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今日は、2016年11月2日に書いた患者さん(70代・男性)の近況です。1年3ヶ月ぶりのご報告となります。 ※過去ブログを参照方再発で米村先生の元へ来られ、2016年夏に手術を受けました。しばらくお元気にされていましたが、術後約1年の2017年の夏に、腫瘍マーカーの上昇が顕著となり肝臓に再発が見つかりました。今度ばかりは、手術は難しく・・・以後は抗癌剤治療に完全シフトとなりました。手術できないのであれば、地元での治療となり、現在は、地元の病院で アバスチン + カンプトの治療を受けておられます。副作用にしんどい思いをする日もありますが、副作用の嵐が過ぎ去れば、趣味に没頭できる体調に復活できるので、概ね良好な日々を送っています。そんな中、娘さんからメールがとどきました。 手術が出来ないので、 思い切って、スクラムジャパンに参加してみました私、この時、この「スクラムジャパン」の名を知りませんで・・・「侍ジャパン」なら知っているけど、スクラムってことは、新しいラグビーのチームかと思いましたが、んな訳はなく・・・・調べてみると、癌の遺伝子のスクリーニングをして、希少癌を探し出し、新たな薬剤の開発に繋げるのが目的の国家をあげてのプロジェクトの名前でした。希少癌は患者数が少ない故に、研究者も少ない。開発しても、沢山売れるものではないから、利益も乏しい。つまり、民間では手を出さない癌・・・って事になります。国家をあげてのプロジェクトと言っても、新しい薬の開発は、それこそ気が遠くなるようなお金がかかるから、現存する何らかの薬が役に立たないだろうか・・・こんなところだろうと、私は理解しております。で、そのスクラムジャパンのプロジェクトの中に、消化器系の癌の募集がなされています。条件は幾つかあって・手術不能の癌、再発した癌・採取した癌細胞の献体が保存されている・抗癌剤治療の経験者・3ヶ月以上の余命が見込まれる等々・・・遺伝子のスクリーニング費用は無料ですが、一般の検査にあたる内容のものは有料。それで、この患者さん、最初の手術を受けた病院に献体の存在の確認をして、病院病院で献体を送ってもらい、スクリーニング検査を受けました。結果は、「RAS遺伝子意外の変異はなし」で、治験参加ならず・・・でした。どうにも手術できない、既に抗癌剤治療が手詰まり、もともと抗癌剤が効かないタイプの癌・・・そんな方にとっては、これも一つの希望だと思っています。※誠に勝手ながら2月25日~28日の間は、PCメールのお返事ができません。メールはチェックできます。ひろりんと交流のある方、お急ぎの場合は、スマホへのメール、もしくは電話くださいませ。メールのお返事は3月1日以降に致しますので、お待ち下さい。相談受付アドレス yukibasiri1188@yahoo.co.jp「 癌の相談」である事がわかるように件名にご明記ください 沢山の方とメールの交流がございます 必ず、お名前の明記をお願い致します お返事は別の未公開の交流アドレスから致します通常、新規の方には3日以内にお返事していますが、3日以上、経ってもお返事が届かない場合はお手数ですが、再度、メールをお送りください。尚、通常のお返事は4~5日程度お待ち頂いております。
2018年02月22日
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昨年、夏に咲いた我が家のシクラメン。12月の時点でもアップしましたけど、今は、こんな感じです遅くなったけど沢山、咲いたでしょまだ蕾も沢山あります。5~6年前に、山梨県の「ハイジの村」で300円で買って来たシクラメン。毎年、咲いてくれてます。話しかけながら水やりしてます。今日はあのスキルス胃癌の40代の女性患者さんの近況です。3回目の胃カメラで、ようやく癌が判明したという経緯を持つ方です。無事に腹膜切除の手術から1年を迎えました~10年くらい前は、スキルス胃癌・腹膜播種の場合、腹膜切除をしても、術後1年以内に再発してしまう方は8割くらいいました。9割と言っても良いくらいでした。ですから当時、スキルス胃癌・腹膜播種のご相談の方には、まだまだ厳しい治療成績である旨は、お伝えしていました。それでも、余命云々言われた方々にとっては、一縷の希望と捉える方も多かったのです。今では大半の方が、術後1年を再発なく迎えています。一番の原因は、「腹腔内化学療法」や、「温熱療法」、「腹膜切除」 の認知度が高まったことだと思います。早々に、来られる患者さんが増えたこと。これが、治療成績が伸びた一番の理由ではないかと、私は思っています。以前は、「治療法がない」等と言われてから来られる方が殆どで、米村先生の治療は 別名「最後の砦」でしたからね。どんな治療も薬も、病状が悪化してからの方が効果が出るなんてことはありません。病状が進行しまくってからでは、不利に決まっています。術後1年を迎えたこの患者さん。ご本人はきっと、抱えきれないほどのストレスや、苦労や、苦痛や・・・色々とあった1年だったと思います。1年を迎える前に、CEAが上昇した時もありましたからね。でも、今は下がりましたよ。術後1年は、なんやかんや言っても、ご本人にとっては試練の年です。でもこの試練、少しずつ軽減されていきますから、今しばらく、治療、頑張ってください先日書いた、「娘にせがまれて仕方なく」の患者さんだって、術後は、早々に腹腔内が化膿してしまって、一時は、敗血症とまで言われたんです。敗血症って、命に関わる危険な症状なんですよ。大変でした。。。ホント。あの時はビビったなぁ。。術後1年経過、おめでとうございます相談受付アドレス yukibasiri1188@yahoo.co.jp「 癌の相談」である事がわかるように件名にご明記ください 沢山の方とメールの交流がございます 必ず、お名前の明記をお願い致します お返事は別の未公開の交流アドレスから致します通常、新規の方には3日以内にお返事していますが、3日以上、経ってもお返事が届かない場合はお手数ですが、再度、メールをお送りください。尚、通常のお返事は4~5日程度お待ち頂いております。
2018年02月15日
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久しぶりに、あの「娘にせがまれて・・・」の患者さんの近況です。前回は2017年7月に、腹膜播種と診断を受けてから5年が経過した話を書きました。今回は、腹膜切除から5年経過です。ついに、腹膜切除後5年生存に入りました~※昨年7月の日記をご覧頂くと、これまでの経過がざっくりわかります。クレアチニンの上昇から、尿管狭窄が判明して、地元の医師からは再発の診断が下りました。もう1年半前の話です。あれから、ゼローダの服用が開始されましたが、この患者さん、手が物凄く荒れるという副作用が出るのです。「手荒れなんて、そのくらい」・・・って思う方もいるかもしれませんけど、爪がめくれるほどの酷さなんです。誰が見ても、「こりゃ酷い」ってな有様なのです。それで、ゼローダの減量(半量)を患者サイドは希望したのですが、地元の医師は、「エビデンスがない」「半分なんかじゃ効かない」と、一刀両断。ですが、実際の酷い手の荒れ具合を見て、さすがに半量にしてくれました。この患者さんの不思議なところはですね、ゼローダの服用を開始すると、CA19-9は確実に下がるのですが、CEA が上がります。副作用の酷さから、休薬をするとCEAは下がる。 ※参考までに前回と今回の腫瘍マーカーの数値 前回 CEA 「4」 今回 「8.5」 CA19-9 「44.2」 「26.7」ねっ、CEA は倍増、なのにCA19-9 は半減。これは大阪の病院でのデータで、地元の病院の方は、双方共、下がってます。腫瘍マーカーというのは、病院が違うと誤差が生じるので、同じ病院でのデータでなければ、経過を見るにあたりましては、意味を成しません。腫瘍マーカーの数値に多少なりとも踊らされている事は確かですけども、他は安定しています。普通に日常生活は送れています。こんな状態で、腹膜切除後5年を迎えましたこの度、いまいち相性が合わなかった地元の医師が移動となり、今年から新しい医師に代わりました。新たな医師は、かなり柔和なタイプ。早速、ゼローダの服用量の希望を申し出ました。前の先生は、(半量では)「エビデンスがない」「効かない」って反応でしたけど、今度の医師はですね。 「エビデンスがないだけで、効かないという証明もないからね」と、一旦患者側の意見を聞き入れてくれました。その上で、 「半分にするなら、一旦、休んで様子をみようか」と言ってくれました。娘さんは言います、 きっと、言いたいことは前の先生と同じなんでしょうけど、 一旦、受け止めてくれるだけで、 こんなにも印象って違うんですねって。そう、いきなり否定されれば凹みますし、反感も抱きますが、聞く耳をもってくれれば、答えは同じであっても、患者側は納得できますし、気持ちも安らぎます。更に、この医師、腹膜播種と診断を受けてから5年半が経過していることに、驚かれたようで、「腹膜播種で、今の現状というのは実にレアなタイプ」 と表現。当の患者さん、質問してみました。 「かなり難しかったってことですか」って。初対面のこの医師、言葉を選ぶのに苦労したようです。 「難しいというか、ほら、あれだよ、 あの、腹膜播種というのは厳しいものだから」さすがに、「普通なら、今頃、もうアナタいませんから」とは言えませんからね。同席していた娘さん、 手術して良かったんだと改めて思ったそうな相談受付アドレス yukibasiri1188@yahoo.co.jp「 癌の相談」である事がわかるように件名にご明記ください 沢山の方とメールの交流がございます 必ず、お名前の明記をお願い致します お返事は別の未公開の交流アドレスから致します通常、新規の方には3日以内にお返事していますが、3日以上、経ってもお返事が届かない場合はお手数ですが、再度、メールをお送りください。尚、通常のお返事は4~5日程度お待ち頂いております。
2018年02月09日
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今日、本当に嬉しいお便りが届きましたので、もう早く、早く書きたくて過去のブログに、この患者さんの話は何度か書いています。患者さんは20代の男性です。地元の病院で開腹するも、腹膜播種が認められインオペ。その後、米村先生の元へ。術前化学療法を経て、腹膜切除+術中温熱療法を含む、胃癌の手術を施行しました。胃の全摘はもちろんのこと、脾臓、胆嚢切除は何時もの通りですが、この患者さんの場合、人工肛門の造設も行われました。腹膜播種であることは間違いなく、更に、進行していたことが伺われます。当初、米村先生は遠からず再発してしまうだろうと踏んでいました。だから、 「暫定的な人工肛門だから、何れ閉じるから」と言いながらも、なかなか閉じようとはしませんでした。のらりくらりと毎度、外来を終わらせます。彼の母親は、インオペの手術時に余命宣告を受けていたことから、成人していたとは言え、母親としての役割に悩んでいました。手術を受けることはできました、治療も上手くいきました。でも、うちの息子は何時まで生きる事ができるのか・・・疑心暗鬼が消えません。長く生きることができないのであれば、口煩くすることなく、好きな事をやらせてあげたい。でも、もしも、もしも夢が叶って長く生きることが出来るのなら、まだまだ自分の目には、子供に見えるこの息子を、親としてちゃんとした社会人にすべく、しつけが必要。こんな悩みを持っていましたね。術後、彼はアルバイトを始めます。術後の抗癌剤治療は、しばらく続きました。副作用の波で体調を崩すこともあり、アルバイトを休むこともしばしば・・・彼、ついにクビになりました。母親は、こんな理不尽な現実に怒りを口に出しましたが、彼は違いました。雇い主にすれば、度々休まれては困るのだから、当然のことだと言います。母親が心配することなく、彼は立派な社会人になっていたのです。捨てる神あれば、拾う神ありで、抗癌剤治療による体調の波を承知の上で、アルバイトに雇ってくれる人が現れました。「うちにも、同じ境遇のがいるから」と理解を示してくれたのです。抗癌剤治療、TS-1 の服用には辛い時もありましたけどね。そうそう、服用を放棄したこともありましたっけ。彼の母親は、さりげなくTS-1の空をゴミ箱で確認していたんですけど、ある時から、見かけなくなったんです。それで、おかしい・・って思った。その時にこんな記事があるよと、見せたのがある日の私のブログ。そしたら、次の日からゴミ箱に薬の空が・・・そうそう、人工肛門の閉じる話ですけど、外来の都度、誤魔化してきた米村先生。3年経っても再発しないことから、ついに閉じることとなりました。体調の不安から、就職活動も控えていた彼ですが、ついに就職も果たします。そして、いまや術後7年が経過。届いた近況は、ナント結婚話なんです彼、良きパートナーを得て、この春に結婚が決まりました。彼の母親はこう言います。もしこれが反対の立場だったら、この結婚は手放しに喜べないだろうと思います。相手の親御さんの心中は、複雑だろうと思います。それでも、反対せずにいて下さることに、感謝の気持ちしかありません。息子の伴侶になる女性は、本当に良い娘さんなんです。息子の闘病を語って聞かせた時に、一緒に泣いてくれましてた。そんな内容が書かれていました。最初は少しでも長く生きてくれる事だけを望みました。時間が経つと、ちゃんとした社会人になってくれることを望みました。これ以上望むことなど、何も無かった7年前。新しい家族を築くことなど、到底、考えられなかったインオペの日。こんな嬉しいご報告を頂けるなんて、あの頃、私自身も思っていませんでした。米村先生が、彼の新たな人生を作ったんだなぁ。。。感無量で、涙が出てきます本当に本当に、嬉しいです。相談受付アドレス yukibasiri1188@yahoo.co.jp「 癌の相談」である事がわかるように件名にご明記ください 沢山の方とメールの交流がございます 必ず、お名前の明記をお願い致します お返事は別の未公開の交流アドレスから致します通常、新規の方には3日以内にお返事していますが、3日以上、経ってもお返事が届かない場合はお手数ですが、再度、メールをお送りください。尚、通常のお返事は4~5日程度お待ち頂いております。
2018年02月02日
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