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2023.01.28
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カテゴリ: 夢華録 全40話



第2話「許嫁の心変わり」

″夜宴(ヤエン)図″を手に入れるため両浙路転運判官(リョウセツロテンウンハンカン)・楊知遠(ヨウチエン)の屋敷に押し入った皇城司指揮・顧千帆(コチェンファン)。
しかし楊知遠が差し出した夜宴図は贋作だった。
楊知遠は確かに王靄(オウアイ)の印があると釈明したが、顧千帆は絵をビリビリに破いてしまう。
その時、皇城司の警告を知らせる口笛が聞こえた。
「伏せ勢か?!」
顧千帆と賈江(カコウ)は中庭へ飛び出し、伏兵に応戦した。
しかしは顧千帆は刺客の剣にある雲紋に気づき呆然となる。

その時、屋根にいた刺客たちが毒煙をまき散らし、楊府一帯は真っ白になった。

煙で視界が悪くなったせいで皇城司も刺客も次々と命を落とした。
すると賈江が咄嗟に顧千帆をかばい、殺されてしまう。
顧千帆は賈江の敵を討ったが毒が回って倒れ、逃げ遅れた。

一方、趙盼児(チョウパンアール)は中庭が静かになった隙に逃げ出すことにした。
手巾で口を押さえ回廊を急ぐパンR、その時、突然、肩に衝撃を受け、しゃがみ込んでしまう。
パンRに暗器を放ったのは中庭で動けなくなった顧千帆だった。
「暗器には毒が塗ってある…私を助けねば死ぬぞ?」
パンRは仕方なく顧千帆に肩を貸し、池の中に身を隠して難を逃れた。
しかし刺客は最後に松明で火を放ち逃亡、部屋に立てこもっていた楊一族は巻き込まれてしまう。

役人たちが現場に駆けつけた時には楊家は全焼、生存者もいなかった。

「解毒薬をくれる約束でしょう?」
「…毒などない」
顧千帆はこんな事件に巻き込まれながら無事だったパンRに感心した。
しかもパンRは池から逃げる時、石畳に残っていた刺客の履物の文様で官府の者だと分かったという。
「皇城司が標的なら楊家の者まで皆殺しにしないわ、標的は楊運判であなたたちは巻き込まれたのね」

そこで短剣を取り出し、パンRの肩から暗器を取り出してやる。
しかし顧千帆が何も言わず突然、刺したため、パンRは何が起こったのか分からず、仕返しに顧千帆の肩を思いっきり噛んだ。
顧千帆は勝気なパンRに唖然としたが、そのまま独りで帰ってしまう。

傲慢な顧千帆のお陰で散々な目に遭ったパンR。
翌朝になって茶鋪へたどり着くと、店の前に許嫁・欧陽旭(オウヨウキョク)の下僕・徳(トク)叔が立っていた。
聞けば欧陽旭は皇帝による試問の結果、探花(タンカ)の称号を授かったという。
涙を浮かべ喜ぶパンR、そこへ一晩中、パンRを心配していた孫三娘(ソンサンニャン)が駆けつけた。
しかし欧陽が科挙で3位になったと聞くや否や歓喜し、早速、引越しの準備をしようという。
驚いた徳叔は早合点だと訴え、ここは率直に伝えることにした。

欧陽旭は賢(ケン)妃から縁談を賜っていた。
相手は広済(コウサイ)軍の節度観察留後(セツドカンサツリュウゴ)歩軍の副都指揮使(トシキシ)・高鵠(コウコク)の令嬢だという。
パンRはあまりの衝撃で倒れ、眉間を怪我した。
しかしこれも運命だと受け入れることにする。
安堵した徳叔は手切れ金80両を差し出し、欧陽旭が渡した同心佩(ドウシンハイ)を返して欲しいと頼んだ。
これがパンRの心を深く傷つけ、頑なにさせてしまう。
「銭で解決したいならそれでもいいわ、でも80両じゃ足りない
 もらった同心佩は金500両で返す…取り引きが成立したらきっぱり手を切るわ」

かつて欧陽旭は科挙に落ち、絶望して杭州へ流れ着いた。
その時、パンRが溺れた欧陽を助け、2人は瞬く間に恋に落ちる。
欧陽が州試を再受験できたのも、パンRが欧陽の代わりに田畑を買って杭州の民となれたからだった。
『殿試で上位だったら最大の礼を尽くして君を妻として迎えるよ』
欧陽はそう約束し、パンRに同心佩を贈って東京(トウケイ)へ旅立った。
まさか3年間の自分の真心が金80両に負けてしまうとは…。

一方、顧千帆は虚江(キョコウ)県の役所に忍び込み、賈江の遺体から獅頭佩(シトウハイ)と矢尻を回収した。
矢尻には″銭塘(セントウ)″と彫られている。
…指揮、奴らは周到に準備して襲撃を、その目的は指揮の口封じです、早くお逃げに…
顧千帆は賈江の最期の言葉を思い出し、急いで脱出した。

楊府の検死が終わり、魏為(ギイ)は骸が皇城司の者だったと報告した。
驚いた銭塘知県・鄭青田(テイセイデン)はなぜ皇城司が多勢を江南に送り込んだのか訝しむ。
「楊知遠と同じく市舶司(シハクシ)を調べるためか?違う、楊家が予言に関わっていると見たのだろう」
すると魏為は自ら楊府に火を放ったと報告、弾劾書は未完で朝廷には届いていないと安心させた。
鄭青田は計画通り楊知遠を恨む寧海(ネイカイ)軍の楚(ソ)に罪を着せると決めたが、思わぬ失態を知る。
実は魏為は指示通り現場の剣を寧海軍の剣とすり替えてきたが、皇城司の骸に刺さっていた矢尻が消えていた。
「皆殺しにしたのではないのか?!露見したら私たちは終わりだぞ?」
「確か…″指揮″と呼ばれていたような」
「皇城司の指揮か」

パンRは欧陽が簡単に約束を反故にするとは思えず、わざと500両という大金を吹っ掛けた。
そこで事実を確かめたいと東京行きを決める。
これを機に店は畳むことにしたが、東京行きを気づかれないよう三娘にこれまで通り店を訪ねて欲しいと頼んだ。
「婚姻は穀雨のあとよ、それまでに欧陽に会えれば真相が分かる」
まだ暗器の傷は癒えていなかったが、水路を使って休みながら行けば良い。
「仮に途中で倒れても後悔はない、どうしても納得がいかないの」
パンRは欧陽に会うまでは誰の言葉も信じないという。
すると三娘はパンRがどんな選択をしようと応援すると励ました。

パンRは老月祠へ出かけた。
すると道すがら張り紙を見かけ、顧千帆がお尋ね者になったと知る。
驚いたことに顧千帆は楊家に押し入った海賊として手配されていた。

パンRは月老神に手を合わせた。
「無事に東京に着けますように…許嫁の欧陽旭が心変わりしていませんように…
 進士(シンシ)夫人の称号は要らない、生涯を共にできれば満足です」
<趙盼児! ヒイィィィ!!(゚ロ゚ノ)ノ
その声は供物台の下に隠れ、パンRの願い事を聞いていた顧千帆だった。



白沙渡(ハクサド)の港、パンRは船頭に賂を渡し、東京行きの荷船に同乗したいと頼んだ。
しかし高官が殺された事件があり、知県から無関係の者を乗せないようお触れが出ているという。
そこでパンRは船頭が博打で200貫も負けたこと知っていると匂わせた。
「夫人はご存知かしら?」
こうしてパンRと船頭の交渉は成立、顧千帆は積荷を運ぶ男たちに紛れて乗船し、船倉でパンRと合流した。

パンRと顧千帆は麻布を境として互いの居場所を分けた。
パンRは早速、開いた傷口に薬を塗ることにしたが、相変わらず自分を見下す顧千帆の態度に苛立ちを隠せない。
それでも顧千帆の傷口が膿んでいると気づき、介抱してやった。
すると逃亡生活で疲れ果てていた顧千帆はバッタリ倒れ、そのまま丸一日、眠り続けてしまう。

一方、三娘はこのところ息子の教育方針で夫婦喧嘩が絶えなかった。
パンRも旅立ち孤独な三娘、すると隣人から祠堂へ行かないのかと声をかけられる。
「養子にやるなら母親として見届けないと…」
実は傅新貴(フシンキ)は三娘に何の相談もなく、息子を莫大な遺産を残して死んだ従兄・傅新財(フシンザイ)の夫人・陶(トウ)氏の養子にしようとしていた。
驚いた三娘は祠堂に駆けつけ、大事な一人息子を横取りされてたまるかと激怒、傅子方(フシホウ)を連れて逃げてしまう。

顧千帆は悪夢にうなされ、ようやく目を覚ました。
どうやらパンRが身体を拭いてくれたのか、さっぱりしている。
顧千帆は階段でうとうとしていたパンRを起こし、寝床を変わった。
しかし2人はまた言い争いになり、顧千帆は売り言葉に買い言葉でパンRに″非情″だと言ってしまう。
するとパンRがいきなり逆上した。
「それはあなたでしょう?!手口があくどくて道理を知らない、恩知らずで利用し尽くしたら捨て去る
 男なんてろくでもない奴らばかりよ…うわーん!」
顧千帆は許嫁への言葉だと気づき、黙って手巾を渡した。
「ごめんなさい…本当は優しいのね」
「何も知らないのに分からないだろう?」
「私には分かるわ」

パンRと顧千帆は日が暮れてからこっそり甲板に出た。
「捨てられた事実に向き合えないのか?君は誇り高い、賎民であっても己を卑下しなかった
 だが男女の間において不測の事態が起こった時は最悪の結果になるものだ」
「奥さんは?…いないの?じゃあ想い人は?…いないのに説教するの?」
パンRは欧陽を信じていると言ったが、顧千帆は心の底では信じていないと見抜いていた。
その時、パンRは海上の流木の上に倒れている人の姿に気づく。
「隠れて、助けを呼ぶわ」

パンRは寝ていた船頭たちを起こし、人がいると知らせた。
海水の流れに乗って船に近づいてきた流木、するとパンRは倒れているのが三娘だと気づく。
「三娘?!さんにゃぁぁぁ〜ん!」
パンRは三娘を助けようと飛び込もうとしたが、船頭たちが止めた。
その時、物陰に隠れていた顧千帆が自ら海に飛び込んで行く。

つづく





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最終更新日  2023.02.04 16:09:25
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