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2011年06月08日
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カテゴリ: music



シューマンのピアノ協奏曲第3楽章の終わりあたりのわずか3分ほどだが、
「この曲はこんなにも美しい曲だったのか・・」と思った。もっと重厚な曲のような印象があったのだ。

一度だけ彼女の演奏会に行ったことがある。その時もとても素晴らしかった。

近頃流行の超絶技巧の人ではないし、結構もたついたりミスタッチもしたりする。しかし伝わってくるものの素晴らしさは全く妨げない。

彼女の演奏を聴いていると、大地がみずみずしく、そして活き活きとして地の底から生命がわきあがってそこらじゅうに花開く・・といった印象だ。とても深いところから溢れてくる。

ミーハーな私がよくわからない、退屈な曲、と思っていた曲も、まるで別物のように聴こえ、その曲の良さを教えてくれた。

そして彼女を聴きに来る聴衆も、一味違った。本当に私なんかがそこにいては恥ずかしくなるような、お上品(いい意味で)な方々が多かった。

話題になっている演奏家のコンサートでありがちな、「エーまだ終わらないの?」と声をあげて怒られるお子様や、「好きな作曲家はやっぱりモーツァルトですね」と言いながら実際に知っている曲はほとんど無いような方々は影をひそめていたw



間違いなく日本出身で最も世界に認められたピアニストであることは、いままで参加している音楽祭、共演している指揮者でも判ろうものだ。

日本人女性初のデイムの称号も伊達ではない。

「音楽とは、美しい何かを人と分かち合うものです。演奏することは、自分がうまいということを見せびらかすものではありません」(内田光子)

ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466 弾き振り

モーツァルトって何を聴いても同じようで、退屈で、しかもガツンと来ないwという理由で好きではないのだが、彼女が弾くと、考えを改めるべきか・・と思うw





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Last updated  2011年06月08日 17時12分55秒
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