荷葉団団

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2011.01.22
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テーマ: 心理学(971)
「自信回復セラピー」

なかなかの良書だと思うのに絶版のようで残念です。
自己評価が低い・自分に十分な自信が持てない(low self esteem)と言われる人たちの内面の分析、およびそれに自身で対処するための論理療法的なワークが紹介されています。

まああれですよ、私の周囲にもこういった行動パターンの方は結構いらっしゃいます。特に世に「オバタリアン」と言われてけむたがられるような人は大体low self esteemではないかと思われてなりません。

本書でも、モデルケースとして語られている女性の妙な行動の遠因は、その母親にあると描写されています。

しかし、low self esteemと一口でいいますが、程度が重くなるとほとんど「境界性人格障害」と区別がつかない、というかその区別はちょっと曖昧なように感じました。

まだ軽度のlow self esteemの方、あるいは特定の分野に自信がもてないかた(人前で話すのが苦手な方や異性と話すと緊張するといった方など)にとっては、この本に載っている論理療法的なワークが役にたつのではないかと思います。




この本のマインドマップ





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Last updated  2011.02.04 16:24:37
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