2003/07/04
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7/4(金)は皆さんご存知のように米国は独立記念日で祝日である。2001年911のテロ以降初めての独立記念日となった昨年2002年は、まさに私が渡米しようとしていた直前であり、米国内のテロ警戒レベルが非常に高かったことを思い出す。これを考えれば 今年の独立記念日は昨年とは比較にならないほど穏やかだったと言えるかもしれない。。。

■ 参加者150名超の個人主催『独立記念日Party』
――――――――――――――――――――――――
そんな中、元・有名日本企業の台湾支社長だったTiwaneseのご家族の紹介で、ある日本人 実業家Oさんのお宅の『独立記念日パーティ』に誘って頂いた。この方は ここシリコンバレー一帯である4つの教室を経営されている方で、その傘下の生徒数は1500余名を数えるという。。。
そんなOさんが主催するPartyは、お宅の庭で開催されたものなのだが、あまりの規模と凝り具合にすっかり驚いてしまった。何でも、今回が9回目という この『独立記念日Party』は毎年開催されるもので、周辺の方々や関係者の皆さんの間では すっかりお馴染みの一大イベントであるらしい。

芝生が青々とした庭には ぎっしりとイベント用のテントが立ち並び、家と庭の間のテラス空間には本格的なステージが設置され、そのステージ上には グランドピアノ、ドラムセット、キーボード等が配置されていた。ステージ脇にはミキサー卓まで並んでいた。。。(^-^;) また、少し離れたテントの下には、数々のポットラック料理(参加者持寄りの料理)と巨大なBBQコンロが用意されていた。
そこに集まった皆さんの多くは、日本人で占められていたが、総勢150名超の参加ということだった。。。

独立記念日01
【上段左】彼が 今回この会を紹介してくれたTiwaneseの自慢の1人息子さんのTさん。この会ではバイオリンで日本の『さくらさくら♪』を演奏してくれた。
【上段中】第1部の『Sopianos』の皆さん。いずれも米国を中心に活躍するプロのオペラ歌手やピアノ・プレーヤーから成る。

【中段左】盛り上がりでごった返す『独立記念日Party』会場。
【中段中】SFのフェリー・ビルディングそばの『Fog City Diner』の美しいネオン。。。
【中段右】仲間内で、はい!ポーズ!
【下段右】SFフェリー・ターミナル周辺での路面電車。このレトロなフォルムはいつ見ても魅力的。製造元はヨーロッパ各国によるもので、意外にもSFはその中古車両を使用。(^-^;)
【下段中】日没を待って、フィッシャーマンズ・ワーフ・エリアの打上げ花火が始まった。。。
【下段右】完全にリニューアル工事が終わったフェリー・ビルディング。ここからイースト・ベイのアムトラック(長距離列車)の駅まで送迎用のバスが出ている。
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まず、Oさん自身と娘さんの司会でPartyが始まった。日本語のアナウンスはOさん自身がされ、英語の流暢なアナウンスは娘さんがこなされていた。
その後、各種音楽イベントが夕食を挟んで2部構成で展開された。第1部では、この会に紹介して頂いたTiwaneseのご家族の息子さんTさんがバイオリンを弾いた(写真上段左)。彼はUCB(UCバークレイ)で数学と物理を専攻したインテリジェンスあふれる青年で、現在はメンロパークで特許弁護士をしている。最近は、その目利きの能力が有力ヘッジファンドに買われ、脅威的なサラリーを稼ぎ出しているという。。。Tさんは 私と同い年ということ、大の日本びいきであること、最近 私が特許関係で一色だったこと等から共通の話題が多く、会話が非常に盛り上がった。
続けて『Sopianos』と呼ばれるオペラ歌手とピアノの混声ユニットによるプレイがあった(写真上段中)。彼女達は、それぞれ米国を中心にソロでも活躍するプロであり、SF等で よくリサイタルを開いている。
その他にも、規模の大きなコーラス等が続いた。。。


いつもながら全く飾らない人柄だが、何を隠そうアトランタ・オリンピックの米国男子体操チームのコーチ兼実質監督を務めた有名人である。。。毎度のことだが、本当にここスタンフォード・エリアにいると凄い人にごく自然に会えてしまって、感覚が麻痺してくる。。。(^-^;)

夕食後、第2部はさらにパワーアップして展開された。複数のプレーヤーのラストを飾ったのは、『スイング・ジャーナル誌』で今年4月のベストアルバム賞を飾ったピアノ・プレーヤー長部正太氏とJazzシンガーとして知られる細川綾子氏(写真上段右)。
2人ともプロであり、熱心なファンの多い著名な人達であるが、他の皆さん同様 今回は全編無料でスタンダードJazzのナンバーを聞かせてくれた。。。

第2部が終わる頃には、陽もかなり傾き、日中の炎天が穏やかになり、すっかり会場はメロウな雰囲気に包まれてきた。。。
Oさん、そしてTiwaneseのSさん、本当に楽しいPartyへのお誘いをありがとうございました。m(__)m 米国での大変いい思い出になりました。


―――――――――――――――――――
このOさん宅での『独立記念日Party』は19時半すぎに終わったので、早速 車でFreeway280号線を北に向けて飛ばし、サンフランシスコのベイブリッジのたもとまで急いだ。。。
わずか1年強の米国滞在において、最初で最後となる独立記念日恒例のフィッシャーマンズ・ワーフ打上げ花火を見るためである。。。到着すると、既にベイブリッジ下からフィッシャーマンズ・ワーフに向けて人の波ができていた。。。花火は 日の長いベイエリアの事情を考慮して、日没後の21時半に開始される。

辺りが暗くなると、ベイブリッジ対岸のオークランドやバークレイの海辺で、一足先に花火が打ち上がり始めた。。。そうした周囲の雰囲気と共に観客の期待が盛り上がるのがよく分かり、周囲の人の波と車の渋滞が最高潮に達していた。。。
やがて、フィッシャーマンズ・ワーフの方向を向いて左右から、コンピュータでシンクロされた打上げ花火が連続して上がり始めた。。。
日本の花火大会に比べ、多少規模は小さいものの、SFの金融街『ファイナンシャル・ディストリクト』の摩天楼の夜景と花火の組み合わせは非常に魅力的できれいだった。。。この花火もおそらく米国での記憶として残ることだろう。。。

ところが。。。!
そんな魅力的な花火が終わって、『Fog City Diner』(写真中段中)のネオンに惹かれながら気持ちよく駐車場に向かってビルの合間を通っていると、いきなり鼓膜を直撃するような物凄い大爆発音が起こった!!
。。。と同時に、もともと周囲を巡回していた多数のパトロールカーと警官がそちらに猛然とラッシュをかけて集結していった。。。
とっさに『やっぱり!』という悪い想像が働き、身構えながら、すぐにビル街から避難した。。。どう見ても尋常な事態ではなかった。。。
翌日、ニュースを気にしていたものの、特に大きな爆発があったという報道されていなかったように思う。
あの極端な爆発音は何だったのだろう。。。

良くも悪くも印象的な米国の独立記念日を満喫した1日となった。。。 そして、この日から始まった3連休は怒涛のロスアンジェルス強行1泊2日の旅へと進む。。。(^-^;)





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Last updated  2003/07/14 01:32:05 AM
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