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2023.03.03
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カテゴリ: 夢華録 全40話



第11話「苦肉の策」

趙盼児(チョウパンアール)の部屋をこっそり訪ねた顧千帆(コチェンファン)。
しかし運悪く食事を届けに来た陳廉(チンレン)たちとかち合ってしまう。
「あれ…顧指揮?」
顧千帆はばつが悪かったが、パンRに江南(コウナン)の食事を届けさせたと伝えて早々に引き上げることにした。
「そうだ、明日、復命するゆえ、欧陽旭(オウヨウキョク)の動向を調べて来る
 君たちは静養してくれ、何かあれば陳廉に…」

孫三娘(ソンサンニャン)と宋引章(ソウインショウ)は顧千帆の心遣いに感激した。

すると引章がふと思い立った。
「三娘の菓子は美味だけど料理はその上を行くわ、いっそ東京(トウケイ)で店を開かない?」
三娘は妙案だと賛成したが、パンRは反対した。
「見知らぬ土地で店を開くのは容易じゃないわ、早く食べましょう、私は欧陽を訪ねるから…」
(*´・д・)´・д・)<また行くの?!

その夜、欧陽旭は義父となる高鵠(コウコク)のお供で宴に出ていた。
すると見送りの際、高観察から婚儀は来月の16日と伝えられ、任地先も東京に近い拱州(キョウシュウ)なら娘も苦労しないと言われてしまう。
欧陽旭はしばし川を眺めながら、高家の言いなりになるしかない自分への苛立ちを鎮めた。
さすがに徳(トク)叔も花嫁側が日取りを決めたことに呆れ果てたが、そこへ驚いたことにパンRが見知らぬ男を連れて現れる。
「図に乗っているのはこやつで?」
陳廉は徳叔を捕えると、有無を言わせず草むらへ連れて行った。


「欧陽旭、卑劣な手段を講じるなら倍にして返す、あなたに良心が残っていることを願うわ
 夜宴図(ヤエンズ)は江南の官界を揺るがす絵、3日以内に返してくれなければ…
 欧陽官人、探花のあなたなら必ず見つけられるはずよ?」
するとパンRは陳廉がぼこぼこにした徳叔を引き渡し、帰って行った。



徳叔は大半の筋が断裂し、回復までには数年かかると診断された。

「聖旨である、こたび第一甲となった3名は明日の未の刻に参内せよ、ちんつー」
そこで欧陽旭は皇帝の側近である崔内侍に賄賂の玉を渡し、引き留めた。
「近頃、江南で大きな騒ぎがあったとか…私は銭塘(セントウ)の出身で初謁見ゆえ、どう思われるか…」
崔内侍は皇帝が欧陽旭にまで当たり散らすことはないと安心させたが、確かに皇帝は鄭青田(テイセイデン)の一見で激怒し、丸一日、何も食べなかったという。
「しかし仙師が養生の道を説き、おかげで事なきを得た」
「″養生の道″ですか…」

欧陽旭は皇帝が道教に傾倒していると知り、早速、経典を読み始めた。
そこで寝台に横たわろうとしたが、敷布団の下に何かが挟まっていることに気づく。
すると血のついた短剣が出てきた。
欧陽旭は真っ先にパンRを思い出し、パンRの脅しが嘘ではないと知る。
一方、陳廉はパンRを屋敷まで送って行った。
パンRは協力してくれた陳廉に感謝したが、陳廉は自分の働きを認めてくれるなら顧指揮の前で褒めて欲しいという。
「私はまだ新入りですし、顧指揮は恐ろしい方ですから…どうぞお力添えを」
「顧千帆が怖いの?」
「もちろん!普段は強がっていますが、数日前に知りました
 皇城司はこの世の冥界で、顧指揮は生き閻魔だと…おっと」
しかしパンRは陳廉を褒めるのは構わないが、今夜の件は顧千帆に内緒だと口止めした。
(  ̄꒳ ̄).oO(本当に″生き閻魔″と呼ばれているなんて…
パンRはふと顧千帆のことばかり考えていることに気づき、我ながら困惑した。
( ๑≧ꇴ≦).oO(パンR!身の程をわきまえて!今は夜宴図の奪還に集中するのよ!

翌朝、参内した欧陽旭たち3人は紫辰之殿に案内され、ひとまず回廊で待つことになった。
すると門が開いた際、殿内から皇帝の声が聞こえてくる。
<斬首は申し渡さぬが罪を見過ごすことはできぬ、鄭青田と結託した士大夫を…
欧陽旭はパンRが告発すれば仕官どころか命さえ危ないと気づき、いよいよ追い詰められてしまう。

皇帝は科挙の第一甲3人と接見し、趣味について聞きたいと言った。
同期の2人が医術や琴棋書画と奏上する中、欧陽旭は道教の経典や黄老(コウロウ)の術に触れていると奏上し、皇帝の歓心を買ってしまう。
すると皇帝はちょうど新たに西京(セイケイ)に建てた紫極(シキョク)宮に扁額を下賜し、抱一(ホウイツ)仙師を招くつもりだと明かた。
そこで試しに欧陽旭に詔書を起草させてみる。
草案を見た皇帝は名文だと褒め、欧陽旭を著作佐郎(チョサクサロウ)と紫極宮の醮告(ショウコク)副使に封じた。
「拝命しました、明日にでも都を発ち、立派に務めを果たします」

謁見を終えた欧陽旭たちが下がると、入れ違いで皇城司の雷敬(ライケイ)と顧千帆が謁見した。
雷敬は顧千帆が江南の不正を暴いたと報告、すると皇帝が顧千帆の素性を尋ねる。
「お答えします
 私は東京生まれで祖父は元礼部侍郎の顧審言(コシンゲン)、父は元洛苑(ラクエン)使の顧明敬(コメイケイ)です
 己酉の年に二甲5位で進士となり、大理評事と吉(キツ)州の通判を経て皇城司に入りました」
顧千帆はかつて都巡検使(トジュンケンシ)を拝命した父と共に辺境へ赴いたことがきっかけで皇城司に入ったと説明した。
すると皇帝はまさに文武に秀でた国の支柱だと称賛、大手柄の顧千帆に望みを尋ねる。
顧千帆は雷司使に従っただけだと謙遜しながら、江南の任務中に死んだ8人の仲間の家族に恩賞を賜れれば幸いだと嘆願した。

皇帝は殉職した8人に官位を授け、弔慰とした。
また雷敬は密(ミツ)州刺史および入内内侍省(ニュウナイナイジショウ)押班(オウハン)に、顧千帆は西上閤門使(セイジョウゴウモンシ)兼皇城司副使に昇格、2人は五品以上が許される緋衣(ヒイ)と銀の魚袋(ギョタイ)を賜る。
雷敬は思いがけず五品の刺史となり、これも顧千帆のおかげだと喜んだ。
「あ、蕭(ショウ)使相には自ら文をしたため説明しておいた」
「何のお話か分かりかねます」
「…あ、そうだな」
すると上機嫌の雷敬は皇城司内の調べを全て顧千帆に任せるという。
一方、欧陽旭は高鵠の逆鱗に触れ、縁談も破談になった。
高慧(コウケイ)は愛する欧陽旭の妻になりたいと泣きついたが、とりつく島もない。
「分別があるなら三月後に自ら理由をつけて婚約を解消しろ!」

欧陽旭は盟友の杜長風(トチョウフウ)に事の顛末を説明した。
実はパンRから矢の催促を受け、こんな下策を取るしかなかったという。
「都から逃げるためだ」
しかし清流派が最も嫌うのが皇帝におもねる者と道士たちだった。
他の進士たちから見てももはや欧陽旭は裏切り者であり、自滅したようなものだろう。
杜長風は思わず蕭欽言(ショウキンゲン)ら皇后派とつるむ奸臣と同じだと呆れた。
「出世の道は半分、断たれたに等しい」
「半分どころではない、高家との縁談も白紙になったよ」
それでも無官よりはまだましだろう。
欧陽旭はパンRとの婚約を反故にした引き換えに高官への道も潰えたと肩を落とした。

その頃、パンRたちも陳廉から欧陽旭が八品の宮観官になったと聞いた。
引章は銭王太妃府の宴にも宮観官が来ていたと思い出したが、確か皆に見下され、座席さえなかったという。
するとパンRは欧陽旭が恐怖心から奇策に出たと教えた。
「私と婚約していたことが暴かれたら鄭青田の件に巻き込まれると思ったのね
 だから逃げるのが得策だと考えたのよ」
欧陽旭もさすがにパンRたちが西京まで追ってこないと踏んだのだろう。
しかも道観に立ち入れば、それだけで投獄することができた。
恐らく欧陽旭はパンRたちが帰郷してほとぼりが覚めた頃、都に帰ってくるに違いない。
パンRは相手の思惑の裏をかくと決め、このまま都に留まると決めた。
そのためには生きる糧が必要となる。
パンRは腹をくくり、東京で茶房を開くと決めた。

欧陽旭はわずかな望みをかけ、高慧の情を利用することにした。
そこでその夜、ひそかに高慧を訪ね、契りを結んだ時にもらった玉佩を返す。
高慧は破談が本意ではないと泣きついたが、乳母が駆けつけ高慧を引き離した。
「最後に一言だけ言わせてください…裏切りはせぬ」
一方、陳廉は顧千帆の緋衣姿に感激していた。
「触ってもいいですか?あ、魚袋も可愛い!…副使、私はいつ賜れますかね?」



つづく


(  ̄・・ ̄)欧陽の🐽がますます開いてきた…





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最終更新日  2023.06.08 23:51:38
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