田舎のブログ

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2025年03月09日

お米の価格　下がらないでしょう

テーマ： ★つ・ぶ・や・き★(566504)

カテゴリ：国･県･市･政治等

お米の値上がりの 発端は昨年8月の南海トラフ地震注意報 ですね
その後、ド田舎熊野のスーパーでも米が消えました

国は米販売中間業者のストックが大きいというけれど
それだけの米を隠しておく倉庫なんてどこにあるのでしょうかね
多少は買い占めているとは思われますが
必要以上に買い占めに走った消費者も
多少成りとは米価高騰に影響を与えたのではないでしょうか
石油ショックの時、熊野のド田舎でも便所紙が消えたのを思いだしましたね
※家の便所紙の歴史　
　　1969年（昭和44年頃まで）新聞紙→1980年頃まで便所紙以降→トイレットペーパーに

今年1月に亡くなった親父がよく言っていました
戦中（親父10歳代）、戦後の時のように米不足がくる
米作りほどもうからんものはないけど
○○よ、家で食べる分位は作れよと
しかし親父が生きているうちに私は米作り辞め会社勤め１本に

※家のコンバインではありません、これはモミタンク付なで250万円以上

日本でコメ作専業農家は少ないでしょう
ほとんどが60歳以上で兼業農家でしょう
それも中山間地農業　利益なんて人件費無視してでるのです

熊野で観光に力をいれている丸山千枚田
とてもじゃないけれど非効率であり観光だからできるのです
改革派知事で全国的に有名だった 北川三重県知事の肝いり で始まったものです

なので田植えや稲刈りは
県熊野庁舎勤務職員がかりだされ。他の自治体職員
田んぼを1年間買ってくれたオーナーさんが参加しておこなっています
しかし、知人や友人県職員の中で
※現在は亡くなる方も多く一時期の70人位から減って約50人の県職員がスマホの電話帳に
千枚田にかかわる県職員によく言ってきたのが（農林普及所）
地元住民による田植え準備作業ががあって田植えができる
しかしその地元住民の高齢化でこの先誰も居なくなったら
この観光事業をどうするのかとね

表題ですが
備蓄米放出して市場に出回っても
よほどのコメ余り現象が起きないと
一旦上がった米価がは下がらないでしょう
下がると思うのでしょうかね　
農業政策は 農林水産省と財務省 の偉いさん達のおかげで・・・
どうなってきましたか
ばかみてきたのは・・・

大規模農家で10町歩（ 10ヘクタール ）以上の作付けならしも
１町歩もない平均5反位の（ 0.5ヘクタール ／5000㎡）中山間地農業
※兼業農家では5反が限界の面積　普段は会社勤め
兼業農家が支えている日本の米作り
今の価格でやっと利益がでる米価なのです

あのね　もうひとつ
ほとんどの兼業農家がそうだと思うのですが
農機具を親から受け継いでやっていると思いまず　だからできるのです

今のお米の価格でコメが売れたとして
中山間地農業の平均５反の作付けとしましょう
1反の標準取れ高が６俵から8俵なので
売り上げ高は5反で約150万円
このお金では中山間地に適した小型の農機具であっても買えません 
会社勤めの給与からも出費して買わないといけないのです 
小型であって標準装備のコンバインでも200万円はするのです
30馬力位のトラクターでも今流行りの運転席キャビン付きでは
250万円以上するでしょう

三重県でいうと多気や松阪、鈴鹿のような
１枚あたり広い３反以上あるような田に使っている
中型の農機具　 トラクターやコンバインなんて作業効率はいいでしょうが
小さな田んぼに入れたとしたら余計に効率が悪くなるのです

20年先、米農家かなり減るでしょうね
そうなったら輸入したらいいという意見が多いように感じる
しかし環境保全、危機安全保障面を無視した意見と思う
○工業製品の輸出見返りに米国からの義務的輸入米　
○タイ米輸入
○外国の寿司ブームによる輸出米
○国民消費の減少
○日本への観光客増による消費米の増
もう分けわからない
だからなんどもいっているグローバルを良しとする危険性を
地産地消はどこに行ってしまったのか

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