ハーブと一緒に私のスマートライフ

ハーブと一緒に私のスマートライフ

PR

Free Space

ご訪問ありがとうございます。
横浜市在住のSumikoです。

自己紹介
北欧スウェーデンハウスでエコ生活を
実践している50代です。
中央大学卒業


お問い合わせは こちら




シンプルスタイル(インテリア・雑貨) ブログランキングへ

ブログ村ランキングに参加しています。↓

にほんブログ村

お気に入りの雑貨やコスメがたくさん。
ロフトネットストア

本の大好きな私は、楽天ブックスを利用。
楽天ブックス

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

2023.02.20
XML
テーマ: 読書日記(1953)
カテゴリ: 読書感想



新型コロナウイルスが発生して約3年が経過した。

いま日本は、外国人観光客を受け入れ、
今後屋内でマスクをするかしないかの話を始めている。
コロナは終息したかのように、マスコミはコロナの
話題をしなくなった。

しかし、私たちは今回の新型コロナウイルスのことを決して
忘れてはいけない。
もし次に新しいウイルスが発生したときに

ひとりひとりが考えなくてはいけないと思う。

そのためにも、コロナ禍の3年間を
振り返り、感染症に対する危機管理の理解の共有が不可欠だ。

この本は、感染症対策をメディアで訴え続けた岡田晴恵氏が
フィクションとして描いた小説である。
コロナ禍にかかわった人たちを取材して描いた作品は、
小説とは思えない臨場感にあふれている。

主人公、生月碧は感染症研究者。
感染症であるコロナ対策として、毎日テレビに出演し
正しい感染症対策を訴え続ける。
しかし、SNSなどの誹謗中傷、政府の対応の遅れ、

心が折れそうになる。

だが、医師の石橋や保健所の鈴木たちと出会い
懸命に戦い続ける。

戦う相手はコロナウイルスのはずなのに、実際は国であったり、
政府の権威ある専門家であったり


「この国ではコロナに罹れば医療に見捨てられる」
という現実が赤裸々に描かれている。

政府や保健所は頼りにならない存在。
コロナ禍で日本の医療体制の脆弱さが浮き彫りになったことは
否めないだろう。

コロナは単なる病気ではない。
人の人生を大きく変える。
後遺症に苦しむ人たちの現実も描かれている。

国民は、国が示す方針が正しいと理解する。
しかし、それでは次のパンデミックでも同じことの
繰り返しになるだろうと著者は憂う。

感染症研究者である著者は、この本を通して
私たち国民が3年間の真実を理解することを求めている。

表面的な情報を鵜呑みにせず、感染症についての正しい理解を深め
敵を知ることが大切だと教えてくれる。

あとがきで著者は「ペンは剣より強し」と思ってこの小説を
書いたと述べている。
SNSで誹謗中傷されても自分の軸を曲げず、心折れても
戦い続ける主人公碧と著者が重なって見えるのは私だけだろうか?











旅の予約はいつも楽天トラベルで!





ふるさと納税は楽天で!










お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2023.02.20 00:00:19 コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: