Resistance

Resistance

2005.03.21
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テーマ: 黄金の中盤(8)
カテゴリ: ほんまあれこれ
 【フランクフルト(ドイツ)21日=岡本学、西尾雅治、山下健二郎】約11カ月ぶりに日本代表に復帰したMF中田英寿(28=フィオレンティーナ)が、W杯アジア最終予選イラン戦(25日、テヘラン)の先発に指名された。前日20日のセリエAインテル戦にフル出場後、ミラノから空路で同地入り。早速、この日の午前練習からグラウンドへ姿を見せ、午後からはレギュラー組に入ってミニゲームを行った。ジーコ監督(52)から「責任はすべて自分がとる」との後押しを受け、イラン戦で昨年3月31日のシンガポール戦以来359日ぶりに代表復帰する。

 午後に入ってのミニゲームで、この日の午前に合流した中田英がレギュラー組に入った。9対9のボール回しで中村、小野、福西のMF陣、さらに右ひざ関節炎から復帰した中沢、宮本、三浦、加地と4人のDF陣、さらにFWとして高原が黄色いビブスを受けた。ボール回しからシュート練習と続く。イラン戦へ向けメンバーがほぼ確定した。

 午前練習で再会したジーコ監督と中田英は、ガッチリと握手を交わした。そして、約5分間、身ぶり手ぶりを交えながらイタリア語で直接、指揮官と会話。「今、できることを出してくれればいい。変に緊張しなくともリラックスして力を出せる雰囲気が(今の代表には)できている」。そうアドバイスを受けると、離れ際には「頼むぞ!」と言わんばかりに右手で「ポン、ポン」と左肩を2度たたかれた。

 慣れ親しんだ代表に戻ってきた。グロインペイン症候群で欠場した昨年4月28日の親善試合チェコ戦以来、11カ月ぶりに復帰した。昨年2月18日のオマーン戦、さらにシンガポール戦とW杯アジア1次予選2試合では主将として、全責任を背負い込んでいた。だが、股(こ)関節痛などで代表を外れていたこの1年でアジア杯優勝などチームは力をつけ、状況は変化した。ジーコ監督は「自分がチームを救うんだ、とは思ってほしくない。全員で責任を分け合ってやる。その確認をしたんだ。監督として全責任は自分がとる」。これまで招集された14試合すべてで先発フル出場と、こだわって起用されたエースが約1年ぶりの復帰へ、これ以上ない後押しでジーコ監督に迎えられた。

 前日20日のインテル戦ではトップ下として先発し、2月13日のパルマ戦以来5試合ぶりにフル出場した。イタリア各紙の一夜明け評価は厳しいものだったが、後半42分には左足でオウンゴールを演出。ロスタイムには右足で強烈なシュートも放つなど、2-3の敗戦も試合終盤まで精力的な動きを見せた。16日のイタリア杯ローマ戦から上り調子で代表にやってきた。

 最終予選突破へ「ヤマ」となる2連戦に向け、前日20日の練習試合前半には4-4-2のシステムがテストされた。「イラン戦はおそらく4バックになる」(ジーコ監督)と中田英が代表でプレーしていたシンガポール戦までのシステムを優先し、中田英先発を想定したチームづくりは進められている。

 8年前、イランとのW杯アジア第3代表決定戦で岡野のVゴールを呼ぶシュートを放つなど、数々の修羅場をくぐり抜けてきた。「どんな状況でも自分をなげうってチームのためにやってくれる」とジーコ監督が信頼を寄せる中田英が戻り、イラン戦へ臨戦態勢が整った。

[2005/3/22/10:00 紙面から]






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Last updated  2005.03.22 12:06:26


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