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2026年06月21日
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長い間、ブログをお休みしていましたが、今日よりブログを再開いたします。どうぞよろしくお願いいたします。

2026年6月21日 二十四節気「夏至(げし)」の初候、第二十八候「乃東枯(なつかれくさかるる)」

こんばんは。今日6月21日より季節は二十四節気「夏至(げし)」の初候、第二十八候「乃東枯(なつかれくさかるる)入り。本格的な夏の到来とともに、「乃東」が枯れ始めるころとなりました。



 二十四節気「夏至(げし)」は、北半球において一年の中で最も昼の時間が長く、夜が最も短くなる日です。太陽の南中高度が最も高くなるため、降り注ぐ日差しは強烈ですが、実際の暑さのピークはもう少し先の本格的な夏(大暑など)になってから訪れます。暦の上では、この夏至を迎えることで夏の折り返し地点を示しています。


 そして、この二十四節気「夏至」の初候にあたるのが「乃東枯(なつかれくさかるる)」です。乃東とは、「夏枯草(かこそう)」の古名で、紫色の花を咲かせる「靫草(うつぼくさ)」の漢方名。多くの植物が夏の強い日差しを浴びて青々と茂り、生命力を輝かせるこの時期に、ウツボグサだけはひっそりと枯れて茶色い姿へと変化していきます。この枯れて茶色くなった花穂が「夏枯草」と言うそうです。冬に芽を出して夏に枯れるという、一般的な植物とは真逆の風変わりな生態を持つことから、暦の中で季節の移り変わりを告げる象徴として選ばれました。


 華やかな夏の幕開けの裏で、静かに生を全うし次のサイクルへと備える植物の営みに目を向けた、日本人の繊細な観察眼と自然への深い敬意が感じられる趣深い時候です。




 本州では梅雨真っ只中の時期ですが、北海道は爽やかな初夏の陽気に包まれています。


 一年で最も日が長いこの時期、札幌の日の出は午前3時55分頃、日の入りは午後7時15分頃と、夜の8時近くまでうっすらと明るい「白夜」のような長い夕暮れを楽しめます。気候は暑すぎず寒すぎず、日中の最高気温が20℃〜25℃前後まで上がる大変過ごしやすい季節です。大通公園ではライラックに代わりバラや夏の草花が咲き始め、6月下旬からは、ラベンダーの花が開花し始め、爽やかな風とともに本格的なアウトドアシーズンや観光のベスト期を迎える、1年で最も美しい時期の一つです。


 この「乃東枯」の初日から数日を過ぎると、北海道は「蝦夷梅雨」という、「梅雨もどき」の期間に入ります。この蝦夷梅雨が過ぎると北海道も本格的な暑い夏の到来となります。



 「蝦夷梅雨」については、次の候、二十四節気「夏至」次候「菖蒲華(あやめはなさく)」の時に解説いたします。






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最終更新日  2026年06月30日 21時09分14秒
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