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2021.10.11
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第41話「鬼王」

秦(シン)王・嬴政(エイセイ)は不意に部隊を離れ、いつの間にか禁軍は大王を見失った。
その頃、麗姫(レイキ)は余命いくばくもない太后・趙姫(チョウキ)に付き添っていたが、李仲(リチュウ)から大王が行方知れずだと知らせが届く。
「呂不韋(リョフイ)に欺かれ大王は傷ついているわ…激情に駆られた大王は何をなさるか分からない…」
「同感です、私もその点が心配です」
「太后はもうもたない…あなたは捜索を続けて、太后が落ち着いたら私も探すわ」

一方、燕(エン)では秦王暗殺計画を知った荊軻(ケイカ)が協力を申し出ていた。
確かに荊軻の鵠落(コクラク)剣法は神業に等しいが秦王暗殺は至難の業、田光(デンコウ)は例え暗殺を果たせても生還は望めないと警告する。

しかし荊軻は死んでも悔いはないという。 ←(つД`)ァァァ~師兄~
「この使命を果たせば、私も過去と決別することができるでしょう」
その言葉を聞いた丹太子は荊軻こそ誇り高き英雄だと感服し、敬意を表して拝礼した。
こうして動き出した秦王暗殺計画、しかし秦王宮は鉄壁の守りを敷いており、丹太子の脱出とは状況が大いに異なる。
すると荊軻は秦王に謁見を願い出てはどうかと提案した。

麗姫は嬴政を探していたが一向に手がかりすら見つからなかった。
「手詰まりね…」
しかし城内の南一帯は貧民窟のため大王がいるとは思えず、まだ捜索していないと分かる。
「城南ねぇ…でも大王は幼い頃、城南で育ったと聞いたわ、行ってみましょう」

城南は死屍累々、もはや生きている者は皆無だった。
それでも麗姫は手分けして一軒ずつ家の中を調べるよう命じ、酒楼の中へ入ってみる。

「余は…大勢を殺した…余は自分を抑えられぬ、余は人ではなく鬼だ…
 あの満月の夜、なぜそなたは余を救ったのだっ?!」
「何ですって?…満月の夜って、まさか…」
麗姫は今になってやっと子供の頃、満月の夜に友情を誓った少年が嬴政だと知る。
恐らく嬴政は衛王府で自分の正体に気づいたのだろう。

「余は人でなしだ、実の父親さえ殺した…余はけだものだ
 そなた、人殺しのそばにいてはならぬ!早く行けっ!」
しかし麗姫はあの時の孤独な少年の姿を思い出し、思わず嬴政を抱きしめた。
「私はどこへもいかない…そばにいるわ」

麗姫は嬴政を連れ帰ったが、嬴政は高熱を出してうなされた。
しかしこの混乱した城内では薬材がなかなか見つからず、李仲は兵糧も尽きかけていると報告する。
やはり早々に大王を帰国させたほうが得策だと思われたが、そこへ蒙武(モウブ)将軍が駆けつけた。
趙王はすでに逃亡、臣下も財宝と共に消え、嘉(カ)公子の行方も分からないという。
これ以上、邯鄲に留まるのは危険だったが、実は嬴政は北進を命じていた。
確かに名将・李牧(リボク)亡き今、趙全土を得る絶好の機会だ。
「今、撤退すれば大王はお怒りになるかと…よって当初の計画通り燕の国境まで進軍します」
弱き民たちを思うと胸が痛む麗姫、そこで李仲は蒙武将軍を下げ、このまま一気に趙を併合しなければ秩序が失われ、かえって民が苦しむと説得した。

太后・趙姫はようやく床を離れた。
そこへ嬴政と麗姫が駆けつける。
趙姫は約束通り邯鄲まで連れて来てくれた麗姫に心から感謝し、最後に息子との時間を過ごした。
「政児…はい、棗(ナツメ)よ、子供の頃、好きだったでしょう?食べてみて…」
すると嬴政は子供の頃と同じ味だと言って涙ぐんだ。
「私の可愛い子…ごめんなさいね…私を許してくれる?」
嬴政はうなずくのがやっとだったが、趙姫はこれで長い長い息子との確執がなくなったことを知る。
「麗児…あなたも食べて…」
安堵した趙姫は麗児に棗を差し出したが、その時、急に皿から手が離れ、棗が床にこぼれ落ちた。
「母后!」
驚いた嬴政は母を抱きしめたが、すでに趙姫は息絶えていた。

一方、荊軻から文を受け取った蓋聶(コウジョウ)はすぐ燕の荊府に駆けつけた。
「すでに承諾したのか?」
「…はい」
そんなある日、田光が荊軻を連れ出した。
荊軻が持っている魚腸(ギョチョウ)剣は確かに名剣だが鵠落剣法の神髄は二刀流、奥義を繰り出すためにはもう一振り必要だろう。
そこで田光は荊軻を連れて天下一の名匠・徐夫人(ジョフジン)の元へ向かった。

徐夫人は人知れず地下の工房で鉄を打っていた。
実は20年前、徐夫人を救った貸しがある田光は剣を借りたいと頼んだが、けんもほろろに追い返されてしまう。
しかし荊軻が伝説の名剣・魚腸剣を持っていたことから、徐夫人は急に目の色を変えた。
魚腸剣を見せてもらった徐夫人は至極の逸品だと感嘆、手入れの良さから剣の主である荊軻がいかに剣を大切にしているかが分かる。
「おぬしも剣を愛してやまぬ男なのだな…」
すると荊軻は秦王を誅殺するために剣が必要だと教えた。
「私は死を覚悟の上で秦王に挑みますが、使われた剣の名声は後世に残ります
 前輩、剣をお貸しくださいませんか?」

嬴政は母の亡骸に付き添い、心ここに在らずだった。
そこで麗姫は李仲に太后の葬儀を任せ、密かに酒楼を出発する。
すると郊外に出たところで待ち伏せしていた嘉公子たちが行手を阻んだ。
「秦王!ここがお前の墓場だ!」
しかし秦王の馬車から麗姫が現れる。
「大王ならすでに秦へ出立したわ」
嘉公子は身代わりだと気づいたが、容赦無く秦軍に襲いかかった。



荊軻の留守に丹太子と粷武(キクブ)が現れた。
2人がなぜ自分を訪ねて来たのか大方の予想はついている蓋聶、そこで侠客は政事に関わらぬものと釘を刺す。
すると丹太子は率直に荊軻を助太刀して欲しいと持ちかけた。
「待ってください、秦王暗殺など無謀極まりない…申し訳ないが無駄死になど御免被る」
どんなに武功が高くても、何百何千の兵に敵うはずがない。
仮に秦王を倒せても万の兵が控えているのだ。
その時、ちょうど茶を持って来た蓋蘭(コウラン)が回廊で暗殺計画を知り、驚いて土瓶を落としてしまう。

蘭児が呆然と立ちすくんでいると、丹太子たちが出て来た。
蓋聶は黙って丹太子たちを見送ったが、娘に詰め寄られてしまう。
「今の話は本当なの?荊軻が秦王宮へ?私に隠していたの?!」
すると蘭児は荊軻がなぜ剣匠の所へ行ったのか合点がいった。
蓋聶は荊軻に関わらないよう命じたが、蘭児は荊軻への想いを諦められないという。
「どんな志でも全力で応援したい、でも死ぬつもりなら断固、阻止するわ!」

蘭児は剣を片手に屋敷を飛び出した。
すると大街で急に荊軻に捕まる。
「まさか丹太子を問い詰めるつもりなのか?」
「そうよ!あなたを復讐の道具になんかさせない!」

つづく


( ๑≧ꇴ≦)師兄! ←しばらくはこればかりw





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最終更新日  2021.10.11 14:19:40
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