私の音楽的生活

私の音楽的生活

PR

×

Profile

sweetrendez-vous

sweetrendez-vous

Category

Comments

出版された本も真実とは限らない@ Re:イジメ自殺事件の裁判を傍聴して・・・(06/07) 真実は人の数だけある。どの立場になるか…
エネルギー名無し@ Re:長野県立丸子修学館高校(旧丸子実業)におけるイジメ自殺事件の詳細(06/11)  >私だって、配慮の無い言動で友人をを…
エネルギー名無し@ Re:マスコミのホリエモンバッシングに一言!(01/29)  >他人の夢を人生を奪った罪は重いんだ…
エネルギー名無し@ Re:服装チェックで不合格の神田高校の抱える問題(10/30) >生徒が親を刺殺してしまった事件も起こ…
エネルギー名無し@ Re:学校は子どもの心のセーフティネットになる努力をすべき(11/10)  >いじめで命を失った子どもに、一生を…

Favorite Blog

☆乃木坂46♪井上和(MC… New! ruzeru125さん

「熟柿」佐藤正午 New! みらい0614さん

Twiggy (ツイッギー)… 穴沢ジョージさん

その日の気分 momo2002momoさん
Music_Development rick_kazさん

Keyword Search

▼キーワード検索

Archives

2026.10
2026.09
2026.08
2026.07
2026.06
2006.08.26
XML
カテゴリ: 食と健康
添加物を調合してジュースを作っている安部司氏。
果汁など一滴も使わずに、添加物と水だけであっという間にジュースが出来上がり!
飲んでみると、メロンジュース、オレンジジュース、レモンジュースなど市販のジュースと同じ味がする





今日は、横浜で開催された安部司氏の講演会に行ってきました。

安部司氏は、「食品の裏側」という著書が約50万部というこの手の本としては爆発的な売れ行きで、今話題の人です。

「食品の裏側」というタイトルは、食品業界の裏側を暴露するという意味だけでなく、 食べ物を買うときは、パッケージの裏側つまり食品表示をよくみて買ってください 、という意味が込められているようです。

私が、本書を読んだのはつい最近のことです。
私は食の安全にはかなり昔から関心があったので、この手の本は今までにもたくさん読んできました。
だから、始めは「またか・・・」みたいな気持で何となく読んでみたのです。
正直言うと、そんなこともう分かってるよ・・・みたいな感じ。

でもこの本は、今までに多かった消費者からの告発型や専門家からの報告型とも違っていました。

つまり、食品添加物を売り込む側の人間です。

そういう人間が考え方を180度変え、現在は添加物を使わない食品作りを推進する側の人間になっていったきっかけに非常に感銘を覚えました。

若い頃の安部氏は、某食品添加物会社に勤務し、日本中の食品会社に添加物の効果的な使用方法を宣伝して売り込む営業マンでした。
さまざまなアイディアを生み出し、たちまちトップセールスマンになっていきました。
安くておいしくて便利な食品を創り出し、日本の食文化に革命を起こしているんだと、自分の仕事にも誇りと自信を持っていたのです。

しかし、その誇りと自信が一気に崩れ去る出来事が起こりました。

それは、ある日、子どもの3歳の誕生日を祝うため、仕事を早めに切り上げて、家族で食卓を囲んだときのことでした。
普段は仕事一筋の安部氏は、家族が日頃、どんな食生活をしていたのかも知らなかったのです。
誕生日のご馳走が並ぶテーブルを見ると、何とそこには自分が開発した添加物で練り上げたミートボールがあり、幼い我が子がそれをおいしそうにほおばっているのを見ました。。。。。

添加物を使って安くておいしい食品を作るのは世の中のためになる仕事、と頭では信じ込んできたけれど、まさかその添加物まみれの食品を、幼い我が子が毎日のように食べていたとは・・・・

自分の大切な家族も消費者の1人だったんだ・・・・という当たり前のことに気付いた安部氏は愕然としました。

そのとき始めて本当のことに気付いたのです。

こんなものは、可愛い我が子には食べさせたくない!


これを開発したのが自分であり、そしてこの商品は爆発的に売れて、会社は大儲けしてビルが建ったというのです。

この食品が作られた裏側を知っている彼は、 こんなものを我が子には食べさせたくないという自分の本心を知ってしまったのです。


それまで信じていたものがガラガラと崩れ去る瞬間でした。


・・・・・・しかし、普通の人なら「とは言っても生活もあるし」などと考え、罪悪感にさいなまれながらも仕事は続けるかもしれません。

安部氏が並みの人間ではないのはこれから先です。


この出来事の翌日、安部氏は会社を辞めました。





添加物が悪い、危険だから使うな、というだけで、問題は解決するのでしょうか?


なぜ、クズ肉に大量の添加物を混ぜて作ったミートボールがあんなにも売れるのでしょうか?


それは消費者が支持したからではないですか?


安くて便利でおいしい!といって、バーゲンで先を争って買ったのは消費者自身なんですよ。


消費者は被害者のような顔をしているけれど、本当は被害者ではなく 添加物の支持者 なんですよ。


これは、添加物を告発する本ではなく、添加物を支持している消費者たちを告発する本なのです。

だから、今までの本とは視点がまったく違います。

ではなぜ、消費者が被害者ではないのでしょうか?
異論がある方は次のような、食品業界からの声をどう思いますか?



私達は添加物を使いたくて使うのではありません。

使わなければ商品が売れないから使わざるを得ないのです。

色が悪い漬物やソーセージを誰が買いますか?

1日で腐る加工食品を誰が買ってくれるのですか?

良心的な業者が、添加物を減らそうと思い、いくつかの添加物を抜きました。
すると「おいしくない」と返品の山。。。。これではとてもやっていけません。

自然の材料だけで頑張っている良心的な業者がどんどん潰れていく・・・・それは消費者が無添加の安全な食品を買ってくれないからです。



ある調査によると、日本の消費者は次の4つのタイプに分類されるそうです。

理解型 ・・・食の安全に関心があり、価格が高くても安全なほうを選ぶ。(おもに自然食品店の顧客)

志向型 ・・・食の安全に関心を持っているが、自然食品は高いと思う。(おもに生協の組合員)

分裂型 ・・・添加物を気にしてうるさく叫ぶが、実際は安いものしか買わない。

無関心型 ・・・食の安全にはまったく無関心。


そして日本の消費者の分布は、分裂型が52%、無関心型が23%で、75%の人が安全にはほど遠い食生活をしていることになるそうです。
つまりこういう人達が食品添加物の支持者ということになります。

危険だとか何だとか言っても、今の日本人の食生活から添加物を無くしたら、 コンビニ弁当 も スーパーのお惣菜 も、 インスタント食品 も ファミレスやファーストフード も、まったく成り立たなくなるわけです。

添加物を使わなければ、しょう油も味噌も、ハムもソーセージも、明太子もかまぼこも、今の2倍に値上がりするでしょう。

漬物の色も汚くなるし、ジュースやお菓子もこんなに安くおいしく食べることができません。


私達は、添加物の恩恵を受けて暮らしているわけですよ。

それなのに、添加物だけを悪者にするのはおかしいでしょう?

・・・・と、安部氏は話します。


それでは、私達は今のままで良いのでしょうか?


いえ、そうではありません。

私達は、食品の裏側を知ってしまったのです。

選ぶのは自分です。

だから、 買うときは食品の裏、つまりパッケージの裏側に表示してある添加物を読んでから買いましょう 、と安部氏は言います。

それを見てから、判断するのは自分自身です。

つまり、リスクとベネフィットのバランスですよね。

安い、おいしい、便利!を求めるなら、添加物の危険性も含めて引き受けなければなりません。

幼い子どもに、本当にこういう物を食べさせて良いのかどうか?
親なら、しっかり考えるべきですよね。


思えば、私自身もずっとそうやってきました。

私はかなり昔から、食の安全性には気をつけていたのですが、仕事で疲れたとき、自分の身体がしんどいときなどは、ちょっとラクしたいな・・・・、などと思って、宅配ピザとかホカ弁とかに頼ってしまうこともあります。

でも、そういう時はそれでも良いのではないかと思います。

毎日がそういう生活になってしまうのは問題ですが、今日はラクしたから明日は頑張ろう!って思って、しっかり料理をすれば良いと思います。


食の安全に関心のある人もない人も、ぜひ呼んで欲しい一冊です。

きっと眼からウロコかも!

食品の裏側「食品の裏側」 安部司





最後に、本書の最後のほうの「お父さんも家事をする」のくだりに感動しました。

加工食品に頼らずすべて手作りするとなると、時間も手間も相当かかります。
お母さん1人で、掃除、洗濯もこなし、食事も手作りとなると、負担が大き過ぎます。

「食」を大切にするならば、男性も共同で家事をこなしていくという意識を持たなければなりません。

そして、安部氏は人生をガラリと変えてから、自ら進んで家事を分担してきたそうです。
家族の食卓も、添加物だらけの食事から、手作りの和食を中心に変わり、現在に至るとのことで、かつて添加物だらけのミートボールをほおばっていたお子さんもすでに成人し、今ではインスタントラーメンもスナック菓子もほとんど口にしないということです。

今からでも遅くはありません。
スナック菓子を欲しがる子どもの舌を変えてあげましょう。

講演会の最後に、このように話していました。

少年犯罪が増えていますが、間違いを犯してしまった子ども達は、今までどんなものを食べてきたのでしょうか?

食べ物は心を作ります。
本物の味を知っている子は、決していじめはしないし、言うべきことをきちんと言える強い子になります。

我が子をどんな子にしたいか・・・・。
しつけについてあれこれ悩む前に、本物の食べ物を食べさせることのほうが先ではないでしょうか?

そのためにもぜひこの一冊を!

食品の裏側「食品の裏側」 安部司



















お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006.08.26 21:41:01
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: