2003年02月20日
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昨日の日本農業新聞に恐ろしい記事が掲載されていました。

干ばつで米大凶作
豪州 前年度比71%減


見出しを読んだとき、tetywestは「まさか・・・何かの間違いでしょう」と思いました。てっきり、記者が勘違いして「3割減」をこのように表現したのだろうと・・・

ところが、そうではなかったのです。

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【シドニー18日共同】
オーストラリア農業資源経済局は18日、同国を襲った大規模な干ばつの影響で、2002年会計年度(02年7月~03年6月)の穀物生産が1982年度以来の低水準になるとの見通しを発表した。

特に、今後収穫シーズンに入る米は、かんがい用水の不足などにより生産量が37万トンと前年度(128万トン)比71%減の大凶作となる見込み。これを受けてオーストラリア米生産組合は同日、ニューサウスウェールズ州とビクトリア州の2つの精米所を操業停止し、従業員200人を解雇すると発表した。

 主な穀物生産量は小麦が940万トン(前年度2490万トン)、大麦330万トン(同840万トン)など、前年度の半分以下にとどまる。

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全世界の小麦の生産量は5億8,360万トン(2000年)で、
中国     17%
インド    13%
アメリカ   10%
フランス    6%
ロシア     6%
カナダ     5%
が主産国です。しかし、貿易用に取り扱われるのはそのうち2割に過ぎません。輸出量、1億1,681万トン(2000年)の内訳は、
アメリカ       24%
カナダ        16%
オーストラリア   15%

の4カ国で全体の7割のシェアを占めています。
一方、輸入国のトップは何と、生産量の一番多い中国で847万トン(2002年)、続いて日本の552万トン(2001年)なんです。

日本が輸入する552万トンの内訳は、
アメリカ      52%、
カナダ       27%、

で、完全にこの3カ国に頼り切っているのです。ちなみに小麦の自給率はたった9%(54万トン)です。

日本はオーストラリアから毎年116万トンもの小麦を提供して頂いているのです。普通の年なら1750万トンの輸出能力のあるオーストラリアですから、これは1割にも足りない量です。しかし、今年は減収分だけで1550万トンなんですから、どう考えても輸出できるのは200万トンしかないんです。そのうち半分以上を日本によこせと言うのはちょっと虫がよすぎるんじゃないでしょうか。

これでは今年のオーストラリア産の小麦の値上げは必至でしょうね。そのために「讃岐うどん」が値上げになって、せっかくの大ブームに水を差さなきゃいいんですけど・・・・

えっ、干ばつだけに、差したくても水がないだろうって?






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最終更新日  2003年02月20日 12時11分55秒
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