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2021.12.09
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第29話「一家の再会」

慈安寺に戻った晋敏(シンビン)長公主・馬瑾若(バキンジャク)は、豫章(ヨショウ)王が阿嫵(アーウォ)を大切にしていると分かって安堵した。
しかし桓宓(カンヒツ)の件で深く傷ついた王夙(オウシュク)の様子が分からず、心配は尽きない。
一方、王儇(オウケン)は蕭綦(ショウキ)に命の恩人である三皇子・馬子澹(バシタン)の見舞いに行きたいと頼んだ。
蕭綦は快く送り出したが、子澹に付き添っている皇太子妃・謝宛如(シャエンジョ)から門前払いされてしまう。
「うわべだけの礼など結構…王氏に心などあったかしら?」
「…阿嫵の心の中ではあなたは今でも私の宛如姐姐です」
仕方なく拝礼して馬車に戻る王儇、そこで蘇錦児(ソキンジ)は見舞いの品だけでもと差し出したが、結局、宛如は受け取らなかった。


逆賊の残党を危惧し、蕭綦が兵士から女官まで調査して災いの種を絶つという。
しかし王藺(オウリン)は宮中の衛兵なら選び抜かれた勇士ばかり、その必要はないと反対した。
するとこれまで伯父の言いなりだった子隆が反論する。
「父皇も母后も舅舅も監禁されたのですよ?阿嫵と豫章王がいたから命拾いしたのです!
 他の者は信用できない!私たちがくまなく調べて、悪人を追い出します!
 禁軍も問題です、あの時、子律(シリツ)を止めませんでしたから」
子隆は伯父が子律の陰謀にかかって手も足も出なかったと指摘、もはや信用できないと言い放った。
そこで王藺は隠居を申し出て反撃する。
子隆と蕭綦は困惑していたが、その時、運良く皇后が通りかかり、うまく取りなしてくれた。

その夜、蕭綦は宋懐恩(ソウカイオン)に尋ね人の消息を聞いていた。
懐恩は大王のため長年、探し続けていたが音沙汰がないと落胆する。

使えそうなのは2人だけ、王藺はその2人を屋敷に呼び、他は殺せと命じる。
するとにわかに外が騒がしくなった。

王夙が泥酔し、中庭で暴れていた。
激怒した王藺は息子を引っ叩き、池に突き落としてしまう。
「飲みたいならそこで思う存分、飲むがいい、死に損ないの息子などいらん!」

 桓宓との婚姻に手を貸したのは私のためじゃない、自身のためだったんだ!」
王夙は紙切れ1枚で離縁されたのが自分だったことに憤り、何より朝廷の大臣たちの前で自分の妻が子律に嫁いだことは忘れられない屈辱となった。
しかも父は息子と娘の結婚を利用しただけではない。
自分自身も言われるまま愛なき婚姻をしていた。
「あなたは何でも犠牲にできる人だ!…ふっ、今でも覚えています
 母上を傷つけてまで皇家と争ったのは、太后が毒を飲ませたあの女のためでしょう?!」
「私は王氏のために尽力した、お前の母親に誤解されても仕方がないが、お前までそんなことを…
 現実を見ろ!お前は王氏の跡を継ぎ、士族の責務を果たさねばならん
 その時が来れば私の気持ちが分かるだろう」

一方、王儇も久しぶりに酔い潰れていた。
しかし翌朝、目を覚ますと、いつの間にか蕭綦と一緒に寝台で寝ていたと知る。
「玉秀(ギョクシュウ)に聞いた、1瓶(カメ)飲み干したと…」
すると王儇は王氏と皇家の板挟みに苦しむ母を思い、もし父が権力争いに関わらなければ母と愛し合えたはずだと嘆いた。
ある日突然、家族にきしみが生じて崩壊、どうあがいても元に戻せない、この気持ちが蕭綦に分かるだろうか。
そこで蕭綦は初めて自分の過去を話した。

蕭綦は両親の顔すら知らなかったが、村人たちが家族同然に可愛がってくれた。
その村は2つの部族が共存し、部族間での婚姻も許され平和だったという。
しかし和気あいあいと暮らしていた2つの部族がやがて敵対し始めた。
そんなある日、放牧中で山にいた蕭綦少年がふと村を見下ろすと、火の海だったという。
急いで村に戻った蕭綦少年が見たのは、親しい者の手で悲惨な最期を遂げた村人たちだった。
「これでも家族の崩壊を知らないと思うか?」
すると王儇は蕭綦にしがみついた。



一方、鎮国公府でも王夙が目を覚ましていた。
昨夜、父に怒りをぶちまけたおかげか王夙は憑き物が落ちたようにすっきりし、沐浴してから豫章王府に阿嫵を迎えに行く。
「哥哥!…哥哥は来ないと思ったわ」
阿嫵の誕生日の前には家族そろって寺で祈願をするのが恒例だった。
王儇は今年ばかりは独りで行くことになると諦めていたが、どうやら王夙は吹っ切れたらしい。
「心配するな、もう過去は忘れたよ」
2人は揃って慈安寺を訪ねた。
そこで思いがけず父と合流する。
馬瑾若は王藺の姿に困惑したが、阿嫵は2人の仲睦まじい姿を見るのが何よりの誕生日祝いだと懐柔した。

久しぶりに家族が揃い、今年も無事に祈願を済ませた。
王儇は王夙と庭園で休んでいたが、そこで仲良く歩く父と母の姿を見る。
久しぶりに幸せな気持ちになる王儇、その時、急にえずきそうになってしまう。
徐(ジョ)女官は女同士の話があると王夙に席を外してもらい、王儇の脈を診た。
「おめでとうございます、王妃、ご懐妊です」
すると王儇はまだ秘密にして欲しいと頼み、誕生日の最高の贈り物を喜んだ。

蕭綦が王府に戻ると、王儇が奥殿に戻らず待っていた。
「こんなところでどうした?…寺へ行ったんだろう?」
「一緒に食事をしながら思い出話に花を咲かせたわ…
 母上は言ってた、私にそっくりな孫をいつ抱けるだろうかって
 でも私はあなたによく似た子ならどんな子かと考えていたの」
「私はそなたによく似た子が欲しい」
すると蕭綦は大事そうに阿嫵を抱き上げ、寝殿まで連れて行った。

…数日後、私の誕生日の祝宴で小さな命が宿ったと伝えるつもりだった
…きっと人生で最も幸せな日になると

王儇は久しぶりに伯父の皇帝を訪ねた。
療養中の馬曜(バヨウ)は阿嫵の祝宴に参加するほどの体力がないと話し、何でも持っている阿嫵のために絵を描いてくれる。
その時、急に激しく咳き込み、皇帝は喀血して絵を汚した。
そこで王儇は筆を持ち、赤い色で血の染みの周りを塗りつぶし夕日にする。
「阿嫵、お前の母は家を出たそうだな?」
「どうしても父上を許せないみたい…母上は″私は永遠に皇家の娘で皇帝の妹だ″と言っていました」
「お前はどうだ?」
「私は母の娘で蕭綦の妻です」
皇帝は自分が犯した最大の過ちは蕭綦を疑ったことだと漏らした。
すると最後にひとつだけ頼みがあるという。
「余は遺言書を残した」

つづく


(  ̄꒳ ̄)哥哥…





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最終更新日  2021.12.09 22:13:48
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