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2021.07.29
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第9話「嫉妬」

麗(レイ)良人の寝殿、楚(ソ)夫人の密偵は回廊で聞き耳を立てていた。
「…おかしいわね、静か過ぎる」
すると巡回していた衛尉(エイイ)・李仲(リチュウ)が怪しい宮女を見つけ、追い払ってくれる。
その頃、秦(シン)王・嬴政(エイセイ)は麗姫に口づけしようと迫り、顔を背けられていた。
「心を開いてくれるのはまだ先になりそうだ…何が欲しい?何でも叶えよう」
嬴政は大人しく帰って行くと、また景(ケイ)良人の元で時間を潰した。

翌朝、荊軻(ケイカ)は他の罪人たちと共に咸陽(カンヨウ)城を出た。

( ๑≧ꇴ≦)いや、どうやって~?!


元服してから政務に掛かりきりだった嬴政、しかし麗姫が入内してからというもの、毎夜のごとく後宮に通っていた。
一見すると大王に寵愛されているのは麗良人と景良人、そこで趙高(チョウコウ)は他の妃たちが嫉妬に駆られて大騒ぎだと諫言する。
「後宮の調和を守ることが肝要かと…特定の妃のみをご贔屓になさいませんように」
「そうだな、分かった」
嬴政は今夜は楚夫人を訪ねると決めた。

大王の来訪で楚夫人は上機嫌だった。
翌朝、早速、景夫人と韓(カン)長使を呼んで鼻高々に自慢する楚夫人、しかし景夫人の様子がおかしい。
「気分でも悪いの?」
「妹妹、風邪を引いて頭が痛むので少しぼんやりしていました…お許しを」
「風邪ですって?…まあ大変だこと」


侍衛の詰所に珍しく趙高が顔を出した。
何でも麗良人が懐妊し、大王からいつお呼びが掛かるか分からないという。
その話を侍衛として宮中に潜入してた韓申(カンシン)が聞いていた。
「大人(ダーレン)、聞いたところ麗良人は大王の寵姫なのだとか…」
「うむ、妃としては異色ではある、衛(エイ)の平民の娘だ」

ついに麗児を見つけ出した韓申、しかし懐妊していると聞き及び、仇敵である秦王の子を宿していると誤解してしまう。

華陽(カヨウ)太后は立后の件で大王を呼んだ。
そこで同じ楚人で孫のように可愛がっている楚夫人を王后にと推挙したが、嬴政は時期尚早だという。
「祖太后、麗良人が懐妊しました」
嬴政は王后の子が嫡子となるため、立后は麗良人が出産を終えてからだと言った。
最初に男児を産んだ妃が王后となるのは王族の慣例、もちろん長子である扶蘇(フソ)に期待しているが、生母の鄭(テイ)夫人は早世している。
「よって次に男児を産んだ妃を王后とします
 王后の子が世継ぎなら諍いもなく安寧も得られましょう」
嬴政は楚夫人を牽制して帰って行った。

祖太后は楚夫人を王后にすべく手を打つことにした。
そこで側仕えの鳳儀(ホウギ)に早速、薬を用意するよう命じる。
楚夫人は祖太后が麗姫を流産させるつもりだと分かったが、万一にも大王に知られたら大事だと心配した。
しかし祖太后は呂不韋(リョフイ)が去った今、嬴政に信頼できる者などおらず、身近な相手と言えば趙高だけだと指摘する。
「趙高は容易に買収できる、後ろ盾のない麗姫には近づかぬだろう」

楚夫人は自分の手を汚さずに済むよう、景良人を利用することにした。
そこで景良人を呼び出し、麗良人の懐妊を教えて嫉妬心を煽る。
しかし意外にも景良人は母から懐妊とは天運によるところが大きいと聞いたことから、麗良人は幸運だと答えた。
楚夫人は自分への当てこすりかと気分を害したが、ともかく麗姫が男児を産めば自分たちの立場が危ういと脅す。
「私と手を組んだ方が得よ?…うまくやれば悪いようにはしないわ」



その夜、麗姫は食が進まなかった。
側仕えの清児(セイジ)はつわりだろうと気遣い、それでもお腹の子のために食べるよう勧める。
麗姫は仕方なく料理に手をつけたが、急に激しい腹痛に襲われた。

太医が麗良人を脈診していると、大王が慌てて駆けつけた。
「大王、母子ともに命に別状はありませんが…流産の兆候でございました
 何者かが堕胎作用のある巴豆(ハズ)と益母草(ヤクモソウ)を御膳に混入させたようです
 しかし武術で鍛えられたお身体のため、流産は避けられました」
激怒した嬴政は控えていた李仲と趙高を呼び、厨房と後宮の者を調べるよう命じた。
李仲は厨房と後宮に出入りする者が数百人に上ると難色を示したが、嬴政は探し出せないなら全て死罪にするという。
「李仲、趙高、お前たちもだ…全員、下がれ」

嬴政は寝台に腰掛け、麗姫の様子をうかがった。
すると麗姫がゆっくり目を開け、鋭い眼差しを向ける。
「本当はあなたの仕業なのでしょう?」
「余が本気ならばこんな手間をかけずに殺す」
「でしょうね、妃の嫉妬心をあおることなど容易にできる
 妃の誰かをそそのかして堕胎薬を混入させればいい」
「余が命じたのなら、わざわざここに来ない」
「どうかしら?」
思えば衛王府でもまんまと趙(チョウ)公子の演技に騙された。
嬴政は秦に刃向かう麗姫を救うためだったと釈明、さもなくばあの場で断罪されていたという。
とにかく今回の件は自分ではないと否定し、恐らく懐妊した麗姫を妬んだ妃が画策したのだと言った。
「まるで監獄みたい、私はあなたの寵愛も王后の座もいらないのに…
 たとえ豪華な食事でも安心して食べられない」
陰謀渦巻く後宮になじめない麗姫、しかし嬴政はここで子を産むことが定めだとなだめた。
「…さっきはなぜ怒ったふりをしたの?」
「ふりなどではない、なぜそこまで疑う?そなたは余の妃、危害を及ぼす者は余の敵だ」
「結局、自分が一番なのね」(*゚▽゚)*。_。)*゚▽゚)*。_。)ウンウン
「…宿したのが余の子なら信じるか?そなたを案じていると」
しかし麗姫は何も答えなかった。
「もうよい、夜も更けたゆえ休め」

後宮で大捜索が始まった。
翌朝、景良人は慌てて楚夫人に助けを求めたが、楚夫人は捜索を仕切っているのが趙高なので心配ないという。
しかし薬の効き目が弱く流産には至らなかったため、楚夫人は景良人の裏切りを疑っていた。

趙高は大王からの贈り物を届けるため、静養中の麗良人を訪ねた。
しかし麗姫は全て持ち帰るよう命じ、欲しいのは祖父の形見の短剣だという。
趙高は仕方なく帰ったが、入れ違いで敏(ビン)夫人が見舞いにやって来た。
すると敏夫人は麗姫を初めて見た時、一目で望まぬ入内だったと気づいたという。
「私と大王は趙で幼なじみだったの、大王とは兄妹みたいなもの、男女の情はないわ
 嫁いできたのは祖国と秦の関係を保つためよ」
敏夫人は麗姫の警戒を解き、自分を姉だと思って欲しいと言った。

…ビン夫人が仲間になりたそうにこちらを見ています、仲間にしてあげますか?
▶︎はい
 いいえ


一方、麗児の懐妊を知った韓申は居ても立ってもいられなかった。
そこでその夜、一か八か内廷に入ろうと試みたが、門衛に止められてしまう。
「門鑑(モンカン)を見せよ、入れるのは内廷の侍衛だけだ」
韓申は怪しまれないよう咄嗟に新入りのため迷ったとごまかした。

敏夫人は意外にも打算がなく、麗児は判断に迷った。
そこで宮中に長い清児になぜ敏夫人が格下の自分に近づくのか聞いてみる。
清児は確かに後宮では力ある妃に侍女や宦官がこびへつらうものだと言った。
楚夫人や敏夫人の祖国は大国ゆえ後宮での地位も盤石だが、小国の妃は大国の妃におもねるしかない。
清児は大王の寵愛があり、懐妊している麗良人に敏夫人が近づくのも当然のことだと言った。
後宮の地位など興味がない麗姫は呆れたが、清児は地位が低ければ子供を守ることもできないという。

清児の諫言はもっともだった。
麗児は悶々としながら床についたが、夜も更けた頃、何者かが寝所に侵入する。

つづく


(  ̄꒳ ̄)弱いし意外にポンコツだった荊軻
しかしすっかり忘れ去られていた大師兄が意外にもデキる人だった!
そして麗姫の頭デカすぎ問題…いや毛量多すぎでしょう?w





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最終更新日  2021.07.29 13:04:43
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