笏取り虫
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4月4日笏取り虫ツーリングを敢行した。当初は舞鶴海軍カレーツーリングだったのであるが、4月になってからの異常低温と強風で当日、県北では最低気温がマイナス2度の予報となり、中国道は融雪剤で真っ白との情報を得、北は無理だと判断した。最近は便利なもので、LINEを使えば参加者の意見を聞きながら前日でもツーリング計画を練り直す事が可能となる。今回はディアベルにお願いしたら、暖かい四国のR195を走る案が提示された。R195は高知の南国から阿南市まで四国山脈の南側を山脈に沿って並行に走るワインディングロードだ。今回の参加車はディアベル、ハーレー、側車付きゴールドウイング、ZX14Rの4台となった。そう、今回はV7ドンキーの代打でカワサキZX14Rを試すのだ。瀬戸中央道鴻ノ池SAでディアベル、ハーレーと落ち合い、瀬戸大橋手前の鷲羽山バス停ではゴールドウイングと落ち合う。ゴールドウイングの側車には娘さんが乗っていた。親子でツーリングも良いものだ。今日はバイク4台、参加人数5人となった。朝、出掛ける時には吐く息も白かったのだが、冬仕様のウエアーにしているので、寒さは感じない。手袋の中は汗ばむ程である。長く居座った寒気も今日が最後のようで、天気は最高である。日中は気温が上がって来ると思われる。多島美の備讃瀬戸大橋を快調に渡り、坂出JCTで高松道に分岐、豊浜SAで最初の休憩。少し喋り過ぎて予定オーバーで出発。川之江JCTで高知道に分岐。この道はトンネルが多いが片側2車線なのでとても走りやすい。南国まであっと言う間だと思っていたら新宮ICから大豊ICまで昨年の豪雨災害復旧のために、上り線を閉鎖し、下り線を使っての対面通行となっていた。南国ICを降りて龍河洞方面へ、これから山間部に入るので、給油タイムとなるが、ZX14Rは1目盛りしか減っていないので、ここではパスする。信号の多い街中を抜けたところで、道の駅美良布で休憩。ここの裏手にはアンパンマンミュージアムがあるが、興味があるもの無し。(当たり前か)この頃から、右目に違和感を覚える。目を瞑ると痛いのだ。腫れてはいないようだがゴリゴリしたようで、視力も落ちたような気がする。昨年の信州ツーリングでは「お岩」の顔のように右目が腫れ上がってしまったので、また、同じ事かと気を揉む。ジェットヘルなので、どうしても顎の下からの巻き上げがあり、異物も入り易いとは思うのだが…..。どうして2度も。気を取り直して出発だ。ここからは、信号もクルマも段々と無くなり快適なワインディングロードの始まりである。サイドカーもかなりのスピードでコーナーを回る。ZX14Rはトラクションコントロールが付いているとは言え、慣れないし、大きいし、どうしてもコーナーでは慎重になってしまう。しかし、追い越し車線で先行車を抜く時は有り余るパワーを生かして瞬時に事を終える事が出来るのは有り難い。V7ドンキーではこうは行かないのだ。物部川に沿って走るR195は沿道の桜が満開で、春の様相を呈しており、頭上に迫る四国山脈は迫力がある。四ツ足峠トンネルを出て那賀川に出ると見覚えのある風景が見えて来た。懐かしい剣山スーパー林道西側入口だ。ここから分岐すれば十数年前にセローと藤さんのトリッカーで2度目のチャレンジをした日本一長いオフロード剣山スーパー林道を走れるのだ。あのときの楽しかった記憶が脳裏を過ぎる。長いワインディングであったが昼過ぎには道の駅もみじ川温泉に到着。対岸の桜と川を渡る鯉のぼりを愛でながら、名物のジビエダムカレーを食してみる。入っている肉は鹿だ。カレーは万人向けで甘かったが、鹿肉は美味しかった。走るだけで何処にも寄らないのはゴールドウイングの側車に乗っている娘さんには気の毒なので、阿波国一宮大麻比古神社に立ち寄ることとし、徳島市に向けて走り出す。街中に入って行くので、ナビ付きゴールドウイングが先頭だ。徳島市内は渋滞の上に白バイがうじゃうじゃ。一同大型バイク乗りの模範のように礼儀正しく模範運転で走行するので、ハーレーの爆音にも見向きもしない。阿波国一宮大麻比古神社は四国霊場第1番札所霊山寺から北に入った所に鎮座する。参道両脇に設置されている無数の石灯籠は見事である。境内中央の樹齢千年を越えると言われる楠の大木もこれまた見事である。参拝後、裏手に回り、第一次世界大戦で捕虜になったドイツ兵が帰国の前に残したと言われる石造りのメガネ橋とドイツ橋を見学。板野ICから先日全線片側2車線化を終えたばかりの高松道に乗り、帰途につく。新しい道で車両も少ないので、少しアクセルを開けてみる。やはり凄いバイクだ。アクセルを開けただけ走るというより、開度プラスαで加速して行くという感じである。とても全開にできる代物ではない。V7ドンキーのような頭打ちなど微塵も無い。恐怖心が先に立ってこのマシーンのスペックを余す事無く引き出す事は無理だ。このバイクは乗り手が選ぶバイクでは無く、乗り手を選ぶバイクなのだろう。津田の松原SAで最後の休憩。坂出JCTから瀬戸中央道に乗り、瀬戸大橋へ。ところが、橋の上はもの凄い強風。風でバイクが揺れるので、思わず減速。トラックの影に避難する。瀬戸大橋は強風になると、先ず二輪車が通行止めになるので、危機一髪といったところだ。日も長くなったので、日没前に帰る事ができた。本日の走行距離425.7km 平均燃費19.8/LR195香美市付近道の駅美良布物部川に架かる橋と桜四国山脈とZX14RZX14Rとディアベル道の駅もみじ川温泉から対岸の風景名物のジビエダムカレー徳島の白バイに先導されるツーリングメンバー阿波国一宮大麻比古神社の駐車場に並ぶ参加バイクゴールドウイングと大麻比古神社の桜大麻比古神社の大楠大麻比古神社拝殿
2019.04.05
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