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2022.07.20
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カテゴリ: 山河令 全36話
※原作はBL作品ですが当ブログでは非対応です


山河令 Word of Honor
第23話「黄泉の路」

張成嶺(ジャンチョンリン)は沈慎(シェンシェン)を見送りに出た。
これから沈慎は高小怜(ガオシャオリエン)を探し出し、大孤山(ダイコザン)派へ連れて帰るという。
「成嶺、五義兄弟は温(ウェン)家に借りを作った、お前が温公子に孝行すればいくらか埋め合わせになる
 それから…いつか私も死ぬ、その時は小怜を世話して欲しい、四季山荘に迎えてくれるか?」
「言われなくとも世話をします」

喀血して昏睡した温客行(ウェンコーシン)はなかなか目を覚さなかった。
心配した周子舒(ジョウズーシュー)は顧湘(グーシアン)に昔からこんなことがあったか聞いてみる。

「いつから一緒に?」
「物心がついた頃からよ」
「では…いつその場所へ?」
「どの場所のこと?」
「まあいい…」
その頃、温客行は鬼谷の夢を見ていた。

…谷主は殺した夫妻の息子を青崖(セイガイ)山に連れて帰った
『阿行、鬼谷はただの山間の谷(グウ)ではない、蠱虫の蠱(グウ)だと思え
 ここでは勇猛で残忍な蠱王だけが生き残る資格がある
 食うか食われるか、生き残るためには他を殺さねばならぬ』
谷主はどんなに罰を受けても享受する少年の強い精神力に期待していた…




温客行が目を覚ますと周子舒がいた。
周子舒は脈が正常なため薬は飲ませなかったと話し、沈慎を追い払ったという。
「老温、憎むべきは趙敬(ジャオジン)だ、他の者たちは苦しんでいた」
「私の両親は苦しまなかったとでも?!」
温客行は沈慎をみすみす逃したと激怒し、復讐できるなら地獄に堕ちても構わないと声を荒げた。

 ただ手を汚して欲しくないんだ…お前が快復したら趙敬を成敗しに行こう」
周子舒の謝罪を聞いた温客行はふと我にかえり、照れ隠しに喉が乾いたと甘えた。
すると顧湘がやって来る。
「主人~っ!心配しましたよ!」
そこで周子舒は顧湘に世話を頼み、厨房にいる張成嶺の様子を見に行った。
「…主人、もしかして?」
「孟婆湯(モウバトウ)のせいだ」

蝎王は分舵の地下牢に閉じ込めた喜喪鬼(キソウキ)・羅浮夢(ルオフーモン)の様子を見に来た。
喜喪鬼がうわ言のようにつぶやいている″敬郎″とは義父のことなのか、それとも…。
蝎王は喜喪鬼の脈を見ながら、錯乱したのは孟婆湯のせいか聞いた。
艶鬼(エンキ)・柳千巧(リウチエンチャオ)の話では孟婆湯は執着を断ち切るだけ、恐らくかつて患った離魂病が何者かに刺激されて再発したのだという。
そこで蝎王は解毒法を聞いたが、実は千巧は解毒したのではなく、孟婆湯を飲んでいなかった。
千巧は自害寸前で主人に拾われて青崖山に入ったため、谷主が例外を認めてくれたという。
主人は″古より男は薄情で女は薄命″だと教え、薄情者に傷つけられた女子に代わって浮気者を殺し尽くすのが薄情司だった。
「わははは~人は生まれつき薄情だ、男も女もない、滑稽だな…誰もが裏切り、裏切られる」
すると蝎王は孟婆湯の処方箋を探し出せば解放すると約束して帰った。



温客行の症状は孟婆湯が原因だった。
当時はまだ7歳か8歳、しかし家族を殺された恨みは孟婆湯を飲んでも決して消すことができなかったという。
顧湘は主人が幼い頃に頭痛や吐血で苦しんだのは、孟婆湯に抗った代償だと知った。
「近頃、過去を思い出させることが多く、再発したのだろう…いつか正気を失うやもしれぬ
 その日が来る前に仇敵たちを皆殺しにしてやる」
すると温客行は顧湘を守るため、曹蔚寧(ツァオウェイニン)と一緒に明日、清風(セイフウ)山へ発てと命じた。
掌門・莫懐陽(モーホワイヤン)は切れ者ゆえ一門を騒乱から遠ざけるはずだという。
「私が歩むのは黄泉への路だ、お前は図らずも鬼谷に入った、生き直す機会をふいにするな
 奴と一緒になり人の世に戻れ、平穏に暮らせるだろう」
「主人…曹蔚寧が言ってたんです、高崇(ガオチョン)は琉璃甲を清風剣派に渡しただろうって…
 だから主人のために琉璃甲を見つけたくて彼に同行したんです…だけど…
 なぜか…私、恋仲になってしまって…」
顧湘は曹蔚寧への気持ちを認めたが、叶わぬ夢だと分かっていた。
「主人、清風剣派は見逃してもらえませんか?
 彼に恨まれたくない…結ばれなくても無事でいて欲しいんです
 正体を知られるのが怖い…優しくされればされるほど、すべてが嘘に思える…
 あの時の雪だるまと一緒です、陽が昇った途端に跡形もなく消え失せてしまった…ゥッ…」
「新しい雪だるまを作ってやっただろう?泣くな」
「最初の雪だるまがいい!(# ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
 ならもし主人が周絮(ジョウシュー)に正体を知られたら、殺して新しい友を探しますか?!」
温客行は言葉を失った。
そこで曹蔚寧を欺き通すよう助言し、清風剣派には手を出さないと約束する。
「琉璃甲はもういらぬ、そもそも口実に過ぎなかったのだ」

温客行は曹蔚寧を呼び、昔話を始めた。
「私は年端もいかない頃に阿湘を拾った…私たちが育ったのは悪夢のような場所だ
 私は生きるのに精一杯で煩わしい阿湘を何度も捨てようとした
 だがあの子は言葉も発せぬうちからしぶとい獣のようにどこへでもついて来た…
 ふっ、私と過ごしたのにまっすぐな子に育ってくれた
 阿湘は私に恩義を感じて仕えてくれたが、今になって思えば救われたのは私の方だ
 失いかけていた心をあの子が温めてくれなければ私は…」
すると温客行は自分にとって顧湘は妹であり、大袈裟に言えば娘も同然だと言った。
数少ない恩人の1人であり、顧湘には平穏に暮らして欲しいと願って止まないという。
「曹蔚寧、お前に頼めるか?」
「…もちろんです!」
「ならば明日、阿湘を連れて出立しろ、だがこれだけは約束してくれ、阿湘を決して裏切らないと…」
「ご安心を、天地神明に誓います、死ぬまでいつ何時も阿湘を裏切りません!」
「いいのか?知り合ってから日も浅く、阿湘は想像とは異なるやもしれぬ
 阿湘を裏切れば私が必ずこの手でお前を殺す」
「日が浅くとも見極めました、阿湘と初めて会った時、生涯を共にすると決めたのです
 もし私が裏切るようなことがあれば、喉をかき切りお詫びする覚悟です」

一方、鬼谷に襲撃された仙霞(センカ)派の生き残りは少林寺に泣きついた。
こうして趙敬の目論見通り、慈穆(ツームー)和尚は各門派へ鬼谷討伐の号令を出し、五湖盟にも参加を嘆願する文が届く。
蝎王は義父にどうするつもりか尋ねた。
すると趙敬は誠意を示さねば自分たちを動かすことはできないという。
「名門や正道派にも討伐させたいなら名分だけでは釣れないし、利益だけでも釣れない
 台本を練り、名分も利益も盛り込んでこそ誘い出せるのだ」

翌朝、顧湘は曹蔚寧との別れを決め、見送ることにした。
しかし温客行が乱暴な侍女なので曹蔚寧に譲ると押しつけてしまう。
「温兄…私は阿湘を侍女だと見なしことはありません
 託されたからには嫁入り道具を揃えて阿湘を娶ります」
「…嫁入り道具は妻側が準備するものだよ?」
張成嶺が思わず茶々を入れると、顧湘は急に恥ずかしくなって屋敷の中に戻ってしまう。

↓老温と阿湘って顔が似てるw


一方、趙敬は蝎王に″群鬼冊(グンキサツ)″を作って武林に配布するよう命じた。
蝎王は今さら悪鬼たちを切り捨てることに驚いたが、趙敬はもはや用済みだという。
「鬼谷を滅ぼす時、鬼衆が外にいては困るだろう?
 私の庇護を失った鬼衆は必ずや鬼谷に戻るはずだ…」
「ですが鬼衆が流言を広めるのでは?」
「誰が信じると?…機を見て悪鬼に証言させる
 ″鬼谷が五湖盟を陥れた、江湖を分裂させるため五湖盟に罪を着せた″とな
 潔白を証明されたところで高崇はもういない、各門派は後ろめたさを感じるだろう
 その時、各門派を率いて鬼谷を滅ぼせば、私の威光と仁徳はさらに増す
 各門派も罪悪感を抱いている、武林の盟主に選ばれるのは?…ふっ、私しかいない」

( ̄∀ ̄)<義父も悪よのぉ~ ぶははは~>( ̄∇ ̄)

しかし趙敬には気掛かりなことがあった。
未だに急色鬼(キュウショクキ)から音沙汰がない。
…まあどのみち全門派が鬼衆を探し始める、どこへ隠れるか見ものだ…

つづく


( ๑≧ꇴ≦)趙敬のシナリオ恐るべし
いよいよ鬼谷の正体がバレるのね~阿湘の無事を祈るばかり





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最終更新日  2022.07.20 14:24:07
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