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青の奇跡 その5
大学を卒業して、彼女と知り合って半年ぐらい経ったとき、
夜光虫の話をしたら、「見たい。」というので、
10月の終わりごろの晩、僕が通っていた大学の近くの海に、
車でドライブに出かけた。
3時間ぐらいかけて、その砂浜についたのだが、
本当に幸運なことに、 夜光虫 はいて、
波はあの時以上に光っていた。
夜光虫=プランクトン=波に揺れる=風に吹かれる
という連想で、突堤へ行けばもっと夜光虫は集まっているかもしれない。
と思い、車で20分ほどのヨットハーバーへ移動した。
予想通りだった。
ヨットハーバーの突堤に上って水面を見ると、水中を光が移動していた。
それは、 水中で泳いでいる魚 が光っているのだった。
ヨットハーバーが吹き溜まりになって、夜光虫がたまっているらしい。
僕たちは、砂浜から石を拾ってきて、突堤の上から海に向かって投げた。
すると、ものすごい光の波紋が
ばっ 、 ばっ 、 ばっ 、 ばっ
と、ヨットハーバーいっぱいに広がった。
袋に、いっぱい砂や石を積めて、突堤から ばあっ と投げた。
そして、やっぱり、僕は、素っ裸になって、泳いだ。
泳ぐと、僕の後ろに5mほどの光の帯ができた。
水中で全身が光っていた。
しまった。
I LOVE YOU
わすれてた。