君の中で僕は…

君の中で僕は…

Dec 9, 2005
XML
カテゴリ: 日記
あの後、電話のときに傍にいてくれたカレに、
家まで来てもらって、姫と対面しました。


ずっと心の中で、夢じゃないかって、
母親の笑えない冗談じゃないかって、
ただ、姫は寝ているだけで、それを勘違いしただけじゃないかって、
そう思いながら、メールをしたものの、
返ってきたのは、悲しみに沈む文だけで、
「一緒にいたのに、気づかなくてごめんね」
一言だけのメールは、いつものことだったのに、



私はカレにあまり心配をかけさせないように、
なるべく笑おうとしてたんです。
カレにはバレバレだったみたいで、いっぱい胸をお借りしましたけど(苦笑)
俺が先に入ろうか?なんて気を遣ってくれるカレに、
大丈夫、と自分に言い聞かせるように笑って言って、
いつものように家のドアをあけると、姫はいつものサークルにいませんでした。
私たちがいつも寝ている部屋の中央に、姫は眠るように横たわっていました。


薄目を開けて、口が幸せそうに笑っているような顔で、
幸せそうに眠っているような顔で…
ただ、起きないだけだと思ったんです。
だけど、触れた姫の身体はとても冷たくて、

俯きながら、私は姫の身体を撫でていました。
何度も大雑把に撫で回した身体を、ゆっくり慈しむように。


隣に座っていたカレは、姫の頭を撫でながら、
かなり経ってるね、俺達が家を出たときは元気だったのにな、なんて、
ぽつり、ぽつりと言葉を発してくれて、

家に行く前も、無理やり止めた涙を、カレは泣きたいときは泣けばいいって、
姫は幸せだったのかな、なんて考えてるときに、
永久に飼われて姫は幸せだったと思うよ、なんて言ってくれて、
私は声を押し殺して、カレの腕の中で目が腫れるほど泣きました。
あのとき、アレだけ泣いたのに、私は姫の前でまた涙が流れていました。
カレは、私が泣き止むまでずっと頭や背中を撫でてあやしてくれました。


そして、私たちは、姫をサークルにいれてあげ、
汚かった部屋を掃除して、眠りにつきました。
本当は仕事だったんですけど、二週間連続になってしまうけれど、
お仕事のほうはサボらせていただきました、泣きすぎて目が腫れてたしね。
それから終電近くまで、私はカレの腕の中で浅い眠りの中を漂っていました。
一度は、姫が出てくる夢でした。
一度は、カレがいきなりいなくなってしまう夢でした。
私の様子がおかしかったのか、どうした?なんて訊いてくれたカレに、
あなたがいなくなった夢を見た、って言ったら、
呆れた声で、さっき言っただろって言われちゃいました(苦笑)
うん、私が離れない限り、傍にいてくれるっていってたよね。



そして、カレは着替えとかもしたいし、と地元に帰ることに。
私は心配してくれるカレを駅まで見送り、姫の眠る家に帰りました。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  Dec 9, 2005 01:33:03 PM
コメント(0) | コメントを書く
[日記] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

Calendar

Favorite Blog

嘔吐112. - 碧 -さん

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: