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巨人入団した辻内投手。昨日から読売新聞のスポーツ欄に特集がありました。日本最強投手をめざす辻内投手。豪腕の呼び名がぴったりですが、中学時代、大阪桐蔭1年生時代は自己主張の強い子ではなかったようです。野球への情熱。投手への情熱。最初のきっかけは父親主導だったらしいです。中学3年のときに130キロ。ピッチング練習のときに、父親がとり損ねて体に当てたときに父親との投球練習をやめたというエピソード。父を越えた瞬間。お父さんはどんな気持ちだったでしょうね。捕球できなくなるまでに剛速球を投げ込む息子。それまで捕れていたボールがとれなくなる。うれしさ反面、さびしさ反面といったところでしょうか。父親の手を離れ、どんどん自分を確立していく息子。多くの父親がその時を経験するのでしょう。巨人期待の左腕。辻内投手。お願いだから大事に育ててほしいと思います。
2006.01.12
練習いってきました。このくそ寒い中、よく40人もくるよなぁと思っていましたが、いまいち楽しくない。お通夜のように、静かです。前面にたって、俺が俺がといくやつがいない。さめています。違う中学同士、打ち解けるようなメニューを用意したらいいんじゃないかと具申する必要があるなと感じました。どうしても、ダッシュ系のメニューが多い。ただのダッシュ。立花流をとりいれたサーキットも提案してみます。今日は、素振りでした。体育館が狭いので、2班に分けての練習。片方は、素振り、もう片方は、ペッパーです。うまい振り方をする子もいますが、目に付くのは違和感のあるスイングの子。身長は172,3。私と同じくらい。やや細身ですが中1にしてはでかい。しかし、スウィング。ドアスイングで、体に似合わず、小さな軌道。野球をやってきていないスウィングでした。極端狭い外向きのスタンス。つったちスタンス。右バッターなのですが、軸足が回らず、上半身に頼るスウィング。振り切れていない。聞けば、大好きなコースは、外郭低め。速球には振り遅れる。そうでしょう、そこしか打てないスウィングですもの。スタンスを広めで、ひざに余裕をもって重心を低めに。ひとつのきっかけを与える意味で、前足をやや大げさに上げさせて、後ろ足にのっかる。そこから、スウィング。きれいに腰が回りました。まだぎこちない部分はありますが、ひとつきっかけをつかんでくれたようです。そんな子がごろごろ。きっかけを与えて、実際に打たしてやりたいなぁと思ってしまいます。守備も考えていかなくては。指導陣が二人では、隅々まで目が回らない。
2005.12.20
中学生の中心の野球教室。人数が多いことと、場所がせまいために、いまいち効率的な練習ができていないことに不満を感じます。せっかく、大雪の中保護者の送迎でくるのだから、すこしでも実り多くもってかえってほしい。そう思ってやっています。今秋からは打撃に入ります。こんどの練習は素振りの練習だそうです。でも私はちょっとまってよと思ってしまいました。せっかく人数もあつまっているのだから、生きている球を打ちましょうと新聞紙ボール打ちを提案しましたが、素振りのやり方もしらない連中もいるとのことで却下。スポ少では、私がやりたいと思ったことはできるのですが、コーチの立場になると、なかなかそれも難しいですね。裁量が限られてくる。疑問に思ったことはばんばんぶつけています。投げ方についても、意見が違う。シャドーピッチングのやり方。私はタオルの真ん中をもって投げるやり方でしたが、総監督は、タオルの端を結んで、結んでいないほうをもって投げる。総監督のやり方に反抗するわけにもいかず、一同統一。素振りもただ黙々と振るだけではなく、軸足だけで振るとか、いろんなアレンジを加えていきたいと思っていますが、大々的にやるわけにもいかず・・・延々素振りばかりでも面白くない。動くものを打つ感覚を忘れないようにも、新聞紙ボールうちはやったほうがいいと是は強く具申しようと思います。ひとりでもできる練習を、みんなで集まってやることはないと思うんです私は。方向性に微妙な誤差が出てきています。でも、やらないよりはぜんぜんまし。指導者同志の方向性をあわせつつ、効率のいい練習をしていこうと思っています。
2005.12.19
昨日に引き続き、講演会についてです。講師二人目は、ジャーナリスト 神田 憲行氏。松坂 横浜VSPL学園の死闘を描いた「ドキュメント横浜vs.PL学園」などの著者です。講演会終了後の、交流会で同席に座りました。実は狙っていました。いろんな人に出会い、いろんな場面に遭遇するジャーナリスト。講演の神田さんのお話からするともっともっといろんな話を聞けるはずだと。私が東北、会津から来たことを知ると、できたばかりの本97敗、黒字。楽天イーグルスの一年をおもむろに取り出し、「差し上げます。」と。本を書いている人から、直接手渡しでもらったのはこれが初めてです。サインを!とお願いしたら、サインは書けませんと頭をかくようなしぐさ。マスコミ嫌いの野茂にも取材したことがあるそうです。気さくで、きどらない、確かな目と耳をもったジャーナリスト。これなら、野茂英雄もかぶとを脱ぐはずです。その講演の中の衝撃的な一言。野球だけでは、飯がくえない。世に野球人は数あれど、野球という分野のみで文章を書いて飯をくって、家族を養っている人はほんの一握りだという。野球選手よりも、なることが難しい職業なのではないかと私は思った。ただし、はじめるのは簡単。東急ハンズにいってフリーライターと書いた名刺をつくるだけで、誰でもなれるという。なることと、成功することはべつである。門戸はおそろしく広いが、成功するには針の穴をとおすほどの確率。収入にもかたよりも多く、専業でやってくには多くの苦労があるようだ。書きたいことは、10%。食うために90%。ジャーナリストとして、生計を立てるためには、野球のことばかり書くわけにはいかない。コンピュータ雑誌も書くし、ゴーストライターもする。なんでも書くので、自らを雑食といっていた。最近のテーマは、歌舞伎町のホスト界。まったく野球と関係ないように思えるが、そこには野球に通じるものがあるのではないかと私は思う。気持ちと行動力が前面にでてくる世界。愛憎もうずまく。裏切りや下克上。人の気持ちがむき出しになっている世界。そんな状況が神田さんをひきつけるのではないかと私は思った。いろんな場面に、自ら飛び込んで、それを多くの人に伝える。伝えるのは、感動であったり、偉業であったりするときもあれば、失敗であったり、挫折であったりもするかもしれない。野球という一分野にすぎないが、その面白さに魅せられた神田さん。自信の野球経験は、ほとんどないという。視点が野球人の視点ではないところから、野球を見れる。そして数多くの野球人と接しているために野球人の視点にもなれる。神田さんの書いた本。「97敗、黒字。楽天イーグルスの一年」。私はまだこの一冊しか読んでないが、そのほかの著作を読みたくなった。野球ジャーナリスト。そこへの道は、おそろしく険しい。
2005.12.14
まず、第一印象。飄々としているなぁと。この講演会、せっかく遠いところからきているのだ、私は少しでも講師の型のだす空気、オーラを感じようと一番前の席をだんどっていた。最初の講演は、現 慶応高校野球部 上田監督。春の選抜で慶応高校をベスト8まで導いたので、闘将らしきものを探してみたが、表面上からは見て取れない。野球の指導や、プレーに関する話はなかった。それでも、会場がぐいぐい引き込まれていく。話が面白いのだ。年齢を問わない非常に広い人脈。そして話の舞台は世界。正直、スケールの違いを感じたが、吸収できるところは吸収していこうと開き直れた。何の準備もないまま単身、アメリカにわたっていまはメジャーリーグのトレーナーを勤めるまでになった学生の話。野球、ベースボールの起源の話。これは面白かった。ご自身も一年間アメリカにコーチ留学をされだそうだ。野球、そのものを深く掘り下げている。大学でも教鞭をとっているとのことだった。たしか、日米野球構造比較論!?もちろん慶応大学でなのだろうが、大学にそんな授業があったら絶対にとっていただろう。やはり魅力的な先生がいるという点で、慶応はすごいと思ってしまった。話のトーン、スピード、相手の反応を見ての機転の切り替え、強弱=緩急。野球の技術に関してはほとんどといっていいほど触れなかったが、離し方や内容から、この監督とならば、野球の楽しさを追求したくなるだろうなぁと思った。ひきこまれずにはいられない。野球に限ったことではないと思う。高校の英語の先生であるから、野球部以外の生徒とも接する。その生徒達も巻き込んでしまう人間的な魅力がある。英語の授業も、絶対面白いと思う。上田監督の今回の位置づけは、兼業野球監督だと私は思う。野球を指導するのみで報酬を得る職業監督に対しての兼業監督。上田監督は、監督である前に高校教諭なのである。ここは、後に書くことになる竹内元羽黒高校監督とは違う立場になる。しぜん学校の仕事もあるので練習にいけない場合もある。そんなとき、指導者がいなくても生徒自らが練習をできるような意識をもっているとサラリとおっしゃっていた。選手の高い意識、高い理解力(ここが慶応か?)、行動力。それをはぐくむ指導者の魅力。これこそ ENJOY BASEBALL。強豪ひしめくなかで独自のカラーで燦然と輝く慶応高校。その強さを垣間見た。まだちょびっとしかみていないので、今後はじっくり見ていきたいと思います!上田監督、野球はどのように指導するのか?興味がわいてきました。
2005.12.13
12.11横浜 開港記念館で行われた野球改革会議の講演会にいってきました。最初に、この講演会の実現にあたって関係各位のご尽力に深く感謝いたします。ありがとうございました。まずは、感想から。ここにいかなければ、私はこんなにも大きな決意をもつことはできなかっただろうということ。よーし、やってやるぞー!慶応高校、上田監督、ジャーナリストの神田憲行さん、元羽黒高校監督の竹内さん、そしてSHIMA代表。山田さん、円谷さんなどの主催者側の立場の方。参加者としては大阪の芦田さんなどなど、多くの方々に出会うことができました。ものすごい影響力のある方々ばかり。ものすごい刺激を受けました。最初はスケールのでかさに自分のやっている地域、やっていることがちっぽけに見えて、すこしびびりましたが、話を聞いているうちに、末端には末端のたましいがある。吸収できるところは吸収していこうとかえって貪欲になりました。テーマは、「野球にかかわるお仕事」。三人の方が講演をなされたのですが、タイプにわけると、兼業高校野球監督、野球ジャーナリスト、職業高校野球監督に分けられたと思います。三者三様の立場から野球を語る。角度が違う分、野球の見え方に違いがあるなと思いましたが、三方に共通していること。人間的な魅力があるということ。人はそこにひきつけられる。そして、自らを過大評価しないし、過小評価もしない(ジョークでは使うが)。しかし、誰にも負けないぞという自負であったり、意思であったり、経験であったり、自信であったりするものが確かにあるなと思わせるものがある。自分のバックボーンがどこにあるかというものを持ちつつも、常に見直しをかけて、行動している。そりゃあ、聞いてる話も面白くなるはずである。その話は長くなり書ききれないし、まとまらないので、明日以降、おいおい書いていくことにします。一番うれしかったのは、生のSHIMA代表に会えたことです。電脳ブログだけのつながりだけでしたが、私は初めて会う気はしませんでした。しかし、会わないでつきあっていくのと、あのエネルギッシュで精悍さを生で体験できたのは、生身の人間として感じることができたのは大きなプラスです。SHIMA代表をはじめ多くの方々が、野球を愛し、いろんな行動をさまざまな地域で起こしている。ネットワーク化されています。そんな中。私は、会津から。SHIMA代表が走っている姿を想像しながら、私も野球改革の一翼を担っていきます。5年後、いやその前に、会津にお連れしたいと思います。野球改革会議、講演会は第2回、3回と継続するので今後もぜひ参加したいと思います。
2005.12.12
明日から横浜野球の講演会にいってきます!ブログで交流をさせていただいている元甲子園球児のアマチュア野球革命!DREAM CHAMPLEのSHIMA代表をはじめ野球を熱くしたいという人々が主催する企画です。野球をするにあたって、最高の目標はプロ野球選手になることをあげる人は多いかもしれませんが、実際になれるのは一握り。プロになれなくても、野球が大好きで、野球に携わって生きていこうと考えた場合、どんな選択肢があるか?そう子供たちが考えた場合、指導者としてどんなアドバイスができるか?この答えを探しに講演会にいってきます。今話題の野球留学や旬なお話が多く聞けそうで楽しみです。ただ、息子と3日間も離れるのがつらいです・・・講演会のお知らせ■ 「野球というお仕事」 ~野球に関わる仕事をしたい人のために● 対象 学生及びその保護者、少年野球チーム関係者等● 日時 12月11日 18:00~20:00● 場所 横浜市 開港記念会館● 入場 無料● 内容1.高校野球監督(教員監督) ~慶応義塾高校監督 上田誠2.高校野球監督(専任監督) ~羽黒高校前監督 竹内一郎3.スポーツライター ~神田憲行(「ドキュメント横浜vs.PL学園」などの著者)
2005.12.09
昨日は中学生、今日は小学生。その指導の仕方について、違和感を感じました。その違和感の正体。中学生は自我があるということ。別に小学生がないということではなくて、小学生よりもはるかに強い。その自我にうったえかけなければ、本当の意味での信頼関係を築くことはできないだろうし、信頼関係がなければ、本当の指導(精神面、技術面など)はできないだろうと感じました。なぜそうするのか?なんのためにそうするのか?中学生は、それに納得しないと行動が鈍るのがわかります。それにかっこつけたがる。他人の目に自分はどう映るか?自分の中のいい閉鎖的な集団にたいして突出しないようにする。「おまえら、アホか、突出してなんぼだろ!」と喝をいれましたが、どこ吹く風。こっからはじめなきゃいけないのかとちょっとがっかり・・・小学生の時に指導していた子めらも数人いたのですが、昔はすぐにいい意味で馬鹿になれましたが、中学生になるとさめている。さめている人(先輩?)を見てきたので、それがかっこいいと思っているんでしょうか?たしかに、さめている人が多い中でひとり馬鹿になっては浮いてしまって恥ずかしいでしょう。でも小学校の時はできていた。声の出し方にしてもそうです。「こいつ、アホか?」と思わせるくらいみんながやれば、誰もアホだとは思わないでしょう。なかには、そういうのが大好きで爆発したくてうずうずしている子もいます。そういうこめらをうまく使っていく、言い方悪いかな、そういう子めらを先頭に導いていくのがここ最近の課題になると思います。いい意味で、馬鹿になる。一皮むけさせる。一所懸命になることに恥じらいなど、感じている暇はありません。それでも、彼らも自我がある。そのあたりを尊重してあげることも必要かなと思って練習していこうと思います。
2005.12.07
脱学区中学生野球教室プロジェクト。はじめて参加しました。指導者の方がことごとくこれないということで、指導者は私ひとり。指導者同士、メニューも方針もコンセンサスをとらないままの参加となりました。最初は、中学生同士よそよそしさが見えましたが、メニューをこなしていくうちにだんだん打ち解けてきました。指導者ひとりで最初は心細かったですが、自分のやりやすようにアレンジできるので気持ちよかったです。先輩指導者の方がおられたら、サポート役に回ろうと決めています。中学生の中に入って、一緒にメニューをこなし、いきおいやリズムを作る手助けをしてあげるのが私の役目だと思います。まずは、彼らのハートをつかまないと、指導者の言葉は通じません。選手との信頼関係。通じるようになったなら、その次の段階にいけると私は思います。その方法として、私は北風よりも太陽をとりますし、罵倒系のやり方はしません。今日も「ちょっと甘いんじゃないか。」言われましたが、選手の中に練習は面白いという意識付けはできたと思います。初日の感想。35人もいたので、まずそれに感動。(うちは14人の零細チームなので)中学校にいくと背の小さかった子も大きくなりますね。だけど、声は小さくなっていた。意識付けは、小学生よりも楽です。やる気になるのが速いし、飲み込みもはやい。こちらが意図したことが伝わります。おもしろい素材、人材もいました。これでチームを組んだらおもしろい。いち早くコンセンサスをとり、どんな指導をしていくか先輩指導者にぶつけてみたいです。また楽しみが増えました。反対に嫁さんは、私がまたいそがしくなり、帰りがおそくなるので機嫌が悪かった・・・
2005.12.06
以前にも話しましたが、学区を越えた中学生の野球教室。いよいよ動き出します。わが町には中学が2つあるのですが、現在の練習時間は約1時間。完全下校が17:00なので、ほとんどまともな練習はできないそうです。 そこで立ち上がったこの組織。目に余る挨拶のなさ。態度の悪さを改善し、礼節などを教えるところから始まり、食事の大切さの認識、さらには練習不足を補い、基礎体力と基本動作を確認し、来るべき学校の統廃合(平成19年に2つの中学がひとつになります)にそなえチームワークの醸成することなど目標に掲げてやっていくということになりました。 指導者私も含めて4人。心配なのは、四人の意思の統一が図れるかということです。さらに、中学の軟式野球部の顧問の先生とも食い違いが生じないか。子供たちは、同じなのに指導スタッフの指導方法がちがうなんてことが起こるのではないかということです。混乱するのは子供たち。そんな事態を招かないように事前にミーティングで解決できるところは解決していきますが、最終的には子供たちに任せよう思います。「A先生はこういった。Bコーチはこういった。なるほど、私はこう思う。」中学生が対象となりますので、考えることは小学生よりはできるはず!?ですし、自分で考え、研究するくらいの気概をもってほしいという意味もこめて、どれが自分にとって納得がいき、しっくりくるか?それを踏まえたうえで、取り入れていく。 迷うことが、野球をじっくり考えるヒントになるのではないかと思います。4人のコーチ陣のうち3人は50-60代。私は一番若輩ものですが、譲らないところは譲らないようにします。譲って子供たちの体を損ねないように、納得いくまで議論していきます。しっかりとした裏づけがあればわかってくれるはずです。小学校でソフトをやっていた子めらたちが中学生となり、いままでどんなふうに成長したかが楽しみです。中学生野球教室プロジェクト始動します。
2005.11.30
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