家庭内単身赴任?オヤジの手酌日記

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2007年12月07日
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テーマ: 徒然日記(25409)
カテゴリ: 趣味いろいろ
今晩は。独酌です。
それでは昨日の続きをいってみましょう!・・・の、前に。
皆さんはブログの記事を書いていて(エントリーと言うのかな?)、さて投稿という段になって「字数オーバー」でエラーになってしまう事はありませんか?
楽天じゃないブログを見ると、たまに凄く長い記事を見かける事があるけど8~10000字と制限があるのは楽天だけ?
無料なので文句がある訳ではないのですが、もう少し字数が多くても良いのでは・・・と、思いました。いちいち字数を数えるのは面倒だからやらないけど、大体10分以上キーボードを叩いてるとアウトになる率が高いようです。まあ、文章を纏める構成力が無いと言えばそれまでなんですけどね。

Lesson4 『探してみよう』

吸血鬼を撃退する方法は色々ありますが、一時的に追い払っても、完全に息の根を止めない限り何度でもやってくることは目に見えていますね。ある種ストーカーみたいなモンですから。
そこで今度は家の外に出て吸血鬼を退治することにしましょう。
まずは相手の居所を掴むことが肝心ですが、伯爵様のようにちゃんとした城や豪邸に住んでいるなら住所を調べれば一発ですが、通常の吸血鬼は墓場や納骨堂を根城にしているので、その捜索はまず墓場から始めることになります。

Bran 城.jpg

【ドラキュラ城】のモデルとなった【Bran:ブラン城】

ブラン城屋根.jpg

屋根瓦がオレンジだったりで見た目はケッコウ可愛い。

ブラン階段.jpg

でも、中に入るとそれなりの雰囲気が・・・

ブラン台所.jpg

伯爵様がせっせとローストチキンを焼いていた台所。

セルビアやウクライナでは、墓の周りに灰や塩を撒き、翌朝、足跡の有無や屍体の衣服(灰や塩の付着の有無)を調べます。

他の方法として、【黒い雄鶏】を放って、それがネグラに選んだ墓が吸血鬼の墓であるとか、【黒い子馬】を放って近付くのを嫌がる墓が吸血鬼の墓であるとの捜索法もあります。
こんな具合で怪しい墓のメボシを付け、次にその墓を掘り返すわけですが、その際には香を焚くことが薦められています。香は吸血鬼に対して大蒜に匹敵する威力を持つとされますが、死臭を誤魔化すという意味の方が大きいと思います。そして、屍体が腐敗していなかったり、爪や髪が伸びていたりすればそいつが吸血鬼という事になります。
ここで注意が必要なのは【東方正教】においては、生前に破門された人は死後も魂の安らぎを得ることが出来ないまま、その屍体も腐る事がないとされるのに対し【ローマ・カトリック】では「腐敗しない屍体はその人の聖者たる証し」と見なされる事です。
【永遠の美の封印】によって生前のままの姿を保った聖人の胸に杭をぶち込んだり、首をちょん切ったりしたらエライことになります。
吸血鬼を片付ける前にこちらが危うい立場になりますので、TPOが大切なのは言うまでもありません。
また特殊な方法として、吸血鬼に催眠術をかけられた犠牲者に逆催眠をかけてその暗示を探り出すという高等技術もある。これは『吸血鬼ドラキュラ』のヴァン・ヘルシング教授の得意技です。

Lesson5 『狩ってみよう』

吸血鬼退治にはとりあえず教会関係者が適任だと思いますが、職業的な【吸血鬼ハンター】も存在します。
ヴァン・ヘルシング教授のように学問と研究の積み重ねによって吸血鬼の退治法を身につけたハンターや、ギリシアの【サントリーニ島】の住民のように、吸血鬼がウジャウジャ出る環境に育ったことから自然と吸血鬼退治に習熟するに至った人々もいるが、中にはもって生まれた宿命によってハンターとなる(ならされた?)者もいます。
前出のダンピールもそうですが、【krsnik:クルースニック】も生まれながらに吸血鬼と戦う能力を持つと言われます。これは白い羊膜をつけて生まれてきた赤ん坊のことでアルバニアのペルレペ地方の言い伝えです。なんでも人狼の子孫の末裔なんだとか。
しかし、そんな特殊な人種?は滅多にいないので、とりあえず土曜日に生まれた人【サバタリアン】をハンターに仕立て(でっちあげ)ておきましょう。この取替えと補充がすぐに利く便利な人々は、ブルガリアやギリシアでは吸血鬼の正体を見抜くことが出来ると言われました。これは吸血鬼が聖母マリアに捧げられた【土曜日】だけは墓の外に出ることが出来ないとの考えから来ているようです。【サバタリアン】の中でも、男女の双子は特に強力とされます。【霊犬】を従えているからだそうです。土曜生まれの男女の双子をお持ちの親御さんは是非ペットショップへ行って犬を買いましょう。
マケドニアの一部では土曜日ではなく新月の後の最初の水曜日に生まれた者がハンターに相応しいと言われてます。


Lesson6 『装備を揃えよう』

とりあえずは【十字架】【護符】【聖水】といった、キリスト教の息のかかったオーソドックスなアイテムが必須である。
【ロザリオ】と【十字架】は厳密には違うものだそうで、イギリス国教会では「偶像崇拝につながる」として禁止なんだそうだが、吸血鬼を倒すには必須のアイテムである。剣や蝋燭を十字型にクロスさせるだけでも結構有効だが、やはりキリストの磔刑像のついた正しい【十字架】が望ましい。しかし、強力な吸血鬼や宗派の違う吸血鬼に対しては無力な場合もあるので過信は禁物。【十字架】で勝負に出る場合には、その地域がどの文化圏に属するかを前もって調べておく必要があります。【東方正教圏】の吸血鬼にラテンの【十字架】を見せても意味がないのである。拝む神様が違えば、畏れるものも違うのだ。
【十字架】は銀製のものが望ましい。錬金術において銀は月及び【女神ダイアナ】の善性を象徴するとされ、あらゆる悪に対する強力な防御手段となる。セルビアでは吸血鬼や人狼と戦う武器として、十字架の描かれた銀貨を溶かしてつくった弾丸が薦められています。ただし、銀の銃弾で吸血鬼を倒した場合、その残骸を月の光の下に晒してはならない。特に満月の光は吸血鬼や人狼を活性化させるとされているからです。イギリスの吸血鬼小説の元祖であるジョン・ポリドリ著の『吸血鬼』に登場する吸血鬼ルスヴン卿はこの伝説に従い、盗賊に銃で打ち倒された後に月の光を浴びて甦っています。
「銀の弾丸に満月」とくれば狼男と思ってましたが、東欧やバルカン半島においては、吸血鬼伝説と人狼・魔女・夢魔・怪鳥などの伝承とが融合し区別が難しい状態になってるようです。
バルカン半島には「イスラム教徒の吸血鬼」も存在するので、彼等にキリスト教のアイテムが効くかどうかは甚だ疑問です。


【護符】も同じような理由から、書いてある呪文が判らない(読めない)相手には効力がありません。そもそも、静止した状態の相手を封印したりするのに使うべきアイテムで、ひょこひょこと動きまわる相手にはあまり向いていません。

【聖水】とは聖職者によって祝福された水の事で、吸血鬼にかければ硫酸の様に焼くことが出来るし、強力な魔除けにもなり、近くに吸血鬼がいれば白熱して危険を知らせるという誠に便利なアイテムなので是非、お店で買っておきましょう!・・・もとい、教会で貰っておきましょう。しかし、ムスコがコンビニで【ポーション】売ってると言ってましたから、その内に【聖水】も売り出されるかも知れません。

【ルーマニア人】の伝説では、【ハンガリー人の吸血鬼】は聖職者でも聖水でも退治出来ないとはっきり言っています。これはやはり、宗教の違いからくるものでしょう。宗教が違えば(同じでも宗派が違うだけでも)死体が腐らない事に対する見解も180度変わります。
もし皆さんが、世界を又にかけて吸血鬼を狩ろうとするならば各国の宗教や民俗に精通している必要が絶対にありますね。

これらの3大アイテム無しでも、吸血鬼の持つ様々な特性を利用した退治法もあります。
まず水を嫌うという性質を利用し、浴槽に沈めてしまうという方法があります。ただしその後の屍体の処理が問題。
物事に拘る性格につけこむ方法は昨日も紹介しましたが、マケドニアには、黍を山積みにした納屋に誘い込んで、夢中になって数えているところを後ろから釘で壁に打ち付けたというマヌケな民話がある。

ブルガリアの熟達した妖術師は、【Icon:イコン】を用いて巧みに吸血鬼を追いつめ、瓶の中に閉じ込めてしまうことが出来るという。
イコンとは、キリスト教において神や天使や聖人を記念し象徴として造られる絵や像で、教会では【聖像】と呼びます。
吸血鬼を瓶の中に閉じ込めたら、イコンで封印して燃えさかる火の中に投げ込んで一丁上がり!・・・燃やして良いのか、イコン?

今までのように、活動中の吸血鬼と武器をもって渡り合うよりも、土曜日の昼間とかに、動けないでいる吸血鬼をしとめる方が全然、楽ちんなので次回からその方法を。

最初に自分で書いたのに、また「字数制限」で弾かれた独酌でした。

進歩ねぇ~!(~~~;





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Last updated  2007年12月07日 22時33分24秒
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