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2023.02.10
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カテゴリ: 夢華録 全40話



第5話「傾蓋の知己」

お尋ね者となり、秀州の皇城司駐留所にいる親友・万奇(バンキ)を頼った顧千帆(コチェンファン)。
万奇は盟友との再会を喜び、酒の肴を取りに行くと言って席を立った。
すると背後で顧千帆が倒れる音がする。
万奇はほくそ笑み外へ出ると、潜んでいた刺客たちが一斉に部屋になだれ込んだ。
剣戟の音を聞きながら良心の呵責に堪えない万奇、しかし毒に気づいた顧千帆は酒を飲んだと見せかけて口をつけていなかった。

一方、周舎(シュウシャ)は富豪の妓女を装う趙盼児(チョウパンアール)にすっかり魅了されていた。
すると孫三娘(ソンサンニャン)の手引きで徐(ジョ)老板がやって来る。

「誰か~!助けてくれ~!」
「おやめ!何事?!」
パンRは上階から2人を見下ろし、周舎の15貫の借金を肩代わりしてあっさり解決した。



万奇は静まり返った部屋に戻った。
しかし刺客たちは全滅、物陰から返り血を浴びた顧千帆が出て来る。
焦った万奇は雷(ライ)司使の厳命で致し方なかったと訴え、顧千帆を見逃せば族滅の憂き目に遭うと嘆いた。
顧千帆は親友の裏切りに目をつぶって出て行くことにしたが、その時、万奇が背後から襲いかかって来る。
絶望した顧千帆はもはや親友はいないと言い放ち、万奇を殺した。
外で待っていた陳廉(チンレン)は物音に気づいて駆けつけたが、その凄惨な現場に言葉を失ってしまう。

周舎は借金を返してくれたパンRにすっかり心酔し、欲を出して100貫ほど貸して欲しいと頼んだ。
そこでパンRは金の無心ならまず宋引章(ソウインショウ)を離縁し、自分を娶ってからだと迫る。

「今日、離縁するなら結納品も求めず嫁ぐわ、でもしないなら明日ここを発つ!」
「する!直ちに離縁する!」
周舎が一目散に帰って行くと、三娘は照明弾を上げて引章に合図を送った。

パンRは我ながら低俗な振る舞いに嫌気が差し、何度も手や顔を洗った。
その時、突然、顧千帆が現れる。

実は顧千帆は露台で戯れるパンRと周舎を見ていた。
すると顧千帆がパンRの手を取り、優しく洗い流してくれる。
「これできれになった、透き通るように白くて美しい、君はけがれてなどいない」
パンRはふと顧千帆の手の傷に気づき、手当てすることにした。

顧千帆はパンRがここまで尽くしながら、宋引章がまた裏切ったらどうするか聞いた。
「″恩には恩を、仇には仇を″」
パンRは過去に固執せず、初心を貫くだけだという。
一方、周府では周舎が引章に離縁を申し出ていた。
引章は指示通り激高してわめき散らし、回廊で暴れながら燭台を倒して火を出してしまう。
「火事よ!誰か来て!屋敷が燃えちゃう!」
すると騒ぎを聞きつけた群衆が周府になだれ込み、屋敷は騒然となる。
実は群衆を先導したのは三娘が抱き込んだ里長夫婦だった。
「これだけ騒げば周舎は憤慨で眠れないはず、明日は見事に引っかかるわ」

顧千帆はパンRに人を殺して来たと明かした。
しかしパンRは怖がる様子もなく、それどころか初対面で自分を助けてくれた顧千帆を善人だという。
親友を訪ねたはずの顧千帆が人を殺したのなら、恐らく鄭青田(テイセイデン)は皇城司まで抱き込んでいたのだろう。
「元気を出して、朝廷にはまだ三省や御史台もある、そうでしょう?」
「皇城司は三省の管轄外ゆえ取り締まれぬ、奴らには奴らの、私には私の道がある
 ただその道は私にとって極めて…」
顧千帆はそこで言葉を飲み込んだ。
「…君が言ったように因果に固執せず初心を貫くのみさ、この世を渡る男にこだわりは不必要だ」
するとパンRは何も言わず、ほろ酔いのうるんだ瞳で顧千帆を見つめた。
顧千帆は急に気恥ずかしくなって帰ることにしたが、パンRが引き止める。
「つらい道ならやめたら?死んだ仲間も復讐のために苦悩して欲しくないはずよ?」
「無理だ…君だって宋引章のことを忘れて探花(タンカ)夫人になれと言ってもできないだろう?」
パンRは返す言葉もなく、また失敗を犯したら助けに来てくれと笑った。
「″妻の言いなり″だぞ?…狭い華亭県で君の行いを知らぬものはいない」
「ふん、銭を返さないから」
「いいさ、一生を捧げてくれればいぃ…ぁ」
顧千帆はうっかり口を滑らせ自分でも戸惑ったが、パンRは友達同士の冗談だと受け流してくれた。
「友人?」
「″傾蓋(ケイガイ)の知己″よ」
パンRが手を差し出すと、顧千帆はその手を叩いて笑顔になった。
「″旧友に勝れり″」

顧千帆は陳廉が待っていた小舟に乗って香雲楼を離れた。
「あの女のためなら秀州から早馬で戻るのも合点が行きます
 その包帯の巻き方からも賢さが分かりますね~へへ」
顧千帆は陳廉の戯言に呆れながら、ちょうど露台に出て来たパンRの姿に気づいた。
「まだ私に付き従うつもりか?私の配下を務めるのは大変だぞ?」
しかしパンRが気になっておしゃべりな陳廉の話が耳に入ってこない。
「…で、これから一体どこへ?」
「平江(ヘイコウ)府…蘇州だ」
平江府とは使相・蕭欽言(ショウキンゲン)の屋敷、実は顧千帆は蕭使相の長子だった。



翌朝、周舎はパンRに事情を説明し、急いては事を仕損じると説得した。
パンRは確かにその通りだと納得したが、やはり妹分から夫を奪うことはできないと身を引く。
「お詫びにここにある銘品を差し上げるわ」
「パンR?!」
「言ったでしょう?男は信じるなって…財産目当てに甘言を弄していただけよ」
三娘は荷物を運び出すよう頼み、パンRに外套を着せて部屋を出てしまう。
驚いた周舎はパンRを追いかけ、今から離縁上を書くと宣言した。
「今日中に宋引章を離縁してみせる!…さ、拙宅へ参ろう」

周舎はパンRを連れて周府に戻り、野次馬が集まる中で引章に離縁を迫った。
しかし引章は嫁荷を売り飛ばされ、身体は傷だらけ、どうやって生きて行けばいいのかと嘆く。
立会人の里長は離縁するなら嫁荷を返すべきだと提案したが、周舎は手元に銭がないため借用書を書くと答えた。
すると三娘がパンRに嫁荷も返さない男では婚姻を考え直した方がいいという。
焦った周舎は仕方なく屋敷の証文を引章に渡すと決め、気がつけば身ぐるみ剥がされていた。

周舎は引章を追い出し、早速、パンRと婚儀を挙げたいと言い出した。
するとパンRは引章に渡った屋敷で婚儀を挙げることはできないと話し、周舎に荷物をまとめて香雲楼に来るよう告げて三娘たちと引き上げる。
こうしてパンRは引章を無事に解放し、馬車で合流した。
しかし周舎は里長が協力してくれた群衆たちに手当てを配っているところを目撃、騙されたと気づく。
「女を捕えろ!」

周舎はパンRたちの馬車を止め、県の役所に連行した。
民衆が見守る中、周舎は妓女・趙盼児が自分に嫁ぐと偽って妻を離縁させたと告発する。
パンRは銭塘(セントウ)の良民であり妓女などではないと否定、そもそも楽妓である引章を周舎が強引に娶り、虐待を続けたと訴えた。
「宋の法では重罪です…周舎が宋引章を無理やり妻にしたことは離縁状に自ら記しています」
三娘たちはようやくパンRが離縁状にこだわった理由を知った。
すると知県が離縁状を提出するよう命じる。
引章は離婚状を広げて読み上げようとしたが、その時、周舎が離縁状を奪い取って口に詰め込んだ。
( ‘༥’ )ŧ‹”ŧ‹”…<これで訴えられぬ!

つづく


(  ̄꒳ ̄)何、もうパンRが好きなの?そうなの?w





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最終更新日  2023.02.10 18:00:07
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