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2021.07.30
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第10話「失意」

その夜、麗姫(レイキ)の寝宮に何者かが忍び込んだ。
寝所に現れたのは南宮に幽閉された太后・趙姫(チョウキ)。
錯乱した趙姫は麗姫を呂不韋(リョフイ)の女だと勘違いし、嫉妬に駆られていきなり首を絞めた。
しかしすぐに秦(シン)王・嬴政(エイセイ)が駆けつけたため、大事に至らずに済む。
すると嬴政は趙高(チョウコウ)に太后を南宮へ送れと命じた。
( ゚д゚).oO(太后?…あの人が大王の母親なの?
麗姫が唖然とする中、趙姫は邯鄲(カンタン)に帰りたいと泣き叫びながら引きずり出されて行った。


ようやくまともに口をきいたかと思えば母の話、嬴政は太后の失態もあってか落胆を隠せない。
「…そうでなければあなたの声も聞きたくない、顔も見たくないわ
 でも仕方がない、こんな身体のうえ味方もいないのだから」
麗姫は秦王を憎む人ならたくさんいると挑発したが、今夜ばかりは嬴政も怒る気力がなかった。
「休むがよい、ここは侍衛に守らせる」

嬴政は南宮の母を訪ねた。
幽閉生活で時折、混乱をきたすようになった趙姫、しかしふと息子の仕打ちを思い出す。
「あなたは呂不韋を追放し、嫪毐(ロウアイ)を死罪にした、私の子供たちも…罪のない子まで…」
「あの下劣な嫪毐との子だ!秦の恥ではないか!そなたに想いを断ち切らせるため殺したのだ」
「邪魔者を始末して済々したでしょうね!」
全てを失った趙姫は嬴政を激しく責め立てたが、嬴政は男と通じて怠惰と欲望に溺れた母が自分の名誉を大きく傷つけたと非難した。

しかし嬴政は侍女を呼び、太后に薬を飲ませて眠らせろと命じた。

祖太后の宴の準備に忙しい楚(ソ)夫人、それにしても大王がなぜここまで麗姫を寵愛するのか分からなかった。
侍衛が守っていては手出しもできず麗姫のお腹は大きくなるばかり、そこへ趙高がやって来る。
趙高は堕胎薬の件で厨房と後宮の下働きを厳しく取り調べたが、不明な点が生じたと切り出した。
「麗良人が流産しかけた数日前、楚夫人は太医に薬を求めたのでは?」

そこで高価な玉佩を渡し、祖太后にも取りなしてやると趙高を懐柔した。

趙高は麗良人の寝所で待っていた嬴政に事実を隠匿して報告した。
厨房と倉庫、妃の寝所を調べてみたが、疑わしいところは見つからなかったという。
しかし疑り深い嬴政は嘘だと見抜いた。
「何者かに買収されたか」
李仲(リチュウ)がすかさず剣を突きつけると、趙高は慌てて平伏し許しを乞う。
すると麗姫が嬴政を止めた。
こうして子が無事だった以上、追及する必要はないという。
「示しがつかぬ」
「誰かの死の上に産まれるなんて、子供に不幸を負わせるつもりなの?!大王…」
麗姫に懇願された嬴政は仕方なく趙高を追い払った。

嬴政は李仲に意見を聞いた。
李仲の話では後宮の警備は特に厳しく、薬を入れたのは内部の者の犯行で間違いないという。
「そう言えば数ヶ月前に侵入者がありました、麗良人の入内後すぐです
 しかし常に厳戒態勢が敷かれているため、即刻、取り押さえました」
麗姫はもしや師兄ではないかと心配になり、捕まった侵入者はどうなるのか聞いてしまう。
「投獄され厳刑を受けます、その後、まだ命があれば労役に送られます」
動揺する麗姫を見た嬴政はどうして気にするのか怪しんだ。
慌てた麗姫は好奇心だと言ってごまかし、それより祖父の短剣を返して欲しいと話題を変える。
すると嬴政は急に渋い表情になり、あきらめろと一蹴して帰って行った。
…師兄、私たちの子供ができたの
…どうか無事でいて、もう私のことは忘れてね

一方、労役を課された荊軻(ケイカ)は他の罪人たちと共に驪山(リザン)を目指していた。
すると休憩中の一行の元に早馬がやって来る。
兵士は賄賂を受け取ると、荊軻の拘束具を外して出発した。
ひとり解放され呆気に取られる荊軻、そこへ田光(デンコウ)が現れる。
実は田光は荊軻を追って咸陽(カンヨウ)まで来たが、荊軻は見つからなかった。
思い当たるのは秦王宮だけ、そこであらゆる人脈を頼って荊軻の居場所を探り、ようやく突き止めたという。
しかし荊軻は己の不甲斐なさに絶望し、獄中で死んだほうがましだったと言った。
田光は荊軻を助けるため己の身を投げ打った麗児を思い、その心に決して背いてはならないと諭す。
「麗児は天下と俺のために犠牲となった…だが俺は?
 愛する人も守れないのに、どうやって民を救い、世を変えるというのですか?」
田光は荊軻の苦しみを理解し、とにかく燕(エン)に連れ帰ることにした。

↓やつれてボサボサなのにイケメン師兄


嬴政は麗姫を守るため、今後は一緒に膳を取ると決めた。
そこへ侍女の清児(セイジ)が麗良人の食事を持って来る。
嬴政は清児を下げて自ら粥を食べさせることにしたが、麗姫は拒否した。
「私はいらない、あなたが食べたら?」
「そう申すなら余も食べぬ」
「…なら天下のためにも、あなたが餓死するまで絶食するわ」
すると嬴政は麗姫を強引に引き寄せ、言動を慎まねば恐ろしい目に遭わせると脅した。
「ただでさえ食欲がないのに、ますます食べる気がうせた」
頑なに拒む麗姫、そこで嬴政は箸休めをくわえ、いきなり口移しで麗姫に押し付ける。
「食べぬなら、こうして口に入れる…」

_:(´ཀ`」 ∠):.oO(それは勘弁
これにはさすがに麗妃も戸惑いを隠せず、仕方なく食事を始めた。
( ˙꒳​˙ )で、この山盛りの巨大な豆は何?

荊軻は燕に戻っても立ち直れずにいた。
麗児を失った苦しみに耐え切れず酒浸りの日々、すると酔った荊軻は麗児の幻覚を見る。
( ;∀;)<麗児、戻ったのか?…辛かったよ~
˚✧₊⁎❝᷀ົཽ≀ˍ̮ ❝᷀ົཽ⁎⁺˳✧༚<師兄、辛いと思おうが思うまいが、辛いのが人の世の常なのよ~
(˘・з・˘)<麗児…ちょっと何言ってるか分からない
˚✧₊⁎❝᷀ົཽ≀ˍ̮ ❝᷀ົཽ⁎⁺˳✧༚<師兄、ひとつだけ答えて、私と静かに暮らす道を選ばなくて後悔している?
( TㅅT)<後悔している!すごく後悔している!あの時に戻りたい、やり直したいよ~
荊軻は思わず手を伸ばしたが、麗児の姿は消えてしまう。

↓泥棒ヒゲと前髪のコラボ


酒楼を出た荊軻は田光の山荘まで歩いていた。
すると再び丹頂(タンチョウ)門一派が現れ、鮑野(ホウヤ)から鵠落(コクラク)剣法の剣譜を渡せと脅される。
泥酔していた荊軻は反撃もできず暴行を受け、あっけなく捕まった。
しかしちょうど田光を訪ねるところだった蓋聶(コウジョウ)と蘭児(ランジ)父娘が通りかかり、助けられる。
天下一の剣客の登場に動揺を隠せない丹頂門一派、仕方なく鮑野たちは荊軻を置いて逃げて行った。

田光は蓋聶の来訪を喜んだ。
そこで蘭児は夜食を振る舞ったが、荊軻は人が変わったように生気がない。
「蓋大侠にはお助けいただき感謝します、ですが俺のような者を救う意味はない
 今後おせっかいは無用です、では失礼」

荊軻はやりきれない思いを抱え、ひとり悶々としていた。
「飯も食わず散歩とは…不満のはけ口でも探しているのか?」
その声は蓋聶だった。
蓋聶は自暴自棄になった荊軻を煽って手合わせに興じたが、荊軻はあっさり倒れてしまう。
「これでは300年修行しても君の師妹は助けられんな」
すると蓋聶は荊軻の師匠である公孫羽(コウソンウ)の過去を話し始めた。
公孫羽と言えば普段、穏やかで争いを好まなかったが、かつては″血影(ケツエイ)″という通り名があったという。
「行く手には血の華が咲くからだ」
( °◊° )ガタガタッ!!

つづく

( ๑≧ꇴ≦)数ヶ月も経ってたのかーいっ!





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最終更新日  2021.07.30 21:09:33
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