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2022.08.13
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第13話「揺らめく灯籠」

清海(セイカイ)公・方鑑明(ホウカンメイ)は綾錦司(リョウキンシ)に赴き、鞠七七(キクシツシツ)にはっきりと誰とも婚姻を結ぶことはないと宣言した。
「典衣…私を待つ必要はない」
鞠七七は何とか冷静さを保ち、幼い頃から鑑明を兄だと思って来たと取り繕う。
しかし独りになると深い失望感に苛まれ、これまで大切に保管していた婚礼衣装にハサミを入れ、燃やしてしまう。



一方、黄泉関(コウセンカン)へ向かった方海市(ホウハイシー)たちは瀚州(カンシュウ)の戈壁(カヘキ)で休憩していた。
それにしても注輦(チュウレン)も尼華羅(ジカラ)も南毘(ナンヒ)も現れず、妙に静か過ぎる。
海市は鵠庫(コクコ)の動向を心配したが、張承謙(チョウショウケン)は軍営から何も知らせがないと安心させた。

その時、まだ9月末というのに小雪が舞い始めた。
すると雪を見た張承謙は氷河を通る手があったと気づく。
実は今年、瀚州は8月末に雪が降っていた。
鵠庫も恐らく9月までには雪に覆われたはず、この寒気で氷河は硬く凍っただろう。
確かに険しい道だが目立たずに動ける。
「だが兵糧が足らぬはずだ…どこかで略奪を働くに違いない」
海市は鵠庫が氷河から20里にある水井屯(スイセイトン)を襲撃すると読んだ。

張承謙と符義(フギ)は黄泉関に到着、主将・湯乾自(トウカンジ)に新兵と食料の無事を報告した。
湯乾自は遠く都からやって来た兵士たちを労ったが、参軍の方海市の姿がない。
聞けば方参軍は水井屯の危険を察知、副将ら2千の兵を率いて救援に向かったという。
湯乾自は驚いた。

今は道が凍っているため、情報が遅れがちだ。
もし鵠庫人が奇計を使って黄泉営に攻めて来れば厳しい戦いになるだろう。
符義は水井屯を放棄し、黄泉関を死守すべきだと訴えた。
しかし張承謙は方参軍を見捨てるような発言に憤慨し、大徴の領土を奪われてはならないと反対する。
湯乾自も張軍候の意見に賛成、直ちに援軍を送ることにしたが、その時、方参軍たちが到着したと報告が来た。


3千ほどの鵠庫の兵は大半が逃亡、投降しない20名ほどを生け捕りにしたという。
「防衛のための濠(ホリ)を掘っていますが人手が足りません」
そこで湯乾自は副将に配下を連れて今すぐ水井屯へ向かうよう命じた。

湯乾自は水井屯から戻った兵士たちを見舞った。
すると任勇(ジンユウ)は大変な戦だったが、大哥の戦術のおかげで水井屯を守り、自分たちも命があると感謝する。
海市は兵を3つに分けて民と共に敵を挟み撃ちにしていた。
三方から攻撃された鵠庫の兵は予想通り1つの逃げ道に集中、その時、海市が楼門の上から飛び降り、得意の弓術で敵を撃退したという。



方海市は功績を称えられる一方で、千人を超える仲間を失ったと思うと複雑だった。
しかも初めて凄惨な光景を目の当たりにしたせいか、食事も喉を通らない。
湯乾自は慣れだと励まし、謙虚で情け深い方海市をさすが流觴(リュウショウ)の方氏だと称賛した。
かつて清海公・方鑑明も14歳で軍を率いて戦い、6つの軍を撃破したのは有名な話だという。
「病死したと聞いて残念だったが、まさか生きていたとは…世の中、何があるか分からないな」
海市は湯主将の話を聞きながら、師匠から与えられた任務が頭をよぎった。
…黄泉営に着いたら私に尽くすがごとく湯乾自に仕えろ
…そして私から文が届いたら殺せ

その頃、左菩敦(サホトン)王は水井屯を攻める裏で密かに黄泉関へ歩みを進めていた。
報告では敵軍が濠を修復しているとのこと、自分たちに気づいていないという。
どうやら奪洛(ダツラク)の提案した策が功を奏したらしい。
「もう少しの辛抱で黄泉関が手に入る…ふっ」
一方、方鑑明は黄泉営から気がかりな報告を受け取った。
実は鵠庫に潜ませた間者からの連絡が届いていないという。
間者は故意に報告しないのか、もしくは裏切ったのか。
鑑明は方卓英(ホウタクエイ)に改めて人員を配置し、間者の数を増やすよう指示した。
さらにその中に別の間者も潜ませ、裏切り者がいないか見張らせるという。
「手配は任せる、尻尾を出すまで待つのだ」
「はい…師父?海市に伝えておいてもいいですか?そうしないと…」
しかし鑑明は首を縦に振らなかった。

淑容(シュクヨウ)妃・緹蘭(テイラン)は愈安(ユアン)宮に戻り、指の傷も癒えていた。
しかしウサギの小乖(ショウカイ)は穆徳慶(ボクトクケイ)に預けられたまま、空の籠を見ると寂しさが募る。
するとある侍従が侍女・碧紫(ヘキシ)を訪ねてきた。

碧紫は淑容妃に朗報を伝えた。
方海市は無事に黄泉関に到着、道中では水井屯に寄って敵兵を撃退したという。
緹蘭は安堵し、何より勇敢な方海市が湯乾自のそばにいてくれることを喜んだ。
「そうだ、色紙を持ってきて」

一方、旭(キョク)帝・褚仲旭(チョチュウキョク)は亡き皇后・紫簪(シサン)を失った孤独に耐えられず、今夜も酒に溺れていた。
ふと回廊に出てみれば美しい上弦の月が見える。
あの時もやはり美しい月が出ていた…
褚仲旭は愛する紫簪と盟友の鑑明3人で小船に乗って湖に出た
꒰⌯͒ ˶´꒳​`˵)<ふふ、鑑明ったら酔っ払ってるわ
紫簪が今にも眠りそうな鑑明を見て笑うと、褚仲旭は湖に入って酔いを覚ませとからかった
(  ̄꒳ ̄)<ヒック!良いですよ~誰かさんと違って水など怖くありませんから
꒰⌯͒´゚д゚)<まあ~あなた水が苦手なの?
( ̄▽ ̄;)<何を言う?!
(  ̄꒳ ̄)<早見優~ヒック
꒰⌯͒´゚艸゚)∴ブッ<大丈夫よ、溺れたら私が助けてあげるわ
…今となっては夢の中で旧情を温めることしかできない3人、褚仲旭は飲めば飲むほどかえって寂しさが募っていった。

その頃、緹蘭は湯乾自と方海市の無事を祈り、こっそり灯籠を流していた。
霜平湖なら宮中から離れているため、誰にも見つからないだろう。
しかしうっかり龍尾神に供える神酒を忘れ、侍女たちが急いで取りに戻った。
すると酒に酔って昔を懐かしんだ褚仲旭が湖にやって来る。
褚仲旭は独り湖を見ていた淑容妃を紫簪と思い込み、感激のあまり抱きしめた。
「紫簪…ずっと会いたかった、どこへも行かないでくれ」
「へっ陛下?飲み過ぎです」
緹蘭は皇帝を突き放したが、褚仲旭は思わず口づけしてしまう。
驚いた緹蘭は力一杯、皇帝を突き飛ばした。
よろけた褚仲旭は後ろへ倒れそうになり、咄嗟に緹蘭の腕をつかんで一緒に湖へ落ちてしまう。



泳ぎが得意な緹蘭は湖に沈んで行く皇帝を捕まえ、何とか上昇した。
すると寝所へ運ばれた褚仲旭はうなされながら緹蘭の手を握りしめ、離そうとしない。
緹蘭は皇帝の紫簪への深い愛情に心を打たれ、結局、そのままそばに付き添い、朝を迎えた。

翌朝、褚仲旭は久しぶりに幸せな気持ちで目を覚ました。
しかしふと我に返り、そばにいたのが紫簪ではなく緹蘭だと気づく。
「陛下の起居する金城宮(キンジョウキュウ)に無断で立ち入りお許しを…」
すると褚仲旭は皇帝を助けた功績を認め、何でも緹蘭の望みを聞くと言った。
緹蘭は恐縮し、褒美を辞退して下がることにしたが、褚仲旭がふいに呼び止める。
「待て!あのウサギだが…ここで飼うのも面倒だ、そなたの元へ戻す」
「はい!陛下、感謝します!」

方鑑明は皇帝に謁見し、瀚州の諜報網の強化と黄泉関の防衛について相談した。
どうやら水井屯の戦には裏があるという。
褚仲旭は結局、弟子の方海市が心配なのかと揶揄し、天然の要塞である黄泉関なら容易に落とされないと高を括った。
「戦のせいで婚姻を遅らせてはならぬ」
「婚姻?」
「方海市にもお前と七七に婚姻を下賜すると話した、聞いてないか?」
鑑明はようやく海市の様子がおかしかった理由を知った。
「妻を娶る気はありません…もう決めたのです、その話はお忘れに…」
すると褚仲旭はならば任務を瀚州一帯の諜報網を束ねている鞫七七に任せると決めた。
婚姻する暇もないというなら、臣下を酷使する皇帝だと言われかねない。
鑑明は危険な任務だと反対したが、褚仲旭は鞫七七に引き継いで鑑明は手を引けと命じた。

つづく


(  ̄꒳ ̄)さすがにナナナに同情したわ〜師父、ひど過ぎないか?
…と思ったけど、婚礼衣装を切っているナナナがオカルトだったw
それにしてもヤンミーの声が…ヤンミーだけ日本語吹き替えでもいいです( ̄▽ ̄;)





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最終更新日  2022.08.13 21:31:21
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