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第31話「灌仏会での騒ぎ」

顧剣(コケン)は負傷した義父・柴牧(サイボク)を手当てしていた。
すると胡嘯(コショウ)が駆けつけ、明月(メイゲツ)が無事に放免されたと報告する。
柴牧は安堵したが、このまま都に留まれば皆に危険が及ぶと考え、しばらく身を隠すと決めた。

顧剣は義父から明月と潜龍使(センリュウシ)を任された。
そこで鳴玉坊(メイギョクボウ)を訪ね、明月に柴牧が都を離れたと報告する。
「君を連行したのは神武軍の曽献(ソウケン)だ」
「なら私を審問したのは役人ではなく陛下だったの?」


永娘(エイジョウ)は皇太子妃の身支度を整え、今日は良娣(リョウテイ)・趙瑟瑟(チョウシツシツ)を訪ねるよう勧めた。
「同じ東宮の者です、禁足の件もありますし、誠意を見せねば陰口を言われます
 殿下にも誤解されたままですし、仲直りの機会になればと…」
しかし曲小楓(キョクショウフウ)は拒否した。
「永娘、私のためなのは分かるけど、李承鄞(リショウギン)と想い人のご機嫌取りなんてゴメンよ!」
すると永娘はひざまずき、至らない自分を死罪にしてくれと嘆願する。
小楓は仕方なく永娘の顔を立て、青鸞(セイラン)殿に向かった。

小楓は瑟瑟に贈り物を持って来た。
しかし突然、李承鄞が現れ、汚らしい品を贈るなと難癖をつける。
小楓は無視して西州の王宮で熟成させた最高級の葡萄酒だと教え、香りが飛ばないよう泥で密封してあると説明した。
すると李承鄞が妙な物でも入れたのではないかと疑う。

憤慨した小楓はとにかく酒瓶を瑟瑟に渡したが、李承鄞が取り上げて小楓に返した。
「持って帰れ!」
「あなたには関係ないでしょう?!」
呆れた小楓はまた瑟瑟に酒瓶を渡した。
「人を傷つけるなっ!」

「戦と一緒にするんじゃないっ!」
「ぁ…あの〜…殿下?太子妃もご厚意で…」
( ๑≧ꇴ≦)๑≧ꇴ≦)<你閉嘴(ニービーズェイ)!  (((・_・`)ぁ…
「嫌ならいいわ!自分で飲むから!」
小楓は怒って瑟瑟から酒瓶を奪おうとしたが、李承鄞も咄嗟に手を出し、思いがけず酒瓶を取り合う形となった。
3人はそのままもみ合いとなり、うっかり酒瓶を落して割ってしまう。
ガシャーン!

小楓と瑟瑟は反動で同時に後ろに倒れそうになった。
すると李承鄞は反射的に小楓を助ける。

瑟瑟はそのまま倒れ、皇太子が小楓を抱き留める姿に衝撃を受けた。
ともかく立ち上がろうとしたが、うっかり破片に手をついて怪我を負ってしまう。
「あ!小姐(シァォジェ)!」
錦児(キンジ)の悲鳴を聞いた李承鄞はふと冷静になり、小楓をアドゥに渡して瑟瑟の元へ駆け寄った。
小楓も心配して様子を見ようとしたが、李承鄞は小楓のせいだと激怒して二度と青鸞(セイラン)殿に来るなと命じる。
こうして小楓を追い出した李承鄞は自ら瑟瑟の手の傷を手当てした。
「殿下、今夜はお越しくださいますか?」
「…太傅に政を学べと言われている、怠ければ母后の怒りが君に向くからな」
李承鄞は母を口実に断って帰って行った。
ふと一抹の不安がよぎる瑟瑟、李承鄞は湖に続き、なぜ今回も自分ではなく小楓を先に助けたのだろうか。

米羅(ミロ)酒楼に裴照(ハイショウ)が現れた。
ミロは裴照に抱きついて馴れ馴れしくするが、裴照は面倒臭そうに顧剣(コケン)に会いに来たと告げる。
実は顧剣は最近、一滴も飲まず、付けの代わりに仕事を手伝っていた。

顧剣はちょうど裏庭で薪割りをしていた。
「最近、宮殿に来ないな?…実は太子夫妻の仲が良くない、殿下の芝居なんだ
 内心では太子妃を気遣っている」
するとミロが2人の様子を探りに来る。
「心の中で気遣うだけでは何の意味もない、実際は小楓のことを傷つけたんだから」
「過去のことだ、2人は全てを忘れて再出発したのだ、夫婦のことに我々が口を挟むべきではない」
「…太子妃の話になると口数が増えるな?」
「私とて太子妃には面目ない、幸せを願っている…」
初めて見る饒舌な裴照の姿にミロは何か感づいたようだった。

そんなある日、皇后は清寧(セイネイ)宮に東宮の3人を呼び出した。
先の酒瓶の件で険悪な雰囲気の李承鄞と小楓、しかし突然、皇帝が現れる。
実はもうすぐ灌仏会(カンブツエ)だった。
皇帝はこの日が皇太子と皇太子妃のお披露目によい機会だと思いつき、2人に使臣たちの接待を任せたいという。
すると皇后はちょうど2人の衣装が届き、試着させるために呼んだところだったと説明した。
皇帝は喜び、小楓に早速、衣装を見てみるよう促す。
「やはり宮中で仕立てた品は精巧ですね~」
それは皇太子妃のためにあつらえた灌仏会用の衣装で、掟により通常は着れないものだった。
瑟瑟は皇后がわざと自分まで呼んだと気づき、厚遇される小楓への嫉妬に顔が歪んでしまう。

承恩殿に李承鄞が現れた。
喜んだ永娘は夕食をここで食べるか確認する。
「ぁぁ…」
「食べないわ」
李承鄞は食べるつもりだったが小楓に断られ、仕方なくすぐ帰ると伝えて永娘を下げた。

李承鄞は母から命じられ、小楓に灌仏会の説明に来た。
「灌仏会は釈迦の誕生を祝う行事だ
 早朝に万佛(マンフツ)寺に参拝し、僧たちに食事を施した後、仏像を洗い清める
 その後、水の掛け合いや爆竹、龍舟…」
「あ~もうお腹いっぱい、何が仏様よ?大勢の命を奪っておいて…へそで茶を沸かすわ~」
「太子妃として口を慎まないか?!私にはともかく、外でそんな話をするな!」
「指図しないでよ!言っとくけど、アウォンを祀ったからって許したわけじゃないわ!」
「私は丹蚩(タンシ)王に敬意を払っただけだ!君のためじゃない!」
「ギギギ…出て行って!灌仏会なんてお断り!ひとでなしと行くなんてまっぴらゴメンよ!」
「こっちこそ!誰が連れて行くもんか!私と一緒に行きたい者など大勢いるは!」
「…瑟瑟のことね?あ~、灌仏会の衣装が欲しくて来たのね?!」
小楓は皇后から賜った衣装を李承鄞に渡し、灌仏会には行かないと断言した。
憤慨した李承鄞はまた母后に言いつけて瑟瑟を罰するつもりかと迫る。
「心配しなくたって病だと言うわ!」
「…ゥッ…勝手にしろ!」
李承鄞は売り言葉に買い言葉で小楓と大げんかになり、承恩殿を飛び出した。
せっかく小楓と揃って出かけられる機会だったが、仕方なく瑟瑟に衣を贈って喜ばせる。
一方、永娘は皇太子妃が灌仏会を欠席すると聞いて落胆した。
しかし小楓は行きたい人が行く方が良いと話し、どこ吹く風…。
「永娘?話は終わりよ」

灌仏会当日、瑟瑟は皇太子妃が着るはずだった衣をまとい、小楓の代理として李承鄞に同行した。
皇帝は良娣の姿に困惑すると、皇后が皇太子妃は病で行くことができず、やむなく良娣が代理だと説明する。
「快癒していなかったのか…太子妃は側室とは違う、目をかけてやれ」
皇帝はあからさまに嫌悪感を示し、皇后も怒りに満ちた目で瑟瑟を一瞥してから馬車へ向かう。
何ともいたたまれない瑟瑟だったが、李承鄞は心配するなと声をかけた。



皇帝一行が灌仏会に出発し、宮中はひっそりしていた。
小楓はアドゥと2人で過ごしていたが、実は近頃、妙な記憶が浮かんでくると相談する。
太医は夢だと言うが現実のようで、一方、皇后から聞いた盗賊の話は全く覚えていなかった。
「きっとすごく大切な記憶なんだわ…取り戻したい」
アドゥは何とも反応できずにいると、そこへ突然、顧剣が現れた。
実は小楓は李承鄞と瑟瑟のため、仮病を使って儀式に出なかったという。
すると顧剣は、灌仏会の縁日が面白いと教えた。
「いろいろあるぞ、獅子舞や火吹きの大道芸…そうだ波斯(ハシ)の巫女の神通力はすごいらしい
 前世と現世を見抜くとか…」
小楓は興味津々、それなら行くしかないと喜んだ。

小楓たちは縁日の露店で飴細工を頼んだ。
飴ができるのを待っていた小楓だったが、近くに波斯の巫女の天幕を発見、先にひとりで占ってもらうことにする。
ふと心配になった顧剣は飴をアドゥに頼んで様子を見に来たが、巫女は顧剣の顔を見るなり激しく動揺した。
すると2人には2度の縁があるがどちらも悪い結末だと告げる。
「早く別れた方が良い」
「何を言うの?!この人は私の師父よ?」
小楓はただの詐欺師だと怒って帰ろうと言った。
しかし顧剣はなぜか話を聞きたいと頼み、願かけの池で合流しようという。
小楓は仕方なく出て行くと顧剣は占いの続きを聞いた。
「お前が生きるのは贖罪のためか…罪を抱えて辛うじて生き長らえている
 その罪をあがない、魂が解き放たれた時、お前の肉体は滅びるだろう
 幾万の矢に貫かれるような苦痛と共にな…」

小楓とアドゥは願かけの池で顧剣を待っていた。
すると偶然、暗がりで男が何やらこそこそ亀を捕まえている様子を目撃する。
一方、儀式を終えた皇帝一行は今年も朱雀楼へ登り、賑やかな市中を見下ろした。
皇帝は高坤(コウコン)が戸部尚書となってから国庫が潤っていると喜んで褒美を与えると言ったが、高坤は辞退し、皇帝の徳政にこそ民は感謝していると持ち上げる。
その頃、小楓は亀で詐欺を働く男をとっちめていた。
「亀を売って客が池に離したらまた捕まえて売ってるでしょう?
 どうりで一晩中、売り切れないはずよね?」
「妙なことを言うねえ~俺たちが亀を使い回している証拠でも?」
「みんな~見て!」
小楓はたらいから自分の亀を取り出した。
実は池に離す前、亀の足に目印となる白い布をしばっておいたという。
客たちは騙されたと知って金を返せと迫ったが、そこへ詐欺師の仲間が駆けつけた。

アドゥは小楓の手を引っ張り、その場から逃げ出した。
ちょうど川の向こう岸にいた顧剣は男たちに追われる2人の姿に気づき、慌てて助けに向かう。
市中を駆け回った小楓とアドゥはやがて詐欺師の男たちに追いつかれた。
「みんな!詐欺師に騙されないで!この悪党!」
露店の品物を投げつけ対抗する小楓とアドゥ、すると裴照が衛兵を連れてやって来る。
「太子妃、ご無事ですか?」
「裴将軍?!どうしてここに?」
裴照は黙って朱雀楼を見上げると、小楓はようやく事の重大さに気づいた。



大乱闘を繰り広げて日頃の鬱憤も晴れた小楓、しかし朱雀楼から皇族と朝臣たちが見下ろしていた。
憤慨した皇帝は早々に引き上げ、皇后も思わぬ失態に頭が痛い。
「太子、太子妃と良娣を連れてすぐ清寧宮へ来なさい!」
その頃、顧剣はようやく現場に到着したが、すでに裴照が現場を収拾したあとだった。

つづく





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最終更新日  2020.12.29 12:18:55
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