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2022.08.23
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カテゴリ: 山河令 全36話
※原作はBL作品ですが当ブログでは非対応です


山河令 Word of Honor
第30話「清算できぬ恩怨」

蝎王は薬人(ヤクジン)を操って清風(セイフウ)剣派を襲ったが、琉璃甲(ルリコウ)は見つからなかった。
恐らく掌門・莫懐陽(モーホワイヤン)が持っているはず、どちらにしても裏山で籠城する門徒たちがいる限り戻ってくるだろう。
一方、曹蔚寧(ツァオウェイニン)は温客行(ウェンコーシン)の正体を知ったものの、顧湘(グーシアン)を追及できずにいた。
すると気まずい雰囲気に耐えられなくなった顧湘が重い口を開く。
「本当に私が青崖(セイガイ)山の鬼だったらどうする?…あなたを騙していたら私を殺す?」
「君が鬼谷の間者で、仲間を引き入れ、同門や聖山を滅ぼしたなら必ず君を殺すだろう
 でも阿湘、私は君を片時も裏切らないと誓った、君を殺したら私もすぐ後を追う

顧湘は曹蔚寧の深い愛情に感激し、正直にこれまでの経緯を話し始めた。
「主人は鬼谷の谷主だけど、善人になると決めたの…あ!違う!本当は善人なの、復讐のためよ!
 琉璃甲は必要ないし、清風剣派は敵じゃな…ぁ、まず私が幼い頃に鬼谷で育ったことから話すわ」



顧湘は物心ついた時から鬼谷にいた。
当時、主人はまだ少年で老谷主の下僕だったという。
…主人は私を川で釣り上げたから湘と名付けたと言ってた
でも本当は老谷主が魔の修練のためにさらった子供たちの1人だったの
主人が命乞いして私だけが助かった
鬼谷の子供は歩く頃には人を殺せようになるわ
世の中は弱肉強食が当たり前だと思っていたけれど、主人は違う世界があると教えてくれた
私は迷い込んだだけだから、いつか人の世に戻してやるって

元の十大悪鬼を全員殺し、数年かけて顔ぶれを刷新したわ
当時の私は単純に主人が谷主になったと喜んでいた
でも主人が言ったの、計画が整ったから人の世に連れて行くって…

そんなある日、吊死鬼(チョウシキ)が鬼谷から逃亡、盗まれた琉璃甲を取り返すという名目で温客行の復讐が始まった。
しかし曹蔚寧はなぜ老谷主が自分を恨むと分かっていながら温客行を育てたのか腑に落ちない。

鬼衆は温客行も両親の死の記憶を失ったと思っていたが、主人はその強靭な意志で恨みを心の奥底に封じ込めていたという。

その頃、ようやく温客行が目を覚ました。
安堵した張成嶺(ジャンチョンリン)は七爺(チーイェ)・景北淵(ジンベイユエン)と大巫(ダーウー)・烏渓(ウーシー)を紹介、ようやく周子舒(ジョウズーシュー)が天窗(テンソウ)に連行されたと知る。
一方、周子舒は厳戒態勢の中、晋(シン)王に謁見していた。
段鵬挙(ドワンポンジュー)は念のため周子舒に何日も軟筋散の香を嗅がせ、剣を握る力さえ奪ってある。
すると晋王は周子舒から取り上げた白衣剣を眺めながら、配下たちを全て下げた。

晋王は思い出深い酒を自ら注いだ。
「約束したであろう?10年経ったら同じ顔ぶれで中庭に集い、この酒を開けて飲もうと…」
「同じ顔ぶれ?…もうどこにもいません、允行(ユンシン)は辺境へ赴き、青鸞(ジンルワン)は自ら命を絶った
 七爺はあなたに毒を盛られ、九霄(ジウシャオ)は戦死した
 あの時、中庭にいた者で残ったのは私とあなただけ…」
「我々のような立場にいると恩讐が複雑に絡み合うものだ」
晋王は岳陽(ガクヨウ)に現れた周子舒が武芸も衰えず元気だったと知り、やはり七竅三秋釘(シチキョウサンシュウテイ)に細工していたと気づいたという。
しかし周子舒は細工など不可能だと失笑、本来の方法を変えて7本の釘を3ヶ月ごとに1本ずつ打ち込んだと説明した。
釘は肉体の中で徐々に血脈と融合して行くため、しばらく話すことや動くことができるが、待っている結果は同じだという。
「七竅三秋釘は私が定めた刑です
 兄弟たちに苦しみを与えながら自分1人が例外ではあの世で顔向けできません」

晋王は周子舒がなぜそこまで己を痛めつけるのか分からなかった。
「戦いに犠牲はつきものだ!…犠牲を払ったのは何のためだ?
 この腐り切った乱世を余はもう少しで焼き尽くす、なぜ余に仕えぬ?」 
「…では韓英(ハンイン)は?」
「韓英?…韓英など卑しい孤児で皇帝の奴隷に過ぎぬ
 だがあの愚か者が罠にかかったおかげでそなたを早く探し出せたがな~わははは~」
「…王爺、私はもう16歳の少年ではない、あなたの言う太平の世は私には見えません
 命ある者たちが私のために死に、その魂が日夜、肩にのしかかるだけ…」
すると激怒した晋王が机を叩いた。
「(バン!)太平の世には血の洗礼が必要だ!大義のための犠牲だ!」
「大義だと?!(ウリャー!)あなたの野心のためだ!」
周子舒は激情に駆られ、机をひっくり返した。
「四季山荘を燃やしたな…」
「そなたは最後に戻ると思った、快く迎えるつもりだったのに…
 余はずっとそなたを知己だと思っていた」
「私が知己だと?…バカめ!」
「何を?!」
晋王は思わず手を振り上げたが、動けないはずの周子舒に突き飛ばされ、白衣剣を奪われてしまう。
「誰かぁぁぁぁぁぁぁ!」

段鵬挙が天窗を率いて殿内になだれ込んだ。
すると周子舒が晋王の首に白衣剣を突きつけている。

「…軟筋散に細工をしたな?そうか、まだ天窗に間者がいたか」
「王爺、それは違う…天窗に私の配下がいれば安心して離れられるはずがない
 ƪ(˘⌣˘)ʃ ヤレヤレ~言ったでしょう?私は七竅三秋釘を違う方法で打っただけだと…
 私はすでに味覚と臭覚を失った、どんな香も効きません」
周子舒は初めから生きて帰れるなどと思っていなかった。
しかし晋王のこと、自分を殺すにしても必ずその前に2人だけで話すはずだと考えたという。
「さすれば必ず殺せると…」
「そなたは逆臣の息子なのに全幅の信頼を寄せ、命を託した…
 九霄の死で意気消沈し去った時も受け入れ、主君を欺いたと知った時さえ殺さなかったのに…
 そなたに良心はないのか?!」
「…王爺、″我々のような立場にいると恩讐が複雑に絡み合う″でしょう?
 あなたは兄弟たちを利用するだけ利用し、そのあと追い詰めて殺した!」
すると周子舒は最後に晋王に一撃を放ち、おとなしく天窗の手に落ちた。

蝎王たちは清風剣派が籠城している洞窟の前に陣取り、諦めて出てくるのを待っていた。
すると黒無常が駆けつけ、莫掌門が戻って来たと報告する。
「それにもう1人が…」
実は莫掌門が助けを求めたのは趙敬(ジャオジン)だった。
「義父…」
「この馬鹿者!」
趙敬は莫掌門の手前、蝎王を思い切り引っ叩いてしまう。

清風派は無事に解放、顧湘は咄嗟に物陰に隠れて無事だった。
一方、趙敬は蝎王たちを撤収させ、莫掌門と2人だけになってから謝罪する。
清風剣派には近づかないよう命じていたが、蝎王には自分たちの同盟をまだ秘密にしていたという。
しかし莫懐陽は趙敬が蝎王に罰を与えたところで、奪われた20名以上の命の償いにはならないと落胆した。
するとわざわざ3つの琉璃甲を出して見せる。
「…すべきことは分かっているはずだ」
「分かっている…事が成った後に私の手で息子の首を届けよう…」

晋王は激しく血を吐いて倒れながらも、周子舒を決して殺してはならないと命じた。
納得がいかない段鵬挙だったが、仕方なく頑丈な鉄鎖がついた鉤針で周子舒の両肩を突き刺し、拘束する。
実は周子舒が放った掌は″凌寒暗香勁(リョウカンアンキョウケイ)″という四季山荘の術で、治せるのは四季山荘の武芸を引き継ぐ周子舒しかいなかった。
段鵬挙は何とか周子舒を打ち負かしたいが、周子舒は鼻で笑う。
「私はどうせ残り少ない命だしな…いずれにせよ損はしない」

つづく


( ;∀;)阿湘!良かった〜曹大哥が良い人すぎる
もう阿湘が幸せならいいわ〜って本題がどうでも良くなっちゃってるw





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最終更新日  2022.08.23 11:42:17
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