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2020.08.12
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第43話「逆雪」

孫雅璃(ソンアリ)は意外にも容楽(ヨウラク)から王府に呼び出された。
容楽は孫継周(ソンケイシュウ)がいない場所で雅璃の口から真実を聞き出そうとしたが、雅璃は黎(レイ)王・宗政無憂(ソウセイムユウ)から寵愛を受けたと主張する。
「私と殿下は想い合っているのに、王妃はなぜ邪魔をなさるのです?」
雅璃は孫家の名誉に懸けて後には引けないと頑なだった。
仕方なく容楽はそれ以上、追求するのをあきらめ、無憂の決定を孫継周と待つよう告げる。
「あなたが王府に入るとなれば私は身を引くわ、ただあなたも覚悟しておいて
 泠月(レイゲツ)…話は済んだわ」

「殿下が本当に孫さんのことを好きなら、
 殿下がお喜びになられるよう孫小姐(シャオジエ)を受け入れてはいかがです?」
しかし容楽は結果を待つとだけ答えた。

朝議も終わりに近づいてきた頃、蔡厳和(サイゲンカ)が急に黎王が孫継周の令嬢を寵愛したのは本当かと切り出した。
驚いて顔を見合わせる范陽(ハンヨウ)王・宗政玄明(ソウセイゲンメイ)と陳(チン)王・宗政無郁(ソウセイムイク)、すると黒幕である孫継周がわざとらしく場所をわきまえるよう蔡厳和を叱責する。
しかし蔡厳和は容楽がかつて北境の摂政王・傅筹(フチュウ)の夫人だったことを理由に、不貞な上に間者という噂もあると中傷した。
そこで孫家の令嬢なら王妃として申し分ないと上奏し、朝臣たちの賛同を得ることに成功する。
無憂は娘の貞節まで利用するのかと孫継周を軽蔑し、冷炎(レイエン)に合図した。

冷炎が雅璃と蕭可(ショウカ)を連れて朝堂に現れた。
すると蕭可が黎王と雅璃の間に何の関係もないと断言する。
実は雅璃は寵愛を受けた翌日、黎王に呼び出されていた。


黎王なら催眠香で熟睡し、何も覚えていないだろう
しかし幼なじみのよしみで白状する機会を与えた無憂は、雅璃の作り話に憤慨した
その時、蕭可が無憂と同じ衣を着て現れる
「雅璃姐姐、ゆうべは私と同じ床で眠れた?夜中に薬房に行った後、ここへ勉強に来たの?ふふ」
実は雅璃が潜り込んだ寝台に寝ていたのは蕭可だった

無憂は昨日の夕方に羅家軍に出かけ、そのまま羅植(ラショク)将軍と防衛図について徹夜で相談していた
酉の正刻前に着替えに戻ったが、雅璃が目を覚ましたのはその時だという
動揺を隠せない雅璃、すると蕭可は雅璃にも同じ催眠香を焚いてあげたと教えた…

蕭可は雅璃の手首を晒し、生娘である証拠である守宮砂(シュキュウサ)の痣を見せた。
朝臣たちは雅璃の嘘だったと知り、騒然となる。
雅璃はその場にひざまずいて黎王との間に何もないと認めたが、孫継周がいきなり娘を引っ叩いた。
まさか自ら娘の名節を傷つけておきながら、計画が失敗したとなるや娘に罪をなすりつけるとは…。



雅璃は父の仕打ちに傷つき、恨めしそうに睨みつけながら下がった。
無郁や朝臣たちは何ともひどい下策だと呆れ果てる。
おそらく雅璃が北境で傅筹と親しかったことから、孫継周は娘の婚姻を急いだのだろう。
しかし孫継周もこのまま黙って引き下がるわけに行かなかった。
孫継周は娘を娶ってもらえなくても、白髪妖婦と噂される容楽には兵の命を償ってもらうと話をすり替える。
「妖怪を処罰して死者の魂を慰める、これが民の願い、
 別に王妃を迎えて朝廷の秩序を正すのが臣下の願いです」
「たくさんだ!漫夭(マンヨウ)は私の妻だ、指一本、触れさせぬぞ!」
無憂はさすがに苛立ちを隠せず、妖怪の噂の出所も、兵を殺したのが誰かも分かっていると見得を切った。
その時、急報が届く。
濯(タク)州へ救済に向かった北営の兵たちが急に戻り、羅家軍と対峙しているというのだ。
実は昨夜、北営で兵士が13人、横死していた。
何者かが羅家軍の白髪妖婦の噂を北営に伝えたようで、暴動が起きたという。
「王妃を差し出さねば青州と王府を攻めると…」
無憂は思いがけず早急に手を打たねばならなくなった。
そこでこの件に関して必ず証拠を示すと公言、北営の兵らが納得する裁きを約束した。

翌日、羅家軍はついに北営になだれ込み、兵士たちを包囲した。
羅植は自分の弟・羅橋(ラキョウ)も陰謀によって殺されたと教え、本当に王妃が手を下したなら決して黙っていないと訴える。
「殿下は本日中に証拠を示し、犯人を裁くと約束された!」
すると北営の兵士たちはひとまず平静を取り戻した。

一方、北境では鬼面の間者が符鴛(フエン)に孫継周からの密書を届けていた。
…摂政王の命は遂行しました、一族の命をお護りください…
間者は南境からも皇太后の命を遂行したと知らせがあったと報告する。
「孫大人という男、なかなか使い道がありそうね~ただ私欲の深い者ほど、どうしても臆病になる」
符鴛の指摘通り、孫継周は羅橋を殺しただけで早くも交渉して来た。
他の間者に13人の兵士を殺させたが、さらに宗政無憂を追いつめる必要があるだろう。
すると間者は摂政王が病に伏せっているといいながら不在だと密告した。

符鴛は直ちに傅筹の御書房に乗り込んだ。
守衛たちも皇太后では阻むことができず、留守を任されていた常堅(ジョウケン)も誤魔化しきれない。
「…王上は南境へ行かれました、私はお供を許されませんでした
 できる限りご不在を内密にせよとのご命令でして…」
符鴛はすぐ容楽のためだと分かった。
権力を持ったことで自分の目をごまかすようになるとは…。
すると符鴛は自分に報告を怠った罰として常堅を杖刑40回に処すと言った。
「今日からは皇宮内外のすべての事情を森閻(シンエン)宮に報告し、哀家(アイジャ)に指示を仰ぐよう命ず
 今後も故意に哀家に知らせぬ状況があれば、死をもって罪を償え!」 
( ๑≧ꇴ≦)あいじゃもメンドクセー!


中庭に出た容楽は偶然、范陽王と無郁の話を耳にした。
巷では白髪妖婦が自分だと噂されていることは知っていたが、そのせいで無憂が臣下や兵士たちと対立しているらしい。
どうやら無憂は自分に知らせないよう口止めし、孫継周と蔡厳和を連れて北営に向かったようだ。

容楽は無憂の寝殿に声もかけず、いきなり入った。
無憂はすでに出かけたあとだったが、寝所の床には割れた薬瓶が散乱し、寝台には喀血した跡が残っている。
そこへ蕭可が現れた。
蕭可はこっそり片付ける予定だったが、容楽からこの薬瓶には何が入っていたのかと問い詰められてしまう。
嘘がつけない蕭可は仕方なく、正直に″逆雪(ゲキセツ)″だと教えた。

ついに日が暮れ、北営ではしびれを切らした兵士たちが再び暴れ出した。
その時、ようやく黎王が高官たちを連れて現れる。
外套を目深にかぶった無憂は壇上に上がると、早速、検死官が報告した。
「殿下、13人は羅橋将軍と同様、出血多量で死んでいます
 歯型があるものの致命傷は刀傷で、吸血などあり得ません」
すると検死官は冷炎が発見した短剣を出し、これが凶器だと断定した。
続いて凶器を持っていた白髪の女が壇上に連行される。
羅植は弟を殺した白髪妖婦に思わずつかみかかったが、その時、白髪のカツラが取れて黒髪が現れた。
「孫大人?近くでとくと見よ、知り合いではないか?」
孫継周は無憂に呼ばれて壇上で女の顔を確認したが、知らないという。
そこで冷炎は別山居(ベツサンキョ)の使用人を連れて来た。
使用人は孫継周を見るなり、なぜ自分を殺そうとしたのかと憤慨し、全て暴露してしまう。
「1ヶ月前、孫大人の使いから″白髪の女客を見張れ″と言われ、たくさんの銀子を渡されました
 その客の白髪をあらわにしろというのです、でも王妃娘娘も白髪なので妙だと思いました
 何日も考えたあげく、銀子は人づてに返して、故郷に帰ったのです」
断られた孫継周は別の者にこの役目を与えた。
しかし講談師の捕捉で発覚を恐れ、関係者をすべて抹殺しようとしたのだろう。
まず獄卒を買収して講談師を殺したが、店を辞めた使用人は運良く難を逃れていた。

無憂は証人たちを下げると、今度は箱を持って来させた。
その箱を見た孫継周は顔色が一変する。
実は孫継周をここへ連れ出さなければ、無憂はこの箱を見つけられなかったと告白した。
すると冷炎がまず箱から権利書を出し、講談師にでたらめを語らせ、人心を操った別山居は孫家の資産だと暴露する。
さらに驚くべき密書がいくつも発見され、そこには傅筹の印があった。
「″辛酉の動乱での協力に感謝し、反乱軍の軍費に銀5000両を贈る、余れば孫家の資産とされよ″
 ″鄭(テイ)氏はすでに亡く、孫氏は安泰だ
 高官らには私が賄(マイナイ)を贈り、すべての罪は鄭氏に負わせるよう指示した
 豊かな青州の地で余生を楽しまれよ″
 ″民は豊かになったが士族は衰退している
 宗政無憂を婿として栄華を維持するには白髪妖婦の噂を流されることだ、民の声を利用されよ″」
高官や兵士たちは白髪妖婦の作り話だけでなく、6年前の流民の乱や鄭氏が反乱軍と結託して土地を私有化した件にも孫継周が関わっていたと知り、騒然となった。
冷炎の話では孫継周が戦乱に紛れて私財を増やし、訴状をもみ消した証拠も全てこの箱にあるという。
悪行三昧だな~>ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ<許せな~い

無憂は孫継周の罪を暴き、資産を没収して官爵を剥奪、斬首を待つよう命じた。
往生際の悪い孫継周はそれでも王妃の罪は消えないと訴え、2人の男に嫁いだのは事実、政に干渉し、王妃のせいで民が亡くなり、軍の士気が乱れたと難癖をつける。
「刺客を雇った私より、殿下を誘惑して国を顧みさせぬ妖婦こそ危険なのでは?!」
孫継周は連行されながら、白髪妖婦が黎王の心血を吸い、民の希望を潰すと騒ぎ立てた。
それに呼応して蔡厳和も若き白髪の美女は確かに奇異だと訴え、民はそんな白髪の王妃への恐れから黎王にも不信感を抱くと諫言する。
その時、無憂がかぶっていた外套をはずし、自らの白髪姿を晒した。

「私も白髪になった、いかに私を罰する?王妃を処罰する前に私に手をくだすがいい!」
北営に駆けつけた容楽は馬にまたがったまま、無憂の白髪姿を遠目から眺めていた。

容楽は蕭可から″逆雪″がとても毒性が強く、希少な劇薬だと聞いた。
飲んでも命に別状はないが、地獄の苦しみを味わうことになるという。
無憂はあの夜、この毒で血脈が逆流し、万の矢に射られるような苦痛の中、一夜で白髪になっていた。
容楽はどうりで寝所がめちゃくちゃに荒れていたわけだと合点が行く。
しかしそれだけでなく、蕭可は正直に寿命が10年も縮むと教えた。

容楽は面紗を捨て、ゆっくりと無憂の元へやって来た。
すると無憂は漫夭を迎え、共に壇上に立つ。
「若くして白髪なのが何だというのだ!民が信じるのは私の容姿ではない、私の心だ
 王妃が私と共に変法を進めて来たのは民の幸せのためだ
 功労を公にせずにきたが、南境の安泰の半分は王妃の功績だ」
その時、冷炎がひざまずき、北臨(ホクリン)の玉璽(ギョクジ)を掲げる。
無憂は先帝が臨終の際に託した玉璽を王妃が命を懸けて守り抜いたと教えた。
そのお陰で自分の身分を証明することができるという。
無憂は皇帝の名がいらないため玉璽を隠したと説明、王妃も功労を誇らず、重責を背負ってくれたと感謝した。
「白髪を頂く私と王妃は進むも退くも一緒だ!
 漫夭は私の唯一の妻にして、南境にとって唯一の王妃である!」



こうして容楽の名誉は回復、孫継周は収監された。
すると雅璃が父に差し入れを持って面会にやって来る。

つづく


( ̄▽ ̄;)孫大人のトンデモ理論w
よく分からなかったけど、無憂は雅璃が何かやらかすと気づいて蕭可を寝かせておいたの?





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最終更新日  2020.08.27 11:12:35
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