り、その場で崩れ落ちるようにへたり込んだ。(つД`)ノ<戻ってきてくれ!頼む…チールゥオォォォォォォォォォォォォ~!翌朝、賀機遥が城門近くで捕まえた冬銀(トウギン)を連行した。冬銀は自分が綺羅を逃したと認めたが、将軍から意外な事実を知り唖然となる。「綺羅が計画したのか?…崖から落ちたのも芝居だろう?綺羅はどこだ?」「何のお話ですか?小姐が崖から落ちた?」「お前たちの芝居なんだろう?何とか言ってくれ!」しかし冬銀は綺羅と城門で別れ、その後の事情を全く知らなかった。「小姐はただ玄府を出たいだけかと…自害すると知っていたら連れ出したりしなかった!」すると冬銀は別れ際に綺羅から将軍宛ての書簡を預かっていたことを思い出した。…冬銀を許し、逃してほしい、これでお別れよ、金輪際、相まみえることはない…玄烈はわずかな望みも失い、綺羅の願い通り冬銀を見逃した。その頃、綺羅の死に責任を感じた孫昭敏は単独で王宮に乗り込み、退婚を願い出ていた。玄旭は王命に背くつもりかと不満をあらわにしたが、そこへ玄烈が駆けつける。すると玄烈が初めて玄旭に反抗した。「綺羅は私の心の中で生きている、こたびだけは従えません 私の妻は生涯、君綺羅ただ1人、ご賢察ください」孫昭敏も梁(リョウ)州の恩人であり姉妹も同然の君綺羅から夫を奪うわけにいかないと訴え、その代わり族長印を差し出して忠誠を誓った。結局、無理に縁談をまとめずとも本来の目的を果たした玄旭。こうして婚姻は白紙に戻ったが、玄烈は玄府に戻ると綺羅の屋敷だった別院に引きこもってしまう。賀機遥は飲まず食わずで政務に見向きもしない少主の姿にため息を漏らし、思わず愚痴をこぼした。「三不管の馬賊が北泫の国境に迫り、民を苦しめているというのに…」羅奇は少主に食事を届けた。しかし玄烈の姿がなく、書机に書き置きを見つける。…羅奇、陛下に伝えてくれ、狼主は身命を賭して辺境の民を守ったと…「少主、何て馬鹿なことを!」その頃、玄烈は無謀にもたった独りで山虎寨(サンコサイ)の根城を襲撃していた。かつて綺羅は君家商隊のような惨劇を2度と繰り返さないで欲しいと言った。玄烈はその時の約束を守り山賊を平定、しかし力尽きて倒れてしまう。「綺羅…君の元へ行くよ…」綺羅を失った悲しみに耐えられず、死に急ぐ玄烈…。実はその頃、綺羅は先回りして待っていた祈民のおかげで無事、船に引き上げられ、水路で帰途についていた。綺羅は頭を打っていたが命に別状はなかった。安堵する祈民だったが、脈診した医者から思わぬ事実を知らされる。「身ごもって1ヶ月でしょう、ゆっくり休ませてください」綺羅が目を覚ました。懐妊を知った祈民は憤っていたが、綺羅は子供に罪はないという。「玄府にいる時に聞いた、私のせいで家族が処刑されたと… でも王上は疑り深い、確信がないのに早まったことはしないわ 私を反逆者だと断定したのに何の動きもないのもおかしい 恐らく王上には百工の伝承者が必要なはず、私を炎南へ戻らせるために噂を流したのよ」すると祈民は玄烈たちの裏をかいて玄鉄晶石(ゲンテツショウセキ)を炎南に送ったことを思い出した。「我々が炎南に戻ったら全てうまく行く」ヒイィィィ!!(゚ロ゚ノ)ノ 崖落ちで子供も無事?!しかも1ヶ月ってw綺羅と祈民が君府に戻った。しかし主を失った屋敷は閑散としている。「祈民、私は宮中へ、あなたは晶石を受け取って」すると綺羅は凌(リョウ)家職を呼び戻すよう頼んだ。「必ず君家に栄光を取り戻す…(๑•̀ㅂ•́)و✧」綺羅の読みは当たった。参内した綺羅は北泫で玄鉄晶石の鉱脈を発見し留まっていたと釈明、玄部と奚(ケイ)部の双方に近づいて狼主選びを後押ししたのも全て玄鉄晶石を得るためだったという。安堵した炎南王・趙潢(チョウコウ)は男装していない綺羅に女子の身に戻るのか聞いた。綺羅は武器を作れるなら性別など関係ないはずだという。「しかし帰国が遅れたせいで家族が犠牲に… 命懸けで戻ったのは炎南への忠義心を示すため、そして家族を弔うためです どうかお聞き届けください」「ふっ、やはりこの策は正解だったな、お前の家族を殺す気など毛頭なかった」炎南王は綺羅が北泫に留まれば炎南の脅威となるため、大事な家族を処刑したと嘘をついたという。 「玄鉄晶石で連弩を改良できたらすぐ家族を返してやる」こうして綺羅は天牢で無事な姿の家族と再会、歩けなくなった父の姿に涙した。二房に思わぬ報告が届いた。本家の屋敷の門が開き、祈民が女連れで入るのを見た者がいるという。君成松(クンセイショウ)と君鈺珏(クンギョクカク)父子が早速、様子を見に行ってみると、祈民と一緒にいたのは君綺羅だった。「男装をやめたのか?」「男装?…私を調べたの?」どうやら二房は店を乗っ取るだけに飽き足らず、君非凡(クンヒボン)を始末したかったらしい。すると父子は女子では当主になれないと綺羅に牽制、これまで男装して人を欺いた天罰が下ると脅した。しかし綺羅は一歩も引かず、甘んじて天罰を受けるという。「そちらも覚悟するのね、店を乗っ取った件は必ずお返しするわ 祈民、この2人を二度と本家に入れないで」( ๑≧ꇴ≦)どうしても憎めないネタ要員w相国・宋蔚(ソウイ)は君鈺珏から君綺羅と護衛が帰国したと知って激怒。鄭源(テイゲン)を呼びつけた。しかし鄭源は確かに綺羅が天牢に収監されるのを見届けたと釈明、何なら今から暗殺するという。「待て!…まあ騒がぬようなら静観する」一方、玄烈は駆けつけた羅奇と賀機遥のおかげで命拾いしていた。しかし医者の手当てを拒否、相変わらず別院に引きこもっている。情に疎い賀機遥は困惑するばかりだったが、羅奇は少主が怒っていると分かった。「死なせてくれなかったと俺たちを責めているんだ」(⚲□⚲)うわーん!ウエイロン…季節は巡り、玄烈が狼主となって1ヶ月が過ぎた。玄旭は玄烈を王宮に呼び出し、そろそろ炎南を討つ頃だと告げる。「炎南は百工の継承者を失った、今が征討の好機だ」しかし玄烈は民を巻き込む戦に反対した。むしろ五部の統一に成功した北泫王の手腕で三不管に榷場(カクジョウ)を開くことができるという。玄旭は戦で片付くことだと一蹴した。和平には交渉に時間がかかり、北泫が疲弊するまで炎南と西鑲(セイジョウ)が引き延ばしてくるのは目に見えているいう。「これは決定だ、お前は従うしかない!」すると玄烈は虎符を返し、狼主の位も返上すると言った。ヒイィィィ!!(゚ロ゚ノ)ノ<ニッ(你)!「王上が強行なさるというならこうするしかありません!」玄烈の反発に玄旭は激しく動揺、怒りのあまり虎符を床に叩きつけた。内官は慌てて駆けつけ北泫王をなだめたが、玄旭はすっかり頭に血が上ってしまう。「ギギギギギ…!虎符を蘇部に渡し、蘇延徳(ソエントク)に炎南討伐を命じよ!」つづく( ̄▽ ̄;)ウエイロンが時々、獅子舞に見えて来るw
2025.12.27
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相思令 Everlasting Longing第20話「故郷からの悲報」燔柴礼(ハンサイレイ)で孫昭敏(ソンショウビン)との婚姻を命じられた玄烈(ゲンレツ)。君綺羅(クンキラ)を守るため仕方なく拝命したが、儀式が終わると綺羅の姿は消えていた。「綺羅とは後で話す、それより羅執舟(ラシュウシュウ)が心配だ」玄烈は急いで天牢へ駆けつけたが一足遅く、羅執舟は割れた碗で自害していた。…阿烈、来世で再び兄弟になろう…羅執舟の血書に呆然となる玄烈。しかしその時、亡骸の左手に古傷がないことに気づき、玄烈は羅執舟ではないと分かった。そこでわざと怒った振りをして証拠を消すことにする。「来世だろうが兄弟になるものか!罪人の骸を燃やせ!早くしろ!」その頃、綺羅は邵祈民(ショウキミン)と一緒に北泫(ホクゲン)を脱出しようとしていた。しかし禁軍が現れ、包囲されてしまう。綺羅は抵抗しても無駄だと諦め、祈民を残し、おとなしく従うことにした。物陰からその様子を見てほくそ笑む鄭源(テイゲン)。一方、羅執舟の身代わりはすぐ荼毘に付された。玄府へ戻った玄烈は羅奇(ラキ)と賀機遥(ガキヨウ)に西鑲(セイジョウ)の動きに注視するよう命じる。「奴が行く場所はあそこしかない…」「奴って…」その時、待ち伏せしていた祈民が現れ、玄烈を激しく罵った。「玄烈!お前が小姐の正体をばらしたな?!小姐に何かあったら許さぬ!」玄烈は内官が止めるのも聞かず、北泫王の書斎に乗り込んだ。「王上、綺羅を解放してください」しかし五部の統一を果たしたら次は炎南(エンナン)を攻めるのみ、玄旭は百工の継承者を逃すわけにいかなかった。玄烈は和平の道もあると諫言したが、かえって綺羅の入れ知恵かと責められてしまう。「王上、王上には服従しますが、私は綺羅を守ります」「よかろう、ならば3日後の吉日に孫昭敏と婚礼を挙げると約束せよ、さすれば解放してやる」玄烈は綺羅を連れて玄府へ戻り、屋敷まで送った。「いつ私の正体を知ったの?」「遊猟会のあとだ、君は矢尻を見て反応した、その後、行商証が開いて分かった」しかし証拠があっても玄烈は綺羅が無関係だと信じているという。そもそも当時はまだ子供だったはず、綺羅に父親を殺す動機がないことは明らかだ。「綺羅、君の潔白を証明して見せる、私を信じてくれ」「私を解放して…昭敏と婚姻しても私に残れというの?私を行かせて」「時間をくれ、必ず方法を考える」一方、任務を果たした鄭源は商隊に紛れ、北泫を脱出していた。羅執舟と冬銀(トウギン)は瑶(ヨウ)城に潜伏していた。そこで思いがけず狼主が孫部郡主と婚儀を挙げることになり、炎南の娘を監禁したと耳にする。冬銀にとって君綺羅は羅執舟と同じく恩人、どうしても助けに行きたいと懇願した。「阿烈は用心深い、行くだけ無駄だ」「大人、お忘れですか?玄府より厳しい天牢から大人を救出したのは私ですよ?」…冬銀は羅執舟と良く似た男を準備、羅執舟の身代わりにすることを思いついたそこで李梵音(リボンイン)に協力を頼み、羅執舟に恩がある獄卒の手引きで密かに天牢に潜入する羅執舟は自分の代わりに誰かが死ぬのを看過できないと拒んだが、実は身代わりは重病で残りわずかな命、すでに李梵音が家族に大金を支払って本人も納得していた…『あなたに生き抜いてほしい、私が頼れるのはあなただけなの』羅執舟は李梵音の言葉を思い出し、大きなため息をついた。「くれぐれも用心しろ、無事に戻ってくれ」しかしその頃、李梵音に思わぬ王命が下っていた。「″李妃は行いが悪く母親として不適格である ゆえに玄懿(ゲンイ)を裕(ユウ)侯の養子とし、辺境へ送る なお李妃のこれまでの献身に鑑み死罪を免じる、ただし生涯、霽月(セイゲツ)殿での禁足を命じる″」すると玄懿は無理やり母親から引き離され、禁軍に連行されてしまう。一方、玄烈は孫昭敏を訪ねていた。孫昭敏も王命に背いて孫部に災いを招くわけにいかず如意を受け取ったが、姉妹も同然の綺羅の愛する人に嫁ぐことはできないという。すると玄烈はある計画を持ちかけた。「しかし孫夫人の協力が必要だ」その頃、祈民の客桟に配下が集合、王からの密書を届けた。…君家長房一家は死を賜った、速やかに君非凡(クンヒボン)を連れて帰れ…ヒイィィィ!!(゚ロ゚ノ)ノ「玄府へ行く」一方、綺羅も思いがけない形で訃報を聞いた。羅奇は綺羅に食事を差し入れ、相変わらず手付かずのまま残っていた料理を下げたが、回廊へ出ると密偵からの急報が舞い込んだ。「君家長房一家が死んだ?」驚いた賀機遥はうっかり声を出し、綺羅の耳にも入ってしまう。ヒイィィィ!!(゚ロ゚ノ)ノ「何ですって?!」…君非凡の反逆により炎南王が長房の君成柳(クンセイリュウ)及び君綉捆(クンシュウコン)と君絳絹(クンコウケン)を殺した…綺羅は矢も盾もたまらず部屋を飛び出した。衛兵たちが駆けつけ阻止したが、その時、炎南の密偵たちが塀から矢を放って援護、祈民が綺羅を連れて正門へ向かう。しかし外で玄府を監視していた北泫王の弓隊が一斉に矢を放った。驚いた綺羅と祈民は断念して門を閉めたが、ちょうど屋敷に戻ってきた玄烈が禁軍を制止する。その間に綺羅は祈民を先に逃がすことにした。「聞いて、密林の近くの川は海に通じている、水路で炎南に戻れるわ 傲龍堡(ゴウリュウホ)で石(セキ)氏を探して助けに来て、あなたが頼りよ」玄烈は綺羅が無謀にも逃げようとしたと知り動揺、慌てて部屋へ連れ戻した。「外は禁軍が包囲している、死にたいのか?!」「構わない!家族が私のせいで死んだのよ!私を帰して!」何も知らなかった玄烈は慰める言葉も見つからず、ひとまず部屋を出た。そこで羅奇と賀機遥に婚礼を利用して綺羅を逃すと告げる。その頃、祈民は城内を脱出し、馬を駈けていた。しかし林で待ち伏せしていた玄青蔻(ゲンセイコウ)に足止めされてしまう。「あなたが去るなら私が一緒に行く」玄青蔻は祈民の馬に乗ってしがみつき、離れなくなった。すると祈民は仕方なく玄青蔻と一緒に馬から降りて外套をかけてやる。「道中は寒い…自分の馬に乗れ」喜んだ玄青蔻は馬に戻ろうとしたが、その時、背後から祈民に首を突かれ、意識を失ってしまう。森の中で発見された玄青蔻は風邪を引いて寝込んだ。玄烈だけでなく玄青蔻まで炎南人に惑わされ、憤りを隠せない王太后と玄旭。しかし玄旭はすでに炎南王が君綺羅の家族を処刑し、君綺羅に退路がないと知っていた。話を聞いた王太后は失笑、家族も愛する男も失えばもはや死ぬしかないだろう。一方、孫昭敏は母に玄烈の計画を明かしていた。聖旨には″孫部の郡主″としか記されておらず、綺羅を母の養女にして玄烈に嫁がせればいいという。「私は孫部の少主、彼女が孫部の郡主よ」玄烈と孫昭敏の婚礼当日。冬銀は招待客に紛れて玄府へ潜入すると別院に火を放った。すると衛兵や使用人たちが慌てて火消しに向かい、騒ぎに気づいた綺羅が回廊へ出てくる。「姐姐!こっちよ!」その頃、ちょうど新婦を迎えに行った玄烈の婚礼行列が玄府に到着した。玄烈は北泫王の監視が厳しく綺羅に会えず、羅奇に入れ替わりの計画を知らせるよう頼んで新婦と敷居をまたぐ。実は冬銀と逃げようとしていた綺羅は偶然、新郎新婦の姿を目撃していた。「急ぎましょう、姐姐」孫昭敏は正殿に入る直前、急に立ちくらみを起こした。そこで玄烈は新婦を休ませ、回復してから拝礼の儀を行うと命じる。本来はここで新婦が綺羅に入れ替わり、玄烈に嫁ぐ計画だった。すると綺羅のもとへ向かった羅奇が慌てて戻ってくる。「少主、大変です!計画を伝える前に梅香(バイコウ)別院で火事があり、彼女が消えました」綺羅と冬銀は城門へ向かった。しかし突然、狼主の命により城門が閉鎖、玄羽軍による綺羅の捜索が始まってしまう。冬銀は咄嗟に自分がおとりとなって兵士を引きつけ、その間に綺羅を逃がした。すると綺羅は自分が見つからず途方にくれる玄烈の後ろ姿を見つける。綺羅は物陰に隠れて愛する玄烈の姿を目で追ったが、やがて玄烈が諦めて引き返すと、後ろ髪を引かれる思いで城内を出た。( ˙꒳˙ )どうやって城外に出た?綺羅は照明弾で玄烈に居場所を知らせた。(←いや知らんけどw)…玄烈、ごめんなさい、私はこうして解放されるしかない…すると玄烈たちが駆けつけ、断崖絶壁に立つ綺羅を見つける。「綺羅っ!」「来ないで!」「分かった!そこは危ない、こっちへ来い!」「私を解放して…もうこれきり永久にあなたと相まみえることはない」綺羅は突然、走り出したかと思うと、崖から身を投げてしまう。ピヨ〜ン!≡≡≡≡≡≡((((ノ*>∀
2025.12.26
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相思令 Everlasting Longing第19話「許されざる恋」北泫(ホクゲン)王・玄旭(ゲンキョク)に呼ばれて王宮に駆けつけた玄烈(ゲンレツ)。すると奚姫秀(ケイキシュウ)が侍女・李桃(リトウ)を殺したのは君綺羅(クンキラ)だと告発していた。李桃の手には小豆があり、炎南(エンナン)人の君綺羅が小豆の腕輪をはめていたという。「あの女は兄長を殺し、報復を恐れた、だから父親を殺したに違いありません!」玄烈は極刑を命じられた奚長昆(ケイチョウコン)を殺す理由がないと否定した。しかし玄旭にとって君綺羅を排除できる格好の口実となる。「この件は余が裁く、郡主は下がるがよい」( ゚д゚)あれ?小豆は口止めしたのに…玄旭は君綺羅を収監し、拷問するよう命じた。驚いた玄烈は咄嗟に北泫王を止め、綺羅をそばに置くのには理由があると訴える。「彼女こそ百工の伝承者である君非凡(クンヒボン)なのです、時間をください」玄旭は玄烈に猶予を与えて帰した。しかし君綺羅の正体を知りながら今まで自分に隠していたことに衝撃を受ける。「情に溺れおって…君綺羅の退路を断つぞ」そこで玄旭は密偵を使い、百工の伝承者が北泫王に帰順したと炎南王の耳に入れるよう命じた。「玄烈に気づかれてはならぬ」その夜、玄烈は綺羅の部屋の前まで行ったが、かける言葉が見つからず引き返した。…綺羅、必ず君を守る…しかし綺羅はすでに邵祈民(ショウキミン)から小豆の一件を聞いて玄烈に疑われていることを知っていた。綺羅は窓紗に映る影を黙って見つめていたが、玄烈が戻ると覚悟を決める。「祈民、行商証を取り戻して帰るわ」翌朝、玄烈は青棠別苑(セイトウベツエン)に羅執舟(ラシュウシュウ)を訪ねた。玄烈は奚長昆以外にも狼主の座を狙って自分の死を願う者がいると明かし、羅執舟だけは例外だという。すると羅執秀は後ろめたさに苛まれながらも、親友の信頼に感謝すると笑った。「もう行くよ、酒はまたの機会に…実は奚部の侍女が死ぬ前に会っていた女子がいるらしい 西の竹林までちょっと行ってくる」一方、羅奇(ラキ)は綺羅に玄烈に頼まれた冬服を届けていた。しかし綺羅は地下牢にいる冬銀(トウギン)に渡して欲しいという。「姑娘は冬銀に親切ですね、刺繍も教えていたとか…」「刺繍…」その時、綺羅は李梵音(リボンイン)が小世子に作った帽子と羅執秀の籠手(コテ)に同じ技法の刺繍があったと思い出した。綺羅は冬銀の牢を訪ねて鎌をかけた。「彼が主だったとはね…玄烈を殺そうとして捕まったわ、意外だった、彼が黒幕だなんて」「小姐!あの方は無関係です!義兄弟の烈将軍を殺すはずありません!」「…やはり羅執舟だったのね」(*°ㅁ°)ハッ‼<小姐!違うんです!小姐ーっ!その頃、玄烈は竹林にある空き家で仮面をつけた男に襲われていた。2人は激しく剣を交えたが、玄烈はすでに正体に気づいている。そして玄烈はついに男の剣を奪い取り、追い詰めた。「執舟…お前なのか?」すると羅執舟は観念し、仮面を外す。「竹林へ行くと話したのは私を誘き出すためだったか、私を試したんだな?」実は玄烈は青棠別苑で羅執舟が人目に触れないようひっそり掛けている姿絵を見つけた。「あの後ろ姿の女子が抱えていたのは八宝景天の花、確か李妃の好きな花だ お前には愛した女子がいた、それが李妃だったとは…」羅執舟は西鑲(セイジョウ)で李梵音と出会った。当時、李梵音だけが孤立した身だった羅執舟に優しくしてくれたという。2人は自然と愛し合うようになり、羅執舟は婚姻を申し込もうと決意。しかしその前日、西鑲王から李梵音を北泫王に嫁がせると命が下った。羅執舟は北泫の王宮で庇護のない李梵音のため狼主となり、玄懿(ゲンイ)を太子にして彼女を王宮から逃したかったという。「阿烈、この方法しかなかった…お前に殺されるなら本望だ、来世も兄弟に」そこへ王宮から兵士が駆けつけ、羅執舟は連行されてしまう。玄旭は何度も玄烈の命を狙い、孫抜(ソンバツ)を殺した羅執舟を厳しく追求した。「お前だけでなく李妃も同罪だ!」北泫王は羅執舟が狼主の座を狙った理由が李妃のためだと分かっていた。しかし自分と李梵音の関係を知る者は北泫にいないはず、羅執舟は北泫王が初めから自分たちの関係を知っていたと気づいて愕然となる。「…今になって暴いたのは羅部の族長印と兵権が目的ですか?ふっ」こうして玄旭は李梵音の命と引き換えに羅部を手中に収めることに成功した。(ヾノ・∀・`)イヤイヤイヤイヤ…駆け落ちして捕まってるのに普通、バレるだろうwその夜、玄烈は兄弟同然の羅執舟の裏切りに深く傷つき、酒をあおった。綺羅は飲み過ぎる玄烈を心配し、杯を取り上げて優しく抱きしめる。「教えてくれ、なぜあいつが…信じられない」その時、冬銀が脱走したと報告が聞こえた。「冬銀は罪人だけどかわいそうな娘よ、逃してやって」「彼女は知り合ってわずかの主でも君を慕い、最後まで君を傷つけなかった それなのに執舟は…まあいい」玄烈は冬銀を逃せと命じ、休むと言って出て行った。( ̄▽ ̄;)え?綺羅の部屋で飲んでたの?w物乞いに金をつかませ、綺羅の腕輪から小豆を盗むよう指示したのは鄭源(テイゲン)だった。…このまま北限に残って様子を見ます…一方、炎南では北泫の密偵がわざと捕まり、君非凡が北泫王に帰順したと白状していた。君家の錦繍坊で商店の総会が始まった。長老や各店の支配人への根回しは万全、君成松(クンセイショウ)と君鈺珏(クンギョクカク)父子は君非凡の不在を理由に新しい当主を選出しようと提案する。二房に抱き込まれた長老たちは唯一の男子である君鈺珏を推挙することにしたが、その時、最後列に座っていた君綉捆(クンシュウコン)と君絳絹(クンコウケン)姉妹が反対した。そこで君絳絹は君鈺珏が任されている宝飾店の帳簿を調べたと報告、売上の一部しか収めていないと暴露する。しかし君成松は兄の看病で忙しく、帳簿は使用人に任せきりだったと嘘をつき、すぐ帳簿を見直して差額を収めると訴えた。君絳絹は地団駄を踏んだが、思いがけず意識が戻った君成柳(クンセイリュウ)が車椅子で駆けつける。「長房を蔑ろにして二房を支持するとは…ワナワナ…」そもそも12年前、弟が賭場で君家の財産を潰した時、自分と一緒に必死に君家を立て直したのは君非凡だった。「そのおかげで今の君家の繁栄がある!…非凡が戻るまでは私が臨時で当主を務める!」支配人たちは了承、長老たちも何も言えなくなったが、そこへ突然、炎南軍が雪崩れ込んできた。「王命である、″君非凡は敵国と通じ謀反を企てた、よって君家長房の者を全員、収監する″」その頃、炎南へ帰る決意を固めた綺羅は孫昭敏(ソンショウビン)を訪ねた。孫昭敏も羅執舟が父の敵と知って驚いていたが、梁(リョウ)州の民の平安を願っていた父の遺志を引き継ぐためにも族長になってみせると前向きに語る。「もうすぐ燔柴礼(ハンサイレイ)ね、姐姐も参列する?」「一介の商人など王宮には入れないわ」「それなら良い考えがある」王宮の広場で燔柴礼の儀式が始まった。綺羅は孫部の侍女として会場に紛れ込み、狼主となった玄烈の晴れの舞台を見守る。( ̄▽ ̄;)だから今のうち帰れってwこうして父の遺志を継ぎ、五部の兵符を受け取った玄烈。その時、北泫王が突然、もう一つ慶次を発表すると告げ、玄烈に聖旨が下った。「…″玄烈と孫昭敏が眷属となるよう婚姻を賜る″」玄旭は王命を拒否できない儀式であえて婚姻を命じた。驚いた玄烈は硬い表情のまま立ちすくんだが、玄旭は自ら縁談の証しとなる如意を手渡すことにする。「どんなに綺羅を愛していようと妻は五部から選べ さもなくば百工の伝承者と言えども北泫に留めることはできぬ」玄烈はやむを得ず如意を受け取ると、孫昭敏も如意を受け取らざるを得なくなった。つづく|•́ㅿ•̀ )何やら遭難してる管理人…
2025.12.26
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相思令 Everlasting Longing第18話「毒また毒」孫昭敏(ソンショウビン)との縁談を固辞して北泫(ホクゲン)王・玄旭(ゲンキョク)を怒らせた玄烈(ゲンレツ)。これも五部の兵権を守るためだと分かっていたが、まずは孫昭敏の意向を確かめるべきだと言い含めた。一方、鄭源(テイゲン)は奚長昆(ケイチョウコン)が拘束されたと知り、急ぎ炎南(エンナン)へ鳥文を送った。…同盟崩壊後の対応は?…その頃、邵祈民(ショウキミン)のもとには炎南王の暗衛が駆けつけていた。炎南王の耳にも君非凡(クンヒボン)が玄烈を手助けしたという噂が届き、2人を無事に連れ帰るよう命じられたという。すると祈民は君綺羅(クンキラ)を守るため、幼い頃からの仲間さえ始末した。「お前の任務は終わりだ」炎南の君家では二房の君成松(クンセイショウ)と君鈺珏(クンギョクカク)父子が我が物顔で総会の準備を始めていた。長房次女・君綉捆(クンシュウコン)と末女・君絳絹(クンコウケン)は兄の帰りを待つよう訴えたが、二房は聞く耳を持たず、追い返されてしまう。「ふん!思い通りにさせないから!」( ๑≧ꇴ≦)顔芸は健在w狼主の座を得て王城に戻った玄烈は早速、霊廟で父と母に報告した。「奚長昆が捕まり、事件の再審も許可されました、どうぞ安らかに…」玄烈が霊廟を出るとちょうど羅奇(ラキ)が駆けつけた。錫林(シャクリン)の証言通り秘密の武器庫で炎南の武器を押収、さらに馬賊を装って商隊の荷物を奪い、玄鉄晶石(ゲンテツショウセキ)も回収できたという。実は2人の話を綺羅と祈民が聞いていた。「馬賊に強奪させたですって?」祈民の報告では確かに商隊が三不管(サンフカン)で襲撃され、玄鉄晶石を奪われていた。「読みが当たったわ」「指示通り荷の一部は西鑲(セイジョウ)商隊が届けました」玄烈が綺羅の屋敷にやって来た。玄烈は綺羅の情報のおかげ罠を仕掛けることができたと感謝、すると冬銀(トウギン)が現れ、立ち話している2人に茶を勧める。「将軍も小姐もお疲れ様でした、寒いので熱いお茶をどうぞ」しかし綺羅は冬銀が玄烈に渡した茶の色が僅かに濃いことに気づき、毒だと見抜く。「冬銀、扉を閉めてくれる?」綺羅は冬銀が背を向けている間に玄烈が茶を飲むのを止め、首を横に振った。綺羅は玄烈に茶を取り替えて欲しいと頼んで自分のお茶と交換した。すると焦った冬銀は綺羅が飲もうとした碗を払いのけ、隠し持っていた短刀で玄烈に襲いかかる。しかし呆気なく阻止され、自害しようとするも捕まってしまう。玄烈は冬銀が奚長昆の育てた死士とは到底、思えなかったが、冬銀も決して黒幕を明かさなかった。奚長昆は密造武器が発見されてもなお自分とは無関係だと白を切った。しかし錫林が族長の命で武器庫を管理していたと証言、北泫王に12年間の記録を提出する。そこで玄烈は父・玄術の亡骸から発見された矢尻を示し、密造武器の連弩のものだと証明した。すると追い詰められた奚長昆は開き直り、ついに罪を認める。「お前たちは殺されて当然だ!お前たちがいる限り奚部は勢力を拡大できない!」奚長昆はついに積年の恨みを吐露し、天牢へ収監されてしまう。その頃、綺羅は冬銀に差し入れを届けていた。「何が好きか知らなくて2種類、持って来たの…自分を大切にね」「…小姐、誰の指示か聞かないのですか?」「誰かをかばっているのなら聞いても無駄でしょう?」「あの方は命の恩人、あの方のためなら何でもします」「あなたが命懸けでかばう価値があるかしら?」すると綺羅は帰ってしまう。一方、玄烈は天牢に奚長昆を訪ね、奚姫秀(ケイキシュウ)の命と引き換えに白状するよう迫った。すると奚長昆は娘を奚部に護送して暮らしを保証することを条件に全て明かすことにする…あれは北泫がようやく安定した頃だった玄術が先王に集権制を勧め、五部を統一してこそ北泫は強大になれると説き伏せたという兵権を奪われると危機感を募らせた奚長昆は百工の伝承者の図面を買って三不管で武器を密造、奚部へ運ばせていたしかし玄術に勘づかれ、調査を名目に関所を封鎖されてしまう発覚を恐れた奚長昆は万が一に備えて三不管に兵を潜ませたすると玄術が検問で首に文様のある男の商隊に目をつける商隊は検査をすり抜け関所を通ったが、玄術は轍の溝が深過ぎることに気づいた『怪しいぞ!』…玄烈は父親が襲撃された経緯をようやく知った。すると奚長昆は君綺羅の正体を知りながらわざと百工の伝承者が共犯だと吹き込む。しかし玄烈や羅奇への襲撃、孫抜の殺害については無関係だと言った。「ふふふ、玄烈よ、お前の命を狙うのは私1人ではないようだ」その夜、玄烈が天牢から戻る頃には雪になった。玄烈は綺羅の屋敷へ向かったが、結局、回廊で引き返すことにする。「あら、もう帰るの?」その時、綺羅が部屋から出て来た。しばし黙って雪を眺める玄烈と綺羅。「…雪の夜、冬銀が作ってくれた小豆湯の味が懐かしい わずか数日のうちに全て変わってしまった」「″人心は計り難し″だ…親しい人が敵になってしまうこともある」「もしいつか私たちが敵同士になったらどうする?」「…私たちは決して敵にはならぬ」「冗談よ、深刻な顔しないで」すると玄烈は奚長昆が12年前に百工の伝承者と協力して両親を殺したと伝えた。当時は炎南王の配下ではなく、銭のために武器の図面を売り渡したらしい。綺羅は誰かが図面を手に入れ、それを奚長昆に売ったのかもしれないと訴え、炎南に帰ったら必ず突き止めると約束した。「綺羅…実は私を狙っているのは奚長昆だけではない」翌朝、綺羅は祈民の客桟を訪ね、玄烈から聞いた話を伝えた。たとえ玄烈が自分の正体を知っても信じてくれるはず、ただその日が自分たちの別れる日になると覚悟する。そこで祈民に玄烈を狙っている者を探して欲しいと頼んだ。確かに玄烈が死んだら次の狼主になるのは遊猟会で2位だった羅執舟(ラシュウシュウ)だが、玄烈の義兄弟が裏切るとは考えられない。「奚長昆が百工の伝承者に言及したわ、この件は例の炎南の密偵と関係している、探して」「小姐、事が済んだら急いで炎南に帰るとお約束を」「奚長昆の黒幕が判明したら考えるわ」その頃、天牢では娘の差し入れを食べた奚長昆が死んでいた。玄烈から報告を聞いた奚姫秀は呆然、娘の自分が父を毒殺するなどありえないという。「私が手作りしたのよ?私と李桃(リトウ)しか触れていないわ」そこへ調査していた羅奇が戻って来た。実は李桃が絞殺されたという。しかも李桃の手には小豆が握られていた。綺羅が屋敷へ戻るとちょうど玄烈がやって来た。「朝からどこへ?」「冬銀がいないから自分で焼餅(シャオビン)を買いに行ったの」綺羅は祈民の宿に行ったことを隠した。すると玄烈から奚長昆が毒殺され、侍女の李桃が犯人だったと聞かされる。「買収されたのだろう、居所には毒があった、だが彼女も殺された」「奚長昆の自白を恐れて共犯者が口を封じたのね」まさか自分が疑われているとは知る由もない綺羅。その時、玄烈は綺羅の手首に母親の形見の腕輪がないことに気づいた。「小豆の腕輪は?」「街で突然、物乞いに腕を引っ張られ、腕輪が切れてしまったの」綺羅は壊れた腕輪を大事そうに見せたが、玄烈に取り上げられてしまう。「預かるよ、誰かに直してもらう」玄烈は李桃が持っていた小豆が綺羅の壊れた腕輪の飾りだと確認した。すると羅奇は重要と思わず伝えずにいた話が関係していると気づいて今さらながら報告する。「12年前、主の弟の賭博が原因で店を失いかけた時、君家が突然、大金を手にして助かったとか」しかも賀機遥に頼んだ調査でも城西に綺羅の言うような物乞いなどいなかったという。「物乞いが何ですって?」そこへ綺羅がやって来た。「私に隠し事?」綺羅は机の上にある自分の腕輪に気づいた。しかし北泫王の使いが現れ、玄烈を呼んでいるという。「王宮から戻ったら話そう」つづく( ๑≧ꇴ≦)だから帰れって!何だ「考える」って!w
2025.12.24
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相思令 Everlasting Longing第17話「新たな疑惑」君綺羅(クンキラ)は玄烈(ゲンレツ)の天幕で偶然、見覚えのある矢尻を目にした。あれは12年前のこと。君成柳(クンセイリュウ)は君家の苦難を救うため、娘が設計した三矢連弩の設計図を売って大金を得ていた。当時の綺羅は家のためにしたことだと理解を示したが、なぜ玄烈がその時の弩の矢尻を持っているのだろうか。「見たことがあるのか?」「北泫(ホクゲン)のものではないと思っただけ…」「父親を殺した矢尻だ」「…なら大切にしまっておかないと」綺羅は動揺を悟られまいとしたが、玄烈は綺羅が何か知っていると勘付いた。羅執舟(ラシュウシュウ)が狼主になれず、北泫(ホクゲン)王とも溝が深まる李梵音(リボンイン)。その時、天幕の窓から青空に浮かんでいる凧を見つける。李梵音は羅執舟と2人で凧揚げした頃を思い出し、当時の幸せな時間を懐かしんだ。羅執舟が林の中で凧を挙げていると冬銀(トウギン)がやって来た。「あの罠はどういうことだ?阿烈を阻めと命じたが、孫大人を殺せと言った覚えはない」実は竹林に琴線を張った罠は冬銀が独断で仕掛けたものだった。「阿烈が死ぬところだったんだぞ?!」しかしかえって冬銀から自分の甘さを指摘されてしまう。「狼主の座を争うなら烈将軍と兄弟同然のような関係には戻れません どうしても李妃を守りたいのなら将軍を犠牲にするしかない 勝者となった族長が死んだら狼主は再び空位となります」(´-ω-`)冬銀、容赦ないのね…その夜、玄烈は父の短剣と交換した綺羅の行商証を改めて調べていた。一見、何の変哲もない玉、しかし偶然、″君″の字を強く押したところ、百工の令牌が飛び出す。驚いた玄烈は外に控えていた羅奇(ラキ)と賀機遥(ガキヨウ)を呼んだ。「君綺羅の正体が分かった、彼女こそ百工の伝承者・君非凡(クンヒボン)だ! 出荷した玄鉄晶石(ゲンテツショウセキ)を直ちに取り戻せ!」実はその頃、炎南の相国・宋蔚(ソウイ)に君綺羅の暗殺を命じられた鄭源(テイゲン)が奚部の幕舎を訪ねていた。鄭源は奚長昆に相国の密書を渡した。…百工の伝承者・君綺羅を始末しろ…奚長昆は君綺羅の正体を知って驚いたが、相国の思惑に気づいた。例え百工の伝承者が死んでも旧兵という証人がいる限り12年前の事件は究明される、つまり責めを負うのは自分だけだ。「君綺羅には玄烈がついているので殺すのは難しい、いっそそなたが自ら手を下してはどうだ?」すると真意を見抜かれた鄭源は慌てて言い逃れした。「お話は分かりました、まずは旧兵を一掃するお手伝いをしましょう」玄青蔻(ゲンセイコウ)と仲違いし、内官から解放された邵祈民(ショウキミン)はようやく綺羅と接触した。玄鉄晶石は無事、炎南へ向かったという。すると綺羅は自分の考案した武器を誰かが北泫に横流ししたと教えた。「恐らく奚長昆よ、奚長昆が買ったのなら秘密武器庫があるはず、調べてみて」「はい、それから先ほど錫林(シャクリン)が炎南の男を手引きするのを見ました 姿に見覚えが…実は最近、炎南から商人11人が王城へ入り、帰る時は10人でした」一方、酔香(スイコウ)楼で二房の話を聞いた炎南王は悶々と過ごしていた。二房の話はにわかに信じられなかったが、確かに君非凡が北泫に長く留まるのは危険。そこで一刻も早く炎南へ連れ戻すよう命じた。寝付けない綺羅は窓際に座って武器を横流しした黒幕が誰なのか考えていた。その時、天幕に人影が映り、窓を開けてみる。すると玄烈が窓の前に座って酒を飲んでいた。「玄烈…どうしたの?」「父親の死について改めて考えていたんだ 今ある証拠から考えると奚長昆が狼主争いで父を排除したと示している 武器転売を知られて口封じしたのだろう…父親を殺した武器は百工の伝承者が作った」玄烈は鎌をかけてみたが、綺羅は君非凡も武器が何に使われるかも知らずに作ったのだろうと釈明した。「君を信じていいんだな?」(゚ェ゚(。_。(゚ェ゚(。_。*)コクコク「夜も更けた、もう休め」( ˶´꒳`˵ )ウエイロンは隙間からでもカッコいいw玄烈は深夜というのに北泫王を訪ね、12年前の事件を再調査したいと催促して許可をもらった。翌日、早速、皆を集めたが、綺羅から思いがけず炎南人が奚長昆を訪ねたと聞く。恐らく再調査を見込んで早急に手を打つつもりだろう。そこで玄烈はわざと旧兵の居場所を知らせ、奚部を誘き出すことにした。玄烈は族長たちを招集、北泫王に炎南人の密偵が目撃されたと報告した。そこで会場内を調べるよう嘆願したが、思いがけず奚長昆がもっと範囲を広げて調べたいと申し出る。こうして捜索を口実に玄部と奚部がそれぞれの思惑の中で動き始めた。錫林が馬脚を露わした。罠とも知らず羅奇と賀機遥を追跡して旧兵の隠れ家を発見、2人が帰るのを見計らって兵士たちと乗り込もうとする。しかし襲撃しようとした時、待ち伏せしていた玄烈たちが現れ、捕まってしまう。一方、奚長昆は鄭源を兵士に紛れ込ませ、密偵の捜索を口実に王城へ出かけることにした。そこへちょうど各部の捜索を任された羅執舟が現れ、足止めされてしまう。「そなたも狼主になりたいのだろう?いつまで玄烈の影でいるつもりだ?」奚長昆に野心を見抜かれ動揺する羅執舟。すると捜索を終えた羅部の兵士が駆けつけ、天幕に怪しい者は見当たらないと報告した。錫林の首にもやはり例の文様があった。玄烈は12年前の武器売買について証言するよう迫ったが、錫林は年老いた母が奚族長に殺されてしまうと拒否する。「お前が捕まったのを見ればどちらにせよ母親は殺される、あいつはとことん非道だ 己と母親を救えるのはお前自身だけだ」実は北泫王にとっても奚長昆は目の上の瘤、玄烈は白状すれば王が必ず守ってくれると説得する。「…烈将軍に従う」錫林は覚悟を決めた。そこで綺羅は炎南の密偵が誰なのか聞いたが、用心深い族長は肝心なことを決して明かさないという。その夜、何も知らずに王城から戻った奚長昆は北泫王から呼び出された。天幕には玄烈とひざまずいた錫林と旧兵の男。何の用件かは察しがついたが、奚長昆は平静を装った。「王上、夜更けというのにどんなご用で?」「…玄烈、お前が話せ」「12年前、私の父親が狼主になるのを阻むため、あなたは炎南の武器を滄洲へと運んだ しかし父親に気づかれ、捜査に向かった父親を口封じに殺した 錫林と当時の運搬に関わった旧兵が何もかも話した」まさか錫林が恩人の自分を裏切りるとは予想外、しかし奚長昆はあくまで濡れ衣だという。すると旧兵がある秘密を明かした。「私と錫副将の体には同じ文様があります、実はこれは密輸の武器を運ぶ精兵の証しでした」奚長昆は動揺し、玄烈が自分を潰すためにでっち上げたと非難、自分は潔白だと断言する。そこで玄烈は奚部の武器庫を調べたいと嘆願し、恐らく秘密の武器庫があるはずだと訴えた。「もし錫林が武器庫の場所を明かしたら、功に免じて命をお助けください」その時、追い詰められた奚長昆が暴挙に出た。錫林の口をふさごうと北泫王の前で抜剣、咄嗟に玄烈が鞭で剣を奪い取り、結局、奚長昆は衛兵に拘束されてしまう。玄旭(ゲンキョク)は奚部の勢力が衰えたことで安堵したが、族長を失った孫部が気がかりだった。そこで五部の兵権を守るためにも玄烈が孫昭敏(ソンショウビン)を娶り、孫部を束ねるよう提案する。「君綺羅との仲は知っている、だがどうあっても炎南の女子を妻にはできぬ 孫昭敏を娶ってから側女にすればよい」「…それには従えません」つづく( ๑≧ꇴ≦)えーっ!錫林、寝返るの早っw
2025.12.23
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相思令 Everlasting Longing第16話「狼主への最終決戦」正旦節、王城では美しい花火が夜空を彩った。玄青蔻(ゲンセイコウ)は花火に照らされる青鳴(セイメイ)の美しい横顔に目を奪われ、思わず頬に口づけしてしまう。ピキッ!Σ(°∀°ノ)ノ<何をする?!(* ゚ェ゚)
2025.12.22
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相思令 Everlasting Longing第15話「祭りの夜に」互いに強く惹かれ合い、一夜を共にした君綺羅(クンキラ)と玄烈(ゲンレツ)。「…夜が明けたわ、戻るわね」自分の天幕に戻った綺羅が身支度を整えていると冬銀(トウギン)が現れた。「小姐、将軍の寝所に入ったのなら妻の身分を求めるべきです」「愛があれば身分などいらないわ」冬銀は確かに将軍が避子(ヒシ)湯を届けさせないのが愛されている証拠だと言った。王室のしきたりでは正室を迎える前に世継ぎをもうけることはできない。確かに将軍の気性ではそんなしきたりなど気にしないのだろう。ただ炎南人の母を持つ子が冷遇されるのは必至、爵位を継ぐのも困難だ。すると綺羅は急に現実に引き戻された。「…冬銀、避子湯を作って」一方、天幕を出た玄烈は改めて幸せを噛み締めていた。すると羅奇(ラキ)と賀機遥(ガキヨウ)が現れ、緩んだ顔を見られてしまう。「少主、幸せそうですね~」羅奇は少主の機嫌が良いうちに正旦(セイタン)節は街に出かけてはどうかと提案した。「君小姐も北泫の祭りを見たことがありません、一緒に見物しては?」「…はお、では1日だけ休暇を許す」是!(* ゚∀゚)人(゚∀゚*)yeah!奚部郡主・奚姫秀(ケイキシュウ)は君綺羅に兄を殺されたと逆恨みしていた。すると偶然、厨房で薬を煎じている冬銀を見かける。その時、冬銀が薬材が足りないことに気づいて厨房を離れた。奚姫秀は侍女と何の薬なのか確認、避子湯だと分かる。「兄長が殺されて復讐もまだなのに、あいつらと来たら!(とは言ってないw) でも将軍が避子湯を与えるということは、あの女が愛されていない証拠だわ」そこで奚姫秀は二度と子ができなくなるよう密かに毒を盛った。しかし厨房を去るところを羅奇に見られてしまう。奚郡主の様子を訝しむ羅奇、すると今度は慌てて厨房へ戻る冬銀とぶつかった。薬材を落とした冬銀は急いで拾ったが、羅奇に取られてしまう。「これは何だ?」「小姐に調合を頼まれたのです、返してください!」冬銀は薬材を奪い返すと、急ぎ煎じ薬を作って天幕へ戻った。しかし何の薬湯か気になった羅奇が土瓶に残っていた出がらしを持ち去ってしまう。冬銀は避子薬を届けたものの、よく考えるよう諫めた。「もう聞かないで、お下がり」しかし綺羅が碗に口をつけようとしたその時、突然、玄烈が現れ、思い切り碗を払いのけてしまう。実は玄烈は羅奇が持ち帰った出がらしを医者に調べさせていた。『これは避子湯です、ただこの雷公藤(ライコウトウ)を飲めば一生、不妊になります 大量に飲めば死亡する恐れも…』何も知らない綺羅は玄烈のただならぬ様子に困惑した。「…ただの避子湯よ?」「私と共に歩む覚悟を決めたんじゃなかったのか?!子供が新たな火種になるとでも?」「お互いの愛を確かめ合っただけで十分 2人が平民なら何ら問題ないけれど、あなたは狼主候補なのよ? 子供に父の一族が母の一族を襲う光景を見せたいの?! 答えが見つからない以上、新しい命を宿すことはできない」綺羅は愕然とする玄烈の手を取り、なだめた。「お互いに守るべきものがある、勝手は許されない あなたを信じているけれど、国のことは私たちでは決められない」「君の考えは分かった…綺羅、私が全てを捧げると言ったら君も全てを捧げてくれるか?」しかし綺羅は答えられず、そっと玄烈の手を放してしまう。「綺羅、いつも冷静なんだな、私は子供が欲しいわけじゃない、ただ君の心が欲しいだけだ」すると玄烈は肩を落として出て行ってしまう。がっくしウエイロン( ߹꒳ ߹ )羅奇と冬銀は天幕の外で待っていた。すると綺羅と話がついたのか玄烈が出てくる。「毒を盛ったな?」玄烈は冬銀を疑ったが、羅奇が否定した。「厨房にいる奚姫秀を見ました」綺羅は冬銀から実は避子湯に不妊になる毒が入っていたと聞いた。一方、玄烈は天幕に奚姫秀を呼び出し厳しく追求、しかし奚姫秀は悪びれる様子もなく兄の復讐だと言い返す。すると騒ぎを聞きつけた北泫(ホクゲン)王・玄旭(ゲンキョク)が大事になる前に玄烈を呼びつけた。玄旭は大局を考えてこの件を終わりにするよう玄烈をなだめた。何より遊猟会がまだ終わっておらず、狼主の座を得れば奚部への復讐を果たせるという。一方、玄青蔻(ゲンセイコウ)は未だ戻らない青鳴(セイメイ)に苛立っていた。すると侍女が駆けつけ、将軍が綺羅をすでに連れ戻し、今日は毒騒ぎがあったと報告する。玄青蔻は綺羅が戻ったのなら青鳴も近くにいると踏み、侍女に綺羅が毒を盛られたと噂を流すよう命じた。案の定、邵祈民(ショウキミン)が玄青蔻の天幕に現れた。祈民は公主が毒を盛ったと誤解していたが、そこで思わぬ事実を知る。「綺羅なら無事よ、避子湯を飲もうとしたけれど烈哥哥がはねのけたの …つまり綺羅はもう烈哥哥のもの これからも綺羅を見守りたいなら私のそばにいるしかないわ、ふふ」その夜、北泫王は正旦節の宴を開いた。少主の喪に服す奚部は欠席、玄烈も心ここにあらず、王太后は青鳴が再び公主のそばに戻ったと知り気が気でない。そんな中、何食わぬ顔で暗躍する羅執舟(ラシュウシュウ)はそれとなく李梵音(リボンイン)の様子を見ていた。一方、炎南(エンナン)城も正旦節を祝う祭りで街が賑わっていた。しかし君家では老爺・君成柳(クンセイリュウ)が昏睡状態、頼みの綱の君非凡(クンヒボン)も行方が分からず、次女・君綉捆(クンシュウコン)と末女・君絳絹(クンコウケン)は心細い新年を迎える。そうとは知らず綺羅は天幕で独り、家族を想いながら夜空を見上げていた。すると思いがけず玄烈が現れる。「一緒に街の祭りへ行かないか?」羅奇と賀機遥は少主が綺羅を連れて出かける姿を見かけた。「やっぱり街へ行くんだ、俺たちも行こう!」王城は祭りで民が繰り出し賑やかだった。玄烈は綺羅が目を輝かせながら祭りを見る姿に目を細める。「あなたを怒らせたから数日は会えないと思っていたわ」「諍いは好まぬ、正旦節は家族と祝うものだ」( ̄▽ ̄;)家族ほったらかしで草その頃、羅執舟と李梵音はいつもの場所で密会していた。「私が刺繍したの、新年のお祝いに贈るわ」すると李梵音は思わず愚痴をこぼしてしまう。北泫王は玄煜(ゲンイク)を後継者に決めている様子、王太后は異国の血が入った玄懿(ゲンイ)を認めようとしなかった。「私と王后は同じ頃に嫁いだのに、王上は王后に目をかけて私を顧みない」「…王上に見て欲しいのは懿Rではなく君自身じゃないのか?…彼を愛している?」李梵音は本心を見透かされ、慌てて取り繕った。嫁いだ以上は北泫王を受け入れるほかなく、今や頼りは羅執舟だけだという。「あなたが狼主になれば懿Rが太子となり、私も自由になれる」「梵音、欲深いとは思わないか?」羅執舟は李梵音に諫言したが、母子が王宮で生き残るため助けて欲しいと哀願され、断ることができなかった。玄青蔻と祈民も街で祭りを楽しんでいた。夜空に上がった天灯を見上げる2人。すると玄青蔻は天灯の露店を見つけた。店主の話では天灯に願い事を書き、天灯が天帝の庭まで届くと願いが叶うという。「うーん…欲しいものは全て手に入れたわ」「でも生きていれば思い通りにならないこともあるのでは?」その時、玄青蔻は思わず青鳴の顔を見た。…青鳴が永遠に私のそばにいますように…玄青蔻は願い事を書いて天灯を上げると、青鳴のもとに戻った。「青鳴、見て!あれが私の天灯よ?きっと願いが叶うわよね?」一方、玄烈と綺羅は願掛けの木を通りかかり、札をかけることにした。すると玄烈が高く上げた札は見事、枝に引っ掛かる。「願い事が叶いそうね」綺羅は自分も札を投げることにしたが、その時、玄烈が一緒に投げようと手を添えた。…家族の平安を願う…玄烈のおかげか綺羅の札も枝に引っかかった。「私の願いを見たでしょう?あなたは何をお願いしたの?」「私の願いは…北泫の繁栄だ」「つまらないの」しかし玄烈は本当は札に″綺羅と添い遂げられるように″と書いていた。つづく(屮゚Д゚)屮 平安を願っている場合か?!祈民は正しいだろが!玄鉄が手に入ったならひとまず帰れってw
2025.12.20
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相思令 Everlasting Longing第14話「永遠の誓い」君綺羅(クンキラ)は奚長昆(ケイチョウコン)が自分を試すため玄烈(ゲンレツ)を殺させようとしたことに気づいていた。奚漠(ケイバク)は綺羅を見送りながら、父の企みを見抜いていたとはさすが綺羅だと感心する。すでに明日の第二試合の準備も済み、玄烈(ゲンレツ)が通る道に拒馬を仕掛けておいた。その時、孫昭敏(ソンショウビン)が現れ、奚漠を追い払ってしまう。孫昭敏は綺羅が鉱石のため奚部についたのなら、取り引きが済み次第、玄烈の元に戻れると考えた。しかし仲違いしたままでは気まずくなるばかり。そこで自分が仲を取り持つと言い出し、強制的に綺羅を引っ張って玄烈の幕舎に連れて行ってしまう。「烈将軍、それでも男なの?綺羅姐姐を連れて来たから2人で話し合って!」その時、偶然、賀機遥(ガキヨウ)が戻って来た。「少主、読み通りでした、兄が探り当てました、いつでもご用命を…」すると玄烈は急に立ち上がり、綺羅の腕をつかんだ。「綺羅と行くところがある、昭敏、力を貸してくれるか?」玄烈と綺羅が山上へ到着する頃にはすっかり日も暮れていた。眼下に見えるのは王城の美しい夜景。すると玄烈が照明弾を打ち上げた。花火だと思っていた綺羅は呆気なく消えた灯にがっかりしたが、その時、爆発音がしたかと思うと、王城で激しい火の手が上がる。「あれは奚部の別宅だ」玄烈は賀渥山(ガアクサン)から鉱山の爆発が不自然だと聞いていた。奚長昆を疑ったが証拠がなく、拝借した令牌を使って別邸を調べたところ、賀渥山が火薬庫を発見したという。「それで爆破したの?!手厳しいのね」「殺されかけたんだぞ?」綺羅は大胆な玄烈に失笑、すると明日の試合で分かれ道の入り口に罠があると知らせておいた。「私を殺すのか?君も手厳しいな、ふっ」「ふふ、帰りましょう?」しかし玄烈はまだ綺羅に見せたいものがあると言った。玄烈は綺羅を連れて雪藍花(セツランカ)を見に行った。雪藍花は十数年に一度しか咲かないという美しい青い花。北泫には″青き花の海で誓いを立てれば願いは必ず叶う″という伝説があるという。「私、玄烈は天地を証人として誓う、君綺羅を生涯ただ1人の伴侶とする 誓いを違えればこの命、失うとも構わぬ」( ๑≧ꇴ≦)考え直せーw一方、奚長昆は官印まで勝手に持ち出し、すっかり綺羅に傾倒する奚漠を心配していた。「こざかしい女だ、お前、いつかあの女に殺されるぞ?」「…ハッ!まずい!明日の計画を話してしまった」そこへ別邸が爆発したと報告が来た。奚長昆はようやく腰牌がないことに気づき、玄烈に取られたと分かる。驚いた奚漠は綺羅が幕舎にいるか確認に急いだが、冬銀(トウギン)に止められた。「小姐は誰にもお会いになりません」「(やっぱり)綺羅はいないのだろう?どけ!」奚漠は天幕に乗り込んだが、沐浴中の綺羅の背中が見えた。すると綺羅が無言で物を投げ、怒りをあらわにする。奚漠は慌てて退散したが、実は沐浴していたのは綺羅の身代わりの孫昭敏だった。翌朝、奚漠は綺羅に非礼を詫びた。事情を聞いた綺羅は別邸の爆発が玄烈の仕業でも自分には関係ないという。一方、奚長昆を見つけた玄烈はしらじらしく別邸の火事の原因は何かと聞いた。奚長昆は別邸に火薬を隠していたとも言えず、乾燥した季節によくある火事だったとごまかす。「将軍、それより試合に集中しては?次に負けたら狼主の座は望みなしだ」「お気遣いどうも」第二試合の狩猟戦が始まった。時間は二時(フタトキ@4h)、参加者は各部5名、この試合では族長と戦士が力と敏捷さを競う。結果は獲物の目方で決まり、目方が同じ場合は数が多い者が勝者となる。その頃、奚漠は君綺を連れて罠を仕掛けた場所に隠れた。「試合は父親に任せた、私は玄烈が死ぬところを見たい」すると玄烈が分かれ道で馬を止め、引き返してしまう。「まさかお前!…やはり私を騙していたか、父親の言った通り信用できない女だ」しかしこんな事もあろうかと奚漠は二重に罠を仕掛けたという。「玄烈は必ず死ぬ」玄烈たちは分かれ道を避けて狩りを続けていた。すると突然、綺羅が奚漠に追われながら馬で疾走してくる。「危ない!玄烈!罠よ!」激怒した奚漠は背後から綺羅めがけて刀を投げたが外した。玄烈は矢を放って飛び出し、馬から放り出された綺羅を危ないところで受け止める。その時、玄烈の矢を避けて落馬した奚漠が転がって道を外れ、自分の仕掛けた罠にかかって絶命した。ヒイィィィ!ハスキー!(゚ロ゚ノ)ノ玄烈は羅奇(ラキ)たちと合流、奚漠に殺されそうになった綺羅を助けたと説明した。そこで賀機遥に綺羅を林から出すよう頼む。「誰にも見られるな、特に奚部には…私と羅奇は狩を続ける、勝利は渡さぬ」その頃、羅執舟(ラシュウシュウ)と冬銀が奚漠が死んでいるのを見つけた。しかし疑いをかけられぬよう急いで現場をあとにする。冬銀は奚漠と一緒にいたはずの綺羅を心配した。そんな冬銀の様子を見た羅執舟は情が移ったのだと気づく。「小姐には恩義を感じています、大人、あなたの敵は将軍、小姐ではなく将軍を殺しては?」「ならぬ、阿烈に殺意はない、辞退させるのが目的だった」すると羅執秀は冬銀を先に帰した。試合終了を知らせる角笛の音が鳴り響いた。五部はそれぞれ引き上げ始めたが、奚長昆は多くの獲物を携えた玄烈の姿を見て困惑する。その時、副将の錫林(シャクリン)が少主の姿が見えないと報告した。第二試合の結果が北泫王に届いた。優勝は玄部、続いて奚部、孫部、羅部、蘇部の順となる。玄旭(ゲンキョク)は安堵したが、実は奚少主だけ帰還せず、心配した奚族長が独り探しに向かったという。その頃、奚長昆は息子の無惨な姿を見つけ、悲しみに暮れていた。「玄烈と君綺羅の仕業か…父親が敵を取ってやる」一方、炎南では君鈺珏(クンギョクカク)が相国を訪ねていた。「君非凡(クンヒボン)が女子だと?!」宋蔚(ソウイ)は思わず失笑したが、驚いたことに君鈺珏は証拠を持っていた。実は乳母が君非凡の正体が君綺羅だと認めたという。すると君鈺珏は褒美に自分を君家の当主にして欲しいと頼んだ。しかし君非凡が女子ならもはや脅威にならず、君成柳(クンセイリュウ)も昏睡状態、すでに君家の家業は君鈺珏の物も同然のはずだろう。「私は正式な主の座が欲しいのです!君非凡をひざまずかせてやりたい!」「分かった、いいだろう」鄭源(テイゲン)は相国が君鈺珏の後ろ盾になると聞いて驚いた。すると宋蔚は君鈺珏が万が一にも知ってはならぬことを知ってしまっては困るという。「とにかく綺羅を探しに行け、聞き分けが悪いようならその場で手を下せ 王上も百工の伝承者が北泫についたとなれば許すはずがない」邵祈民(ショウキミン)が鉱脈から戻った。鉱石は陸路と水路に分けて搬出の準備に入ったという。すると綺羅は奚漠が死んだと明かし、今夜の北泫は荒れそうだと言った。祈民は混乱に乗じて脱出しようと提案したが、綺羅に断られてしまう。「今はだめよ…」しかしこの好機を逃すわけにいかず、祈民は配下と接触した。「今夜、小姐を救出する」その夜、綺羅がふと目を覚ますと馬車に揺られていた。綺羅は御者に護身用の短剣を突きつけたが、自分をさらったのが祈民だと気づいて困惑する。「炎南へ連れて帰ります、玄鉄晶石が手に入ればもう用はないはず」「私は玄烈といる!」一方、少主が急逝した奚部は悲しみに包まれていた。奚長昆は玄烈と君綺羅が息子を死に追いやったと嘆き、玄烈を慕っていた娘にも2人が不倶戴天の敵だと告げる。「2度と奴に会ってはならぬ!」玄烈は北泫王に奚漠が綺羅を殺そうとして誤って自分の罠にかかって死んだと説明した。そもそも奚漠が玄烈を殺すため仕掛けた罠だったという。「また炎南の娘か…」玄旭は綺羅がいつも問題の渦中にいると憤ったが、そこへ羅奇が駆けつけた。実は冬銀が碗を取りに出たわずかな隙に綺羅が消えたという。玄烈たちが馬車を追いかけてきた。すると突然、黒衣の射手たちが現れ、玄烈たちに毒矢を放って邪魔する。「あの者たちは誰なの?祈民?!」綺羅は誰の伏兵なのか知らず驚いたが、祈民は無言のまま先を急いだ。その時、敵を蹴散らした玄烈が馬車に追いつき、鞭を頼りに車の屋根に飛び乗ることに成功。祈民を振り落として馬を力づくで止めた。祈民は玄羽軍に包囲された。車から飛び出した綺羅は玄烈に祈民を見逃すよう迫り、自分の首に短剣を当てて脅す。「奴は毒矢で私の命を狙ったんだぞ?!」「来ないで!祈民を解放して!」「…刀を下ろせ」玄烈は綺羅を連れて自分の幕舎に戻ったが、怒りは収まらなかった。「なぜ命懸けで邵祈民を助けた?!」「彼は私の朋友であり家族、救わねばならない」「奴は男だ!君を愛している!…なぜ全力で私と向き合おうとしないんだ?」「ならあなたは?…私に協力すると言いながら実際は自分の目的を叶えるためだった 自分ができないことを私に求めるの?互いに信頼がないなら一緒にはいられない」綺羅は幕舎を出ようとしたが、玄烈は綺羅の腕を強くつかんで止めた。「もし去るなら祈民を殺す!」横暴な玄烈の態度に綺羅は憤怒、咄嗟に玄烈の帯鞭を奪い、振り回した。「やれるものならやってごらん!」しかし玄烈が鞭をつかんで綺羅を引き寄せ、勢い余って2人は寝台に倒れ込んでしまう。すると玄烈は激情に駆られ、綺羅に強引に口づけした。綺羅は抵抗したが、結局、玄烈の情を拒むことができずに受け入れてしまう。つづく0(:3 )~ _(:3 ∠ )_ チーン
2025.12.19
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相思令 Everlasting Longing第13話「背信の裏側」遊猟会の第二戦は狩猟戦。前日には原生林の視察が認められ、君綺羅(クンキラ)は奚漠(ケイバク)に帯同した。奚漠はなぜ玄烈の僕を連れてきたのかと訝しんだが、冬銀(トウギン)は綺羅の貼身だと反論する。すると綺羅は献策する前に例の約束の件が進んでいるか確認した。奚漠はすでに手配したと報告したが、綺羅は契約書には官印が必要だという。「まさか族長の継承者が鉱脈も動かせないの?」「官印だな、用意する」功名心をくすぐられ、安請け合いしてしまう奚漠。しかしそのおかげで綺羅から妙策を授かった。「ここは地形が複雑よ、これを利用して罠を仕掛け、武器を忍ばせたらどう?」その時、玄烈(ゲンレツ)が孫昭敏(ソンショウビン)を連れて視察にやって来た。奚漠と一緒にいる綺羅を見た孫昭敏は驚愕、思わず馬を降りて駆け寄り、綺羅を責めてしまう。「人の心より商いが大切なの?!」「どちらにせよ私はずっとあなたの朋友よ?」「二心を持つ朋友なんていらない!」一方、王太后・蕭艶(ショウエン)は玄青蔲(ゲンセイコウ)のそばにいる青鳴(セイメイ)が炎南人だと知り激怒していた。そこで差し入れを口実に娘の幕舎を訪ねたが、玄青蔻は相変わらずよそよそしい。すると王太后は酒を忘れたと嘘をつき、内官に青鳴を連れて取りに行くよう命じた。しかしいくら待っても青鳴は戻ってこない。実はその頃、邵祈民(ショウキミン)は侍衛たちの待つ天幕に押し込まれていた。「太后の命だ、そやつを始末しろ」綺羅は孫昭敏から縁を切られて沈んでいた。すると帰りの道すがら、偶然、奚姫秀(ケイキシュウ)から告白されている玄烈を目撃する。玄烈は綺羅を目で追いながら香袋を受け取れないと断ったが、綺羅は無関心を装い通り過ぎて行った。「だったら何が欲しいの?」「玄鉄晶石の鉱脈が欲しい」玄烈は思わず本音を漏らしたが、奚姫秀は香袋を玄烈に押し付けて帰ってしまう。その頃、主から綺羅の殺害を命じられた冬銀は人目がなくなったところで袂に隠していた短剣を出した。まさか命を狙われているとは知らず、のんびり前を歩く綺羅。冬銀は意を決して短剣を振り上げたが、周囲を気にするあまり獣用の罠に気づかず、足を挟まれてしまう。ガシャン!大きな音に気づいて綺羅が振り返った。綺羅は急いで罠を開いて冬銀を助け、自ら背負って帰ってくれる。自分を侍女ではなく一人の人間として扱ってくれる綺羅。冬銀はそんな優しい綺羅を裏切っていると思うと後ろめたさに苛まれた。羅奇(ラキ)が床を離れたと聞いて玄烈と賀機遥(ガキヨウ)が駆けつけた。そこで羅奇は渡しそびれていた炎南からの密書を渡す。君非凡(クンヒボン)は銭(セン)都におらず、結局、断頭(ダントウ)谷にも来ていなかった。家職を連れて西鑲(セイジョウ)の商隊に会ったあとは誰も君非凡を見た者がいないという。「それから先日、君成柳(クンセイリュウ)が護衛隊を雇っています」「護衛隊?君非凡を探しているのか…」「君非凡は何の痕跡も残していません」すると報告を終えた羅奇がにやにやしながら綺羅と仲違いしたのは本当か聞いた。しかしその名を出すなと玄烈を怒らせてしまう。一方、玄青蔻は青鳴が心配で苛立ち始めた。すると母の内官が戻り、青鳴を見失ったと報告する。玄青蔻は咄嗟に呼び笛を吹いたが、怒った王太后が払い除けた。その時、過去の恐ろしい記憶が蘇り、玄青蔻は叫び声を上げたかと思うと錯乱してしまう。…なぜ私の大切な人を殺すの?!…こんな時、玄青蔻を助けられるのは玄烈だけだった。その夜、知らせを聞いた玄烈が駆けつけると玄青蔻が心を閉ざし、物陰で丸くなっていた。「青蔻?」「はっ!烈哥哥、母后が青鳴を殺してしまったの! 昔からそうだった、母后は私の好きなものを全て奪ってしまう!」しかし玄烈は腕の立つ青鳴が簡単に殺されるはずがないと諭し、自分が必ず探し出すと約束して安心させた。その頃、羅執舟(ラシュウシュウ)は李梵音(リボンイン)と密会していた。李梵音は腕当てを贈って羅執舟の古傷を気遣ったが、それは2人の悲しい記憶を思い起こさせてしまう。かつて北泫と西鑲の和親で北泫王に嫁ぐことになった李梵音。羅執舟は李梵音と駆け落ちしたが、その途中、追っ手の放った矢が羅執舟の背中に命中してしまう。『やめて!一緒に戻ります!だから彼を殺さないで!』あっさり侍衛たちを倒した祈民はこの機に逃げ出し、翌日、綺羅に接触した。すると明日にも最初の玄鉄晶石が炎南へ発つという。綺羅は祈民に鉱脈の見張りを頼み、西鑲の懇意の商隊にも別に送るよう頼んだ。その夜、綺羅の幕舎に突然、玄烈がやって来た。「人に見られたら苦労が水の泡よ?」「大丈夫、人目を忍んで来た」←(ヾノ・∀・`)イヤイヤイヤイヤ…実は2人の仲違いは芝居、玄烈は綺羅が奚部から玄鉄晶石を手に入れるよう協力していただけだった。「邵祈民が戻ったら青蔻を訪ねるよう頼んでくれないか?」玄青蔻には辛い過去があった。幼い頃に宮殿の外で誘拐され、助かったものの高熱を出してしまったという。激怒した王太后は玄青蔻の侍衛と侍女を皆殺しにしたが、運悪く目を覚ました玄青蔻が全て目撃していた。それ以来、玄青蔻は人を遠ざけるようになり、今は祈民だけが頼りだという。「祈民が戻ったら訪ねさせるわ」綺羅は奚漠が羅奇を狙わせたのが自分だと思っていると教えた。「だからこの件は奚部ではない、でも奚長昆(ケイチョウコン)でなければ誰かしら?」玄烈も首を傾げた。蘇(ソ)部族長・蘇延徳(ソエントク)は狼主の座に興味がなく、そもそも盟友である羅執舟に疑う余地はない。「この遊猟会に合わせて周到に準備してきたようだ、誰が私を阻むのか何としてでも知りたい」「奚漠は今頃、原生林に罠を仕掛けているわ、明日は気をつけて」一方、冬銀は主に綺羅の暗殺に失敗したと報告、罰を請うた。しかし羅執舟は事情を聞いて見逃し、次の機会を狙えという。冬銀は感謝し、綺羅の献策で奚漠が罠を仕掛けたと警告しておいた。玄烈は綺羅がわずか数日で奚漠を取り込んで操るまでになったと揶揄した。すると綺羅はひと目で奚部郡主を虜にした将軍には負けるとやり返す。「嫉妬か?」「親しくもない相手になぜ嫉妬を?」その時、玄烈が突然、綺羅に口づけした。「私は嫉妬した、正直に認める、あの時の返事は?」…君にずっとそばにいて欲しい、そばにいてくれるか?…綺羅はまた黙っていたが、自分から唇を重ねた。ヒイィィィ!!(゚ロ゚ノ)ノ 急過ぎる!猜疑心の強い奚長昆は綺羅を試すため、翌日、食事に招待した。「奚部側に付いたからには玄烈を殺してくれるか?商隊を滅ぼされた報復だと思えば理にかなう」すると奚長昆は酒に毒を入れ、実は玄烈も食事に呼んだと明かした。「私が狼主となれば石ころなどいくらでも与えよう」「確かにいいお話です、奚大人(ダーレン)に従います」そこへ玄烈がやって来た。奚長昆は玄烈が欲しがっている鉱脈の件で話したいと言った。すると綺羅は毒酒を注ぎ、玄烈に差し出す。「…その杯は君との縁を切るためか?」「もし飲まなくても私たちは元には戻れない、そう思いたければご自由に」綺羅は杯を玄烈の前に置いたが、その時、奚漠が止めるのも聞かず奚姫秀が乗り込んで来た。「あなた、玄鉄晶石のために寝返ったんでしょう?!でも鉱脈はもう烈将軍のものよ!」実は奚姫秀は鉱脈が欲しいという玄烈のため、偽造した契約書に父の私印を勝手に押していた。しかし官印でないため契約が成立しないと知る。呆れる奚長昆だったが、思いがけず奚漠が官印を押した綺羅との契約書を自慢げに出した。「官印の置き場所の見当をつけ、昨夜、別邸へ行きました」思わず失笑する玄烈。そこで綺羅は高値をつけるので決して損はしないと奚長昆を安心させた。面目丸潰れの奚姫秀は玄烈への詫びだと杯の酒を飲もうとしたが、奚長昆は咄嗟に手で払い避けてしまう。机の上にこぼれた酒は明らかに毒入だと分かった。罠だと知った玄烈は激怒、奚長昆の首に短剣を突きつけた。「私に毒を盛ったのか?」「私が入れた、奚大人じゃない」綺羅は咄嗟に嘘をついて芝居を続けた。すると玄烈は鉱脈の件を改めて話し合おうと告げ、密かに奚長昆の腰にぶら下がっていた令牌を盗んで引き上げて行く。綺羅のおかげで助かった奚長昆、しかしまだ綺羅を信じることはできずにいた。「誰か、郡主を天幕に閉じ込め、外へ出すな!」一方、炎南の君家では次女・君綉捆(クンシュウコン)と末女・君絳絹(クンコウケン)が父の看病に明け暮れていた。そんなある日、相国・宋蔚(ソウイ)が見舞いにやってくる。「私にできることがあれば何でも言ってくれ」宋蔚は貴重な人参を贈って帰ることにしたが、その時、寝所に飾ってある笛に気づいた。「この模様は珍しいな、どこの店だ?」「それは兄長の笛で、兄長の手作りです」宋蔚は屋敷に戻ると急いで昔の弩箭(ドセン)図を引っ張り出した。すると確かに弩箭にも笛と同じ模様が入っている。「まさか君非凡(クンヒボン)が百工の伝承者なのか?」そこで鄭源(テイゲン)を呼び、たとえ亡骸であっても君非凡を連れ戻せと命じた。その頃、二房の君成松(クンセイショウ)と君鈺珏(クンギョクカク)は亡き兄嫁・雲怡(ウンイ)の乳母を見つけ出し、息子を人質にして呼び出した。乳母は息子を返して欲しいと懇願、すると君非凡の秘密を明かすよう迫られてしまう。「君非凡は男か女か?」つづく( ̄▽ ̄;)あ〜びっくりした、心臓が飛び出たわ〜でも若干、ウエイロンがヤケクソ気味なのが救いwww
2025.12.18
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相思令 Everlasting Longing第12話「悲しき決別」奚漠(ケイバク)に商いを持ちかけて幕舎に戻った君綺羅(クンキラ)。実は奚漠は第一試合で玄烈(ゲンレツ)を敗北させることができたら取り引きに応じると条件を出していた。すると綺羅が戻ったと聞いて冬銀(トウギン)が駆けつける。「小姐!お戻りでしたか!」喜んだ冬銀だったが、将軍が狼主になれば五部の貴族の娘を娶ることになってしまうと落胆した。「でも将軍は小姐に心を決めています、いつか結ばれます!」( ̄▽ ̄;)冬銀の謎の励まし…一方、王太后・蕭艶(ショウエン)も玄青蔻(ゲンセイコウ)が無事に戻ったと聞いて安堵していた。しかし密林へ向かった理由が三不管から連れてきた青鳴(セイメイ)という奴隷だと知って心穏やかでない。その頃、玄青蔻は邵祈民(ショウキミン)を遊猟会へ帯同させるため、内官の衣を着せていた。試合の直前、綺羅は玄烈に修理した烏弰(オショウ)弓を届けた。「それからこれはお守りよ」綺羅は手作りの飾り結びを渡したが、その様子を祈民が苦々しい顔で見ていた。遊猟会の勝者は狼主となって兵権を統率し、五部族軍に号令をかけることができた。遊猟会の試合は3段階、演習戦・狩猟戦・領土戦で争われる。まずは第一試合。五部は色分けされ、各部族長が8名の勇士を率いて林に進む。他の部族の色付きの矢が当たった者は敗退、なお、族長が射られた場合は部族全員が敗退となる。そして最後に残った族長は自分の部族の色の狼煙を上げて勝利宣言し、そこで試合は終了だ。蘇(ソ)部族長・蘇延徳(ソエントク)は4部から次々に矢を受け、早々に敗退した。一方、奚漠(ケイバク)は玄烈についた孫(ソン)部を逆恨み、孫昭敏(ソンショウビン)を伏兵が待つ場所へ追い詰める。逃げ場を失った孫昭敏、その時、孫抜(ソンバツ)が駆けつけ、娘をかばって背中に奚漠の矢を受けてしまう。しかし咄嗟に孫昭敏が放った矢もまた奚漠の胸に命中、一矢を報いた。その頃、玄烈たちは執拗に奚長昆(ケイチョウコン)から追われていた。やがて賀機遥(ガキヨウ)が玄烈をかばい、背中に奚部の矢を受けてしまう。怒った玄烈は馬を止めて奚長昆に狙いを定めたが、矢を放とうとした瞬間に弦が切れた。ヒイィィィ!!(゚ロ゚ノ)ノ@アーリーしかし危ないところで羅執舟(ラシュウシュウ)が駆けつけ加勢、玄烈は難を逃れた。「阿烈!ひとまず退け!」試合の途中経過が北泫(ホクゲン)王・玄旭(ゲンキョク)たちのもとへ届いた。孫部は敗退、奚漠も孫昭敏に射られて敗退し、玄烈は弓の弦が切れてしまったという。玄青蔻は弓を修理した君綺羅の仕業だと憤慨したが、玄旭は騒ぎ立てるなと厳しい。好奇の目で見られる綺羅、しかし綺羅は玄部が3位以内に入れば残りの試合で挽回できると分かっていた。そんな綺羅に側妃・李梵音(リボンイン)が接触する。綺羅は小世子の帽子がほつれたと知って繕うと申し出たが、その様子を冬銀が複雑な面持ちで見ていた。その頃、玄烈と羅奇は木の上にいた黒衣の伏兵に襲われていた。「少主、なぜ本物の矢が?!」すると伏兵の矢に驚いた馬が暴れ、制御を失った羅奇が胸を射られて落馬してしまう。玄烈は慌てて駆け寄ったが、そこへ奚長昆が現れた。伏兵は奚長昆に気づいて撤退、玄烈は予備の弓を構えて再び奚長昆と相打ちの様相となる。しかし再び羅執舟が駆けつけ、2対1となった。3人は同時に矢を放ち、奚長昆の胸に2つ、玄烈の胸に1つ色がついてしまう。結局、玄烈は羅奇を助けるため奚部に2位を譲って競技から離脱。狼煙を上げたのは羅部となったが、奚長昆は地面に残っていた伏兵の弓矢に疑念を抱いた。その頃、銭(セン)州で偽の脅迫文を受け取った君成柳(クンセイリュウ)は指定された赤焰(セキエン)峡谷に到着していた。しかし盗賊の目的が自分の命だと知り呆然、深手を負いながらも護衛に助けられ、命からがら逃げ出した。羅奇の傷は急所を外れ、矢に塗られた麻酔薬のせいで眠っていると分かった。羅執舟は玄烈の矢を修理した綺羅を怪しみ、試合の前に奚漠と接触していたと告げ口する。すると玄烈は天幕の前で待っていた綺羅を引っ張って連れて行った。「弓に細工したか?…なぜ奚漠と会った?」「奴らが晶石を握っている、もう待てないの」「裏切ったのか?分かり合えたと思ったのに私の独り善がりだった」「あなたに使命があるように私にも使命がある 君家の前途を捨ててあなたに協力しろと言うの?」「…分かった、君を信じた私がバカだった、今後は別々の道を行く」そんな2人の言い争いを矢倉の衛兵が見ていた。その夜、奚部に玄烈と綺羅が袂を分かったという知らせが届いた。奚漠は伏兵も綺羅の手回しだと誤解、実は玄烈の動きを封じるにはまず賀機遥と羅奇から狙えと献策してくれたのも綺羅だという。しかし警戒心が強い奚長昆は綺羅に用心するよう釘を刺した。玄烈と君綺羅の決裂は誰もが知るところとなった。綺羅は早速、奚漠を訪ね、第一試合での功績を理由に晶石を譲って欲しいと頼む。しかし奚漠は足下を見て第二試合の前の原生林の視察に帯同するよう求めた。「奚部についたと皆に知らしめる、昨日は弓を使えなくして、さらに羅奇を退陣させた、流石だな 父親が狼主になれば玄鉄晶石をいくらでも譲るぞ?」「ふっ、明日は奚部を敗退させることもできるのよ?」そこで綺羅は帯同する条件として次の試合の前に玄鉄晶石の第一陣を炎南に送るよう頼んだ。…羅奇を襲ったのは奚部じゃないのね?…北泫王は君綺羅のせいで玄部が負けを喫し、羅奇まで傷つけたと憤怒した。「阿烈、その手で決着をつけろ」「いけません!」玄烈は仕方なく綺羅は侍女ではなく君非凡の姉だと明かした。「では伏兵は一体、何者だ?」「密林で襲ってきた刺客と手口が似ていました、黒幕は五部の人間です」しかし北泫王は証拠もなく玄烈をかばえず、実力で狼主になるよう鼓舞した。綺羅は小世子の帽子を届けた。喜んだ李梵音だったが、異国の女子が王侯貴族へ嫁げば屈辱と辛酸を味わうことになると牽制する。綺羅は北泫王に寵愛される李梵音の言葉とは思えなかったが、李梵音は寵愛など一時に過ぎないと冷静だった。「本当に烈将軍と別れたの?…ふふ、まあいいわ、暇な時に裁縫を教えてくれる? 息子に衣を縫ってやりたいの」一方、炎南の君家は大騒ぎになっていた。君成柳は命を取り留めたものの、脚を刺されたせいで2度と立ち上がることはできないという。悲しみに暮れる君綉捆(クンシュウコン)と君絳絹(クンコウケン)。そんな姉妹たちの姿を見ながら二房の父子は内心、笑いが止まらなかった。羅執舟は綺羅が翌日、奚莫と原生林に入るという密書を受け取り、すぐ燃やした。「玄鉄晶石のため奚部に乗り換えたか…明日、原生林で手を下せ」「はい、大人」すると密偵は主の腕の古傷を心配して薬を差し出した。「私より自分のことに集中しろ」「はい」実は羅執舟の密偵は綺羅の侍女・冬銀だった。つづく( ๑≧ꇴ≦)知ってたー!w
2025.12.17
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相思令 Everlasting Longing第11話「遊猟会の策略」炎南(エンナン)では二房の長子・君鈺珏(クンギョカク)が鄭源(テイゲン)の口利きでついに相国・宋蔚(ソウイ)と謁見を果たした。しかし愚鈍な君鈺珏に君非凡(クンヒボン)の代わりが務まるとは思えず、相国はまず君非凡が本当に戻らないという証拠を示せと迫る。一方、密林では玄烈(ゲンレツ)が奚(ケイ)部の旧兵だった寨主を説得、協力を取り付けていた。話を聞いた君綺羅(クンキラ)は安堵したが、このまま玄烈が狼主(ロウシュ)となって兵権を握れば炎南を攻めるのではないかと危惧する。玄烈にその気がなかったとしても、北泫(ホクゲン)王が命じたら従うしかない。しかし玄烈は王命でも両地の民を苦しめたりすることはないと約束した。「実は非凡の夢は北泫(ホクゲン)・炎南・西鑲(セイジョウ)を交易でつなぐことなの 中心地となる三不管に榷場(カクジョウ)を置いて欲しい、そうすれば戦も減るわ」榷場は国境に置かれた交易の場、民も交流ができて利も大きいという。「考えてみるよ」「玄烈、信じていいの?」「約束したことは必ず守る、君も私との約束をたがえるな」すると玄烈は綺羅が手放そうとした首飾りを再びかけてやった。「君に贈った物は私の心を示す、他人に渡すな」遊猟会の前日、北泫の狩場には各部の幕舎が並んでいた。すると玄烈が行方知れずだと知った孫(ソン)部族長・孫抜(ソンバツ)が慌てて羅執舟(ラシュウシュウ)を訪ねてくる。羅執舟は孫抜が狼主の座に興味がないと知りながら、玄烈が不在の時は奚長昆(ケイチョウコン)を阻止するため孫抜を狼主に推挙すると言った。案の定、孫抜は固辞し、それより羅執舟の方が適任だと訴え、いざという時は羅執舟を指示すると約束してしまう。帰路についた玄烈たちの前に再び黒衣の刺客が現れた。玄烈と邵祈民(ショウキミン)は応戦するも、玄烈は胸の刀傷が開いて動けなくなってしまう。その時、次々と駆けつける黒衣の刺客が見えた。「私が引きつける」祈民がおとりとなって走り出すと、玄青蔻(ゲンセイコウ)も後を追った。玄烈を連れて逃げた綺羅は猟師小屋を見つけて避難した。恐らく刺客は玄烈を遊猟会へ行かせないよう追ってきたのだろう。しかし明らかに先日の賊とは身なりが違った。玄烈は奚長昆の他にも自分を狼主にしたくない者がいると気づいたが、その時、傷口が化膿したせいで喀血してしまう。「奴らの目的は私だ、君だけでも逃げてくれ」「何を言うの?狼主になって戦ではなく交易をする約束よ?」玄烈は思わず綺羅の手を握りしめたが、そのまま意識を失った。すると追っ手たちが小屋を見つけてしまう。綺羅は玄烈を逃すため″証し″の短剣を残し、小屋を飛び出しておとりとなった。綺羅は小屋からなるべく遠くへ逃げようとしたが、河岸に追い込まれ捕まった。すると刺客は綺羅を人質にして玄烈を誘き出そうと考え、木に吊る下げてしまう。「愚かね、玄烈が私のために狼主の座を捨てると思う?」その時、玄烈が救援を呼ぶために上げた狼煙が見えた。刺客は綺羅の縄を切って逃げることにしたが、危ないところで玄烈が現れ、綺羅を抱き留める。そこへ狼煙を見た玄羽軍が駆けつけ、刺客を一掃した。一方、玄青蔻と祈民は刺客を倒した後、出口を探していた。なんだかんだ言いながらも自分を守ってくれる青鳴。玄青蔻は青鳴を遊猟会へ帯同できるのも、君綺羅を炎南に帰せるのも自分だけ、自分のそばにいるべきだと訴える。「なぜ私なんだ?」「あなたが好き、今まで私の前で本心を見せる者はいなかった、私に逆らう者もね あなたが初めてだから手助けしたい」「…君に従うよ」すると玄青蔻は笛を吹き、この音を聴いたら必ず駆けつけるよう命じた。玄烈は羅奇(ラキ)に公主たちを連れ帰るよう命じ、遊猟会に間に合うよう綺羅と水路を使って戻ることにした。穏やかな川の流れと美しい月夜。玄烈は綺羅に狼煙を渡し、危険な時は合図を上げるよう伝えた。「どこにいようと必ず駆けつける」「私のために狼主の座をあきらめるなんて…」「私は己の心に従った、狼主なら軍功を立ててから願い出ることはできる だが君を危険に晒すことは耐えられない、君にずっと私のそばにいて欲しい そばにいてくれるか?」しかし綺羅は何も言えず、視線をそらしてしまう。( ๑≧ꇴ≦)危なっ~!良かった、アンジェラが大人の対応でwww遊猟会当日、北泫王・玄旭(ゲンキョク)はぎりぎりまで玄烈の到着を待ったが、いよいよ吉時が迫った。五部の族長が並ぶ中、空席がひとつ。仕方なく玄旭はしきたりに従って兵符を集め始めたが、その時、玄烈が現れた。思惑が外れ不機嫌そうな奚長昆(ケイチョウコウ)、しかし玄烈の姿に落胆したのは羅執舟と李梵音(リボンイン)も同じだった。李梵音は羅部が孫部の支持を得られるよう、北泫王に孫昭敏(ソンショウビン)を羅執舟に嫁がせてはどうかと提案した。しかし北泫王は玄烈に孫少敏との縁談を下賜するつもりだという。一方、玄烈は医者に傷の手当てを頼み、身支度を整えて幕舎を出た。そこで偶然、奚部の郡主・奚姫秀(ケイキシュウ)と出会い頭にぶつかってしまう。「烈将軍?!私は奚姫秀です!族長の娘で太后は伯母よ、将軍の勇姿を見にきたの!」すると奚漠(ケイバク)が駆けつけ、妹を無理やり連れて行ってしまう。その様子を綺羅が見ていた。綺羅は郡主と親しそうに話していた玄烈に嫌味を言った。「良家の娘と知り合いになって口添えを得られたら狼主の座も近くなるわね」「女に頼るつもりはない」すると綺羅はヘソを曲げて孫昭敏に会いに行ってしまう。2人の痴話喧嘩を見ていた羅執舟は思わず失笑、実は奚部が夜半に城北に向けて人を放ったと教えて無関係を装った。一方、奚漠は妹に奚部と玄部が犬猿の仲だと釘を刺していた。しかし奚姫秀は兄の苦言などどこ吹く風、玄烈に嫁げるのは王族の末裔である蕭氏を有する奚部の郡主しかないという。その頃、綺羅と孫昭敏は再会を果たし、その後の工房の話題に花が咲いた。すると噂に聞いた炎南の娘を見つけ、蘇(ソ)部族長・蘇延徳(ソエントク)がやって来る。「誠に美しい、値は幾らだ?羊100頭でどうだ?」孫昭敏は口を慎めと激怒したが、その時、目にも止まらぬ速さで玄烈が駆けつけ、蘇族長の首を締め上げた。「指一本でも触れてみろ!私が相手だ!」蘇族長はうっかり玄烈の女に手を出したと気づき、慌てて退散した。玄旭は玄烈を呼び出し、遅れた理由を聞いた。玄烈は何者かに襲われたが、君綺羅に救われたという。「またあの娘か…」すると玄旭は鉱山の爆発も偶然ではないと聞いたことから、黒幕はやはり奚長昆だと察した。「お前は遊猟会で勝って狼主の座を手に入れ、過去の一件もまとめて報復を さもないと太后が奚部についた時、お前をかばえなくなる」「ご安心を、ご期待に応えます」その頃、君府に孫部から商隊が到着した。すると隊長は綺羅に頼まれた通り店主に渡すよう書簡を託したが、まさか留守だと知らず、店にいた君鈺珏に渡ってしまう。…石探しはご心配なく…君鈺珏は慌てて松府に戻り、父・君成松(クンセイショウ)に報告した。「チールオ(斉羅)なる者が仲立ちし、この文を託したそうです!」「綺羅(チールオ)が?」君鈺珏は伯父がこっそり北泫との商いを始めたと疑ったが、君成松は兄が隠すとは思えなかった。「何か裏がありそうだ」一方、祈民は郊外の林に出て草笛を吹き、潜入していた配下を呼び出した。「指揮、王城で待っていました、王上が″早く連れて戻れ″と仰せです」「まだ時間がかかる、王城に隠れていろ、王上には自分で復命する」∑(⊙∀⊙)ヒャーーー!ちみん、お前もか!その頃、奚漠の幕舎に思いがけず綺羅が現れた。綺羅は玄鉄晶石を買いたいと頼んだが、奚漠は玄烈の参謀が敵と商いかと鼻であしらう。「私は商人、商いに敵も味方もない、相手が誰かは利益に関係ないわ 絶対に損をしない取り引きよ?あの鉱脈を私に任せれば最大の価値を発揮する」「…ふん、なぜ父親ではなく私に?」「あなたは将来の族長でしょう?長い取り引きがしたいからよ」綺羅が奚漠の天幕を出ると、ちょうど羅奇が玄烈の弓を運んでいた。その時、侍女がうっかりぶつかって弓を落とし、拾いながらこっそり弦に傷をつける様子を目撃する。羅奇は気づいていない様子。そこで綺羅は羅奇を呼び止め、名弓の烏弰(オショウ)弓を少し見たいと頼んだ。羅奇は少主が試合で使うため断ったが、綺羅は自分から返すと言って半ば強引に持ち去ってしまう。羅奇は少主に綺羅が弓矢を持ち出したこと伝えた。遊猟会が見合いの場でもあることから、恐らく綺羅の嫉妬だと揶揄する。「自分で返すと言っていました」つづく( ๑≧ꇴ≦)あ〜なんか違うwww
2025.12.16
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相思令 Everlasting Longing第10話「隠し寨(トリデ)の謎」君綺羅(クンキラ)と邵祈民(ショウキミン)を探しに密林へ向かった玄烈(ゲンレツ)と玄青蔲(ゲンセイコウ)。すると待ち伏せしていた黒衣の刺客が現れた。ちょうどその時、前から刺客に追われた綺羅と祈民が逃げて来る。4人は思いがけず合流したが、玄烈と祈民が綺羅をかばって負傷し、玄青蔻も刺客と応戦しているうち獣用の罠に足を挟まれてしまう。すると祈民が怪我を押して駆けつけ、罠を広げて玄青蔻を救った。刺客は指示通り夜までに4人を密林を追い込むことに成功、引き上げた。一方、王城へ戻った賀機遥(ガキヨウ)は北泫(ホクゲン)王に報告へ向かったが、ちょうど玄武殿の前にいた羅奇(ラキ)と羅執舟(ラシュウシュウ)に出くわす。すると羅執舟は北泫王なら疲れて休んでいると伝え、報告を阻んだ。「私が探しに行く、2人は玄府で待て、遊猟会が近いのに玄羽軍が動けば騒ぎになる」その頃、炎南(エンナン)では綺羅の父・君成柳(クンセイリュウ)が二房の企みにより銭(セン)州へ出かけていた。すると都から急ぎ文が届く。…君非凡(クンヒボン)、長姐を助けたくば三不管へ来い…すっかり日も暮れた頃、密林をさまよっていた玄烈たちは小さな山寨にたどり着いた。綺羅は盗賊に襲われた商人だと偽って泊めて欲しいと交渉、その時、玄烈は男たちの首筋に例の文様があると気づく。そこへ知らせを聞いた寨主が現れた。「商人だという証拠は?」「ありません、でもこのかんざしをどうぞ…当店専売のかんざしです、街で聞けば分かります」寨主は女子が店主と聞いて隣の男を訝しんだ。すると玄烈は咄嗟に自分たちが夫婦で、商才のある妻が店主だと取り繕う。玄青蔻は玄烈を真似て青鳴(セイメイ)と手を繋ぐと、玄烈は2人を弟夫婦だと言った。寨主は一晩だけ泊まることを許し、夫婦のため2棟を用意して薬まで分けてくれた。実は玄烈は例の紋様の謎を探る予定だったと明かし、怪我の功名だと笑う。しかし突然、現れた黒衣の刺客は何者なのか。玄烈は恐らく奚長昆(ケイチョウコン)の手下だと言ったが、綺羅は否定した。今回の黒幕は祈民の部屋に″綺羅が危険″との文を届けて誘き出している。「君を助けに行ったわけか」面白くない玄烈だったが、その時、綺羅がかんざしを手放したことを思い出し、自分で作ったかんざしを贈って寝台に移動した。「一緒に寝よう、夫婦のふりをしないとな」玄烈は荒ら屋での仕返しをしたが、綺羅は寝台を怪我人に譲って今度は自分が番をするという。一方、玄青蔻は綺羅を気にかけてばかりの青鳴に苛立ちを隠せずにいた。「君綺羅を殺す!目障りよ!」翌朝、羅執舟は北泫王に玄烈と公主が密林へ迷い込んだと報告した。そこへ一報を聞いた王太后が李梵音(リボンイン)と一緒に駆けつける。北泫王はすでに捜索が始まったと母后をなだめて帰したが、まさかこれが自分の側妃と羅執舟の計略だと知る由もなかった。密偵の報告では確かに玄烈は密林に滞在しているという。羅執舟は玄烈を見張り、遊猟会が始まるまで密林から出すなと命じた。翌朝、寨主が薬材の調達がてら綺羅たちを街まで送ると言った。綺羅は咄嗟に夫にはまだ静養が必要だと訴え、その代わり薬草なら買わなくても山で採れると説得する。「夫君が薬草に詳しいの」玄青蔻は薬を煎じていた綺羅を見つけ、わざと土瓶を倒して嫌がらせした。「君綺羅!私はあなたが嫌い!」「私も公主が嫌いです、でも我慢しないと…」綺羅はあと数日、滞在すると明かし、公主が騒いで正体がばれたら玄烈と祈民が死ぬことになると警告する。一方、奚長昆も息子の奚漠(ケイバク)から玄烈が密林に入ったきり戻っていないと聞いた。「どうやら我ら以外にも玄烈が邪魔な者がいるらしい…この機に玄烈と炎南の小娘を始末するぞ」薬材を買わずに済んだ寨主は客人たちに感謝し、酒席でもてなした。実は玄部が兵権の統一を狙っているため、数日後に三不管へ出発することになったという。聞けば寨主たちは十数年前、正規軍の兵士だった。「あることをして命の危険が迫り逃げてきたのだ…誤解するな、人は殺していない 当時、我々は上官のためある任務を果たしたが、仲間の多くが口封じに殺された 私は配下と三日三晩、戦ったのち生き残った者とここへ逃げてきた」すると玄烈はつい復讐を考えたことがあるか聞いてしまう。寨主はあると言ったが、結局、強い者が勝つのが戦だと諦めていた。確かに流れ者たちが集まり人数だけは増えたが、今や戦えない者の方が多いという。狼主が兵権を手にすれば密林も統治されるのは必至、寨主はもはや移り住むしかないと嘆いた。玄青蔻は痺れを切らして王城へ勝手に帰ろうとした。しかし青鳴に見咎められ、反発する。「君綺羅を連れて帰るなんて無理よ?だって玄鉄晶石は手に入らない」実は北泫王は玄鉄晶石の鉱脈を奚部に賜っていた。恐らく玄烈は綺羅を引き止めるため隠しているという。そうとは知らず山寨の者の前では玄烈の健気な妻を演じて見せる綺羅。玄烈は夫に対する本当の気遣いのようだと意味ありげに笑ったが、綺羅は言葉に詰まってしまう。すると玄烈はゆっくり綺羅に顔を近づけた。緊張して動けない綺羅、その時、足元に兎が現れ、綺羅は驚いて顔を背けてしまう。綺羅は急に恥ずかしくなって歩き出したが、その様子を偶然、祈民が見ていた。( ๑≧ꇴ≦)ウエイローン!危なーい!wその夜、祈民は綺羅を呼び出し、玄烈が君非凡を見つけるため綺羅を利用していると吹き込んだ。「逃げるなら今しかありません、南へ行ってください、私は晶石を取ってきます 今なら総会に間に合う」「総会に出るには行商証が要る…取り戻したら向かうわ」玄烈が心配していると綺羅が戻ってきた。しかし様子がおかしい。すると綺羅は玄烈の短剣を差し出し、契約の反故を求めた。「将軍は私と契約を結び利用する一方で奚部に鉱脈が渡るのを許した」「王兄が下賜した以上、簡単には取り戻せない、その方法を考えていただけだ」「見込みがないのなら行商証を返して、これからは別々の道を行く」「私と縁を切ると?…私たちの間に築かれた信頼は契約より軽いのか?」「商人は契約しか信じない、契約を破った将軍が情に訴えるなんて…臍で茶を沸かすわ!」その時、業を煮やした祈民が現れ、背後から玄烈に剣を突きつけた。「さっさと行商証を渡せ」玄烈は祈民が綺羅をそそのかしたと気づき、突然、祈民の剣に自ら体を突き刺した。「これで商隊の復讐は果たしたな、今後、綺羅の心を惑わしたらお前を許さぬ」「小姐、信じては駄目です」「…祈民、お願い、もうやめて」祈民は綺羅に懇願され、仕方なく剣を抜いた。玄烈を手当てして付き添っていた綺羅はいつの間にか眠っていた。すると翌朝、意識が戻った玄烈が綺羅の乱れた前髪を直し、そのせいで綺羅がふと目を覚ます。「教えてくれ、晶石が欲しいのは本当に商売のためだけか?」「私を信じないの?」「信じている、だから私を信じてくれ」玄烈は鉱脈を取り戻す方法を思いついたと言ったが、その代わり条件があるという。( ๑≧ꇴ≦)<また条件かいっ@綺羅「奚長昆が武器を転売した証拠を一緒に探してくれ 君は晶石を手に入れ、私は謎を解明できる」「交渉成立ね」その頃、玄青蔻と祈民は山寨の者たちに囲まれ、いい加減に出ていけと責められていた。「もう十分、泊めてやった、俺たちの路銀くらい置いていけ!」すると慌てて綺羅が駆けつけ、ひとまず玄烈からもらった首飾りを差し出した。「これでどうかしら?」しかし玄烈が現れ、首飾りを取り戻す。「三不管へ行ったら暮らしは苦しくなるぞ?もし私に協力してくれるなら生活を保証する」協力?>ʕ•̫͡•ʕ*̫͡*ʕ•͓͡•ʔ-̫͡-ʕ•̫͡•ʔ*̫͡*ʔ-̫͡-ʔ<いやお前誰だよ?!(←ごもっともな意見w)そこで玄烈は玄部の令牌を掲げ、十数年前の事案を調べたいと言った。( ゚Д゚)゚Д゚)゚Д゚)<玄 烈 将 軍 ?!玄烈は寨主と差しで交渉することにした。実は父親の死の真相を探りたかったが、当時はまだ奚長昆の権勢が強く断念。しかし現王は自分が狼主になれば再調査を認めてくれるという。「だが我々は蒼(ソウ)州に荷を運んだだけ、中身が何かも知りません」「運送には役所の通関文牒が必要だったはずだ」「紙一枚で奚長昆の罪が暴けるならこんな所にはいません」「だが私ならその紙を生かせる、一生の安泰と交換しないか?」玄烈は先に令牌を渡した。「これで安全に移住できる」すると寨主は令牌を受け取り、引き換えに当時の通関文牒を差し出した。つづく(  ̄꒳ ̄)堂々巡りなのよ…ずっとw
2025.12.15
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相思令 Everlasting Longing第9話「明かせぬ秘密」鉱山で爆発が起こり、ちょうど鉱洞にいた玄烈(ゲンレツ)と君綺羅(クンキラ)は崩落に巻き込まれた。綺羅をかばった玄烈は手を負傷、綺羅は足を痛めたが、2人は無事に脱出する。玄烈は鉱山を封鎖すると決め、賀渥山(ガアクサン)に報告に向かわせた。すると慌てた様子で羅奇(ラキ)が駆けつける。羅奇は炎南(エンナン)にいる密偵から君非凡(クンヒボン)の姿絵を受け取っていた。一見すると綺羅の男装に似ていたが、よく見ると君非凡の目元にほくろがある。「君非凡は急に自邸に現れ、商隊に会って銭(セン)都へ向かったとか…」実はその絵姿は兄になりすました君絳絹(クンコウケン)だった。一方、北泫王・玄旭(ゲンキョク)は世子・玄煜(ゲンイク)を見舞った。太医の話では数日、安静が必要だという。羅執舟(ラシュウシュウ)の調査では馬が人の多さに怯えて暴れたとしか分からず、結局、馬を選んだ騎師が処分された。北泫王は遊猟会に王后と玄煜を帯同させるのをあきらめ、代わり側妃・李梵音(リボンイン)と小世子・玄懿(ゲンイ)を連れて行くと決める。こうして李梵音と羅執舟の計画は順調に滑り出した。玄烈は綺羅を連れて玄府に到着した。炎南に君非凡が現れたと聞いた玄烈は綺羅と君非凡は別人だと結論づけたが、綺羅はこれ以上、留まるのは危険だと判断する。「将軍、そろそろ私は君家に帰ったほうが良さそうね」しかしその時、公主の捜索を任せた賀機遥(ガキヨウ)が玄青蔻(ゲンセイコウ)と邵祈民(ショウキミン)を連れて戻った。「烈哥哥!」「また抜け出して!」玄烈は元気そうな玄青蔻の姿に安堵したが、綺羅と祈民が感動の再会を果たしたことに気づく。「祈民(チーミン)!生きていたの?!」「小姐…なぜそんな衣を?」「話せば長くなるわ」すると親しげな2人を見た玄青蔻が怒って2人の間に割って入った。「青鳴(チンミィン)は私の奴隷よ!」玄青蔻は眉目秀麗の祈民が慰み者にされないよう鞭で顔に傷までつけていた。( ๑≧ꇴ≦)ちみんwwwwww玄烈は綺羅が命の恩人だと明かした。玄青蔻は炎南の商人が厚遇される理由に納得したが、綺羅から君家の護衛である祈民を解放するよう頼まれ憤怒する。「私の奴隷よ?渡さない、それとも公主に挑戦すると?」「…どうやって公主に挑戦すれば?」「驪(リ)山で狼狩りの競争よ」「はお」玄烈は反対したが、玄青蔻と綺羅を止めることはできなかった。そこでせめて明日にするよう提案、玄青蔻は了承して祈民を連れて帰ってしまう。すると綺羅は玄烈に抗議した。「どうして先延ばしにしたの?!祈民が辛い思いをするかも」「君は頭脳では勝てるが、青蔻は馬上で育った娘なんだぞ?」「私では勝てないと?!…ともかく祈民を救う!」侍女・冬銀(トウギン)が食事を届けると綺羅は庭を眺めて考え事をしていた。「小姐は下僕に優しいですね」「祈民は幼い頃からずっと一緒だった、家族も同然なの」冬銀は少主に助けてもらうよう提案したが、綺羅は玄烈なら公主の味方に決まっているという。しかし冬銀は玄烈の綺羅への心遣いが特別だと教えた。少主は自分の衣食住に無頓着だが、綺羅のために炎南の料理を作らせ、調味料まで取り寄せたという。一方、玄烈は邵祈民に執着する綺羅に再び疑念を抱いていた。そこで君非凡の正体を突き止めるため、文を出すよう命じて出かけてしまう。…長姐が心配なら三不管の断頭(ダントウ)谷へ来い…すると困惑していた賀機遥はようやく羅奇に斉羅(チールオ)がいつの間に君綺羅(ジュンチールオ)に変わったのか聞いた。「斉公子は男装した君家の大小姐だったのさ」玄烈は綺羅を訪ねた。すると綺羅は冬銀の助言に従い玄烈を頼ることにする。「初めての懇願が他の男のためとはな…なぜ君非凡の護衛をそこまで気遣う?」「…父親は私を彼に嫁がせるつもりなの、将軍、どんな条件でも応じる、彼を助けて」しかし玄烈は綺羅が祈民と再会したことで馬賊に殺された君家商隊の恨みを思い出したと考えた。「あの日、私は馬賊を討伐して商隊を救うつもりだったが遅かった このことが君の心のしこりになっているのなら私を殺して敵を討て だが祈民とは関係ない、君と私の間を恨みに阻まれたくないからだ」綺羅は短剣を抜いて玄烈の首に突きつけたが、結局、鞘に収めた。「あなたを殺したところで死者は戻らない、償いたいなら同じことが起きないようにして」「はお、約束する」その夜、やり切れない玄烈は羅執舟と酒を飲んだ。羅執舟は玄烈の君綺羅への想いが真剣だと知ったが、他国の女子では妃になれないと苦言を呈す。「深入りするな」一方、玄青蔻は青鳴が逃げないよう腕を鎖でしばって錠をかけ、香炉には軟筋散を混ぜて動けないようにしてから眠った。しかし薬の効果が解けた祈民はあっさり錠を壊し、綺羅の元へ急ぐ。「小姐、すぐここを出ましょう」「鉱脈があったの、晶石を手に入れるのは玄烈の協力が必要よ?過去は水に流して」「水に流す?」祈民は綺羅の変わりように困惑したが、綺羅が戻らないと決めた以上、自分も留まるしかなかった。翌日、綺羅と玄青蔻の勝負が始まった。玄烈は賀機遥と羅奇に2人を追うよう命じ、禁猟区に入ったら知らせるよう指示する。一方、玄青蔻は狼ではつまらないと虎が出る禁猟区へ綺羅を誘い込んだ。すると物陰から大きな虎が現れる。玄青蔻は綺羅の馬の尻を叩いて追い込んだが、綺羅は咄嗟に矢をつがえた。その時、知らせを聞いた玄烈が駆けつけ、鞭を投げて綺羅の体に巻きつけ救う。しかし綺羅は体が舞い上がる瞬間に矢を放ち、見事、虎を仕留めた。その頃、玄烈が君非凡に宛てた文は運悪く二房に渡っていた。君成松(クンセイショウ)は銭州で静養中の綺羅がなぜ人質になったのか首を傾げたが、君鈺珏(クンギョクカク)はそんな事より文に手を加えて伯父に渡して罠にはめようという。公主との戦いに勝利し、無事に祈民を連れ戻した綺羅。すると翌日、綺羅の部屋に祈民が残した密書があった。…晶石が欲しくば密林へ…綺羅は祈民を探したが、冬銀の話では朝から姿が見えないという。一方、綺羅が見たという紋様の男たちは松庭密林に隠れていると分かった。地図を見た賀機遥は玄部も奚部も統治していない場所のため、踏み入れば出るのが難しいと警告する。しかし玄烈は父の死を探るため、策を練ると決めた。その時、王宮から使いがやって来る。奚長昆(ケイチョウコン)が参内し、鉱山の状況について聞きたいと上奏したのだ。玄烈は急ぎ王宮に出かけることになった。するとちょうど正門を出ようとした時、冬銀が駆けつける。「将軍!小姐が戻りません、祈民も一緒かと」玄烈はひとまず羅奇を王宮へ向かわせ、賀機遥と一緒に綺羅を探しに行くことにした。実は綺羅と祈民を密林へ誘き出したのは羅執舟だった。配下の報告によると案の定、玄烈は綺羅を探しに出かけたという。「阿烈、お前が遊猟会に出なければ私と対決せずに済む」しかし配下は玄青蔻も祈民を追いかけ密林に向かったのを見ていた。公主が王宮を出れば北泫王と王太后が気づいて面倒なことになる。焦った羅執舟は夜までに玄烈が密林へ入るよう仕向けろと命じた。玄烈と賀機遥が密林の入り口へ到着した。そこへ思いがけず玄青蔻が現れ、玄烈が止めるのも聞かず密林へ入ってしまう。玄烈は賀機遥に土地勘のある者を連れてくるよう頼み、慌てて玄青蔻を追った。その頃、綺羅は川辺にいる祈民を発見した。「小姐、どうしてここへ?」「あなたの文に玄鉄晶石が密林にあると…」祈民は玄烈が玄鉄を利用して自分たちを罠にはめたと気づいたが、綺羅は否定した。「玄烈はそんな人じゃない、文の内容も妙だわ…とにかくここを離れましょう」つづく( ๑≧ꇴ≦)二房の父子、ネタ要員のせいか憎めないわー
2025.12.14
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相思令 Everlasting Longing第8話「探し求めた鉱山」温かい水が必要だと嘘をついて玄鉄晶石(ゲンテツショウセキ)探しを続ける斉羅(セイラ)こと君綺羅(クンキラ)。なかなか求めるものは見つからなかったが、玄烈(ゲンレツ)はもう1つ水源があることを思い出した。玄烈が案内したのは温泉が湧き出ている鉱山だった。すると公主を探しに向かったはずの賀機遥(ガキヨウ)が資源調査に来ている。実はここが玄鉄晶石の鉱脈だった。綺羅はついに念願の玄鉄晶石を発見、産出された黒石を見て玄烈にひとつ持ち帰りたいと懇願する。「香玉石より価値があるならこれを契約の品にするわ」やけに晶石に執心な様子の綺羅。玄烈は綺羅が玄鉄を知っていると疑ったが、そこへ賀機遥が現れ、北泫(ホクゲン)王が呼んでいると伝えた。綺羅は男装していた斉羅だと挨拶したが、賀機遥は面識がないと困惑する。実は彼は賀機遥ではなく双子の兄・賀渥山(ガアクサン)だった。綺羅は改めて賀渥山に挨拶し、玄鉄のかけらをもらって嬉しそうに作業場を出た。すると羅奇(ラキ)は双子を見分けられなかった綺羅も兄弟にとっては男であり女だと笑う。玄烈も失笑したが、その時、ふと君綺羅の男装を思い出し、君非凡(クンヒボン)の姿と重なった。玄烈が玄武(ゲンブ)殿に駆けつけると奚長昆(ケイチョウコン)が待っていた。玄旭(ゲンキョク)は賀渥山が中州で見つけた玄鉄晶石の鉱脈を奚部に任せると決め、玄烈にも協力するよう指示する。困惑した玄烈は鉱脈に可燃物が含まれているため、賀渥山が危険を取り除いた後で引き継いではどうかと提案した。奚長昆は北泫王の手前、了承したが、玄烈が炎南の娘と梁(リョウ)州との通商を認めたと暴露して帰ってしまう。奚長昆は早速、息子・奚漠(ケイバク)に鉱脈を秘密裏に探るよう命じた。一方、玄烈は王兄の許可なく通商を認めたのは孫部の難民の救済のためだったと釈明。ただ商隊がまだ戻っておらず、通商の成果が確定してから報告するつもりだったという。玄旭は弱みを握られぬよう釘を刺し、鉱脈を奚部に任せたのも大局を考えてのことだと諭した。その頃、公主を探していた賀機遥は辺城寨での目撃情報を聞いてやっと玄青蔻(ゲンセイコウ)を発見した。「公主!少主は王宮へ戻りました、太后が心配しています、すぐお戻りを」賀機遥は見知らぬ奴隷を連れてはいけないと止めたが、公主は聞く耳を持たなかった。公主一行は川辺で休憩、しかしいつの間にか公主の姿が消えてしまう。邵祈民(ショウキミン)は賀機遥が公主を探す声を聞いて異変を察知、近くに落ちていた公主の鞭を発見する。実はその頃、玄青蔻は三不管(サンフカン)で揉めた賭場の男たちに囲まれ、銭を返せと迫られていた。幼い頃に経験した恐怖が蘇り、動けなくなってしまう玄青蔻。その時、祈民が現れ、公主の鞭で男たちを撃退してくれる。…私を救ってくれるのは烈哥哥だけじゃなかった…その夜、王宮から戻った玄烈は羅奇に君綺羅こそ君非凡本人ではないかと話した。思えば三不管で捕らえた綺羅は商隊の隊長として男装し、護衛に″少爺(シャオイエ)″と呼ばれている。密偵の報告によれば君家の大小姐は病弱で20年も静養しているとあったが、綺羅にその片鱗はなかった。「あの胆力と識見は天賦の才でなければ長年の経験の成果だろう」玄烈は綺羅が黒い石を探していたことを思い出し、自分を利用して北泫へ来た目的が玄鉄晶石だと気づいた。その時、偶然、回廊を歩いている冬銀(トウギン)の姿を見つける。「何かご馳走か?」「小姐のために作った羹です、お戻りになったら体が温まるように…」玄烈は綺羅が鉱山へ行ったと気づいた。そこで賀渥山に案内を頼んで駆けつけたが、その時、玄烈は逃げていく人影を見つける。「ここで待っていろ」一方、玄青蔻は邵祈民に″青鳴(セイメイ)″という北泫風の名を付け、令牌にその名を彫って渡した。「通行証がないでしょう?この青華(セイカ)令があれば誰が主か分かるわ、面倒も避けられる」…小姐、一体どこにいるのですか?…その頃、綺羅は温泉につかっていた。( ๑≧ꇴ≦)えーっ!玄烈は鉱山の裏にある温泉で綺羅を発見、脱ぎ捨ててあった衣を投げた。綺羅が玄鉄目当てで鉱山に侵入したことは明白、玄烈は湯浴みなら屋敷の湯殿があると牽制する。しかし綺羅は天然温泉に入りたかったと言い訳した。その時、玄烈は綺羅が咄嗟に後ろ手に何かを隠したと気づき、温泉の中に入ってしまう。綺羅は咄嗟に持っていた晶石を落とし、難を逃れた。「君は長年、銭(セン)都で養生し体も弱い、長湯は良くない」玄烈はそれとなく綺羅の足元をのぞき込もうとしたが、綺羅は湯あたりを装って玄烈に抱きついた。そこへ羅奇が現れる。「青姑娘はいません!」「近づくな!」玄烈は咄嗟に綺羅を外套の中に隠して羅奇を追い返し、結局、綺羅の色仕掛けに惑わされて退散した。( ๑≧ꇴ≦)ウエイロン、逃げてー!玄烈は綺羅が身支度を整えて戻るのを待つ間、賀渥山から玄鉄の報告を聞いた。玄鉄は密度に比して軽く、錆にくいため確かに武器に最適だが、希少で採掘も難しく、これまで晶石で武器を作った先例はないという。( ・`ω・´).oO(心配し過ぎたか…玄烈は綺羅を部屋まで送った。すると閨房というのに織機があると驚く。実は綺羅は冬銀の手に職をつけようと機織りを教えていた。「明日は玄鉄晶石の開鉱だ、試料も取れる、一緒に行くか?」「もちろん!契約もしたいし…そうだ、話したいことがあったの」綺羅は市場で見かけた男の手に刺繍の紋様と同じような入れ墨があったと報告した。一方、王宮の馬場では遊猟会を控え、王世子たちが父王の前で乗馬を披露することになった。羅執舟(ラシュウシュウ)は騎師が選び抜いた良馬を準備、世子たちにそれぞれ選ぶよう告げる。「花と雲…母妃はどっちだと言ったけ?」小世子・玄懿(ゲンイ)は鞍の柄を見て悩んでいたが、羅執秀がそっと手綱を渡した。ヒイィィィ!!(゚ロ゚ノ)ノ玄懿は父王の前で緊張気味だった。一方、乗馬が好きな世子・玄煜(ゲンイク)は上機嫌だったが、馬が急に興奮して暴走してしまう。しかし咄嗟に飛び出した羅執舟が振り落とされた世子を抱き止め救った。玄烈は紋様の秘密を探るため街で張り込んだ。しかしこれが鉱山へ独りで行くための綺羅の策略ではないかと警戒、念のため羅奇に綺羅を見張るよう命じておく。やがて玄烈は怪しい男を見つけたが、そこへ羅奇が駆けつけた。「少主!やはり鉱山へ向かいました!」玄烈は仕方なく張り込んでいた配下に男の追跡を任せ、鉱山へ急ぐ。すると綺羅がちょうど鉱洞の中をのぞいていた。「独りで来たのか?」「(ハッ!)将軍が多忙だと思って独りで来たの」玄烈はあらかじめ研磨機を用意させていた。そこで綺羅に作業を見せ、玄鉄晶石は非常に硬く、研磨機が壊れてしまうと教える。「労力を考慮すると香玉石ほどの価値はない、玄鉄の交易はここまでに」「研磨はそれほど難しくないわ」綺羅は研磨機の部品を取り出し、晶石をこの形に焼いて軸にするよう指示した。「どうして玄鉄を軸にできると?」「鉱洞を見せてくれるなら教えるわ」綺羅は炎南(エンナン)の機が使いやすいのは部品を精密に研磨するからだと言った。実は昨夜、冬銀に機織りを教えながらうとうとしているうち研磨していた玄鉄のかけらをうっかり火鉢に落とし、慌てて水で冷やしたところ、硬く滑らかになったという。「機の軸にぴったりかと思って試してみたの」「そうなのか、兜を作れると聞いたことはあったが…」「兜を?それなら君家と契約してはどう?」しかし玄烈は綺羅が嘘をついていると見抜いた。玄烈は綺羅を連れて地下の鉱洞へ降りた。「あの夜以来、何でも話せる仲になったと思ったが、誤解だったようだ …君こそ私が長年、探し続けていた君非凡なんだろう?」思わぬ玄烈の言葉に呆然となる綺羅。その時、大きな爆発音と共に鉱洞が揺れた。つづく( ˙꒳˙ )羅奇に綺羅を見張らせたら綺羅が鉱山へ行ったと羅奇が言って…ってもうワケワカメw
2025.12.13
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相思令 Everlasting Longing第7話「輝く星の記憶」玄鉄晶石(ゲンテツショウセキ)を手に入れるため北泫(ホクゲン)へやって来た斉羅(セイラ)こと君綺羅(クンキラ)。玄府では炎南(エンナン)人の母を持つ侍女・冬銀(トウギン)との出会いがあった。綺羅は混血と蔑まれていた冬銀だけそばに置くと決め、実は自分が君家の者だと明かす。すると冬銀は母から君家の話を聞いたことがあると喜び、ようやく笑顔を見せた。(  ̄꒳ ̄)絶対、裏切るやろ?な人選w玄烈(ゲンレツ)は斉羅に北泫の料理をふるまった。「他に食べたいものがあれば用意させる」「…小豆湯が恋しい、炎南では小豆は″相思豆″とも呼ばれ、親しい人への想いの象徴なの」その夜、玄烈は斉羅に首飾りを贈った。「北泫の黒玉と炎南の小豆で作った首飾り、名付けて相思玉鏈(ソウシギョクレン)だ」「ぁ…将軍?小豆をどこで?」「私に手に入らぬ物はない(キリッ」玄烈はまさか闇市へ買いに行ったと言えず、ごまかした。「将軍…飾り物より行商証の方がなじみ深いわ」「君非凡(クンヒボン)の贈り物に劣ると?」すると玄烈は契約の証しを返すわけにいかないとヘソを曲げて帰ってしまう。翌日、北泫王・玄旭(ゲンキョク)は玄烈と羅執舟(ラシュウシュウ)を酒席に招いた。玄烈が孫部と羅部の支持を得たことで一安心、実は王太后が2人の婚姻を案じているという。そこで玄旭は間近に迫った遊猟会に各部族の名家の娘が集まるとほのめかしたが、その時、羅執舟が急に腹が痛くなったと断って席を立ってしまう。一方、王宮の中庭では王后・蕭千嬌(オウセンキョウ)の息子・玄煜(ゲンイク)と側妃・李梵音(リボンイン)の息子・玄懿(ゲンイ)が喧嘩になっていた。ちょうど通りかかった李梵音は殴られている息子を助けたが、そこへ王后が現れる。李梵音は息子が悪くないと知りながら無理やり謝らせてその場を丸く収めたが、玄懿は悔しくて泣き出した。王后たちがいなくなると李梵音は息子を抱きしめ謝った。その時、自分たちを見ている羅執舟の姿に気づき、侍女に息子を任せて会いに行く。かつて結婚を誓い合いながら、運命に引き離されてしまった2人。羅執舟は後宮で不遇な扱いを受けるかつての恋人を案じながら、自分が側妃と王子を守ると約束した。その頃、奚長昆(ケイチョウコン)は孫部と羅部の支持を取り付けた玄烈が奚部を孤立させるつもりではないかと危惧していた。しかし王城に戻っては玄烈に手を出せない。すると奚漠(ケイバク)は玄烈の命を狙えなくても、せめて遊猟会に出られぬようにしてはどうかと提案した。玄烈の両親の命日。綺羅は玄烈たちが祭祀で忙しい間に玄鉄晶石を探し始めた。…百工技法によれば″上に磁石(ジセキ)あれば地下に銅金、そばに流水あれば地下に晶石″、玄鉄晶石が王城にあるなら記載通りに探せば見つかるかも…しかし羅盤を頼りに夜まで歩き回っても鉱脈らしき場所は見つからない。やがて山の頂上に到着、すると思いがけず東屋で独り酒をあおっている玄烈を見つけた。「ご両親の命日じゃないの?」「なぜここに?」碧峰(ヘキホウ)亭は玄烈の父・玄術(ゲンジュツ)の好きな場所だった。『″高き所は寒さに耐えず″、高みに上ると寄る辺がない 人は地位が高くなるにつれ、払う代償が大きくなる、父は高位にあるゆえ不本意なことも多い できれば阿烈にはこんな思いをさせたくない』玄術は息子と一緒に山に登っては、木彫り人形を作ったという。そんなある日、玄烈は偶然、父の金糸の帷子(カタビラ)を見て興味を持った。『欲しいか?…ではお前にやろう』喜んだ玄烈は帷子を着て両親の凱旋を待っていたが、帰ってきたのは無惨に殺された2人の亡骸だった。玄烈は帷子があれば父は死ななかったと自分を責め続けていた。「父親がこの場所を好む理由が分かった、重積を担い、孤独で心が冷えたのだな」「あなたのせいじゃない… 誰だって責任を負って生きている、北泫の民は永遠に玄術将軍を忘れないわ」「共に飲んでくれるか」綺羅は自分も幼い頃に母が難産で他界したと話した。しかし今も星になった母が見守っているという。「そうだ、この小豆の腕輪は母親の形見なの…疲れたときにこれを見ると安心する」「今の私の願いは早く狼主になって当時の真相を探ることだ さもないと両親に合わせる顔がない」その時、玄烈の頬を涙が伝った。「私は秘密を明かしたぞ?、君は?」「私?ふふ、もちろんあるわ、実は私は侍女じゃない、本当は君家の長女・君綺羅よ」玄烈はようやく嘘を認めた斉羅に失笑した。「気づいてたのね?」「君が君家の令嬢だろうと侍女だろうと関係ない、私にとっては生死を共にした斉羅でしかない …疲れたよ、少し休みたい」すると玄烈は綺羅の膝枕で眠ってしまう。翌朝、羅奇(ラキ)と冬銀が碧峰亭まで迎えにやって来た。すると東屋で仲良く眠っている2人を見つける。その時、綺羅がふと目を覚まし、いつの間にか玄烈の腕の中で眠っていたと気づいて立ち上がった。( ̄▽ ̄;)<ただ一緒にいただけよ!私は潔白です!綺羅は冬銀を連れて逃げるように先を急いだが、羅奇は2度も共寝しながら少主と無関係だと言い放った斉羅に誠意がないとにやけた。綺羅はこのまま街に戻らず、玄鉄晶石を探そうと決めた。そこで道中で馬車を止め、先頭にいる玄烈にここで別れると告げる。「昨夜、街で炎南の花の種を見たわ、育てたいけれど暖かい流水が必要なの 水源を探しに行って来る」「では私も行こう、水源なら知っている」玄烈は綺羅に手を差し出したが、綺羅は人目があると断った。すると玄烈は有無を言わさず、綺羅の腕をつかんで自分の馬に乗せてしまう。一方、炎南では君絳絹(クンコウケン)が二房に印章を奪われ激怒していた。そこで君非凡(クンヒボン)を装って従兄・君鈺珏(クンギョクカク)を出し抜こうと思いつく。二姐・君綉捆(クンシュウコン)は危険だと心配したが、君絳絹には自信があった。実は西鑲(セイジョウ)の商隊が君非凡を指名し、取り引きに来るという。そして当日、君絳絹は凌(リョウ)家職と協力、急用ができたと先方との約束の時間を早め、見事に商談を成立させた。知らせを聞いた君鈺珏は君非凡が帰ってきたと落胆したが、君成松(クンセイショウ) はそれにしては長房が静かすぎると疑う。「まだ本人を見たものはいないのだろう?」北泫の王太后・蕭艶(ショウエン)は孫の玄煜と玄懿が喧嘩したと聞いて李梵音を呼び出した。王后の話では玄煜に非があるため、王太后も玄煜を叱ったという。すると王太后はそろそろ2人に師をつけて学ばせたいと話し、共に騎射を学べば兄弟の情も増すと言った。帰りの道すがら、侍女は王太后の態度に困惑した。日頃から懿王子など眼中にない王太后が煜王子を叱るとは思えない。すると李梵音は王太后と王后が同族ゆえ、不満を言うなという警告だと教えた。「王后母子と距離さえ置けば無事だと思っていた… 王后が虐げさえしなければ私も策を弄する必要などなかったのに」覚悟を決めた李梵音は羅執舟に密書を届けるよう命じた。綺羅は羅盤が示す方角を探し回ったが、鉱脈は見つからなかった。そうとは知らず水源探しに付き合う玄烈。すると玄烈はもう1ヶ所あると思い出した。つづく
2025.12.12
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相思令 Everlasting Longing第6話「暴かれた陰謀」荒ら屋で一夜を明かすことになった玄烈(ゲンレツ)と斉羅(セイラ)こと君綺羅(クンキラ)。部屋にはぼろぼろの寝台が1つしかなかったが、男として生きてきた綺羅は躊躇なく使うことにした。「隣で寝たら?君子は些事にこだわらぬものよ?」そうは言ったものの玄烈が近づいてくると綺羅は緊張してしまう。しかし玄烈は自分の外套を斉羅に掛けると入り口近くの椅子に座った。翌朝、山から戻った綺羅と玄烈は玄参(ゲンジン)が見つからなかったと伝えた。孫昭敏(ソンショウビン)は期待を裏切られ落胆した様子、その姿を見て奚莫(ケイバク)がほくそ笑む。するとここぞとばかりに奚部副将・錫林(シャクリン)が駆けつけた。「大人(ダーレン)、命に従い蘇(ソ)部で玄参を買い付けました」「すぐここへ」孫府の中庭に玄参の入った箱が運び込まれた。案の定、奚漠は箱の中から自慢げに野生種を手に取り、薬効が高いと聞いて高値で手に入れたという。「奚公子、騙されたようですね?それはただの人参ですよ?」綺羅は山で玄参と偽って人参を採ったところ、何者かに崖から落とされ奪われたと説明した。「その人参がここに現れた、奚族長が梁州の民の命を弄んだのでは?」実は玄参と人参の根茎は似ている。綺羅は山へ行く前夜、孫昭敏に人参を用意して玄参の形に似せ、祁山の崖に植えておくよう頼んでいた。ヒイィィィ!!(゚ロ゚ノ)ノ@ハスキーw奚長昆(ケイチョウコン)は証拠もないのに罪を着せるなと一蹴したが証人が現れた。羅執舟(ラシュウシュウ)が連れてきた薬舗の店主は10日前にある客が来て玄参を全て買い占めたという。すると店主は箱に入った玄参を見て、確かに三不管で仕入れた炎南産だと証言した。そこへ羅奇(ラキ)が騒ぎを起こした商人たちを連れて来る。商人たちは奚漠から工房が開業しないのなら賠償を要求しろと煽られたと訴え、その中の1人が奚漠から銭をもらい、死んだ獣の毛を布に乗せたと証言した。「まさか病になるとは知らなくて…」奚部が民を害したと知った孫抜(ソンバツ)は激怒、民のために剣を握った。驚いた孫昭敏は父を止めたが、その間に奚長昆と奚漠は退散してしまう。「2度と梁州に足を踏み入れるなっ!」こうして綺羅が機転を利かせ、奚部の悪事を暴いた。「姐姐、私の演技はどうだった?」「名演技だったわ」孫昭敏は斉羅に褒められ上機嫌、羅執舟も店主に証言するなら病平癒の功労者にすると懐柔して奚長昆を裏切らせたと明かす。するとこれまで玄烈と距離を置いていた孫抜が玄烈を呼んだ。孫抜は玄烈が兵糧を放出し、奚長昆の陰謀を見破ってくれたと感謝した。「礼など不要、狼主(ロウシュ)となれば民を守るのは当然です」玄烈は同族の北泫(ホクゲン)王が自分を推挙してくれるはずだと自信を見せた。しかし五部は各州で自治を行っているため、北泫王の号令に従うとは限らない。孫抜は王の兵権掌握を補佐するのは至難の業だと警告したが、玄烈は自分が狼主になった暁には孫昭敏を族長として玄部が守ると約束した。安堵した孫抜は、これまで隠していた玄術(ゲンジュツ)将軍夫妻の最期の様子を明かす。実は玄烈の両親は三不管で殺された。最初に現場に駆けつけた孫抜は夫人の肩を抱いて絶命した玄術将軍を発見、するともう一方の手が敵をつかんでいることに気づく。「その男の首には入れ墨があった…これがその文様だ」孫抜は当時、書き写したという図柄を渡し、玄烈を支持すると約束した。その夜、玄烈は羅奇に文様を見せた。すると羅奇は驚いて慌てて図柄を差し出す。「先日の刺客の首にこの入れ墨がありました、まさか武器転売の黒幕は先王の事件と関係が?」「どうやら君非凡(クンヒボン)を捕らえぬかぎり真実は分からないらしい」玄烈は矢も盾もたまらず、斉羅の部屋を訪ねた。「実は羅奇の誕辰が近い、この文様の刺繍を頼めるか?」しかし文様を見ても斉羅は何の反応も示さなかった。「これ魚?猫?…分かったわ」その頃、炎南(エンナン)では君鈺珏(クンギョクカク)が相国に取り入ろうと側近の鄭源(テイゲン)を酔香(スイコウ)楼で接待していた。すると鄭源は相国の支持を得たいのなら君非凡のような実績はもちろん、少なくとも目に見える″何か″が必要だという。そこで伯父が銭(セン)都に出かけている隙に父・君成松(クンセイショウ)と店に乗り込み、凌(リョウ)家職から強引に君家の印章を奪い取ってしまう。一方、邵祈民(ショウキミン)は玄青蔻(ゲンセイコウ)が露店で土産を見ているのを待ちながら、足元に暗号を残した。…そうだ、公主がここにいると噂を流せば玄烈の手下が来るはず…そこで祈民は玄青蔻を賭場へ案内した。大金を賭けてくれる玄青蔻はいい鴨、あっという間に有り金を全てすってしまう。「北泫の公主にいかさまか?」祈民はわざと玄青蔻の身分を明かし、剣で壺を真っ二つに割ってからくりを暴いた。「公主に全ての賭け金を渡せ」「じゃあこれ私がもらえるの?」喜んだ玄青蔻は銭袋をいくつかつかんで帰ろうとしたが、賭場あらしだと責められ、用心棒に囲まれてしまう。すると玄青蔻は怯むことなく応戦し、男たちを倒した。祈民は呆気にとられたが、咄嗟に玄青蔻を止めて銭袋を持たせて逃す。「これを持って外で待て…」賭場の男たちなど祈民の敵ではなく、すぐにけりをつけて門を開けた。するとひと足先に賭場を出た玄青蔻が民たちに賭け金を全て配ったと知る。「北泫公主に感謝を」こうして北泫公主の名はあっという間に広まった。綺羅は予定通り織物を納品した。そこで炎南へ向かう商隊に推薦状だと言って書簡を託し、必ず君家の主・君成柳(クンセイリュウ)に渡して欲しいと頼む。するとその夜、待ちに待った黒い石を孫昭敏が部屋まで届けてくれた。しかし残念ながら玄鉄晶石(ゲンテツショウセキ)は見つからない。綺羅は落胆したが、その時、玄烈が戸を叩いた。「将軍?こんな時間に何か?」「君のおかげで孫大人の態度が改まった、礼を言いたくて 炎南では梅が花の女王だと聞いた、これを…」玄烈は感謝の印に途中で折った梅の枝を贈って帰ったが、女子用の衣が脱ぎ散らかされている様子にいささか寂しさを覚えた。実は玄烈は羅奇から娘への褒美なら花でも贈ったらどうかと言われていた。そうとは知らず、男として生きてきた綺羅は花をもらってもぴんと来ない。しかし玄烈からまるで君非凡のようだと言われたことが気になり、男装を続ければ怪しまれると警戒した。…女子の装いにも慣れなくては…そこで翌日、北泫へ立つ朝、綺羅は玄烈からもらった女子の衣装をまとった。玄府では衛兵や侍女たちが揃って族長を出迎えた。綺羅は玄烈の権勢に圧倒されながら、侍女に居所へ案内してもらう。すると筆頭侍女がてきぱきと仕事を割り当てた。「お召し物を準備して、それから少主がいらっしゃるので食事を… お前は炎南の血が混じっているから外で番をしなさい」綺羅が部屋にある見事な弓を見ていると玄烈がやってきた。「弦(ゲン)に興味があるのか?」「とても良い弦ね、絹糸みたい」「さすがだな、これは北泫特産の柞蚕糸(サクサンシ)だ」すると侍女たちが食事の準備を整えて整列した。玄烈は斉羅の侍女たちだと紹介したが、綺羅は独りでいることに慣れているため、外で番をしている侍女1人だけでいいという。冬銀(トウギン)は生母が炎南人ゆえ差別されていた。すると綺羅は冬銀の打衣(ウチギヌ)が君家の織物だと気づく。「これは母親の形見なんです」「君家の織物は天下一品よ、簡単には手に入らない、そうでしょう?将軍」つづく( ๑≧ꇴ≦)ウエイロンいいわ〜アンジェラはうちのペキチワにそっくりだわw
2025.12.11
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相思令 Everlasting Longing第5話「狙われた織坊」邵祈民(ショウキミン)は自分を売った人買いたちを殺害、その様子を玄青蔻(ゲンセイコウ)に見られてしまう。しかし玄青蔻は恐れる様子もなく、むしろ人買いは滅族の大罪だと認めてくれた。「辺城寨(ヘンジョウサイ)は官府の管轄外だけれど、骸は葬るべきね」すると玄青蔻は証拠を消すため自ら部屋に火を放った。玄烈(ゲンレツ)は羅執舟(ラシュウシュウ)が用意していた贈り物を孫昭敏(ソンショウビン)に渡した。炎南(エンナン)製の香袋を見た孫昭敏は喜び、香もさることながら刺繍が素晴らしいと絶賛する。すると玄烈は被災民への施しのような一時しのぎではなく、梁(リョウ)州の民を豊かにする方法を授けた。孫昭敏は斉羅(セイラ)に豪華な料理をふるまい機嫌を取った。しかしあからさま過ぎて頼み事があると斉羅に見破られてしまう。聞けば玄烈から斉羅が炎南一の豪商の者で刺繍に詳しいと聞いたとか。梁州は木綿と麻の産地のため、是非とも炎南の見事な刺繍を学びたいという。 玄烈の予想通り斉羅がやって来た。「将軍は策士ね…私の身元を明かして刺繍の指導を請わせるなんて」君綺羅(クンキラ)は玄烈が孫部族長・孫抜(ソンバツ)の支持を得るため自分を利用したと不満を漏らした。そこで玄烈は売り上げの3割までなら渡せると交渉したが、綺羅は鼻で笑う。「まあ将軍の民を思う気持ちに免じて、作った織物と刺繍品を君家に納めるなら考えてもいいわ」実は北泫の工賃は安く、君家は収益が増える上に北泫まで販路を拡大できた。玄烈は了承したが、まだ北泫王の了承が必要だという。「でも被災民はそんなに待てないわ」「公主との話は進めてくれ」玄烈は斉羅の取り引きの上手さに舌を巻いた。実は綺羅は民のため困難に立ち向かう郡主に感銘を受け、すでに協力を約束していた。そこで君家の織機では黒い鉱石を使うと説明し、玄鉄晶石(ゲンテツショウセキ)を手に入れようと企む。すると孫昭敏はあっさり了承した。「それなら簡単よ!梁州産の鉱石を全て用意させるわ!」一方、炎南では君成柳(クンセイリュウ)が二房の罠だとも知らず、銭(セン)都へ出かけることになった。織坊の店主が税金問題で拘束され、君家の店主が弁明しなければ釈放されないという。「ですが間もなく仕入れの品が届きます」凌(リョウ)家職は二房がまた何かしでかすのではと心配したが、君成柳は両親の遺託のため弟の面倒をみるしかないとなだめた。玄烈は斉羅に女子の衣を贈った。未婚の郡主が若い男と行動を共にしては体裁が悪く、そのため女子の姿に戻って欲しいという。綺羅は半ば強引に支度することになったが、斉羅の北泫人の装いを見た玄烈はその美しさに目を奪われた。綺羅は孫昭敏と協力し梁州に工房・銀繍坊(ギンシュウボウ)を開いた。しかし噂を聞いた民が押しかけ、族長は娘に店を出させて民を見殺しにするつもりかと抗議する。その様子を奚漠(ケイバク)が物陰から見ていた。すると斉羅と孫昭敏がこれも民に仕事を与えるためだと釈明する。そこへちょうど玄烈と羅執舟(ラシュウシュウ)が現れた。綺羅はこの機を利用して玄烈将軍が民を救うため北泫王に嘆願して炎南との交易の道を開いてくれたと先走り、既成事実を作ってしまう。「将軍、そうですよね?」「…斉羅姑娘の言う通りだ」玄烈は引き下がれなくなり、斉羅の口車に乗せられてしまう。綺羅は民を安心させるため刺繍を実演することにした。そこで玄烈は羅執舟に頼んで急ぎ生地商人たちを集めてもらう。固唾をのんで斉羅の刺繍を見守る民たち、しかし商人たちは特に珍しくもない刺繍だと落胆した。すると綺羅は完成した刺繍を披露し、実は裏側に違う刺繍があると明かす。「よくご覧ください、これは両面刺繍、1枚の布地に2つの図案を別々の色で刺繍します」商人たちは初めて見る技に大喜び、どの店も取り引きしたいと申し出た。奚漠は工房の妨害を試みたが失敗、父に斉羅が君家の者だと報告した。奚長昆(ケイチョウコン)は息子では玄烈に対抗できないと分かっていたが、確かに工房が成功しては孫家の支持を奪われかねない。「好きにはさせぬ、で、商隊の始末の方はどうした?」「それが…放った死士から知らせがありません」「知らせがないのは失敗した証しだ!」しかし玄烈が北泫王に報告していないところを見ると証拠がないはず、奚長昆は罠だったと気づいた。「ひとまず静観しよう、相手の出方を見る」銀繍坊の中庭に織機が並び、繍娘たちが布を織る軽快な音が鳴り渡った。そんな中、玄烈は部屋の中で織機の修理をしている斉羅を見つける。「さすがだな、商才があり刺繍の腕も一流なだけでなく修理までできるとは」「まさか、どこが壊れたのか見ていただけよ」「ちなみに君家3姉妹で刺繍が上手いのは?」「二小姐ね、刺繍と織物の名手よ」「三小姐は?」「そうね、明るくて活発なじゃじゃ馬で、とても愛らしいの 将軍?興味があるなら私が仲を取り持ちましょうか?」「私が興味があるのは君だ」「将軍が興味があるのは少爺でしょう?」そこへ羅執舟が羅奇(ラキ)を連れてやって来た。玄烈の予想通り玄羽軍は何度か襲撃に遭っていた。羅奇は自分たちの敵ではなかったと安心させたが、指示通り接収した武器と食糧を運んできたという。「少主、それからこれを」それは炎南の密偵から届いた君家の内情だった。…やはりお前が君綺羅か…(  ̄꒳ ̄)え?何が?w大口の注文も入り、活気付く銀繡坊。納期は3日後に迫っていたが、突然、繍娘たちが重度の湿瘡(シッソウ)を煩い、仕事が止まった。「布地を見たところ獣毛がついていました」医者の話では恐らく餓死して捨て置かれたせいで虫がわいた獣の毛だという。そこへ首謀者の奚長昆が孫抜(ソンバツ)を連れて涼しい顔で現れた。奚長昆は病人を出した責めを誰が負うのかと迫り、敵国である炎南人・斉羅の故意ではないかと匂わせる。しかし玄烈が斉羅をかばった。「斉羅姑娘は私の配下、私の意に従い動いている、私が民を害したと?」憤慨した孫昭敏も斉羅の肩を持ち、奚長昆もそれ以上は追及できなくなった。すると綺羅が工房の責めは自分が負うと断言、薬草を調達して自分の潔白も証明するという。孫抜は猶予を3日としたが、玄烈は2日のうちに答えを出すと約束した。そもそも布地に獣毛がつくなど奇妙だった。玄烈たちは明らかに誰かの策略だと分かったが、今は治療が先決。そこで手分けして薬材の玄参(ゲンジン)を集めることにした。しかしなぜかどの薬舗にも玄参だけがない。すると騒ぎを聞きつけた生地商人たちが綺羅を見つけ詰め寄った。「前金を返してくれ!」そこへ運良く玄烈たちが現れ、綺羅を守った。商人たちは大人しくなったが、このまま損失の丸抱えはできないと玄烈に泣きつく。その時、綺羅が口を開いた。「皆さん、今、発注を取り消すなら全額返金しましょう ただ私たちを信じてくれるなら出資者としての権利を得られますよ? 私は炎南の君家をはじめ西鑲(セイジョウ)の大店とも取り引きしてきました 考え直して数日の猶予をくださるなら、利益を3倍にしましょう」「よし!斉羅姑娘を信じよう」綺羅は持ち前の商才を発揮して商人たちを黙らせた。それがかえって玄烈の疑念を深めてしまう。「斉羅姑娘の迫力はまるで君非凡のようだったな」「少爺の真似をしただけよ…」すると綺羅は山へ玄参を探しに行くと決めた。羅奇はもし三不管の山にもなければどうするのかと聞いたが、綺羅は失笑する。「山に行けば必ずあるわ」翌日、中庭で奚長昆と一局、打っていた孫抜は娘の姿に気づいて呼び止めた。「烈将軍と斉羅姑娘が山に行ったとか、まだ戻らぬのか?」奚長昆は簡単に玄参を見つけることはできないと言ったが、孫昭敏はなぜか必ず見つかると自信を見せた。「野生の玄参はより一層、効果があるそうですよ?」その頃、奚部の刺客が玄烈と斉羅を尾行していた。綺羅は玄烈を崖に案内、岩肌に生えている玄参を見つける。仕方なく玄烈は蔓を伝って崖を降り、玄参を採って斉羅に投げ渡した。すると綺羅は蔓を切って玄烈を落としてしまう。その時、刺客が現れ、玄参を奪って斉羅も崖から突き落とされた。綺羅は崖下で倒れていた玄烈の上に落ちた。恐らく刺客は2人が真っ逆さまに転落したと思って引き上げたのだろう。しかし2人が落下したのは崖のすぐ下にある別の崖の上だった。「蔓を切っただろう?」「だって刺客を誘き出さなきゃ…って将軍、もう手を離してくれない?」「あ…」( ̄▽ ̄;)お茶飲み友達?w玄烈と綺羅が谷底まで降りる頃にはすっかり日が暮れていた。すると運良く見つけた荒ら屋を発見、ここで夜を明かすことにする。つづく(  ̄꒳ ̄)うむ…一夜を共にするってのに全くときめかない、顔値だけは異常に高いのにw
2025.12.09
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相思令 Everlasting Longing第4話「証しの交換」炎南(エンナン)では君非凡(クンヒボン)の失踪を知った君成松(クンセイショウ)と長子・君鈺珏(クンギョクカク)がこの機に家業を乗っ取ろうと画策していた。そこで商会の店主たちをけしかけ錦織坊に乗り込み、総会が近いため君非凡の代理を選出しようと提案する。しかし君成柳(クンセイリュウ)は相国がすでに捜索していると安心させ、あっさり店主たちを黙らせた。「くそっ!相国の名を出すとは…」目論見が外れた君成松は苛立ちを募らせたが、君鈺珏は君非凡の代わりに誰かが年末の監査で店を回るはずだと気づく。「伯父が都を離れれば私たちの天下です」一方、斉羅(セイラ)こと君綺羅(クンキラ)は玄鉄硝石(ゲンテツショウセキ)の鉱脈が北泫(ホクゲン)にあると知った。そこで末妹が餞別で持たせてくれた香石を利用し、玄烈(ゲンレツ)に本来の目的は少爺に頼まれて香石の鉱脈を探すことだったと嘘をつく。「お前の香りはこの香石だったのか…鉱脈なら北泫に多いぞ?」「北泫にはつてがないわ、それに北泫の香石は高価だと聞いた」「約束しよう、西鑲(セイジョウ)と同じ値で仕入させてやる」事は綺羅の思惑通りに進んだが、玄烈は条件を出した。「君家の絹織物は天下に名高い名品と聞く…」「分かった、私の拙い技術で良ければ一族に教えてもいいわ」すると玄烈が急に香石を放り投げ、慌てて拾おうと前屈みになった斉羅から首飾りを引きちぎってしまう。「合意の証しだ」大事な行商証を奪われた綺羅は激怒、そこで玄烈の短剣を奪ってやり返した。「それは父親の形見だ、返してくれ!」「そっちこそ!」綺羅はこれで行商証を取り戻せると思ったが、意外にも玄烈は交換を受け入れてしまう。「いいだろう、でも失くすなよ?」「あなたこそ!」玄烈は羅執舟(ラシュウシュウ)の母の霊位に香を手向けた。羅執舟は嫡子と言っても実は父親が跡継ぎとするため引き取った庶子。生母は西鑲人のため羅家の祠堂に入れず、西鑲との国境にある瑶城に母を祭って毎年、供養に来ていた。「阿烈、お前だけは母親の身分を知っても交流を続け、こうして命日を覚えていてくれる」5日後は孫(ソン)部族長・孫抜(ソンバツ)夫人・阿玉里(アギョクリ)の誕辰だった。羅執舟の話では狼主(ロウシュ)の座を狙う奚長昆(ケイチョウコン)が中立の孫部を味方にするため梁(リョウ)州へ向かうはずだという。実は夫人は奚長昆の従妹だった。玄烈は奚長昆を牽制するため梁州へ発つと決めたが、そこへ王城から従妹・玄青蔻(ゲンセイコウ)を探すよう密命が届く。そこで羅執舟は公主の捜索を賀機遥(ガキヨウ)に任せ、玄烈と一緒に梁州へ向かうことにした。その頃、邵祈民(ショキミン)は自分を買った令嬢が北泫王の妹・玄青蔻だと知った。実は玄青蔻は行方が分からない玄烈を探しにきたという。…公主を人質にすれば少爺と交換できるかもしれない…「すでに軍営に戻っているかも?軍営に行ったらどうですか?」「そうね!」その夜、気分転換に部屋を出た綺羅は偶然、回廊で剣の手入れをしていた玄烈と出くわした。「羅宅に助けを求めに行った時、すでに兵士が待機していたわ、私を試したのね?」「損得を考えて迷ったせいで遅れたな?見かけほど誠実ではないらしい」「でも行ったわ」「根は善良なのだろう、ふっ」玄烈は明日、出発すると教えて部屋に戻ったが、綺羅は玄烈の鋭さを警戒した。…私が侍女だという嘘もいずれ見抜かれる、策を考えなくては…梁州では干ばつで苦しむ民のため孫家が粥を配っていた。すると割り込んだ男が騒ぎを起こし、止めようとした族長の一人娘・孫昭敏(ソンショウビン)が巻き込まれてしまう。実は暴漢は奚漠(ケイバク)の手先、一芝居打って郡主を助けて恩人になる筋書きだった。しかし奚漠が飛び出す前に梁州に到着した玄烈たちが通りかかり、暴漢に襲われそうになった孫少敏を綺羅が救ってしまう。騒ぎを聞きつけた孫抜と奚長昆が駆けつけた。孫抜は娘を助けてくれた玄烈と斉羅に感謝して屋敷へ招いたが、実は凶作により苦しむ民のため今年は夫人の誕辰祝いも中止になったという。こうして奇しくも孫宅で奚長昆父子と同席することになった玄烈たち。奚長昆は自分が従妹の夫の力になると玄烈を牽制したが、玄烈は水不足の梁州に借水牌(シャクスイハイ)を渡して援助した。すると面白くない奚長昆は矛先を斉羅に向け、玄烈と一体どういう関係なのかと怪しむ。玄烈は命の恩人だと説明してごまかしたが、その時、阿玉里が娘の恩人でもあると斉羅に一献ささげてその場を収めた。綺羅は中庭で得意の長槍を振り回している郡主を見つけた。武器にあかるい綺羅は槍を見せてもらったが、驚くほど重量があり目を見張る。実は族長の子供は孫昭敏だけだった。幼い頃から″女子では槍も持てず梁州を守れない″と揶揄され、母は気に病んで五部から婿を取るつもりだという。「だから私はこの槍で武術を学んだ、女でも梁州を守れると証明するために」綺羅は孫昭敏の気持ちが痛いほど分かった。「気にすることはない、2人は女傑だ」そこへ玄烈と羅執舟がやって来た。綺羅は男装しているが女であると明かしたが、孫昭敏は笑って知っているという。「助けてもらった時に気づいたわ」すると玄烈は孫昭敏が民を守る重積を果たせるなら、北泫王に族長の後継者として推薦してもいいという。一方、奚長昆は瑶城で兵を失い、玄烈を逃した息子を叱責していた。奚漠は玄烈の連れの女子に邪魔されたと訴え、それがあの斉羅だという。「あの女の正体を暴いてやる!」「馬鹿者!お前が玄烈を襲ったとばらすつもりか?!…もうよい 孫昭敏に注視しろ、あの娘の好意を得れば勝利は確実だ」羅執舟は孫族長が身内の奚長昆を支持しても羅部は玄烈を支持すると安心させた。しかし玄烈はどうしても孫族長の指示が必要だという。玄烈の父は12年前、王権を手にした直後に百工の武器で死んでいた。当時の北泫王は五部の平和のため事故として捜査を打ち切ったが、現王は玄烈が狼主になれば捜査のやり直しを認めると約束している。「どうしても孫族長の支持がいる、食糧難の救済では奚長昆に先を越された だが食糧配布だけでは根本的な解決にならぬ… そうだ、郡主に贈ると言っていた炎南の香袋を持ってきたか?」一方、奚漠は早速、贈り物の武器を持って孫昭敏に言い寄っていた。すると娶りたいなら自分と勝負しろと迫られ、その挙げ句、負けてしまう。その頃、炎南王・趙潢(チョウコウ)の耳にも君非凡が行方不明との噂が届き、君成柳は対応に追われた。炎南王は君非凡と護衛の亡骸だけ見つからないのは妙だと不信感を募らせたが、君成柳は息子に限って裏切ることはないとかばう。一方、君鈺珏は伯父を都から遠ざけるため、銭(セン)都の知事を買収し、商会の店主を拘束させた。さらに父に相国を自分たちの味方にしようと提案、相国も君非凡が見つからなければ自分たちにつくはずだという。邵祈民(ショウキミン)は君非凡を取り返すため玄青蔻を利用することにした。それまで大人しく従うしかなかったが、その夜、公主が寝ている隙に剣を拝借、別の部屋にいた人買いを成敗する。しかしいつの間にか起きていた玄青蔻に見られていた。つづく( ˙꒳˙ )なぜ人買いたちが?ここは宿なの???
2025.12.09
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相思令 Everlasting Longing第3話「宿敵と親友」賀機遥(ガキヨウ)の助けで瑶(ヨウ)城にある広軒(コウケン)客桟に落ち着いた玄烈(ゲンレツ)。斉羅(セイラ)こと君綺羅(クンキラ)に振り回されながらも、死の砂漠を共に生き抜いたその行動力と才気に一目置くようになっていた。「姑娘(グーニャン)を知れば知るほど興味がわく、手放すのが惜しい」「私は君非凡(クンヒボン)の女よ?」「寡婦になれば別だ」一方、玄烈の暗殺を企てる奚(ケイ)部の少主・奚莫(ケイバク)も瑶城に入っていた。副将の報告では配下はおらず、賀機遥と見知らぬ若者が一緒だという。「生きて瑶城からは出さぬ、羅奇(ラキ)と玄羽軍が救援に来るだろう、邪魔させぬよう阻止しろ」( ๑≧ꇴ≦)ハスキーその頃、玄羽軍の幕営では玄烈が流した噂に騙され、刺客が忍び込んだ。しかし罠だと気づいて毒をのみ自害してしまう。羅奇は刺客の首元にある印を見て誰かの死士だと気づき、入れ墨を書き写しておくよう命じた。そこへ賀副将から瑶城へ急ぐよう文が届く。「少主を見つけたか!」綺羅は玄烈の目を盗んで玄鉄晶石(ゲンテツショウセキ)を探すことにした。すると町中で原石を売る店を見つける。「もっと硬い石はないか?」「硬い石と言えば玄鉄硝石が一番ね、ここだけの話、玄鉄の鉱脈は北泫にあるらしいわ でも数百年、世に現れず、手に入らないそうよ?」奚部は玄羽軍の足止めに失敗、羅奇たちに包囲を破られた。知らせを聞いた奚漠は綺羅が戻る前に襲撃すると決め、配下に瑶城を包囲させてしまう。一方、偵察に出かけていた賀機遥は変装した兵が城外に多数いると報告した。脱出は難しく、かと言って羅奇が間に合わなければ対抗できない。玄烈は狼主(ロウシュ)の座を狙う奚長昆(ケイチョウコン)の手引きだと気づいたが、ある方法を思いついた。その夜、馬賊が瑶城を襲撃、玄烈が逃げ出さぬよう広軒客桟を囲い込んだ。念のため城門でも奚部の兵が目を光らせていたが、奚漠は玄烈と親しい羅部族長・羅執舟(ラシュウシュウ)を警戒する。「少主、羅部族長なら王城です」「油断するな、屋敷を見張れ…玄烈さえ消えれば12年前の事件は藪の中だ」玄烈は斉羅を女子の姿で客桟から逃し、上階の窓からわざと発煙筒を上げて盗賊たちの気を引いた。「こいつだ!玄烈です!」そこで玄烈は窓から飛び出し、賀機遥と合流して盗賊を一掃した。しかし倒しても倒しても敵が現れ、やがて賀機遥が負傷して追い詰められてしまう。綺羅は玄烈から玄部族長の令牌を託され、羅執舟に助けを求めるよう頼まれた。『砂漠で私を見捨てぬと約束した、お前に賭ける』しかし族長の令牌があれば国境を越えることができた。綺羅は救うべきか逃げるべきか悩んだが決心がつかず、結局、運任せにしてしまう。「偶数なら救う、奇数ならやめる」そこで適当に石をつかんで数えてみると″4″だった。玄烈は賀機遥を連れて逃走、郊外の荒れ廟に立てこもった。「ここで時間を稼ぐ、斉羅が羅執舟を呼びに行った」「羅族長は王城では?」「母親の命日には戻るはずだ」しかしその時、馬賊が外から弓を放ち、賀機遥が玄烈をかばって負傷してしまう。その頃、綺羅は通りで見つけたぼろ布をまとって物乞いを装い、羅府の門を叩いていた。奚漠の刺客が見張っていたが、物乞いが玄烈の仲間とは思えず見逃してしまう。やがてしつこい物乞いの声にへき易した衛兵が羅府の門をわずかに開けた。すると衛兵は物乞いの″玄″の令牌を見て緊急だと気づき、慌てて族長に報告してくれる。綺羅は無事、屋敷に入ると兵士が集合し、羅執舟が現れた。(  ̄꒳ ̄)どこかで見た気がする…(*°ㅁ°)ハッ‼盛世天下か!盗賊たちが廟に火矢を放ち、玄烈たちは激しい炎に巻かれた。遠目から高みの見物を決め込む奚漠たちだったが、その時、思いがけず羅執舟が兵士を連れて駆けつける。「なぜ羅執舟が…全員、加勢に行け!」その頃、綺羅も弓矢で応戦していた。窓から玄烈の姿を見つけ叫んだが、気を失ったまま目を覚さない。綺羅は何か方法がないか付近を見回すと、鐘堂を見つけた。ゴ~~~~~~ン!ゴ~~~~~~ン!ゴ~~~~~~ン!羅執舟を呼んで来た女が鐘を鳴らした。確か玄烈が連れていたのは賀機遥と炎南の男だったはず、一体どこからやって来たのか。奚漠はともかく弓を放ったが、女の頬をかすめただけで外れてしまう。真夜中に鐘の音が響き渡り、外へ出た民が火事に気づいて騒ぎ出した。しかし脅しにせよ民を殺せば騒ぎが大きくなり、奚部が馬賊に変装していたとばれる可能性がある。「先に梁州へ戻って父親と会う」奚漠は撤収を命じ、副将・錫林(シャクリン)に女の身元を探るよう指示した。…君綺羅は邵祈民(ショキミン)の恩人だった幼い頃、身寄りもなく朋友まで失った時、偶然、通りかかった綺羅がその亡骸を葬り、祈民を屋敷に引き取ってくれる『これは私が初めて鍛えた剣だ、お前にやる、これを持てば私の仲間だ』あれから少爺に忠誠を誓い、守り続けてきたが、まさか三不管で敵の剣に倒れてしまうとは…祈民が目を覚ますと辺城寨(ヘンジョウサイ)で捕らわれの身となっていた。どうやら捨て置かれたまま人買いに拾われたらしい。しかし痺れ薬を飲まされ、逃げることもできなかった。そして翌朝、祈民は他の貧民たちと一緒に競売にかけられてしまう。すると玄烈の捜索にやって来た公主・玄青蔻(ゲンセイコウ)が通りかかり、眉目秀麗の祈民に一目惚れした。「彼をちょうだい!黄金でどう?」その時、先に祈民に目をつけた女たちが難癖をつけて来た。そこで玄青蔻はいきなり鞭を振るって祈民の顔に傷をつけ、価値を失くしてしまう。「ここで売れられるより私と来たほうがいい、大丈夫よ、私は悪人じゃない」( ๑≧ꇴ≦)生きてたぁぁぁぁぁぁぁ!玄烈たちは羅家に身を寄せた。羅執舟は奚部の尻尾をつかめなかったと残念がったが、玄烈は斉羅が戻っただけで幸運だったという。「奇妙な娘だな、その場で弓を造り数十の敵を射殺、咄嗟に鐘をついて奚漠を退却させた もし男だったら人の上に立つ人材だ…阿烈、さては惚れたな?」一方、羅家の嬷嬷たちは少主が初めて屋敷に女を連れて来たと大喜び、斉羅に賀機遥との縁談を勧めていた。綺羅は結局、男装に戻り、あの日の話を思い出していた。瑶城の客桟で静養していた時のこと、ちょうど意識を取り戻した綺羅は玄烈と賀機遥の話を耳にする。なんでも賀機遥の兄が王命により資源を調査しているというのだ。『先日、新たな鉱脈を見つけたと文がありました』『玄鉄硝石か?鉱脈はどこに?』『調査の件は秘密だそうで、もし知りたければ連絡してみます』綺羅は玄鉄硝石を手に入れるためには北泫に行くしかないと覚悟した。つづく( ๑≧ꇴ≦)ちょっとw火事に巻き込まれるのは男主と女主がデフォなのにwwwww
2025.12.07
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相思令 Everlasting Longing第2話「死の砂漠の一夜」君非凡(クンヒボン)の正体を知らず、斉羅(セイラ)こと君綺羅(クンキラ)の条件をのんで西鑲(セイジョウ)へ行くと決めた玄烈(ゲンレツ)。しかし負傷した傷が化膿したせいで斉羅が高熱を出し、倒れてしまう。玄烈はすぐ医者を呼んだが、医者は困惑した。「はっ…女子ですか?」「無駄なことは聞くな」すると医者は薬を塗らねば命に関わるが、女子に塗るわけにいかないと傷薬を託して下がってしまう。仕方なく玄烈は斉羅の外衣に手をかけた。その時、ちょうど意識が戻った斉羅に腕をつかまれ、疑われてしまう。「君子だと思っていたのに…病人に手を出すとは」「そんな下種に見えるか?!目覚めたなら自分で薬を塗るんだな」その夜、玄烈は腹心の羅奇(ラキ)に峡谷で殺された君家商隊を葬るよう指示し、明日、西鑲へ向かうと伝えた。狼主(ロウシュ)選びも目前、羅奇は王城へ戻るべきだと反対したが、玄烈は両親の死に関わる問題のためどうしても譲れない。こうして翌朝、玄烈たちは斉羅を連れて西鑲へ出発した。肩の傷がまだ癒えていない綺羅は馬車を要求、道中で逃げ出す機会を探る。…この先の川辺なら逃げやすい…そこで綺羅は傷口を洗いたいと頼んで一行を止め、川へ出た。しかし玄烈が遠目から監視していることに気づく。綺羅は仕方なく外衣を脱いで肩をあらわにすると、玄烈は驚いて木の影に隠れた。綺羅は玄烈の注意が逸れた隙に逃げ出した。やがて林を抜けて砂漠に飛び出したが、玄烈がどこまでも追いかけて来る。すると綺羅は流砂に気づき、玄烈が落ちるよう仕向けた。案の定、一直線に走ってきた玄烈は流砂に捕まり、みるみる沈んでしまう。綺羅はようやく解放されたと安堵したが、玄烈は鞭を放って斉羅の足に巻きつけた。足をすくわれ転倒し引きずられる綺羅。もはやこれまでかと思ったその時、玄烈が斉羅から鞭を外して枯木に巻きつけ、流砂から飛び出した。( ̄▽ ̄;)<初めから独りで脱出できたのかーい一方、羅奇たちはいつまでも戻らない族長を心配していた。「副将、早く探さねばまずいです、この先は″死の砂漠″ですよ?」∑(⊙∀⊙)ヒャーーー!@羅奇流砂を逃れた玄烈と綺羅、すると今度は砂嵐が襲ってきた。必死に逃げるも嵐にのみ込まれてしまった2人。綺羅は自力で砂から脱出したが、玄烈は意識を失って倒れていた。すると綺羅は兄も同然の護衛・邵祈民(ショキミン)が刺された情景を思い出し、思わず玄烈の短剣を抜いて復讐しようとする。その時、不意に目を覚ました玄烈が短剣をつかんで阻止、激怒して斉羅の首を締め上げたが、結局、手を止めた。羅奇たちは玄烈を探して砂漠まで出た。すると玄烈の発煙筒を発見、緊急事態だと知って直ちに副将・賀機遥(ガキヨウ)に知らせることにする。一方、玄烈は斉羅が道中で逃げ出そうとしたことから、西鑲に君非凡がいるという話が嘘だと気づいた。綺羅は仕方なく実は居場所を知らないとごまかし、香石の買い付けのため行商証を渡されたに過ぎないと釈明する。「一体、お前の言葉の何が本当で何が偽りだ?…まあよい、砂漠を出られたら決着をつける」どちらにせよ今はまず生き延びることが先決だった。玄烈は綺羅を倒木で休ませ、付近を見回して出口を探した。その時、綺羅は小さな枝を見つけ、こっそり自分のもとへ引き寄せる。すると玄烈がふと斉羅に目を留め、急に短剣を抜いて襲い掛かろうとした。綺羅は咄嗟に隠し持っていた枝で玄烈の足を刺したが、玄烈が仕留めたのが斉羅の背後にいた蛇だと分かる。しかし玄烈が負傷したこの機を逃すまいと綺羅は一目散に走り出した。北泫(ホクゲン)王・玄旭(ゲンキョク)は賀副将から玄烈が炎南(エンナン)の男と姿を消したと聞いた。狼主選出が近く、影響を懸念した羅奇から知らせが届いたという。羅奇は十二軽騎(ケイキ)を率いて極秘に捜索中だった。すると立ち聞きしていた王の妹・玄青蔻(ゲンセイコウ)公主が現れ、探しに行きたいという。しかし情報が漏れることを恐れた玄旭は賀機遥だけを秘密裏に派遣し、公主の外出を認めなかった。「お前が行けば足手まといだ」…ふん、私が行くと決めたら誰も止められないわ…( ゚ロ゚)え?プリンセス天功?北泫商隊になりすまして武器を転売しようとしていたのは奚(ケイ)部だった。玄烈が武器の転売に気付いて奚達(ケイタツ)を捕らえたと聞いた族長・奚長昆(ケイチョウコン)は直ちに死士を送って口封じするよう命じる。すると息子・奚莫(ケイバク)が王宮の密偵から得た面白い情報を報告した。「玄烈が砂漠で失踪したと…玄烈さえ死ねば父親と狼主の座を争える者はいません」「そうなることを願おう」そこで奚漠は念のため三不管から梁州への要路に兵を配置すると決めた。(^ꇴ^)やだハスキー?w気を失っていた綺羅が目を覚ますと玄烈に捕まっていた。「しつこい疫病神ね」「私が見つけねば干からびて死んだか、狼に食われていたぞ?」しかし綺羅は砂漠から脱出するため、自分と手を組みたいだけだろうと冷ややかだった。「足の傷を早く手当てしないと膿んで肉が腐るわよ?…じゃあこれでどう? 君非凡の命をかけて誓う、あなたを見捨てたら君非凡は荒野で非業の死を遂げる」すると玄烈は面目を保てたのか、斉羅の手首を縛っていた鞭を解いた。ようやく自由になった綺羅は玄烈が持っていた貴重な水を一気に飲んだ。「おい!残り少ないんだぞ?」「羽茅を見たから水源が近いわ、明日、探してくる」「…面白い女子だ、不満を言うより行動する、独立したらどうだ?」「才覚などあっても女子には無理よ」「北泫に来い、男も女も関係ないぞ?天下が統一されたら俺は望む者に才能を発揮させる」一方、炎南の君家にも君非凡と君家商隊が三不管で姿を消したと知らせが届いた。末女・君絳絹(クンコウケン)は兄を探しに行くと言ったが、父も次女・君綉捆(クンシュウコン)も女子の身では危険だと止める。何より商会の総会が近い。君成柳(クンセイリュウ)は失踪の情報が漏れて誰かに利用されたら君家や君非凡に不利だと警告した。 その夜、手持ち無沙汰の綺羅はなぜ北泫は戦を好むのか聞いた。西鑲は弱国のため争いを好まず、炎南も他国を侵略などしない。「血に飢えて残虐非道な北泫人だけよ」「そんな風に思っていたのか…」玄烈はふと幼い頃、無言の帰還を果たした父・玄術と母・徳安可(トクアンカ)のことを思い出した。「戦をもって戦をなくすのが平和への近道だ、私は北泫を守り、あらゆる脅威を排除する 殺戮は誰も好まぬ、だが力なくてはどんな陰謀や策略にも打ち勝つことができぬ」綺羅は玄烈の悲しい過去を知らず、不貞腐れたように横になった。すると玄烈は自分の毛皮付きの外套を斉羅にかけてやる。横暴なのかと思えば優しい一面をもつ玄烈。…一体どういう人なのかしら?君非凡を探す理由はなに?…翌朝、今度は玄烈が足の傷の炎症で高熱を出した。玄烈は斉羅がまた逃げ出すと思ったが、斉羅はどこかへ行ったかと思うと仙人掌(サボテン)を見つけて戻ってくる。「仙人掌は熱を下げ、解毒もできるの」すると斉羅は玄烈の傷口に水をかけて洗浄し、切った仙人掌を当てて縛ってくれる。一方、賀機遥は瑶(ヨウ)城の客桟にいた。やがて捜索していた配下が駆けつけ、昨夜、玄羽軍の狼煙を見た者がいたと報告する。「死の砂漠の北西だそうです」玄烈と綺羅は協力しながら死の砂漠を横断、ついに人里が見えてきた。しかし安心したのも束の間、砂岩を通り抜けていた2人を狙って狼が現れる。玄烈は斉羅に生き延びろと言って逃し、独り鞭で対抗したが、狼は群れで襲いかかってきた。その時、斉羅が駆けつけ、間に合わせの材料で作った弓矢を放ち、玄烈を救う。「なぜ戻った?」「方角も分からないし、一緒の方が生き延びられるわ」「危ない!」すると崖にいた狼が綺羅めがけて飛びかかった。玄烈は咄嗟に短剣を投げて狼を仕留めたが、驚いた斉羅は気を失ってしまう。「少主!」そこへ玄烈を捜索していた賀機遥たちが到着した。こうして辛くも死の砂漠から生還した玄烈。それにしても三矢連弩の原理で咄嗟に弓矢を作れるとは、斉羅とは一体、何者なのか。一方、炎南では君成柳が相国・宋蔚(ソウイ)に君非凡が行方不明だと相談していた。「どうかお力添えを…」君成柳は大きな真珠が入った箱を差し出したが、相国は受け取らず、早速、護衛の鄭源(テイゲン)に内密で君非凡を探すよう命じた。そんな長房の一大事を密かに喜ぶ二房の君成松(クンセイショウ)と長子の君鈺珏(クンギョクカク)。「鈺珏よ、いよいよ芝居の幕が上がるぞ?」瑶城の客桟でひとまず斉羅を自分の部屋で休ませた玄烈。すると賀機遥が着替えを持ってやって来た。「斉公子の着替えを手伝いましょう」「置いて下がれ、彼は命の恩人だ、この部屋でいい」翌朝、目を覚ました綺羅はいつの間にか着替えていることに気づいた。すると長椅子で寝ている玄烈に気づく。「男が女子の衣を剥がすなんて!」「他人の女に興味はないね」実は玄烈は女子の使用人を呼び、斉羅の着替えを頼んでいた。しかし君非凡を盾に散々、振り回されたせいで玄烈はかなり苛立っている。そこで綺羅は3ヶ月後の総会に必ず君非凡が現れると教えた。「本人が現れなければ君家と合資の店の支持を失い、少爺の地位が揺らぐ 君家も危ないわ、少爺は商いを人手に決して渡さない、その時が好機よ」「君非凡のために命懸けで逃げようとしたのに急に饒舌だな?」「将軍から逃げられないと分かったからよ、少爺を愛していても命は大事」「現実的なんだな…姑娘を知れば知るほど興味がわく、手放すのが惜しい」つづく( ๑≧ꇴ≦)いや手放して~って違うwそれにしても二房の父子がさもありなんなキャスティンングで笑ったw
2025.12.05
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相思令 Everlasting Longing第1話「運命の出会い」…世は乱れ、戦は留まることなく、天下は北泫(ホクゲン)・焱南(エンナン)・西鑲(セイジョウ)が三分中でも北泫は勇猛で知られていたしかし玄(ゲン)・奚(ケイ)・羅(ラ)・孫(ソン)・蘇(ソ)の五部が政権をめぐって争い、狼主(ロウシュ)選出が焦眉の急となっている一方、焱南は商業の発展により北泫に対抗していた君(クン)家が設計する武器は炎南を守る要かつて北泫玄部の族長・玄術(ゲンジュツ)も百工伝承者の武器に倒れていた息子・玄烈(ゲンレツ)は父の敵を長年、追っていたが、ようやく百工伝承者が炎南君家の長子・君非凡(クンヒボン)だと突き止めた…君家の長房老爺・君成柳(クンセイリュウ)は武器の改良に必要な玄鉄晶石(ゲンテツショウセキ)が手に入らず行き詰まっていた。見兼ねた君非凡はちょうど明日、出立する商隊に同道して西鑲で探してくると申し出たが、父は反対する。実は道中の三不管(サンフカン)は北泫に接し、馬賊が横行する危険な場所だった。しかし玄鉄は連弩の改良に不可欠、北泫が炎南に攻め入る前に見つけなくては王に責められてしまう。すると君成柳は君非凡にそろそろ女子に戻れと命じた。「もう危険は冒すな」「女子に戻っても百工の伝承者として武器を造ります」(^ꇴ^)アンジェラお久しぶり〜♪君非凡の正体は君家の長房長女・君綺羅(クンキラ)だった。長房は3姉妹しかおらず、掟では女は当主になれない。しかし家業を二房に渡せば一年もしないうちに従兄弟・君鈺珏(クンギョクカク)が長年の業績を無にするだろう。君成柳は君綺羅の身の上を承知している長房護衛・邵祈民(ショキミン)に嫁がせようと考えたが、君綺羅はすでに7歳の時、継承者が現れねば一生、男を装って生きようと誓っていた。妹たちも君綺羅を兄と呼び、君家を発展させ、炎南を豊かにした姉に敵う男などいないと分かっている。結局、君成柳は君綺羅に玄鉄探しを任せるしかなかった。翌朝、綺羅と祈民は西鑲への商隊に加わり出発した。しかし道中、馬が馬疫で倒れ、死んでしまう。感染した馬はここで処分せざるを得なくなり、残った馬はわずか。その時、山間の官道で落石が起こった。綺羅と祈民は崖から眼下の様子を確認すると、どこかの商隊が道をふさがれ困っている。…あの者たちの馬を借りれば間に合うかも…綺羅と祈民は官道へ降りて物陰から商隊の様子をうかがった。)<狼主選出は誰が勝つかな?)<そりゃ玄烈(ゲンレツ)だ、生まれつき首に鷹の形のあざがあるなんて天に選ばれし者さ商隊は運悪く北泫人だった。祈民は荷物を強奪されるのがおちだと反対したが、綺羅は敵国とは言え相手は商隊、利を選ぶはずだという。綺羅は商隊に声を掛け、次の駅站まで緙絲(コクシ)1疋(ピキ)で馬を借りたいと交渉した。炎南の緙絲は王への献上品、めったに手に入らない代物だったが、どうやら相手は知らないらしい。「やめだやめだ、官道が不通でも峡谷の道がある、よければ案内するが?」道案内を買って出たおかげで綺羅は北泫商隊と同行させてもらうことになった。祈民は北泫人を警戒していたが、谷を過ぎようとした時、馬賊に襲われてしまう。商隊は待ち伏せしていた山虎寨(サンコサイ)に襲われた。祈民は綺羅を守りながら馬賊に応戦していたが、そこへ思いがけず君非凡を追ってきた玄羽軍が現れる。「君非凡を探せ!馬賊を逃すな!」玄部族長・玄烈は父の死の真相を明かすため、武器を製造した君非凡が必要だった。すると北泫商隊は身分が暴かれるのをそれ、それとなく逃げ出してしまう。♪───O(≧∇≦)O────♪祈民は玄兵に襲われる綺羅に気づき、思わず声を上げた。「少爺(シャオイエ)っ!」「少爺?」玄烈は鞭を放ち、祈民の視線の先にいる″少爺″を捕まえた。「お前が商隊の隊長か?」しかし祈民が駆けつけ綺羅を救出、混乱に乗じてその場から脱出する。君家商隊が呆気なく殺される姿に心を痛めながら逃げるしかない綺羅。やがて2人は崖に追い詰められ、逃げ道を失ってしまう。「少爺、ここで私が食い止めます、崖に沿って炎南へ」「駄目だ、一緒に戦う」「君家にはあなたが必要なんです!」そこへ玄烈たちが現れた。祈民は綺羅を崖から突き落とし、敵に向かって行った。しかし玄烈に投げ飛ばされ、岩肌につかまっていた綺羅は玄烈の放った鞭で引っ張り上げられてしまう。綺羅が捕まったと知った祈民は引き返そうとしたが、その時、背後から来た騎兵に背中を刺された。「祈民…祈民nnnnnnnnnn!」軍営に戻った玄烈は君家商隊の精巧な武器を見て感心していた。…造ったのは君非凡に違いない…玄烈は捕まえた男こそ君非凡だと確信し、ひとまず牢から出すことにした。「出ろ」すると綺羅は祈民の恨みを晴らそうと錠の金具を拾って玄烈に襲いかかってしまう。怒った玄烈は君非凡の腕をつかんで胸ぐらを引っ張ったが、その時、はだけた襟元から晒しが見えた。「はっ!女か?何者だ?君非凡はどこだ?」「私は君家の商隊じゃない、人違いよ」そこへ副将・羅奇(ラキ)が入って来た。荷の中に見た事もない美しい織物があったという。「小娘よ、この見事な織物は君家特製の緙絲であろう?」「知らない、本当に私の商隊の荷なの?…金銀や織物はあげるから解放して」「優しくし過ぎたようだ…自分から話すか、拷問で吐かせるかだ」「何が知りたいの?」その時、綺羅は偶然、男の首にあるあざを見た。…鷹のあざ?この男が玄烈なら手はある…綺羅は機転を利かせた。「緙絲は馬賊に襲われた時のために買っておいたの それより北泫商隊の荷の方がお気に召すのでは? 私は君家商隊とも北泫商隊とも無関係よ、巻き込まれただけなの」「…狙った商隊がなぜ分かる?」荷物を改めたところ北泫商隊の荷には武器が隠されていた。裁量権は各部にあるが武器の転売は重罪。そこでどの部族かあぶり出すため、玄烈は武器を転売する者を捕らえたと噂を流すよう指示した。恐らく黒幕が口封じに現れるだろう。翌朝、玄烈は娘の短剣を観察していた。羅奇は捕えたのが君非凡ではなく女子と知り呆然、馬賊が炎南の商隊を襲うという情報は正確なはずだと落胆する。「…密偵に君家の娘を調べさせろ、君非凡の動向もな」「でも炎南は礼に厳しく娘の名は外に漏れないとか」その時、兵士が駆けつけ、炎南の捕虜が逃げたと報告した。綺羅は隠し持っていた暗器で錠を開け脱出した。しかし川を歩いて渡ったところで玄烈に捕まってしまう。羅奇は君非凡でない娘など必要ないと剣を振り上げると、驚いた娘は慌てて少主を知っていると訴えた。玄烈は綺羅を馬に乗せてしばし駆けた。すっかり馬酔いして気分が悪くなってしまった綺羅。「君姑娘、炎南の娘は軟弱だな」綺羅は君家の令嬢ではないと否定し、君非凡の侍女・斉羅(セイラ)だと名乗った。しかし玄烈は嘘だと見抜く。実は玄烈は馬から降りた時、娘が落とした君家の玉佩を拾っていた。綺羅の顔色が一変、その玉佩は一見するとただの行商証だったが、″君″を押し込むと百工を示す令牌が飛び出す仕組みになっている。「実は…私は少爺の想い人で、これは誓いの贈り物よ 道中、疫病で馬を失い、期日通りに到着できなかった、少爺は先に取引先に向かったわ」「なせお前は男装して″少爺″と呼ばれている?」「隊長がいなければ商隊の信用を失うからよ」「相当、信用されているようだな」玄烈は何も知らずに行商証を握りしめていた。その様子をひやひやしながら見つめる綺羅、すると玄烈は笑って返してくれる。「そう焦るな、私が壊すとでも思ったのか?」すると玄烈は臨機応変に対処できる斉羅の才気を褒めた。一方、炎南では君成柳が炎南王・趙潢(チョウコウ)から叱責されていた。未だ玄鉄が見つからず、君非凡が西鑲まで探しに行ったという。北泫の狼主が決まれば五部の兵権が統一され、次は炎南を襲ってくる。炎南王は防御用の連弩の損耗が激しいことを危惧していた。玄烈は斉羅を軍営に連れ帰った。斉羅が君非凡の侍女で情人だとは信じていないが、ひとまず新しい衣を与えて厚遇する。綺羅は何とか正体を隠し、折を見て逃げ出そうと企んでいた。玄烈は斉羅を食事に招待した。「斉羅姑娘、教えてくれ、君非凡はどこだ?」「探すのは容易だが条件がある…」綺羅は男として振る舞い、命の保証を求めた。「それから馬賊に殺された君家商隊を弔って欲しい」「いいだろう、二つの条件をのむ、居場所を教えてくれ」「まだ駄目だ、少爺を探す理由は?危険が及ぶなら言えない」「心配ない、殺しはしない」玄烈は北泫の経済を改善するため、炎南を豊かにした君非凡から教えを請いたいだけだとごまかした。「民思いなのね…少爺は西鑲にいる、引き合わせる代わりに私の荷を西鑲まで運んで欲しい 君家の信用を保つためよ、裏切るにしても最後の一線は守らなくては」玄烈は了承したが、斉羅が急に倒れてしまう。つづく( ๑≧ꇴ≦)ウエイロン似合うわ~!カッコいいわ~!棒だけどwでもやっぱりアンジェラとは姉と弟にしか見えん( ;∀;)
2025.12.04
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漠风吟 Love In The Desert 全26話第26話運命に翻弄されながらも砂漠を生き抜き、愛する格心微(カクシンビ)とまだ見ぬ我が子を残して旅立った若問(ジャクモン)。一方、霍擎雲(カクケイウン)と皇北霜(コウホクソウ)もまた砂漠で巫季海(フキカイ)の小隊に囲まれていた。霍擎雲は独り応戦しながら巫将軍たちを自分に引き付け、皇北霜から遠ざける。しかし皇北霜は砂丘を必死に登って霍擎雲を追った。霍擎雲は巫将軍が放った鉤が肩を直撃、坂を転がり落ちた。追い打ちをかける兵士たちだったが、霍擎雲も孤軍奮闘し、敵も残り3人となる。巫将軍たちは再び鉤鎖を放って霍擎雲の剣を奪い取り、さらに肩や胸に鉤を突き刺した。武器を失い、身動きが取れなくなった霍擎雲。その時、坂を駆け降りて来た皇北霜が霍擎雲に匕首を投げた。「受け取って!」霍擎雲は皇北霜の匕首をつかみ取り、鉤鎖を取っ払った。すると鎖が急に外れた反動で巫将軍たちがバランスを崩し、そこへ霍擎雲が放った匕首が直撃する。「チンユン!」「来るな!」霍擎雲は敵を倒すことができたが、すでに足が流砂に飲み込まれていた。皇北霜は霍擎雲の手をつかんで助けようとした。しかし霍擎雲は皇北霜を道連れにしないよう手を離してしまう。「嫌よ!私を置いていかないで!」「霜R、泣くな…約束してくれ、しっかり生きると…」「駄目よ!つかまって!チンユン!」皇北霜の悲痛な叫び声が響き渡る中、ついに霍擎雲は砂の中に飲み込まれた。絶望した皇北霜は霍擎雲を追って流砂に飛び込もうとしたが、その時、沙曲(サキョク)が駆けつけ止める。「門主のために生きるんだ!」天都(テント)城は守護神を失い、悲しみに包まれた。亡骸もないまま葬儀を済ませた皇北霜はついに霍擎雲の遺書の封印を解く…愛する北霜、私の父親は雲沛(ウンハイ)の先主・那啓達(ナケイタツ)、母親は天都の華明(カメイ)公主本当の名は那延興(ナエンコウ)という父の養子・那戦(ナセン)に城主の座を奪われ、故郷を失って他家に身を寄せた唯一の心残りは共白髪まで君と添い遂げられないことだ覚えているだろうか、あの時の約束を『あとで返すと約束してくれ』@3話私のことは忘れ、君らしく生きて欲しい、人生を謳歌してくれ…若問と霍擎雲が亡くなり、雲沛が天都と汾天を制して砂漠の覇者となる日も目前となった。しかし那戦は未だ皇北霜のことが棘のように胸に突き刺さっているという。「あの餌で釣れるか?」一方、天都城主・霍言斉(カクゲンセイ)は非業の死を遂げた弟の雪辱を果たすため諸将を召集した。すると皇北霜が駆けつけ戦に反対、砂漠の安寧を願っていた霍擎雲のためにも思いとどまるよう説得する。霍言斉は仕方なく諸将を下げたが、この憤りをどうすれば良いのか分からなかった。そこへ思いがけず廉幻(レンゲン)と夜佩(ヨハイ)が訪ねて来る。2人は皇北霜と抱き合って再会を喜んだが、霍擎雲の訃報に胸が傷んだ。「娜袖(ナシュウ)、実は格公主は生きています、でも…城門に吊るされています」那戦は皇北霜を誘き出すため格心微をおとりにしていた。「…ならこちらから出向くまで」皇北霜は華玉(カギョク)府へ舞い戻った。筑俊(チクシュン)は念のため侍女に身体検査を命じ、皇北霜の持ち物が笛だけだと確認する。「格心微の最期に厄娜泣(ヤクナキ)の笛の音を聞かせたいの」笛を返却してもらった皇北霜は奉天(ホウテン)閣に足を踏み入れた。那戦は玉座で独り、皇北霜を待っていた。「助けに来たのだろう?で、何を差し出す?」「砂漠の統一を手伝うわ」「いいだろう…連れてこい」すると兵士が憔悴した格心微を連行した。しかし那戦は2人が容若(ヨウジャク)の遺書を見ていると思い出し、生き残れるのは2人のうち1人と決めて刀を放り投げる。それは若問の刀だった。那戦は2人の決着を見るため、自分の剣を抜いて玉座から降りて来た。「若問の刀でどちらが生き残るかはあなたが決めて」皇北霜が刀を差し出すと、格心微は若問の形見を受け取って皇北霜の肩に置いた。2人の様子を眺めながらほくそ笑む那戦。その時、格心微が急に皇北霜を押しのけ、那戦めがけて飛び出す。しかし衛兵が咄嗟に阻止した。格心微は衛兵2人を斬り倒したが、振り向いた瞬間に那戦の剣が格心微の胸を貫通してしまう。するとその機を逃さず、皇北霜は笛を真っ二つに割り、那戦を突き刺した。ふいをつかれた那戦は腹を刺され喀血した。皇北霜は止めを刺そうとしたが、短い刀では届かない。すると皇北霜は愛する若問の敵を討つため、那戦の剣に自ら身体を深く突き刺して前に出た。「ぐふっ!」若問の刀が那戦の腹に刺さった。那戦は耐え切れず格心微の体から剣を抜き、後ろに倒れてしまう。皇北霜は格心微を抱き留め、身分を交換したことを悔やんだ。しかし格心微は何も後悔していないという。「格心微として自由を得て若問に会えた、初めて私らしく生きられたの… これで若問に会いに行ける」すると格心微は若問の首飾りを握りしめ、意識を失ってしまう。那戦が苦し紛れに助けを呼んだ。すると衛兵たちが駆けつけたが、城主を無視して格心微を運び出し、そこへ莽流(モウリュウ)門と臣下たちが雪崩れ込んでくる。「お前たち!寝返ったか!」実は皇北霜に同行した沙曲には切り札があった。雲沛に到着したその夜、居雲閣(キョウンカク)に雲沛軍の石(セキ)統領が現れる。石統領は10年も潜入している莽流の密偵で、那戦と巫将軍の信頼を得て亡き巫将軍の後を引き継ぐまでになっていた。そこで皇北霜はさらに那戦を追い詰めるため、得意の仮面を使って沙曲を霍擎雲に変装させようと思いついく。沙曲は警戒心の強い那戦に見抜かれると心配したが、皇北霜はうまく演じて注意をそらすよう頼んだ。「私が必ず殺すわ」那戦は自分が孤立無援だと気づいた。しかし霍擎雲が死んだ今、何を証明しようと意味はないという。「那戦…」そこへ霍擎雲が現れ、那戦の悪行を暴いた。実は議事庁に集まったのは那戦に家族を殺された者ばかり、次々と令牌の裏に刻まれた家族の名を示して積年の恨みを訴える。那戦に死を!>ʕ•̫͡•ʕ*̫͡*ʕ•͓͡•ʔ-̫͡-ʕ•̫͡•ʔ*̫͡*ʔ-̫͡-ʔ<悪党を殺せ!すると霍擎雲が先主の詔書を取り出した。那戦は詔書が15年間、玉座の下に隠されていたと知って唖然となる。「第49代雲沛城主那啓達の詔である、息子の那延興を正当な後継者とする…」石統領が遺詔を読み上げ、正当な雲沛城主の座を霍擎雲こと那延興が引き継ぐと宣言した。容豁(ヨウカツ)を筆頭に臣下も莽流たちも城主に拝跪。那戦は最後まで自分が城主だと言い張っていたが、結局、力尽きて絶命した。霍擎雲は早速、那戦が各部族に課した重税や年貢、労役、和親などを廃止、緑地も返還するよう指示した。「先主が大漠奇巻を記したのは民に幸福をもたらすため 直ちに防砂と造林の方法を共有し、取り掛かれ!」「ラジャー!」配下は一斉に奉天閣を飛び出した。「よくやったわ」皇北霜は沙曲の迫真の演技を褒めたが、その時、霍擎雲が皇北霜を引き寄せ唇を重ねた。驚いた皇北霜は沙曲を突き放し呆然、すると霍擎雲の腰に見覚えのある匕首を見つける。それは確かに霍擎雲と一緒に流砂に飲み込まれたはずの皇北霜の匕首だった。皇北霜は霍擎雲が仮面の沙曲ではなく本人だと気づき、思わず抱きつく。その様子を物陰から沙曲と廉幻、夜佩が笑顔で見ていた…一命を取り留めた格心微は無事に若問の子を出産した「名前は決めたの?」「若安(ジャクアン)よ」大漠346年雲沛城主・霍擎雲は夫人の皇北霜と砂漠を遊歴しながら大漠奇巻に記された緑地化の策を広めた多くの小部族を救ったこの旅は砂漠の美談として、後世まで語り継がれることになる「で、どうやって流砂から逃れたの?」「″莽″はどこにでも潜り込む、砂の下には洞窟が多い、だから君の元に戻れたんだ」完( ߹꒳ ߹ )あー終わってしまったー夢のようなカップルだったわ~( ˶´꒳`˵ )しっかしここまでこらえていたのに最後の最後で出た~流砂で危機一髪!砂に吸い込まれるイールンのリーゼントカツラで笑わせに来たか!(いや違うw)あ~イールンとハニーちゃんロスになりそうだって次はヤンズーのチャンシャンシーだし…(←どういう意味よ?w)ではここでイールンとハニーちゃんのデュエットでお別れです(꒦ິ⌑꒦ີ)
2025.12.03
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漠风吟 Love In The Desert 全26話第25話三疆(サンキョウ)で鍾乳洞への入り口を探していた格心微(カクシンビ)と若問(ジャクモン)。すると2人は流砂に飲み込まれ落下、若問は足を負傷し、格心微は気を失った。若問は自分の手首を切って格心微に血を飲ませて助けたが、濡れたせいで皇北霜(コウホクソウ)の口元の仮面が溶けてしまう。驚いた若問は格心微の顔から仮面を剥ぎ取り、正体を暴いた。「はっ!やはり死んだのは嘘だったか!」「死ななければ汾天(フンテン)を出られない…また私の目を見てるの?」「俺の母親と同じ目をしている、母親はもう死んだよ」皇北霜は衣を引きちぎって若問の手首を縛ったが、足も負傷していると気づいて手当てした。皇北霜と若問は大漠奇巻(タイバクキカン)の6巻目と出口を探し始めた。しかし地下は暗く、道が幾つにも分かれて捜索は難航、そこで若問は指笛を鳴らし、音の反響を調べてみる。すると2人を追いかけて来た霍擎雲(カクケイウン)と格心微がその音を頼りに2人を発見した。霍擎雲は皇北霜の無事な姿を見て安堵し、若問に傷薬を渡す。実はその頃、那戦たちも三疆に到着、鍾乳洞に潜入していた。皇北霜たちは鍾乳洞の一角に書斎を見つけた。驚いたことに書机の前に衣をまとったまま白骨化した亡骸が座っている。皇北霜は亡骸が携えていた6巻目となる緑地篇を発見し、容若(ヨウジャク)がここでしばらく生きていたと分かった。実父の亡骸を前に言葉を失う若問。すると皇北霜が書机に残された容若の遺書を読み始めた。…我ら容氏兄弟2人は雲沛城主・那啓達(ナケイタツ)と砂漠を遊歴した末に大漠奇巻6巻に砂漠を治める策を記した今後、緑地を増やすための指針となるようにしかし城主の養子・那戦が監城の職を与えられると徒党を組んで非道を働き、民を苦しめるようになった那戦は内侍官・筑俊(チクシュン)と共謀して雲沛に戻った城主に毒を盛り、後に城主は重い病に…その時、ついに那戦たちが現れた。「夫人、生きていたのか?私の恩恵のおかげか?ふっ… お前たち4人、その白骨と共に永遠の眠りにつくがよい」一方、地上では黄天狂(コウテンキョウ)が若問を探していた。付近を警戒していた巫(フ)将軍が一行を発見、1人残さず逃すなと厳命する。しかし大群が駆ける振動のせいで洞窟が崩落に襲われ、対峙していた皇北霜たちと那戦たちは一斉に逃げ出した。霍擎雲は皇北霜を背負って無我夢中で逃げた。「もう追ってこないわ、降ろして」「降ろすよ」容若は遺書に詔書の在りかも記していた。皇北霜は詔書を手に入れれば雲沛城主の座を取り戻せると喜ぶ。しかし霍擎雲は自分が求めるのは城主の座ではなく、砂漠の平和と皇北霜と添い遂げることだと言った。「約束よ、必ず添い遂げて」「はお」その時、再び崩落が起こった。霍擎雲は皇北霜をかばいながら落石をやり過ごしたが、崩れたおかげで地上から光が差しむ。そこで霍擎雲は鉤縄を投げて地上へ引っ掛け、皇北霜を連れて脱出することに成功した。同じ頃、若問と格心微も頭上に地上への出口を見つけていた。若問は格心微を背負って岩肌を登り始めたが、あと少しというところで格心微がずり落ちてしまう。咄嗟に格心微の手をつかんだ若問、すると傷口が開いて血が流れ始めた。「若問、手を離して」「駄目だ!」すると若問は力の限りを尽くして格心微を引っ張り上げ、2人は命からがら脱出した。那戦たちも鍾乳洞から無事に生還し、足がない4人を追いかけることにした。するとちょうど若問を探していた黄天狂と出くわす。ここで会ったが百年目、蛮狐(バンコ)と狼頭(ロウトウ)は那戦たちに襲いかかったが…。一方、霍擎雲は皇北霜を連れて砂漠をひたすら歩いていた。しかし砂漠を抜けるには馬が必要、このままでは力つきて死んでしまう。「最後まで諦めては駄目だ、君を背負うよ」「怪我しているのに無理よ…これまでどんな困難も乗り越えて来た、ここで死んでも後悔はない」「私のせいだ、君を巻き込んだ」「馬鹿ね、一緒に立ち向かえて満足よ」皇北霜は自分の笛を出して霍擎雲に贈った。「2度と離さないで」「約束する、2度と手を離さないと」その頃、沙曲(サキョク)たちが三疆に向けて急いで馬を駆けていた。若問と格心微は樹林でしばし休息を取った。その時、若問はかつてこの場所で死体の中に紛れて運良く生き残ったことを思い出す。「この15年はおまけのようなものさ…」すると格心微は今回の件が片付いたら妻になりたいと頼んだ。若問は兄弟たちがすでに″夫人″と呼んできると笑ったが、格心微は婚儀を挙げて正式な妻になりたいという。「あの世に愛は持っていけないぞ?」「あなたの約束が欲しいの」「約束する」若問は那戦がすぐ援軍を連れて追いかけてくると警戒し、格心微を先に逃すことにした。「嫌よ!」「2人では速度が落ちる、蛮狐と狼頭と呼んでこい!俺は捕まらん!」若問は馬を叩いて格心微を追いやったが、そこに那戦たちが現れた。若問は那戦たちに囲まれた。「汾天で殺しておくべきだった…だが今からでも私に従うなら命は助けてもいい」「俺が持っている刀次第だ」すると那戦は強がる若問に贈り物を放り投げた。蛮狐と狼頭の武器を見た若問は呆然、激情に駆られ那戦に襲いかかるも兵士たちに邪魔されてしまう。満身創痍で応戦する若問、そこへ思いがけず格心微が戻って来た。「若問!」「どうして戻った?!…どいていろ!」その時、ついに格心微の目の前で若問は刺されてしまう。那戦は若問に臣下らしく跪けと命じて高笑いした。もはや立っているだけで精一杯の若問、しかし気概だけは失わない。「俺は一生、天地のみに従う!誰にも下るものか!」兵士たちは何とか跪かせようと足を蹴り飛ばしたが、若問は意地でも膝をつかなかった。すると見兼ねた格心微が飛び出し、自分が汾天の城主だと訴え、代わりに跪いて許しを請う。若問は一矢を報いようと最後の力を振り絞って那戦に槍を投げようとしたが、同時に射手が矢を放った。格心微の悲鳴が響き渡った。若問の体には弓矢が3本、突き刺さっている。「若問?!」「お前は若問の女だ、何も恐れるな…」「私を置いて行くの?…私たちの子どももいるのよ?」実は格心微のお腹には新しい命が宿っていた。若問はいつものように豪快に笑うと、母の形見の首飾りを外して格心微に渡す。「俺が恋しくなったらこれを見ろ…お前の腕の中で死ねて満足だ…っ」「若問nnnnnnnnnnnn!」つづくヒイィィィ!!(゚ロ゚ノ)ノここにきて不幸のズンドコなんて…
2025.12.02
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漠风吟 Love In The Desert 全26話第24話紆余曲折を経て夫婦となった皇北霜(コウホクソウ)と霍擎雲(カクケイウン)。2人の蜜月は7日に及び、さすがに沙曲(サキョク)も迎雪閣の様子を見に行った。しかし相変わらず夫婦が出てくる様子はない。″
2025.12.01
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