Spring Has Come

Spring Has Come

2005年01月02日
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カテゴリ: 日常
今日、1月2日は、夫の母の命日。

車で片道50分程度のところにある墓地に墓参りに行ってきた。
もうすっかり通いなれた場所だ。

義母の肺に癌が見つかったのは、平成12年の12月。
分かった時には余命3ヶ月と言われた。
経緯は忘れたが、本人も全てを了解しての入院。
入院の前々日ぐらいに、義母のきょうだいやその連れ合いを呼んで
食事会を開いた。

夫はその日の様子をビデオと写真に収めた。
そこには、姉思いのきょうだいたちに囲まれて笑う、
見た目元気そのものの義母が映っている。
今でも夫は辛いのか見たがらない。私もだけど。

入院後、何度か息子たちを連れて見舞いに行った。
時季は丁度クリスマス。ロビーにある大きなツリーを
次男と手をつないで見ていた義母。
屋上で息子たちと一緒に撮った写真が、最後の写真となった。
私のことを最後まで気遣ってくれたらしく、友人に
「嫁のことをよろしく頼む」と言っていたそうだ。
私に向かっては「たった一人でいいから、心から分かり合える友達を作りなさい」

身体の痛みだって、私には想像もつかないがきっと辛かったろう。
自分の命がいくばくもないと知っていて、それでも頑張って生きたいという
強い願いもあったようだ。
痛いとか悲しいとか、そんな顔は少しも私には見せなかった。

大晦日、一時退院の許可が下り、家に帰ってきた。

義母の妹も泊まりにやってきて、水入らずで沢山語り合い
・・・そして正月、2日未明。トイレに立ち、出てきてから突然倒れた。
救急車を呼んで運ばれたが、倒れた時に既に息絶えていたそうだ。
入院してからわずか一ヶ月足らずのことだった。
あまりにも・・・あまりにも早過ぎる死だった。

最後の正月になるだろうということは私も分かっていた。
だからこそ、妹や息子と語り合う邪魔はなるべくしないようにと
あまり顔を出さずにいたのだが、まさかあんなに早く逝くなんて。
私もずうずうしくお邪魔して、話の輪に入ればよかったのだ。
今後悔しても遅いけれど。

デパートの惣菜屋でリーダー的な立場におり、持ち前の明るい性格と笑顔で
職場の方々に好かれていた義母。
フルタイムで働き通しなのに、たまの休みには幼かった孫たちと公園に行ったり
私たちのために鍋いっぱいのおかずを作って寄越してくれた義母。
夏になると一緒に旅行したっけ。
もっとあなたと話をしたかった。
そして・・・伊吹に、三男に、会わせたかった。
今は天国で春歌のことを独り占めだね。
甘やかしてもいいから、どうかよろしく頼んだからね。





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最終更新日  2005年01月03日 00時48分20秒
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