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2023.12.08
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第51話「それぞれの区切り」

凌不疑(リンブーイー)は15年間という長い歳月を耐え、ついに本当の名を明かした。
「私の名は霍無傷(フォウーシャン)」
「霍兄、すまなかった、今まで気づかぬとは…許してくれ」
文(ウェン)帝は亡き義兄の忘形見を抱きしめ号泣したが、不疑は己の罪を認め、死を望むという。
すると左(ズオ)御史中丞がこれ幸いと即座に死を賜るよう上奏、皇帝の逆鱗に触れても追及の手を緩めなかった。
そもそも凌益(リンイー)が敵と通じた証拠がないという。
しかし思いがけず廷尉府の袁慎(ユエンシェン)が証拠を持ってやって来た。


「その中に彭坤(ポンクン)と凌益の書簡が隠してありました、孤城を占領した証拠になるかと…」
皇帝は書簡を確認、左御史に投げ渡した。
しかし左御史は霍将軍にはまだ東宮の虎符を盗んで軍を動かした大罪があると食い下がる。
すると今度は三皇子が駆けつけた。

左御史の弟である左将軍は子晟(ズーション)の救出を邪魔しようとして捕まっていた。
将軍は拷問により何もかも自供、左家は田(ティエン)家酒楼の番頭・田朔(ティエンシュオ)に大金で抱き込まれていたという。
実は田朔は戾(レイ)帝付きの内侍で、腹心中の腹心だった。
朝廷から戦神・凌不疑が消えれば安心して山河を奪い返せると考えたのだろう。
内侍は田朔と名を変えて商人として潜伏、この数年は酒楼を隠れ蓑にしていたが、朝廷の官員も多く往来していた。
「雍(ヨウ)王や小越(ユエ)侯とも結託していたのです!
 父皇、彼らは田朔にそそのかされ、国と民に害を及ぼしたかと…」

左御史は無実を訴えるも後の祭り、朝堂から引きずり出されてしまう。
「厳しく拷問を科せ!死んでも構わん!」
しかし三皇子の報告で田家酒楼はすでにもぬけの殻、謀反の証拠をつかむも田朔に逃げられてしまったという。

( ๑≧ꇴ≦)ノ″ さようなら、おじいちゃ~ん!

皇帝は奥殿に子晟と三皇子を呼んだ。

三皇子は必要に駆られて使ったのだろうと庇ったが、皇帝はすでに気づいていた。
「太子の手にあった虎符は偽物だ、小越侯に盗まれた虎符を子晟が取り戻し、そのまま持っていた
 お前たち2人は最初から…」
「そうです」
もはや隠し立てできないと悟った三皇子は皇兄ではこの国を担えないと訴え、楼犇(ロウベン)の事件も正しく賞罰しなかった皇兄が原因だという。
実は子晟も同じ意見だった。
子晟の話では皇太子のそばにいたわずか数ヶ月で東宮の全てを掌握できてしまったという。
「太子が即位後、私さえ望めばすぐにでも政を乗っ取れる…そんな場面を見たいと?
 もちろん二心などありません、しかし私が思うに太子では重責を担えません」
「よく言ったわ」
すると皇后・宣神諳(シュエンシェンアン)が現れた。

皇后は確かに子晟の言葉は理に適っていると認めた。
一連の事件は立太子を誤った皇帝、凡庸で才のない皇太子、志を抱く三皇子、深い恨みを持った子晟、そして息子を溺愛した自分自身に関係があるという。
「しかし少商(シャオシャン)は?この件と何の関係が?なぜ巻き込んだの?まさかこれも国のためだと?
 あなたの言葉は全て正しい、小さな情を捨て、天下を潤す
 なら聞くわ、あの日、城陽(ジョウヨウ)侯府に赴いた時、少商を捨てると決意していたの?」
その時、子晟の頬を一筋の涙が流れた。
「…はい」
「今の言葉は本心?今回の件を悔いてはいないと?」
「悔いていません」
皇后は不疑の返答に深く失望し、そこで少商を呼んだ。
「少商…」

子晟は少商が自分の答えを聞いていたと知り、動揺した。
「少商、許しを求めるつもりはない、だが信じている、分かってくれると…」
「分かっています…でもあなたは私を分かっていたかしら?」
すると少商は皇帝と皇后に破談を申し出た。
「少商、聞いてくれ…」
「今度はあなたが聞く番よ…私は昔から運が悪かった、真心なんて信じなかったわ
 でもあなたに出会い、言われるがまま好きになり、頼れと言うから頼った
 信じろと言うから信じたのよ?でもあなたは?
 あの時、伝えたはず、私を捨てたら一生、許さないと…
 霍将軍、どうか旧情に免じて私を解放してください」

( ;∀;)シャンシャン…



崇徳(スウトク)宮を出た少商は後宮へ続く長い回廊を歩いていた。
すると途中で少商を心配して待っていた袁慎と出くわす。
「少商、家に帰るんだ、奴が虎符を使った以上、太子と皇后も廃されるだろう」
「廃されてもそれは皇后が自ら願い出たからよ、きっとお疲れのはず…
 私も疲れたわ、もう家に帰りたい」
少商はとりつく島もなく、会話をさっさと切り上げて行ってしまう。

一方、宣神諳は皇帝に皇后の印璽を差し出していた。
皇太子を廃し、母としての責任を取って皇后の座を降りたいという。
「これまで流されるまま生きて来ました…
 その昔、陛下に妻がいると知りながら、舅父に言われるまま嫁いだ
 私を皇后に立てると言われた時も、后位が荊の道だと知りながら受け入れたのです
 太子は父の性格によく似ていました
 本来なら書や学説で名を馳せられたはず、でも太子となったばかりに毎日、寝食もままなりません
 どうか国のために私たちを廃してください
 越姮(ユエホン)が皇后なら三皇子も正当に東宮へ入れるでしょう」
しかし皇帝は廃后だけはどうしても認められないと拒んだ。
「太子に比べて皇后の非がどこにあるのだ?!廃す理由があるか?!」
すると宣神諳は初めて思いの丈をぶちまけた。
「もし私にも恨みがあったと言えば?
 この数十年、陛下と阿姮が笑ってふざけ合う姿を見るたび、心が蝕まれる思いでした
 本当はいつも嫉妬と恨みに駆られていたのです!
 もううんざりです、后位に就く限りこの苦しみを味わう!
 想い合える夫の愛を望んでいたのに、私は仲睦まじい2人を鷹揚として受け入れるしかなかった
 もし陛下が私に少しでも夫婦の情があるなら、これ以上、苦しめないでください
 一度でいい、宣神諳として生きてみたいのです!陛下!」

( ;∀;)皇后ォォォォ~



皇太子は東海(トウカイ)王に降格、皇帝は宣神諳の望み通り長秋宮での軟禁を命じた。
また凌家は取り潰しとなり、凌益の三兄弟は斬首になったという。
霍無傷は凌不疑の分も生きたいと名を引き継ぎ″霍不疑″と改名、償いとして北西に7年の駐留を申し出た。
そんな中、曲陵(キョクリョウ)侯府に梁邱起(リャンチゥチー)を通して不疑からの伝言が届く。
本日、北西に発つため少商にひと目だけでも会いたいというのだ。
しかし少商は双子の兄・程少宮(チォンシャオゴン)に見送りを頼み、巾着袋を託した。
「遠き地にいればもう会わなくて済む、過去は断ち切るわ」

少商は父と兄たちに散歩に行くと言って出かけた。
蕭元漪(シャオユエンイー)と青蓯(チンツォン)は偶然、正門へ向かう少商の後ろ姿を見かける。
「女公子はすっかり変わりましたね」
「以前は少しでも落ち着いて欲しいと思ったのに、今やあそこまで落ち着き払って別人のよう
 何だか以前のように勝ち気で他人を圧倒し、騒ぎを起こしている方が安心する
 青蓯、初めから私が間違っていたのかしら?」
「成長したのです、母ならば誰もが離れゆく子の姿を見る、一生は付き添えません」

少商が馬車に乗ろうとすると、母たちが追いかけて来た。
「少商?どこへ行くの?」
「長秋宮です」
「宣皇后は廃后後、自ら軟禁を申し出た、行ってどうするの?」
「そんな時こそおそばにいなくては…阿父と阿母が孤城救援のため私を家に置いたのと同じです
 どうか忠義を全うできるよう私を長秋宮へ」

一方、霍不疑は城門で少商が来るのを待っていた。
梁邱飛(リャンチゥフェイ)はそろそろ出立するよう伝えたが、不疑は動こうとしない。
その時、馬を駈けて程少宮がやって来た。
「少宮、少商は?」
少宮は黙って巾着を投げ渡すと、縁が切れた以上は強引に求めないで欲しいという。
「…少商は他に何か?」
「″もう会うこともない″と…」
巾着には不疑が出征する時に託した凌府の印が入っていた。
…裏切れば一生許さない、それが彼女だ…
不疑は涙を拭うと、北西に出発した。

( ;∀;)ウーレイィィィィィィィィィィ! ←違うw


少商は母と程姎(チォンヤン)に別れを告げ、宮中に向かった。
黙って馬車を見送る蕭元漪、しかし長秋宮が冷宮同然だと知りながら忠義を尽くすと言った嫋嫋(ニャオニャオ)の様子が引っかかる。
…まさか、戻らないつもりでは?永遠に冷宮に留まると…
「早く!馬車を準備して!」
蕭元漪は急いで娘の馬車を追いかけたが、嫋嫋はすでに城内へ入っていた。
その時、ちょうど馬車から降りてくる嫋嫋が見える。
「嫋嫋!嫋嫋!行ってはダメ!母が間違ってた!母が謝るから…嫋嫋…」
蕭元漪は必死に叫んだが、虚しくも城門は閉まってしまう。




つづく


(⸝⸝ ˘ω˘ )いやあぁぁぁぁ~良かった
これは琅琊榜ep26と東宮最終話に続く名場面かも〜
何より皇后が良かったわ
ママ?うーん、ママは…w





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最終更新日  2023.12.09 22:55:24
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