本物の振袖
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今回ご紹介するのは形として振袖の定番。上衽から右の方へ流れる裾と、それに対比して右袖右肩に重きを置いて、肩から枝垂れる柄を置くというもの。その典型です。ご覧下さい。定番の臙脂色です。この柄は大人気であったので似よりの柄を二柄追加した程。この写真では大きな菊に疋田が入っているのが分かりません。売れ続ける事で柄の置き方にも変化が出てきます。次の振袖は同じ柄ながら、疋田の置き方が全く違います。上の振袖では大きな菊の八重の部分だけ友禅した後から抜染で疋田を表していました。下の振袖では疋田の部分は摺疋田に変化、晴れやかさを増す事に成功しています。菊の八重の部分だけでなく他にも使っているのは、質感を上げる為。上の振袖を染めていた時には、摺疋田が出来なかったのです。本格的に「摺り」を習わないと本来出来ないものですが、聞きかじりや見よう見まねで何とか。摺疋田が出来る様になると振袖の注文は可成り増えたのです。何でも挑戦してみるべきですね。
2011年08月14日
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