みち太郎8の映画ブログ
映画 47
ホラー 57
ゾンビ 30
犬 36
サメ 22
エイリアン 16
ディザスター(災害) 5
ミュージカル 4
宇宙人 5
SF 6
アクション 7
パニック 10
虫 1
ミステリー 8
邦画 8
ファンタジー 3
ヒーロー 4
旅行 7
B級 1
全1件 (1件中 1-1件目)
1
こんにちは、みち太郎8です。今回は、規模はショボいが、世界を滅すかもしれないセミ映画を紹介していきます。夏に出てくるあのセミです。原題はわりとそのままCICADAでセミです。今回は、邦題のほうが正解かもしれません。正直に言って、滅茶苦茶にかなり凄く酷い映画です。レベルで言うなら、ウィジャシャークばりの素人か?っていうレベルの映画です。セミも作り物感が出まくっています。でも、悔しいけど笑ってしまった。悩みがある人は見たほうが良いかもしれませんよ。何かどうでも良くなる気がします。この程度でも、映画として出てるんですから大丈夫。酷すぎると割と癖になります。内容はないですので、死ぬほど暇な時に観てください。ネタバレ注意(内容ないけど)。フワっと紹介です。・セミマゲドン出演者は誰も知らない。結構、出演者の年齢層が高い。とあるハリウッドの近くの公園で、親子が自然保護活動をしていました。大量のセミが飛ぶ中で、セミの生態について話す母親。生殖が17年周期、成体になるまで地中深くで過ごす等。練習場で、コーチと二人で野球の特訓をする子供の頃の主人公。球を避けまくる主人公に活を入れるコーチ。コーチの言葉で成長を見せる主人公。公園の管理の為に、作業員の男性が怪しい中国語で書かれた散布剤(木の根を成長させる粉らしい)を散布機に入れます。入れる際に、頭から粉を被ってしまいます。もう一人の作業員の若者は、散布機を使って公園中に撒いていきます。作業員の男性は水を飲むと、口から泡を吹いて、頭が爆発して死亡します(粉を口に入れたとか?何で爆発?)散布剤を吸った小さなセミが、コーチの首に吸い付くと、泡を吹いて倒れるコーチ。主人公が駆け寄ると、コーチの頭部は爆発します。なんてこったーと、嘆く主人公(大根芝居を見せつける子供)。セミの生殖活動と、割と大きめなセミ?(昔のウルトラマン等の怪人の様なフォルム)が地中に穴を掘って潜っていく映像と、主人公がメジャーリーグで活躍して、引退して落ちぶれていく映像という怒涛の展開でタイトルコール。現在、主人公は落ちぶれて壊れた韓国車に乗っていました。修理を依頼するも、お金がなく払えません(修理屋のジジイも韓国車を滅茶苦茶にディスってたけどいいのか?)。壊れたままの車で走り出す主人公。野球の練習(演技にしても酷い。下手くそ)をして、自分の野球カードを全部中途半端に燃やして黄昏れます。ストリップクラブで働く主人公の彼女のシンディ。金持ちの男に誘惑されるもブチ切れて帰ります。シンディを迎えに来た主人公。現在、シンディのヒモの様子な主人公。割と最低な事を言いながらシンディと喧嘩をしますが、とりあえずランディという主人公の親友のバーへ向かいます。公園で、自然保護活動を今も続けている息子のネルソン。写真を取っていると、足元にいた何かに躓いてしまいます。それは地中から出てきた中途半端な大きさの多分セミでした。小型犬くらいのサイズの完全に作りのも感が凄いセミを、持っていたペンで突き刺して唐突に殺します。ヤバいと言って殺したセミを小脇に抱えて走り出すと、足元からポコポコと出てくる大量のセミたち。セミたちは木に登って、羽化していきます。セミの権威であるウォルシュ教授に電話をかけて、スゲーもの見せるから一時間後に会おうと言うネルソン。車に乗り込んでホッとしていると、飛んできたセミが公園を走っているランナーを殺してしまいました。一人で蜂の特集を見ながら(蜂が集団だから強いという番組。セミ集団になるから最強的なやつかな)トレイラーで酒を飲む老人。目の前で、電撃殺虫器(青色に光って虫寄ってくるやつ)にデカいセミが引っ付いて、バチバチなっているのを発見し外へと見に行きます。酒を飲みながら、セミのケツ焼けてるなーと言っていると、後ろからフヨフヨと飛んできたセミに首に吸い付かれて(首をやられたーが、セミにやられた人達の決めゼリフ)死亡します。主人公とシンディが親友のランディの店に行きます。ホームレスの男を店から追い出して、酒を注文します。主人公がトイレに行っている間に、ランディがシンディにセクシーアピールしながら、シェイカーを振ってカクテルを提供します。シンディもノリノリです。ネルソンが車を走らせていると、人々がセミに襲われていました。店外に追い出されたホームレスも襲われて、首がやられたーと死亡。運転している車の前を大量のセミが覆った様で、事故を起こしてしまいます。ネルソンは急いで、主人公達がいる店に飛び込みます。飛び込んで、外やべーから戸締まりしろと叫ぶネルソン。信用してもらえません。信じてもらうために持っていたセミの死骸を投げ付けます。セミの死骸を弄くりながら解説を行うも、まだ信じないので店のカーテンを開けて、人々がセミに襲われているのを見せます。セミを更に弄くり回すので、嘔吐してしまうシンディ。汚えと言うクソ野郎な主人公。シンディを慰めに行くランディ。二人になった所で、シンディは誘惑するも、親友は裏切れないと拒むランディ。ネルソンは主人公にセミは交尾をするまで、人を食べまくる。人肉ビュッフェだーと話します。セミの目的は、栄養たっぷりの髄液を吸うことらしいです。唐突にセミが店の中に侵入してきて、グダグダと退治します。危ないので店から逃げ出して、主人公の車に急ぎます。それぞれ店から武器を持ち出します。ランディがショットガン、シンディがビリヤードの棒、ネルソンが虫退治ラケット(小さい)、主人公が店に飾っている自分が活躍していた時のバットを持っていきます。ネルソンが中々乗り込めずにセミに襲われそうになり、普通なら巻き添えを食らっているだろう位置で、セミを撃ち殺すランディ。ワタワタしながら車に乗り込みます。大量のセミが空を飛ぶ中(背景ガッツリ下手なCG)で、車を走らせてセミの権威の教授がいる大学に向かおうとするも、教授は電話の向こうであっさり死亡。途中にいた花売りの青年も、セミに空へと運ばれ主人公の車のボンネットに落とされ、驚いて急発進して青年を落としていきます。街の外へと出ようと車を走らせるも、今の状況を隠蔽しようと軍が入り口を封鎖していました(自宅へ帰るようにヘリで呼びかけていた軍人はセミにやられて死亡。)。封鎖していた軍人もセミに集られて死亡。主人公達にも襲いかかって来るので、逃げ出します(数百いるとか言うが、そんないない)。行く当てがないので、ネルソンの家へ。ストリップに入り浸っていた金持ちだけセミにお尻を襲われて死亡。ダラダラとネルソンの家に入ります。シンディとランディはソファーでイチャイチャしながら横になり、主人公とネルソンは身の上話をして仲良くなります。一晩寝て起きると(必要を感じられないよくわからない夢のシーンあり。セミは砂糖が好きって言いまくってくる)、皆で珈琲を飲みながらニュースを見ていました。ロサンゼルス警察の署長が、ニュースキャスターをぶん殴り、ニュースを乗っ取ります。署長はTVでセミの情報提供を求め、人手足りんから通報すんな、黙って家に居ろよと言います。ネルソンがセミに詳しいので、大勢の人を救うために、警察署へ情報提供しに向かいます。向かう途中で行き止まりでエンストして車が止まってしまいます。ホームレスがやられている間に、車から降りて、徒歩で警察署へと向かいます。警察署に空から突っ込んで爆発しているセミ。ネルソンの解説では、セミのお腹は砂糖で一杯で、砂糖は可燃性だから有り得るらしい(有り得んよ)。警察署入り口では、警察官がセミと戦うも、次々とやられていました。署長と合流し、セミの事を説明しようとするも、署長もあっさりやられてしまいます。別の場所へと逃れて、セミほっといて避難しよーとシンディが言うと、ネルソンが普通のセミは大きくないし、爆発しないと言います(ほんなにな)。そして主人公が急に、俺はもう隠れない、セミ殺しのMVPだと訳の分からない事を言い出し、喧嘩が勃発します。結局、セミが迫ってきて隠れることに。シャッターや扉が開かないので焦っていると、銀色の三角のホイル帽子を被っている老人に助けられます。ランディがセミに腕を吸われて負傷。倉庫の様な所に入れてもらい、ランディの傷を雑に焼いて(火で熱したふわっとしたアルミホイルじゃ無理くね?)止血します。外ではセミ達の人肉ビュッフェが開催されます。倉庫の中で、トランプをして過ごす面々(老人まぁまぁヤバいやつ。本気のクソ野郎)。しかし、天窓を割って侵入してくるセミ。倉庫の中で立ちションして無防備だった老人がやられます。皆で2階に逃げると、2階のダンボールの中にはキャンディが大量に入っていました。何匹ものセミが窓を割って侵入してきます。セミと戦いながら、逃げ惑います。悠長にお互い告白し合うシンディとランディ。空気の全く読めない主人公は、そんな二人を無視して外へ逃げるぞと声をかけます。下に降りて、セミに髄液をちょっと吸われて体が動かなくなるネルソン。ネルソンはセミが交尾をするのを止めるように主人公に言います。更に俺を殺して行ってくれーと言われて、バットでネルソンの頭を潰します(バットでそんな頭部飛び散らんよ)。車を何とか動かして、公園に向かおうとする主人公。ランディとシンディが止めようとするも聞かないので、二人も一緒に公園に向かいます。公園に向いながら、思い出のコーチが空に浮かんで主人公を鼓舞します。公園に着いて、二人に何かあったらすぐに逃げるように言う主人公。木の上でセミの交尾が始まりました。ノープランで公園のセミを割と長い時間叩きまくります(ちょっと楽しそう)。流石に限界が来たのでシンディが離脱。主人公はランディにシンディの事を託します。17年後の為に、今セミを根絶やしにすると意気込む主人公。シンディとランディは建物の中に避難して、イチャイチャし始めます。主人公はバッターボックスに立ちます(昔の野球練習場)。右半分の画面を占める、空に映るでかめのコーチが鼓舞します(何でかコーチが頭パーンなって死ぬシーンも再現)。ちょこちょこ野球の解説も入ります。セミをバットで打つ主人公(子供の頃のなんてこったーという酷すぎる演技も空に映される)。更に迫ってくるセミを渾身の一打で打ち抜くと、セミ達が次々と連動して爆発して行きます。主人公は塁を回って、本塁へと戻ってきます(アホなのか?)。ホームベースを踏んで喜んでいると、セミに集られて空を飛びながら八つ裂きにされます。セミ達の交尾後、卵から孵ったセミ達が地面を掘って、地中へと潜って行きます。朝になり、隠れていた建物から出てくるランディ達。落ちていたバットを見て、全滅させたんだなと感慨深げに浸るランディ。安心して朝食を食べに行く二人。地下を潜って行く、セミの映像でエンドです。エンドロールで、製作中の撮影風景が流れます。そこそこ長いです。皆、楽しそうですねー。なんだこれー?何がしたいかは、よくわかりませんし演技も下手です。なのに意外とCGを多用している。題名で思わず観てしまいましたが、脳みそがついていかない。セミがちょっとカワイイですよ。首をやられたー!という決めゼリフが癖になります。空に映し出されたコーチの頭部がパーンなるシーンで、滅茶苦茶笑ってしまった。反則やん。絶対にいらないシーンでしたから油断してた。ある意味で想像の上を行く映画でした。本気で展開が読めない、手に汗は握らないゆるゆるの映画でした。好きだわー。中途半端じゃなく、心底酷い映画は最高ですね。映画を本気で楽しみたい人は、観ちゃ駄目ですよ。最高の酷い映画が好きな人には、かなりのオススメです。本当に時間の無駄ではありますから、どうしようもないくらい暇な時に観てください。では、また次回。
2022.08.27
コメント(0)